平標山・仙ノ倉山で雪山天国！

2022年04月02日(土) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,329m
• 下り: 1,318m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:18
• 休憩: 1:03
• 合計: 8:21

6:15 平標登山口駐車場
6:23 6:32 平標登山口
7:38 7:38 平標山四合目
8:40 8:46 松手山
9:45 9:46 一ノ肩
10:22 10:33 平標山
10:45 10:45 平仙鞍部
11:28 12:03 仙ノ倉山
12:31 12:32 平仙鞍部
12:48 12:48 平標山
14:34 14:34 平標登山口バス停
14:36 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平標山登山口駐車場を利用
※駐車場は除雪済み（無料開放中）、とても広いので駐車スペースは余裕あり
　トイレは冬季閉鎖中のため二居パーキングのトイレを利用

コース状況／危険箇所等

登りは松手山コース、下りは積雪期限定のヤカイ沢ルートを周回
・冬に松手山コースを歩く人は少ないらしく、登山口の場所（冬道の入口）が少しわかりにくい。1〜2合目付近を除いてほぼすべて雪道。4合目を過ぎると所々に雪庇あり。
・平標山〜仙ノ倉山は風で雪が吹き飛ばされて半分以上地面や木道が出ている。アイゼンを装着したままではかなり歩きにくい。
・ヤカイ沢ルートは積雪期限定にして積雪期のメインルートで踏み跡明瞭。ごく一部で藪が出始めていたがまだ十分に歩けた。
・岩魚沢林道は安全と思いきや、厚く積もった雪が大きく傾斜していて滑落に注意を要する箇所がある。

その他周辺情報

下山後、道の駅中山盆地の高山温泉ふれあいプラザを利用（500円）

写真

4/2 5:02

先月開通したばかりの新三国トンネルを越えて新潟県へ

4/2 6:12

平標山登山口駐車場
しっかりと除雪済みです
トイレはまだ閉鎖中

4/2 6:23

松手山コースの登山口（冬道の入口）はすこし分かりにくかった
夏道はカーブの途中に見える標識の場所にあるのですぐに分かるが、冬道の入口はカーブ手前の雪壁をよじ登るのが正解でした…

4/2 6:23

冬道の入口の踏み跡は薄い

4/2 6:40

急斜面を登って1合目手前で夏道と合流

4/2 6:47

この辺りは夏道が見えているところ見えていないところが半々くらい

4/2 6:53

2合目

4/2 7:16

勾配のキツい松手山に向かって尾根道が続きます

4/2 7:17

振り返ると後方に苗場スキー場🎿

4/2 7:36

4合目の鉄塔下を通過

4/2 7:50

この辺りは雪庇の下を歩きます

4/2 7:53

こんもり(´ω`)

4/2 7:55

5合目付近から木々に霧氷が
5cmほど新雪が降った形跡もあります

4/2 7:55

崩落した雪庇

4/2 7:55

後方の展望は素晴らしいです

4/2 7:58

上越国境の山々

4/2 7:58

霧氷に囲まれた尾根道

4/2 8:05

平地では桜満開の発表が続々出ているが山の上は霧氷の華が満開😙

4/2 8:08

4/2 8:18

苗場山も見えてきた

4/2 8:20

4/2 8:23

少し傾斜が緩くなって松手山と一ノ肩が見えてきました

4/2 8:24

霧氷と苗場山

4/2 8:26

シュカブラが美しい

4/2 8:27

4/2 8:31

松手山のピーク付近は雪庇が凄い😆

4/2 8:32

一ノ肩への続く稜線

4/2 8:32

松手山と一ノ肩

4/2 8:39

素晴らしい雪の尾根道

4/2 8:41

4/2 8:48

一ノ肩に向かって最後の急登区間に入ります

4/2 8:57

霧氷が美しい

4/2 8:57

4/2 9:01

右奥のピークが平標山の山頂かな

4/2 9:02

雪庇の尾根道を振り返る

4/2 9:02

苗場山と松手山の尾根

4/2 9:03

昨年登った守門岳の雪庇は圧倒的だったけど、どここもなかなか凄いよね？

4/2 9:03

さきほどからほぼ同じペースで登っている2人組と抜きつ抜かれつ😅

4/2 9:08

7合目

4/2 9:09

一ノ肩まであと少し

4/2 9:09

時期が時期だけに雪崩の跡があちらこちらに見られます

4/2 9:14

何度振り返っても凄い

4/2 9:14

後続の方が映り込むと雪庇のスケールの大きさがよく分かります

4/2 9:14

4/2 9:20

近くて遠い一ノ肩…

4/2 9:33

この辺りは風で雪が吹き飛ばされ木道が出ています
アイゼンを装着しているのでとにかく歩きにくい😓

4/2 9:44

エビの尻尾(*'ω'*)

