雲取山
- GPS
- 25:09
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,936m
- 下り
- 1,424m
コースタイム
14:10奥多摩小屋-14:40小雲取山-15:00〜10雲取山頂上-15:30雲取山荘(泊)
6/21(日):6:30雲取山荘-6:50大ダワ-7:30芋ノ木ドッケ-7:40白岩山-7:50〜8:05白岩小屋
9:00お清平-9:25〜9:45霧藻ヶ峰休憩所-10:30三峯神社鳥居-10:45興雲閣
天候 | 6/20(土):晴れのちガス 6/21(日):雨のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は電車+バスで行ったので、危険箇所などは分かりません。。。 温泉は、三峯登山口付近にある、興雲閣の中にある神ノ湯に入りました。 大きくはなく内湯だけですが、タオル付きで500円でした。 何より、バスの待ち時間の間に入れるのは良かったです。 |
写真
感想
ついに・・・延びに延びた雲取山へ行ってきましたO(≧∇≦)O
天気予報は週間予報でもぐるぐると変わりました。
前日見た感じでは、土曜日はちょっと期待できそうな感じ、日曜日は下り坂です。
今回は、電車とバスで行くということで、登山口と下山口が違います。
車ではできないよね〜ということで、楽しみのひとつです。
さて、奥多摩駅に着いたのは7:48。
奥多摩駅で下りたらほぼ100%の人が登山の格好をしてゾロゾロと下りていきます。
いつも車で登山口まで行ってしまうので、この光景はちょっと驚きでした。
バスの発車が8:35なので、1時間近くもありますが、
既に人がバス停に並んでるので、私たちもその列の後ろに並びます。
私も朝ごはんを食べたり、準備をしたりしていたら案外あっという間に過ぎていき、
バスも余裕で座れたので良かったです。
実は、このバスにギリギリ乗れる電車があるのですが、
この電車で来た人で、バスの中はラッシュアワー並みの大混雑となりました。
荷物が邪魔とか、うるさいとか、色々な言葉が飛び交い、
登山客で和気藹々の車内・・・のハズが、かなり殺伐とした雰囲気となってしまいました。
ささ、寝たふり寝たふり・・・(;一_一)
45分くらいバスに揺られて登山口着・・・痛いくらいの日差しです。
トイレへ行って荷物を整理、さぁ出発。
最初は民家の横を通り、急坂を登っていきます。
咲き乱れる花が青空に映えてとってもきれいです。
そのうち山道に入りだし、緩やかな登りが続いていきます。
日差しは強いけど、樹林帯のため陰になり、涼しい風が吹いて心地いい道でした。
しかも、ずーっとなだらかな斜面が続くので、
標高差は先週の光とあまり変わらないはずなのに、全くつらくないです。
つらさって、標高差だけではないんだと実感し、足取りも軽やかです。
トレランの人たちや、バイクの人も結構いて、気持ちよく走っていきます。
確かに・・・ここの道はトレランの練習には最適のような気がします。
近かったら私もしたいなぁなんて思いつつ・・・。
標高を上げると、どんどんとガスが沸いてきます。
これはもしや・・・
先週の光再び(゚▽ ゚)??
途中お昼休みに薄日が差したりもしつつ、
頂上に着くころには一面真っ白になってました。
同行者の一人が、ふと触れた石がまた暖かいことに気がつきました。
『おい、石があったけーぞ。きっとさっきまで晴れてたんだよ!』
そんなことに全く気づかなかった私は、悔し紛れに
『・・・ただの蓄熱だもん(┯_┯)』
と言ってみたものの・・・。
多分さっきまで晴れていたんでしょう。
何も見えないので、さっさと山荘に下ります。
面白いことに、頂上を境に全く空気が違っていました。
鴨沢側は湿気を含んだガスガスの空気だったのですが、
山荘側は、曇ってはいますがカラッとしています。
私たちは鴨沢側から登ってきたので、
頂上の景色が見えないことはある程度予想はしていたのですが、
山荘側から登ってきた人は、驚いている様子でした。
受付を済ませてからとりあえず部屋へ移動しました。
今日は思いのほか空いていて、1グループで1部屋使えそうです。
こたつもぽかぽかついてました。
このこたつ、どんな仕組みなんでしょうか?ちょっと不思議でした。
冬に来たら本当によさそうだなぁ。。。。
でも、トイレが外なので、夜中に起きたら悲惨ですね。
小屋のスタッフはみんな明るく、とても素敵な方たちばかりでした。
食事の時間まで、外のベンチとテーブルでビアガーデンっぽく早速宴会です。
どこから出てきたやらおつまみでテーブルはいっぱいになり、
次々とビールやらチュウハイやらが空になっていきます。
さすが飲兵衛・・・やる気が違います。
談笑していると、隣に座ったとあるおじいさんから話しかけられました。
もう70は過ぎているであろうおじいさんだったのですが、
どうやらここの常連さんで、色々と教えてくれました。
今日はバリエーションルートで道なき道をやって来たらしく、
GPSなんて無用の超アナログの地図にはたくさん書き込みがしてありました。
地図とコンパスを駆使してたったひとりでバリエーションルート。
しっかり作られた道を、地図もろくに見ないで歩くだけの私とは違うんだなぁと。
とってもかっこいいおじいちゃんでした。
ちなみに、赤岳展望荘のビーフシチューはとってもおいしい!!とのことです。
17時半になり、ご飯の時間。
今日はハンバーグ!とってもおいしくいただきました。
ただ、お菓子の食べ過ぎでご飯には手をつけられず・・・ゴメンナサイ。
そして、今日は知らずに来たけど年に一度の『田部祭』らしい。
よく分からないが、登山者の安全祈願祭ということだ。
私も、玉串奉納者に選ばれて、名前を呼ばれることになりました。
ちょっとやり方があったのですが、ど緊張であまり覚えておりません・・・。
奉納をする時に、何か願い事をしてくださいと。
こういうときは世界人類の平和を願うものなんでしょうが・・・
不倫願望でも一攫千金でも何でもいいから祈ってくださいといわれ、
私も思いっきり個人的なお願いをしてきてしまいました( ̄  ̄*)
その後は、天ぷら、地酒、焼肉、焼きそばのふるまいがあり、
ダッシュして食べ物に群がるその姿は、バーゲンセールの主婦たちのようです。
結果的にお腹がいっぱいになるくらい(まぁ夕ご飯の後ですし・・・)
たくさん食べることができて満足満足。
もちろん飲兵衛衆は地酒にご満悦でした。
お腹いっぱいのまま20時半には就寝、明日の日の出を夢見て眠りにつきます。
が!
