早春の宇賀渓全周、竜ヶ岳〜三池岳縦走 (遠足尾根旧道〜福王山難路)
- GPS
- 10:51
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,386m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
距離: 約17.1km、約10時間50分 停止時間含む
【竜ヶ岳遠足尾根旧道】〜竜ヶ岳
約3時間27分, 約6.4km
【竜ヶ岳表道】〜石榑峠
約65分, 約2.2km
【三池北尾根】〜三池岳三角点
約2時間06分, 約3.8km *ランチ除外
【三池岳復路】〜福王山難路入口
約1時間33分, 約2.0km(東尾根0.6km)
【東海自然歩道】〜宇賀渓キャンプ場
約1時間04分, 約3.0km(山秋谷2.0km)
竜ヶ岳往路:遠足尾根旧道
5:54観光案内所発 - 5:56遠足尾根旧道入口 - 6:18浮き岩
6:35旧道吹抜け - 7:05岩山(旧道) - 7:15大日向
7:21新道分岐 - 7:50大鉢山分岐 - 8:16展望良好(No.127付近)
8:40裏道降り口 - 8:48金山尾根降り口 - 8:58治田峠分岐
9:06[P1053] - 9:14山頂直下鞍部 - 9:21竜ヶ岳山頂
(滞在約25分)
竜ヶ岳復路:表道
9:46竜ヶ岳山頂発 - 10:14重ね岩 - 10:51石榑峠
(滞在約16分)
三池岳往路:北尾根
11:07石榑峠 - 11:12NTT無線中継所跡 - 11:37 200mPost[5/16]
12:01[8/16] - 12:21[10/16] - 13:11三池岳山頂13:38
(滞在約27分)
- 13:40三池岳三等三角点
(滞在約27分)
三池岳復路:東尾根・福王山難路
14:07三角点 - 14:16お菊池 - 14:24福王山難路降り口
15:12迷い尾根 - 15:28尾根分岐 - 15:40福王山難路入口
東海自然歩道
15:40難路入口 - 15:50八風牧場跡 - 15:56東海自然歩道八風林道分岐
16:03東海自然歩道案内板 - 16:09モミの木とベンチ - 16:16山秋谷渡渉
16:28水晶吊橋 - 16:30水晶キャンプ場 - 16:44観光案内所
区間タイム
【竜ヶ岳遠足尾根旧道】
案内所 - 旧道入口 約02分
旧道入口 - 新道分岐 約85分
新道分岐 - 大鉢山分岐 約29分
大鉢山分岐 - 裏道分岐 約50分
裏道分岐 - 治田峠分岐 約18分
治田峠分岐 - 竜ヶ岳山頂 約23分
【竜ヶ岳表道】
竜ヶ岳山頂 - 重ね岩 約28分
重ね岩 - 石榑峠 約37分
【三池岳北尾根】
石榑峠 - 5/16 約30分 1.1km
5/16 - 10/16 約44分 1.1km
10/16 - 三角点 約52分 1.5km *ランチ休憩除外
【三池岳復路】東尾根・福王山難路
三角点 - 難路降り口 約17分 0.6km
難路降り口 - 難路入口 約76分 1.4km
【林道〜東海自然歩道】3.2km, 1時間18分
難路入口 - 東海自然歩道案内板 約23分 1.0km
東海自然歩道案内板 - 水晶キャンプ場 約27分 1.0km
水晶キャンプ場 - 観光案内所 約14分 1.1km
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
