屋久島縦走 高塚・鹿之沢泊 白谷雲水峡IN・淀川OUT 宮之浦岳・永田岳・黒味岳
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- GPS
- 23:13
- 距離
- 40.8km
- 登り
- 3,991m
- 下り
- 3,369m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:39
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:40
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:25
天候 | 歩いているときは基本的に晴〜薄曇り。3日目の出発から2時間程度弱い霧雨。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
自家用車で羽田まで パークアンドライド羽田に駐車 羽田空港〜鹿児島空港〜屋久島空港 【バス】空港(9:54)〜小原町〜白谷雲水峡(10:50) 帰り 【バス】紀元杉(14:55)〜牧野〜Aコープ前(17:01) |
コース状況/ 危険箇所等 |
コンパスで登山届提出 空港売店のガス缶はプリムスのみのようです。 購入するときは250ノーマル缶のみ。帰りには110も在庫あり。(引き取ってもらいました。半分くらい使ったかな) 宿泊を伴う登山の場合は観光協会に二千円の協力金(任意) ※白谷雲水峡窓口では支払えませんでした 百名山だし、北アルプス並に整備されてると思っていたら、違いました!多分、整備しても湿気や多雨で追いつかないのかな? ・白谷雲水峡〜宮之浦岳の整備状況はバッチリOk ・永田岳〜宮之浦岳〜淀川は所々崩れてる場所あり。水が流れている登山道があったので大雨だとキツそう。 ・永田岳〜鹿之沢小屋は、笹刈りして頂いたばかりで整備はされていますが、急坂で崩れてる所は多め。1日の終わりに重ザックで下るのはキツかった。ただ、これくらいの登山道はマイナーな山だと普通。 花こう岩なので、少し苔があっても滑りません。 木道・木階段は、ほとんど平に設置されているし、滑り止めの横木もついているので、キチンと足を置けば大丈夫です ただ、私達の場合は天気が悪かったら体力的に今回のコースは厳しかったかもしれません |
その他周辺情報 | 登山終了後、宮之浦の民宿やくすぎ荘 泊 ※洗濯もできるし、お風呂も24時間OK。ごはんも美味しい。いうことなし! |
写真
装備
個人装備 |
【行動中】
上:メリノウールTシャツ・たまに薄手シャツ又はウィンドブレーカー 下:CW-Xタイツ・短パン 【就寝中】 上:行動着+メリノウールの薄手下着・ダウンジャケット 下:メリノウールの薄手下着・薄手ダウンパンツ・裸足 モンベル寝袋#3 |
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感想
屋久島、最高!!そして最高のお天気をありがとうございます!!雨具を一度も使うことなく歩けました(後から思えば使うべき1時間に使わなかったのですが・・)。風も無風〜微風。神様仏様全てのものに感謝です。
最初の計画では、淀川〜宮之浦岳〜白谷雲水峡へ下山の二泊三日(淀川&新高塚泊)でした。台風も発生したり天気予報が二転三転して、直前で中日が荒天予報だったので、今回の計画に急遽変更しました。
【1日目】
空港に降り立った時には、山方面にどんより黒い雲。白谷雲水峡は雨だと覚悟します。
白谷雲水峡行きのバスの運転手さんが「左の席に座ったほうがお得だよ!」とわざわざ教えてくれました。その通り、海までの景色や、白谷川の深い渓谷、ヤクシカ、ヤクザル、到着早々バスの中から全部観ることが出来ました。
幸いにも雨が止んだ直後のようで、たまに日が差す中を出発します。苔類も雨に濡れて瑞々しく輝いています。
11時出発なので、到着が遅くなってしまいましたが、大株歩道は人がいなくて良かったです。
高塚小屋には水場がないので、縄文杉近くの水場で汲んでいく必要があります。
【2日目】
晴れた中を、絶対見たかった笹と花崗岩と歩く道の景色がばっちり見えました。幸せ。感謝感激です。歩く距離も短いので、時間は気にせずゆっくりゆっくり寄り道しながら進みます。
ちなみに、登山系ユーチューバーのグループと鹿之沢小屋で同宿。宮之浦岳山頂でステッカーも頂きました。色々な意味で興味深かったです。
鹿之沢小屋の水場はすぐ近くに流れる沢です。
トイレは小さな沢を渡って、少し歩きます。夜や増水しているときは小屋近くの携帯トイレブースを利用した方が安全そう。
【3日目】
霧雨の中を出発しましたが、すぐに晴れそうな雰囲気。雨具をつけずに1時間歩くと急に靴の中が濡れ始めました。足首あたりから濡れを感じたら、どんどん下に向かって水分が伝わってきてぐしょぐしょに。下り道になったためか、服が吸収できる水分の量を上回ったためか・・下だけでもはいておけばよかったと思いました。笹などについた水で体全体が濡れました。スポンジタオル(よくプールで使用する)で靴下をよく絞り・靴も拭きました。足指にワセリンをたっぷり塗ったので、靴擦れなどは起きませんでした(乾いた靴下は悩んだ末温存)
宮之浦岳山頂の岩場にも何匹かヒルを発見して、おののく・・。
バスの時間に間に合うか心配で歩くことに集中して、トーフ岩とか見てなかった。ガスの中だったのかもしれないけど・・残念。
【その他】
・屋久島空港の預け荷物チェックは厳しい。羽田では大丈夫だった固形燃料や、マッチもチェックされます。
・筋肉痛などは全くなかったのですが、片膝が大きなダメージ。4日間くらい腫れていて正座ができませんでした。荷物の軽量化も真剣に考えなければ。(私は15kg+水 夫は16kg+水)
・この時期でも晴れれば真夏の北アルプスと同じ暑さだと感じました。Tシャツが汗でぐっしょり。先週まで雪のテント泊とかだったので、耐暑訓練ができていなかった。
・水場はたくさんあるのであまり多く担ぐ必要はありませんが、沢水なので念のため浄水器の携帯がオススメ。ソーヤーミニ持っていきました。
・小屋に泊まれたので新調したテントは使わずに済みました。
・観光の時の荷物は宅急便で宿に送りました。
下山してから3日間観光で屋久島を堪能しました。
こちらもレコ書きました。興味があればご覧ください。
長々お付き合いいただき、ありがとうございました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4188074.html
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