4/2 9:50

いよいよ9合目まで来ました

4/2 10:05

平標山まであと少し！

4/2 10:08

4/2 10:08

越後山脈の素晴らしい展望が広がります

4/2 10:11

仙ノ倉山と谷川連峰

4/2 10:11

4/2 10:22

平標山に登頂！

4/2 10:23

浅間山と八ヶ岳

4/2 10:23

苗場スキー場の後方に見えるのは白砂山から続く尾根だろうか？

4/2 10:25

仙ノ倉山に谷川連峰
その奥には至仏山と燧ケ岳の頭が見える

4/2 10:25

越後方面

4/2 10:32

南方向は榛名山や秩父山地も見渡せました

4/2 10:33

平標山登頂時点で午前10時30分
時間はたっぷりあるので仙ノ倉山まで行くことにしました♪

4/2 10:37

仙ノ倉山までの尾根道は半分以上雪が吹き飛ばされている状態

4/2 11:02

鞍部を通過して登り返しへ

4/2 11:15

ほぼ雪原😅

4/2 11:23

仙ノ倉山に登頂しました
前は6月初旬の登頂だったけどたった2ヶ月の違いで全然雰囲気が異なります😇

4/2 11:25

平標山と苗場山

4/2 11:26

なんと北アルプスが見えました

4/2 11:31

谷川主脈

4/2 11:54

どれが谷川岳本体だろうか…？

4/2 11:54

4/2 11:54

日光連山方面
手前に広がる雄大な尾根は谷川主脈です

4/2 11:54

いつかは縦走してみたい（もちろん無雪期に😓）

4/2 11:55

燧と至仏をアップで

4/2 11:55

上州武尊と日光連山をアップで

4/2 11:55

越後山脈

4/2 11:56

上州方面
奥に見えるのは赤城山

4/2 11:56

上州方面
榛名山や浅間山

4/2 11:57

もう一度谷川主脈を
とにかく写真を撮りまくる😅

4/2 11:57

4/2 11:58

4/2 12:05

遠く北西方向に見えるのま米山？？

4/2 12:05

あの形、米山に間違いない
標高900mクラスとは思えない存在感

4/2 12:08

お昼も回ったのでそろそろ平標山に向かって引き返します

4/2 12:14

仙ノ倉と平標を繋ぐ稜線は魚沼方面の展望がとても良いです
こうしてみると魚沼方面は平地でもまだ雪がたっぷり残っています⛄

4/2 12:14

よく見たら守門岳が見えてる

4/2 12:14

このピラミッド型は飯士山ですね
坂戸山からだととても目立つ山だけどこちら側から見ると周囲の山々に溶け込んでしまっています

4/2 12:40

平標山への登り返し
もっと積雪が多ければ山頂の南側を巻けるはずなのだけど、これだけ地面が見えていると巻くことはできません…
素直に登山道を登り返します😇

4/2 13:04

平標山に再登頂して南側の尾根を下ります
遥か先には平標山の家が見えます

4/2 13:04

ここら辺がヤカイ沢ルートへの入口
かなりの踏み跡がヤカイ沢方面へ向かっているので迷うことはありません

4/2 13:06

ヤカイ沢ルートを下り始めて間もなく、巨大なクラックが…

4/2 13:06

クラックに近寄らぬよう右側を迂回

4/2 13:11

たまに藪が出ているけれど概ね快適に下れます

4/2 13:15

どんどん下ってきます

4/2 13:28

谷の向かい側は雪崩の巣

4/2 14:15

ヤカイ沢ルートを下り始めて1時間ほどで林道に出られました
雪道の下りは本当に早いです😅

4/2 14:19

雪の覆われた林道は斜面と一体化してかなり雪面が傾斜をしています。かなり手前でアイゼンを外してしまったけれど、再装着するかどうか悩むくらい傾斜しています

4/2 14:24

除雪終点が見えてきました

4/2 14:24

振り返ると林道というよりはただの雪の斜面ですね…

4/2 15:04

無事下山して帰りも三国トンネルを通って関東へ帰りました
左のトンネルは役目を終えて閉鎖されたばかりの旧三国トンネルです

4/2 15:54

最後に道の駅中山盆地で温泉タイム

撮影機器：

EOS 7D Mark II CANON

Xperia Ace SO-02L docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） GPS 保険証 携帯 タオル カメラ サングラス 日焼け止め お昼ごはん ハードシェル タイツ アウター手袋 ゲイター ネックウォーマー アイゼン ストック

感想

kuge

3月はなかなか週末に日本海側方面が天気に恵まれず、雪山ハイキング日数は0日。
このまま今年は雪山のシーズンアウトを迎えることになるのかなぁ？と諦めかけていた4月最初の土曜日、ようやく上越国境エリアに千載一遇の晴天が訪れてくれました！

4月上旬ということで関東の平野部からは桜満開の発表が続々と届く頃ですが、上越国境の山々はまだまだ雪山です。しかも、前日に少し強めの寒の戻りがあったおかげで朝のうちは思いがけず霧氷まで楽しむことができました。新雪も5〜10cmほど積もっていて、黄砂で汚れた雪庇が少しお色直しされているようでした🥰

平標山と仙ノ倉山はどちらも無雪期（6月）に一度登ったことのある山ですが、積雪期に見る景色は全くの別物です。白銀に染まる谷川連峰〜越後山脈の景色はただただ美しくて、見晴らしの良い松手山の尾根と仙ノ倉山の山頂では写真を撮りまくりました📷

仙ノ倉山では山頂でお会いした登山者の方と絶景を眺めながら少し立ち話をしましたが、その方がTwitterのフォロワーさんだったことに下山してから気づきました。ここ最近、年に数回は似たようなことが起きているような気がします。世の中、本当に狭くて悪いことはできませんねぇ(笑)