夜中から降り出した雨が明け方には嵐のように吹き荒れて、
テント泊の人たち、飛ばされなかったかと心配になるくらいでした。
一応4時に起きて日の出を見るつもりだったのですが、
すっかり諦めて二度寝に突入、5時半に起きて朝食にしました。
6時半に出発となりましたが、雨は幾分弱くなってます。
その後降ったり止んだりを繰り返し、1時間くらいですっかり上がりました。
帰りのコースは三峯コース。
アップダウンがあるコースとは聞いていましたが、
出発した途端に登り・・・登り・・・地味に疲れます。
道自体はそんなにイヤらしい登山道ではなく、歩きやすいです。
そして三峯神社の標高が1040mなので、標高差的にも鴨沢よりも楽ちん。
白岩小屋裏からは、雲海に包まれた壮大な山々を見ることができました。
これは雨でしか見えないよね!!!
とお互いを励まし合い(?)、霧藻ヶ峰で大休止。ここの景色もきれいです。
途中何度か休憩をしつつ、11時前には登山口に到着。
三峯神社は思ったよりも大きく、祈祷をしに来た人たちがたくさんいました。
私たちは興雲閣の神ノ湯で汗を流します。
山を下りたら私は・・・まずコーヒーが飲みたい。
ここの食堂の隣にあるコーヒー屋さんから、コーヒーを頼んで持ってきてもらいました。
ワーイ(* ̄▽ ̄*)v
隣で飲兵衛衆は早速ビールとおでんで乾杯しています。
お風呂上りのビールはやっぱりうまいねぇ(@ ̄∇ ̄@)/と言っています。
全く飲めない私からすると、うらやましい光景です。
12時45分のバス、行きの混み具合を見て早めに行ってみたら、
行きと違って帰りはガラガラ。思う存分ぐっすりできました。
ここで3人とはお別れ、私は東京まで出て、新幹線で帰ってきました。
お金はかかるけど、やっぱり新幹線は楽です。
帰りは読書に勤しむくらいにお目目ぱっちりでした。
富士山の景色、よくガイドブックで見る壮大な景色はどちらもお預けとなりました。
2週連続、富士山に嫌われてしまいましたが(-_-。)
いつか、富士山に登れる日はやってくるのでしょうか?
でも、またここには秋か冬に戻ってきたいと思いました。
何度歩いてもよさそうなくらい、とっても足に優しいコースでした。
同行者の3人の方はやんちゃで楽しい方たちで、
雨にもかかわらずとても楽しい山行になりました。
うっかりお祭りに参加できたのも、きっと何かの縁ですね。
あとは私の願いがかなうのを待つだけ・・・(笑)。
雲鳥山縦走だったのですね。
このサイトでは良く目にしますが人気なのかな?
しかし殺伐とした車内ってのは頂けませんね。
歩きやすそうな登山道のように伺えますが
それも人気の一つなのかな。
祭があったり、豪快な肉があったり盛り沢山だな〜
花の写真もしっかり撮れてますね
雨の日の雲海とか雰囲気とか幻想的ですね。
アナログのおじいさん渋いですね。
そんな人になりたいです。
実は関東遠征でした
標高差はボチボチあるのですが、
ゆるやかに登っていく道なので、つらさはあまり感じませんでした。
途中から景色が開けるのですが、
もし晴れていたら本当に駆け出したくなるかも(笑)。
山荘の居心地も良く、また是非行きたい山のひとつになりました。
あのおじいさん、シブイですよね。
昔の登山って、今みたいに登山道も整備されてないし、
あんな感じだったのかなぁなんて思ってしまいました。
剣岳の映画、実は明日見に行くのですが、
ますます楽しみになりました(^^♪
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