西上州 諏訪山 300名山登頂目指すも、三笠山からの眺望で行ったことに…?
- GPS
- 07:30
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 924m
- 下り
- 940m
コースタイム
-11:09湯ノ沢の頭北の稜線(コースミス)
-12:02避難小屋-12:18梯子の取り付き
-12:28ピーク
-12:45三笠山13:30
-13:50梯子場-14:06避難小屋
-14:51湯ノ沢の頭-16:18浜平駐車場
天候 | 晴れですかね?青空も時折見られました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日、hagureさんよりメールや電話があり、5日(土)に200名山の御座山(おぐらやま)を案内してくださいとのこと・・・。
今年は2月8日、15日の大雪で残雪が多く、峠もまだ閉鎖中。
御座山へはシャクナゲの咲く6月にご案内したくて、西上州の300名山諏訪山へ行くことになりました。
年度末から年度初めはとても忙しくて、昨日も万歩計は2万5千歩を超す超ハードな一日。
9:00上野村ふれあい館集合とのことで話はまとまりましたが、
一日じっくり登山は久しぶりなのでちょっぴり不安気味です。
299号の十国峠やブドウ峠は只今閉鎖中。
南牧村役場に大上峠は通行可かと問い合わせると、通れるということだったので、
六車のカタクリを見に行きながら、諏訪山へ行くことにしました。
朝は、いつもの時間に家を出発、程よくカタクリの群生地について撮影を開始しようかと
車から降りると、yumesoufさんからもう着いたよ!!!!とのこと、
あわてて集合場所へ行って合流しました。
再会を喜び、浜平の駐車場から鳥居をくぐって出発です。
既に一台の車が駐車され、先行されているようでした。
一度川を渡るために下降し、諏訪山まで、5467mの看板を眺め湯ノ沢を沢沿いに登ります。
こちらも大雪被害が大きく、トラロープの設置してある付近の橋は数か所で崩壊、
さらに残雪が多く、予想以上に時間がかかります。
稜線に出でる最後のつづら折りのコースがわからず、稜線北側の尾根を歩くことにしました。
hagureさんが電話に出ている間に単独行の女性が追い抜いて行きました。
こちらは稜線に出てほっとした関係でちょっぴりシャリバテ&水不足の感じです。
弘法小屋(避難小屋)まで行って休みましょうという話でしたが、急きょ早めて一本取ります。
弘法小屋に到着すると先ほど追い抜いて行かれた女性が一人では心配になり、
私たちが来るのを待っていた様子でした。
弘法小屋が避難小屋として役立つか?もう少し整備されればいいね。などといった話をしながら
小屋から先のやせ尾根を進みます。
ロープ場ありアルミ製の二段梯子あり結構楽しめます。
先行された方が下りてきたのでコース状況を聞きます。
諏訪山はこの方が、今シーズン初めてではないかというぐらい
登頂されている方の少ない山頂らしいです。
三笠山直前に2カ所雪が残りそこさえ気を付ければ後は大丈夫とのことです。
ひとまず、尾根を進み開けてきた眺望を楽しみながら進みます。
ひとつのピークに来ると、御嶽山・八海山・三○○(見えませんでした。三峰山?)の碑
と祠があり、目の前に三笠山の祠が見えてきます。
一度岸壁を降りて、三笠山の基部を回り込み、最後の小さな梯子を登りきると間もなく山頂。
この梯子付近に氷状の残雪があり、気持ちが引き締まります。
直前のロープ場を見上げると青空の中にすくっと祠が見え、三笠山の山頂に到着です。
蓼科山・浅間山・四阿山・両神山の百名山が見られ、近場には帳付山など西上州の山々が見られました。
三笠山山頂到着が12:45と予定を少々オーバーです。
諏訪山へ行く時間を確保するか?山頂ランチの時間を確保するか?・・・
諏訪山の展望はいま一つということで、私たち3名は食事に専念します。
ノンあるビールで乾杯。山バナナ・三角点タッチで記念の一枚。
締めくくりに山頂での記念撮影とやることが結構あるものです。
ここまでご一緒された単独行のご婦人は諏訪山へ行ってくるとのことでしたので、
45分ほど山頂で寛ぎながらお待ちする格好です。
私たちより健脚そうでしたので、予定の時間が過ぎると一足早く下山となります。
ご婦人が私たちの代表で行ってくれたということで、諏訪山山頂到達にしようかと…?
