宮之浦岳;花山歩道〜花之江河歩道
- GPS
- 27:13
- 距離
- 43.2km
- 登り
- 3,806m
- 下り
- 2,821m
コースタイム
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:28
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 3:18
- 合計
- 10:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
人の少ない花山歩道・花之江河歩道ともにピンクリボンにしっかり案内していただきました |
写真
装備
個人装備 |
水500mm×2
アクエリアス500mm
折り畳み水筒(1.5L)
パスタ
カップラ(リフィル×1)
カレーメシ
尾西アルファ米×2
ワンカップ焼酎×2
つまみ(鮭とば・ほや水明)
トレイルミックス×4
エナジーバー×4
チタンカップ(600mm&350mm)
スタンドコジー
バーナー
OD缶
箸・スプーン
キャップ
ネックウォーマー
長袖シャツ(夏用)
長袖シャツ(冬用)
ダウンジャケット・パンツ
雨具(上下)
長パンツ
コンプレッションタイツ
靴(スポルティバ)
ゲイター
靴下
ザック(Exped;ライトニング45L)
タオル×2
ストック
マスク
AppleWatch
iPhone
モバイルバッテリー×3
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
GoPro_HERO9
ドローン_DJI・Mini2
テント(Hi-Revo)
スリーピングマット
シェラフ
着替え(長パン/肌着/パンツ×2/靴下/メリノウール長袖)
枕
サンダル
ヒル避けスプレー
|
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感想
ドローン撮影
ドローン撮影
GoPro版
今回のルートを解説
屋久島3日目,いよいよ海抜ゼロから宮之浦岳に挑みます。
朝6時過ぎにキャンプ場を出発。まずは,大川の滝へ。途中,名水百選だという大川湧水も湧いていて,付近では屋久猿がのびのびと毛繕いしていました。
7時過ぎに大川の滝に到着。なるほど,これはかなり大きな滝です。水の豊富な屋久島ならではだなと思いながら,一旦戻り,大川林道へ。
ここから花山歩道の入口まで8kmほどのダート道を登っていきます。飽きるので,どんどん登っていくと,思いがけず予定より1時間ほど早く9時過ぎに花山歩道に到着。
ここもヒルがいるというので,駆除スプレーをゲイターにかけて,いよいよ登山開始。モッチョムほどの勾配ではないものの,それなりの勾配。ひと気のないとにかく静かな道。
1時間半ほど歩くと,原生林保護区という看板が。屋久島の中でも伐採を逃れ,そのままの自然が残っている区域にいよいよ入ってきました。倒木や枯れ木があったりして,きれいな森という感じではないですが,一本一本の木が大きく,日も入るため,暗いイメージはなく,荒々しい雰囲気が自然そのものを見せてくれる感じで,細かいことなどどうでもよくなってきます。目に入る風景だけで,こんな気持ちにさせてくれる自然の力というのは本当にすごいものだと思います。
3時間弱で水場に到着。昼食を取って,再び登りはじめます。基本,終始登りで,展望もありませんが,太古の森を気持ちよく歩くことができて,飽きることはありませんでした。
2時間ほど歩いて,午後2時前に鹿之沢小屋に到着。2張りほど張れる小屋前のテントスペースは,すでに埋まっていたため,少し戻り,沢そばにベンチのあるスペースがあったので,ベンチを床にして,テントを張りました。小屋前は湿っていたので,かえってこちらでよかったかもしれません。
予定よりもかなり早く着いたので,沢で洗濯。水で身体を拭いて,かなりさっぱりしました。
翌朝4日目,朝5時に出発。あいにくのガスで,風も強い中,永田岳への急登と1時間ほど格闘し,登頂。
んー,なかなかガスが取れないなぁと思いながら,宮之浦岳に向かって,下っていくと,段々宮之浦岳を覆っていたガス取れてきて,姿を現しました。やがてコルの部分で振り返ると,見事な永田岳の全容が!早速,ドローンを飛ばして,満足満足。ここからは終日,快晴で,絶景を堪能しながらの登山となり,なかなか歩が進みませんでした。
宮之浦岳山頂には,10人ほどの人出。じっくり風景を堪能して,花之江河までのゴールデンルートを進みます。本当に,このルートは桃源郷のようです。
途中,黒味岳にも寄って,午後1時前に花之江河到着。昼食を取って,前回,拝むことのできなかったトーフ岩へ。
花之江河からは湯泊に至るルート沿いに登山口があり,道の手入れがされていないとのことで,通行禁止のロープが張られていましたが,ピンクテープもあり,小一時間ほどで登ることができました。トーフ岩は,目の前で見ると,本当に大きな岩で,よじ登るのは難しかったです。まぁドローンで撮ったのでいいんですけど。
花之江河に戻って,石塚小屋に向かいます。40分ほどの道のりでしたが,道が大きな水たまりのようになっている箇所もあり,少々歩きづらかったです。
石塚小屋は水場がないので,途中で水を汲んで,午後4時前に到着。テントが1張り張ってありました。前日から張っていて,今日で2日目とのこと。聞けば,各山小屋2日づつテントを張って移動していて,8日くらい滞在しているらしい。なかなか奇特な方です。
テントが張れるスペースがない訳ではないですが,避難小屋も1組しか入っていない様子。無理に張る必要もないので,山小屋泊に。後からもう1組入りましたが,広々としたスペースでゆっくり寝れました。
翌朝5日目,朝5時半に出発。テント泊の方からルートは荒れている箇所もあり結構大変だよとアドバイスを受け,警戒していましたが,しっかりピンクリボンもあり進むことができました。(ただ,実は一度ルートロスし,正規ルートに戻ったものの,石塚小屋方面へ歩いてしまうという致命的なミスを冒してしまいましたが・・・)
午前8時過ぎに大和杉に到着。まっすぐに伸びていて立派な屋久杉です。大きかったなぁ。ここから2時間ほどでヤクスギランドへ。山に入って,4日目,さすがに少しバテてきたのか,エナジーバーをかじりながら,進みました。
午前10時にヤクスギランド到着。ここから折り返して,太忠岳に向かいます。600mほどの登り返しですが,しんどかった。山頂は天柱石という独特の岩が聳えています。これも大きかったなぁ。海に向かって拝んでいるような不思議な岩でした。
お昼を食べて,午後2時半に下山。4日間の山行を無事に終えることができました。
長丁場でしたが,天候にも恵まれ,地元や登山の方々の協力もあり,こなすことができました。宿に着いてからの風呂は気持ちよかった。ビールと夕食もうまかった。また,来よう。
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