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記録ID: 41736
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳(広河原-左俣-山頂-右俣ー広河原)

2009年06月27日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.0km
登り
1,692m
下り
1,678m

コースタイム

6:00広河原-7:50二俣-10:00八本歯のコル-10:10トラバース道分岐-キタダケソウ自生地-11:00分岐-11:40北岳-12:30肩ノ小屋-14:20二俣-15:30広河原
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
 芦安の駐車から5:10発のタクシーを利用。数名が乗りきれずとり残されました。休日は早めに乗り場へ。ゲートが開かないので駅から個人的にタクシーを雇ってもこれ以前の入山はできません。 
 帰りも、この時期は広河原16:00が最終です。ゲートが閉まるのでタクシーは呼べないそうです。運転手さんは徒歩4時間半と言ってました。 
 大樺沢左俣の雪渓は最上部まで残っており、ピッケル、アイゼンが基本です。結果的に天気が良く、雪が腐りキックステップで十分に登れましたが、締まっていれば上部の急斜面はかなり危険です。軽アイゼンでは役に立ちません。
 雪渓はすべて左へ進んでください。右の雪渓に入るとバットレスに取り付くことになります。
 最上部の二俣が近づくと右尾根に木のハシゴが現れます。ここから八本歯のコルに上る登山道に取り付きます。見逃して雪渓を進まないように。後は夏道となり解説は不要でしょう。  
 現在、八本歯上部から北岳山荘に向かうトラバース道は桟道崩壊のため通行禁止になっています。 
 さて、キタダケソウですが、この通行禁止のトラバース道を進んでください。分岐からは見えません。しばらく行くとキタダケソウのお花畑になります。咲き始めたハクサンイチゲが一部混じりますが、ほとんどがキタダケソウです。
広河原つり橋付近から北岳
2009年06月27日 06:05撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 6:05
広河原つり橋付近から北岳
大樺沢左俣。一番左の雪渓を進み最上部の二俣あたりがコルの取り付き。
2009年06月27日 06:05撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 6:05
大樺沢左俣。一番左の雪渓を進み最上部の二俣あたりがコルの取り付き。
大樺沢二俣付近から左俣。写真では隠れていますが、もう一本雪渓が左にあります。これへ進みます。
2009年06月27日 07:30撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 7:30
大樺沢二俣付近から左俣。写真では隠れていますが、もう一本雪渓が左にあります。これへ進みます。
コルに突き上げる尾根からバットレス
2009年06月27日 09:43撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 9:43
コルに突き上げる尾根からバットレス
八本歯のコルから北岳山荘
2009年06月27日 09:54撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 9:54
八本歯のコルから北岳山荘
キタダケソウ。後ろは間ノ岳。
2009年06月27日 10:16撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:16
キタダケソウ。後ろは間ノ岳。
こちらはハクサンイチゲ。
2009年06月27日 10:17撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:17
こちらはハクサンイチゲ。
ハクサンイチゲ
2009年06月27日 10:18撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:18
ハクサンイチゲ
キタダケソウ。見比べれば一目瞭然。
2009年06月27日 10:20撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:20
キタダケソウ。見比べれば一目瞭然。
キダダケソウ群生地と間ノ岳
2009年06月27日 10:22撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:22
キダダケソウ群生地と間ノ岳
キタダケソウ。
2009年06月27日 10:24撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:24
キタダケソウ。
キタダケソウ
2009年06月27日 10:27撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:27
キタダケソウ
ミヤマキンバイ
2009年06月27日 10:32撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:32
ミヤマキンバイ
キタダケソウとミヤマキンバイ
2009年06月27日 10:34撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:34
キタダケソウとミヤマキンバイ
キタダケソウ
2009年06月27日 10:37撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 10:37
キタダケソウ
クモマナズナ
2009年06月27日 11:23撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 11:23
クモマナズナ
クモマナズナとオヤマノエンドウ
2009年06月27日 11:23撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 11:23
クモマナズナとオヤマノエンドウ
北岳山頂からバットレス側を見下ろす。壁は見えない。
2009年06月27日 11:43撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 11:43
北岳山頂からバットレス側を見下ろす。壁は見えない。
ミヤマキンバイ
2009年06月27日 11:58撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 11:58
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
2009年06月27日 11:58撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 11:58
ミヤマキンバイ
肩の小屋。雪が多くテン場にはまだ残る。
2009年06月27日 12:00撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 12:00
肩の小屋。雪が多くテン場にはまだ残る。
ミヤマキンバイ。肩から小太郎山に向かう稜線には花が多い。後ろは千丈。
2009年06月27日 12:40撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 12:40
ミヤマキンバイ。肩から小太郎山に向かう稜線には花が多い。後ろは千丈。
ミヤマキンバイとオヤマノエンドウ
2009年06月27日 12:46撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 12:46
ミヤマキンバイとオヤマノエンドウ
ハクサンイチゲ。キタダケソウは山頂から肩にかけてまったく見られない。
2009年06月27日 12:52撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 12:52
ハクサンイチゲ。キタダケソウは山頂から肩にかけてまったく見られない。
キバナシャクナゲ。肩周辺に多い。
2009年06月27日 13:07撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 13:07
キバナシャクナゲ。肩周辺に多い。
シナノキンバイ。二俣に下る開けた斜面にありました。
2009年06月27日 13:18撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 13:18
シナノキンバイ。二俣に下る開けた斜面にありました。
ショウジョウバカマ。雪が解けて、やっと出てきた感じ。
2009年06月27日 13:19撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 13:19
ショウジョウバカマ。雪が解けて、やっと出てきた感じ。
サンリンソウ。樹林帯に入ると出てきました。
2009年06月27日 13:27撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 13:27
サンリンソウ。樹林帯に入ると出てきました。
ヒメイチゲ。とても小さいので見逃しそう。
2009年06月27日 13:41撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 13:41
ヒメイチゲ。とても小さいので見逃しそう。
キバナノコマノツメ。たくさんありました。
2009年06月27日 13:43撮影 by  DSC-H1, SONY
6/27 13:43
キバナノコマノツメ。たくさんありました。
撮影機器:

感想

 はずかしながら、初めはそうとうなめてました。登山前日にfujinohideさんの記録をよむまでは、軽アイゼンとストックで行くつもりでした。
 急遽、冬の重登山靴に12本爪アイゼン、ピッケルを用意。地形図には磁北線をいれました。 
 結果的に天気が良く、ここまでの用意は必要ありませんでした。実際、ピッケル所持者は少数でした。しかし、雪が締まっていれば上部の急斜面で行き詰るでしょう。またガスがかかればルートファンテングはそうとう困難になるでしょう。  
 広河原で配られていた遭難対策協会のチラシにも大樺沢の登行にはピッケル、アイゼンの装備とありました。
 夏の白馬大雪渓や針の木大雪渓とは違います。天気が悪ければちゅうちょなく右俣コースを行きましょう。

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