安易な話をしながらにぎやかに下山です。
何度か振り返り、先に出発していることを伝え、弘法小屋あたりで声をかけると返答がありました。
ほっとしながら、水分補給・・・。あれ??
THERMOSの水筒を山頂付近で落としたか忘れてきたか、ザックについていません。
yumesoufさんに500mlの水をいただき難を越えましたが、
気を付けないといけませんね。
休憩後はご婦人を交えて4名で下山。
ヤマレコ仲間である私たちの話をしたり、ご婦人の山歴を聞かせていただいたり話が盛り上がります。
ご婦人は地元の山岳サークルやwebの山岳関係仲間と出かけることが多く、
沢やクライミングもなさるとのこと、今日も赤岳を登る予定だったけど
天候の悪化でこちらへ来たということですので、私よりはるかにレベルは上の方でした。
往路で間違えた、湯ノ沢の頭から左に降りてジグザグ道を下ります。
途中から雪渓が続いたので、簡易アイゼンをつけて下ります。
私は相変わらずおもちゃ程度の5爪。これでも結構役立ちました。
にぎやかにおりながら、この雪を嫌って左側に回り込んだのが往路の失敗と
反省するばかりです。夏道ではっきりコースが見られる場所は赤テープも少ないようです。
二股まで降りてくるともう安心。あとは大雪のために破壊された橋を慎重に歩き川の左上に出れば
廃屋が見え、スタート地点に戻ります。
今回も一日、愉快な仲間の思いつき山行を終えます。
hagureさんが、誰横のハードコースを決めてのは…?
と、駐車場に着いたら横になっていましたが、あれ???
これって、誰の企画ですか??まぁ、相変わらずの珍道中を楽しめた一日でした。
帰りには「しおじの湯」で一汗流し、
南牧村六車のカタクリを撮影して帰路につきました。
さて、次回はどこへ行くのでしょう。
「アオさん、土日山にいける?」と金曜日の夕方。
「日曜日は用事があるので土曜日なら・・」
「ユメさんと御座山へいきませんか?」
「まだ雪多いですよ。三百名山なら諏訪山はどうですか?」
「じゃ、諏訪山にしましょう。」
と言うことで、
「ユメさん、どこで待ち合わせするか、アオさんと決め手くれますか?」
と、頼んで、当初の予定の大岳山は、一緒に行く予定の方のお母さんが急遽入院されたというので、金曜日に予定変更して、ユメさんとアオさんを強引にさそう。ユメさんは「白ヶ門に行こうかな」何て言っていたが、アオさんに会いたいから勝手に山変更。
「諏訪山」、西城州には志賀諏訪山と諏訪山と言うのがある。この諏訪山は1500mほどだけど、三百名山なので異論はない。
藤岡でユメさんと待ち合わせて、上野村の合流場所へ、ユメさんにお任せ運転。いつもすみませんね。
早く着いて、渓流釣りをする同年輩の釣り名人としばし釣り談義。そこへアオさん登場。三人で浜平鉱泉へ。道路脇の駐車場には一台の先行車両があった。
9時前にスタートする。
いきなり沢筋の荒れてる道。時期ではないから未整備のまま。さらに2月の大雪の影響で残雪たっぷり。沢を何度も渡り返し、夏道を広い、二股からさらに雪渓になった上部に、マークがない。どこだと見回しているところへ電話。なんとインドから。NPOの仲間がインドへ2日に出かけたて、現地からの報告電話。内容はうれしい話。長話になって電話をきると二人がいない。あれっと見渡すと、雪渓から左の尾根に向って急な斜度を上っている。あれま〜、思いつつしかたがないから上ると、後から小柄な女性が一人現れた。ふみ後をたどって声がするからときたのだという。
幸いにも楢原道の稜線ルートにでた。やがて湯沢の頭に着く。