☆宇賀渓キャンプ場 http://www.ugakei.info/ 普通車 : 500円 二輪車 : 200円 自転車 : 無料 駐車料金に環境保全協力金が含まれてる。 車1台\500を払えば同乗者の分は不要。1名でも8名でも1台\500 3名以上で相乗りする場合は有料駐車場を利用した方がお得。 *自転車、タクシーで訪れた場合で登山をする人は環境保全協力金200円が一人ずつ必要。 ★落合橋駐車場 駐車料金無料 ただし環境保全協力金¥200は必要 *有料駐車場を利用せず落合橋の無料駐車場を利用した場合で登山をする人は環境保全協力金200円が一人ずつ必要。 *BBQ利用の場合は協力金は不要。 【最寄り駅】 三岐鉄道大安駅 宇賀渓までのバスは廃止になってます 【コンビニ】 ★大垣、関が原方面(R365, R306) ミニストップ治田店(ラスト) サークルK北勢あげき店 ★四日市、鈴鹿方面(R306) セブンイレブン菰野町千草店(ラスト) サークルK菰野千草店 ★四日市、鈴鹿方面(県道140号線通称ミルクロード) ローソンいなべ大安店(ラスト) サンクス大安いしぐれ店 ★桑名、愛知方面(R421) ローソンいなべ大安店(ラスト) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 ☆宇賀渓キャンプ場観光案内所 ☆石榑峠 【トイレ】 ☆観光案内所(簡易水洗) ★水晶キャンプ場 ★その他トイレなし(裏道入口前のトイレは撤去されてます) 【遠足尾根旧道】*バリエーションルート -------------------------------------------------------------- ひとたび旧道に足を踏み入れると踏み跡が無い上に目印が目立たない。いざ見つけても多数の人が各々のルートで付けたようであちこちに多種の目印が散乱しどれを目指せばいいか惑わされ、いざ進もうにも倒木が行く手を阻み、落ち葉や枝で足をすくわれ、数分で後悔必至の難コース。最初だけね。 旧道は北河内橋西詰から尾根に取付き新道(大日向)分岐より遠足尾根に合流するバリエーションルートです。 ほぼ杉林で展望は少ないですが天気が良ければ暑い陽射しを避けられ木漏れ日の気持ちいい稜線歩きが楽しめます。 また、新道に比べて(最初の急登を除けば)歩きやすいルートです。 入口すぐの急登は目印少なく目立たず乱用されてて余りアテにならず、また落ち葉の堆積や倒木で歩きにくい悪路、というより悪斜面です。 -------------------------------------------------------------- ★踏み跡不明瞭、目印少なく迷い道注意!! ★複数の人が残したであろう目印の乱用により混乱必至!! ★旧道入口すぐの急登はまったく踏み跡がない倒木や杉の落ち葉だらけの急斜面 ★興味本位で入ると後悔必至 ☆急登以外の尾根ルートは目印は少ないが適度な踏み跡もあり歩きやすい 【遠足尾根】 -------------------------------------------------------------- 遠足尾根は他のルートに比べて尾根の区間が長く、見晴らしのよい稜線歩きが楽しめます。 積雪期は最も積雪の多いルートで一番長く雪道を歩ける、スノーシューハイクを楽しめるルートです。 林道から遠足尾根の新道(大日向)分岐に取付くまでの急登が大変ですがそこからは景色と共に稜線歩きが楽しめます。 -------------------------------------------------------------- ☆ある程度の整備がされていて比較的安全で歩きやすい。 ★入口から新道分岐までは急登だけど細かく九十九折になってて斜度を緩和してくれてる。深い杉林で黙々と登りがちになるけど小さな植物を見つけなから、木漏れ日、森林浴を楽しみながら登れば気分は多少はラクになると思う。 ★雨上がりなどぬかるむと滑りやすくなる。 ★岩山展望台のあとに補助ロープのある岩ガレあり ☆新道分岐からは気持ちのいい尾根歩きになる。 ☆山頂へ近づくほど登山道は粘土質になり雨上がりなどは滑りやすくなる。 ★大鉢山分岐で誤って大鉢山へ行ってしまう人がいる。登りでも下山でも。 