電話をしていた場所で、地図を見直せば良かったのだ。右手の稜線に窪んだ個所があって青空が見えていた場所が気になっていたのだ。(帰りに判ったことだが、そこが下降地点だった。)
そこから先は稜線歩き。壊れた避難小屋もどきがあって、先行した女性が戻ってきたので、どうしたのと聞いたら、上は雪があって「怖そうだから」と言うので、三笠山まで一緒に行きましょうと誘った。
このおんぼろ屋根抜けトタン小屋から三笠山までが、この尾根道の核心部ですね。
残雪のために大変難しくなっていた。先行していた男性が下山してくるのに出会う。三笠山から諏訪山までは問題なく、三笠山の手まで、一箇所這うように上るところがあると教えてくれた。
とりあえず、なんじゃかんじゃと言いつつ、三笠山に着くと、
「諏訪山の山頂は展望がないからここがいいですよ。ここでラーメン作ります」とユメさん。
「私小さいカップヌードルもってきたからお湯沸かします」とアオさん。
だれも諏訪山に行こうと言わない。女性は一人で向った。
アオさんは昨日の仕事の疲れと、お腹がすいたので、山頂へは行く気なし。ユメさんも眺望ないからここで諏訪山に来たのとおなじ、と言いはなつ。
私、3回続けて山頂に立ってないよ。
遅くなるのもなんだから仕方ないかと、あきらめる。なんという仲間だ・・・と腹では思いつつ、まっ、いいか、ヤマレコに線引けば、一つ増えるかな、何て考えたり・・ずるい!
まあ、この3人で来なかったら、途中でめげてるかも知れないから、二人に感謝。
秋にまた来れば面白いだろうし、難度もまったく違うだろう。
三笠山山頂でノンアルビールで乾杯。浅間がきれい。
そんなわけで、かなりハードな登山になりまして、下山は4時。ヒザも痛み出し、限界でしたかね。
3週連続で登っています。
帰りに「しおじの湯」で汗を流しました、体重が2キロ減っていました。アオさんは3キロ減ったそうですよ。やはり登山はいい・・・と思うのですが・・・
高崎出身の石井昭子さん(著書いっぱい有)の本で知った諏訪山は群馬でも登る人が少なく静かな山と何となく憶えてました。
御巣鷹山の手前に位置するその山へ、aoさんとhagureさんと行くことに何故かなりました。
1500mの西上州の山ですが、家から見える北側の西御荷鉾山にはまだ雪が着いて見えます、先日の奥秩父の棒ノ折山と同様に谷を登る浜平コースには想像通り先月の雪がいっぱい残っていました、それだけでなく橋は崩壊、雪解け水は飛沫をあげ雪の下を流れ下ります。トラロープは切れかかって糸のようになっている所もあり、あてにどころか触ることも躊躇します。
コチコチに凍った所もあり恐々慎重に通過しました。リボンを目当てに登りますが雪が登山道を消しています、そんな危険な登山道ですがaoさんとhagureさんと一緒だと安心し切ってにぎやかに登ります、沢が詰まって急斜面、今日、昭文社の地図を読むと鞍部をめがけて詰めると書いてあった。
地図もコンパスも、持っていたのに肝心な時に見ることを忘れてしまって、落ち着いて地図とコンパスのにらめっこすれば、間違う事もなかったと反省しきりです。スミマセーン
上まで詰める前に左の尾根をめがけて登ってしまった、しばらく進んで楢原コースと合わさって一安心でした、少し右へ進むと行くべき筈だった湯ノ沢の頭に到着しました。夏道1時間半の工程を2時間半ほど掛かった様です。気持ちいいはずの稜線歩きも雪渓歩きで疲れてしまって、いつもの様な元気が出ません、シャリバテの様でした、少し栄養補給して歩き出すと私たちをアット言う間に追い越した女史が見えます、あれもう行ってきたのかと思ったらそうでも無さそう???
ニセ三笠山の辺で先に登って降りてきた玉村の人とすれ違って、上の様子を聞き、女史を加えて4人で一番の危険個所を這いつくばって通過して、空に突き出たヤツウチグラ(三笠山)に着きました。
広い山頂に着いたら、お腹がぐうぐう鳴っています。まだ先が有るのですが、取りあえずご飯にしましょう。ピークを目指す女史に声かけ、ビール(ノンアルコール)で(^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!、バナナで(^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!して、お腹が満ちてくると、もうここでいいよねー 。青空天気の中まったり昼食です。
下山時の方が幾分雪が緩んで歩きやすかった危険個所を過ぎ、ゆっくり尾根を下ります。湯ノ沢の頭から少し下って雪渓をアイゼンを付けて降りますが、その気持ちの良い事、危険の無い坂道を走り降りる感じです。たまに踏み抜きも有りますがここが良かったですねー。
静かな山をにぎやかな私たちが何だか異色な様でしたが、ここち良い疲れを感じながら4時過ぎに下山しました。
山を知る前に一時期凝っていた水彩画で名前も知らずに書いた翁草、翁草が咲くという富岡の神成山へ今日2回目に行ってやっと見て来ました。昨日見た翁草もどきとはやっぱり違っていました。
hagureさん、yumeさん、aonumaさん、こんにちは。
zucchiズッチです。
先日はご一緒させていただき、ありがとうございました。
毎週連チャンで登られてますね。写真からも結構ハードなところを歩いているんじゃないかと。諏訪山まで届かなくても、十分楽しい山歩きだったんじゃないかと思います。
写真からもカタクリがキレイですね!yumeさんはしっかり後で翁草を発見されてよかったです。まだ残雪の山々を歩いていますが、そろそろ春の装いを感じます。
それにしても、コメントが掛け合い漫才のようで、そちらも楽しませていただきました!お疲れ様でした。
zucchi
5月に富山の毛無岳に行きませんか。サポートしてくれますか!剣岳の展望台ですが、かなり厳しい雪渓登りの山ですよ!
zucchiさん こんばんは
武尊ではお世話になりました、有難うございました。
それ程ハードな所ではないのでしょうが、雪が困難にしてくれました。
かなりのバリエーションルートで、今だから言えるけどかなり面白かったです。
だいたい私らが行くと普通では済みませんねー
毒草でも面白ネタにしてしまいます(^0^)/キャハハ
hagureさん、毛勝山ですね。標高差1,700mあるので結構厳しそうですね。
5月であれば、予定が折り合えば全然大丈夫です!
是非ご一緒させていただければと思います。
zucchi
三笠山(諏訪山)山行でお世話になった者です。皆さんのおかげで諏訪山に行け、ありがとうございました。西上州の厳しさを堪能した一日でした。ヤマレコをゆっくり見るのは久しぶりで投稿するのは初めてです。こういう山の楽しみ方もあるんだなと感心いたしました。楽しく有意義な山での出会いでした。またどこかの山でお目にかかれましたら…kamitanuki
kamitanukiさん こんにちは
初投稿有難うございます。
先日は男3人むさ苦しい中に花一輪、楽しかったです。
いろんな人と山に行きますが、ヤマレコ仲間は山行後まで楽しめてますよ。
もう少しで西上州の山は 花でにぎやかになりそうです。私は忘れっぽいので(年なのかなー)見つけたら声を掛けて下さいね、いつかどこかで ・・・
kamitanuki様 コメントありがとうございます。
気づくのが遅れて申し訳ありません。
とても健脚で、赤岳エスケープでの諏訪山と聞いて、
足元にも及びません。
ただ、こうやって山行の後を楽しめるのは
結構いいものでしょう。
またいつかお会いできることがある日を楽しみにしております。
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