【表道】 大ガレ最上部(No.9)の登山道に亀裂が入っていて大ガレ側が徐々に沈んでるので滋賀県側へ迂回した方がいい ★大ガレ最上部(No.9)の登山道に亀裂あり ☆ザレ場あり、ガレ場あり、尾根道あり、樹林帯あり、調子がいいと一時間弱で山頂へ行けるバリエーション豊かな登山道。 ☆笹原の稜線に出るまでは樹林帯のおかげで日陰も豊富ですが適度に見晴らしのいい箇所もあり。 ☆えぐれたザレ場の登山道で滑りやすいですが登山道脇にも踏み跡があり登山道脇を歩いた方が滑りにくく歩きやすい。 ★ロープ、鎖を使うガレ場あり。ただし滋賀県側よりに進めば鎖を使わず行ける ★雨上がりや露で地面が濡れてると滑りやすい箇所あり 【三池岳北尾根】 -------------------------------------------------------------- 北尾根は石榑峠から三池岳まで続く約3.8kmの県境縦走路、尾根道です。 高低差は282mほどしかありませんが小ピークが多数存在しアップダウンを繰り返すのでトータルの上昇距離は410mを越えます(総下降距離約140m)。 またほとんどが一直線に山頂を目指す直登なルートなのでなかなかタフです。 小ピークのたびに尾根が分岐しますが目印、踏み跡等頼りになるものが無い場合でも遠方に(晴れてれば)三池岳が見えてるのでそれを目指すよう尾根を進みます。 切り立ったヤセ尾根もありますが(一部を除き)比較的よく踏まれてて歩きやすいルートです。 -------------------------------------------------------------- ☆基本的に尾根道 ☆踏み跡はしっかりついてて迷いにくい ☆アップダウンを繰り返しながら小ピークを幾つか越えて登る ☆尾根道のせいか急登でもジグザグに九十九折にならずほぼ直登 ☆200mポスト10/16のピークから右(東)へそれる。 ☆200mポスト15/16付近が分岐のようになってるけど真っ直ぐ南へ進むのが正解 東へ境界線沿いに進む踏み跡は間違い。「田光區」という石柱があったら間違い。 【三池岳東尾根】三角点〜難路降り口 ☆特に問題なし ☆ザレ場のトラバースあり 【三池岳福王山難路】*バリエーションルート お菊池の近くから八風牧場跡、福王山にかけて伸びる急峻な尾根のルート。 以前は登山地図に記載がなく2014年版の山と高原地図でようやく破線のバリエーションルートとして記載された上級者向けの難路。 全般的には尾根道で目印が少なくても迷いにくいですが中間付近はヒロ尾根でしかも目印少なく踏み跡も不明瞭であげくに下部は尾根が分岐するという非常に迷いやすい箇所があります。 上部に急峻な斜面の直登があり登っても下っても大変なルート。 ☆良くも悪くも人に出会わない ★踏み跡不明瞭 ★急斜面直登 ★基本的に尾根だけど一部に迷いやすいバカ尾根、尾根分岐あり ★目印少ない、目立たない ★上級者向け 【八風牧場跡周辺の林道】 菰野町切畑地区から八風牧場へアクセスするために作られたであろう未舗装の林道。 車が通れるだけの広い道幅があり段差もなく非常に歩きやすい林道です。 八風牧場はすでに無くこの林道も廃道になったようで車も通らず荒れてはいますが歩く分には支障はありません。 ☆荒れてはいるが歩きやすい ★一部で路肩が崩落してる箇所あり 【東海自然歩道】八風牧場跡〜水晶キャンプ場 歩きやすいよう木や石で整備された遊歩道ですが近年は整備されてないようで崩落など荒れた箇所も多々ありますが特に支障なく歩けます。 山秋谷を越える橋が崩落してるため渡渉の必要がありますが渡渉しやすいように石が置かれておりジャンプする必要もなく足を濡らさず渡渉できます。 高低差は小さいので負担は軽いですが山秋谷を越える際に渡渉のために沢に下りる必要があり谷が深いため階段の昇降が必要になりますが距離は短いです。 水晶吊橋の南詰(菰野町側)から菰野町に入るまでの区間はソフトバンクは圏外になるため連絡予定がある場合は注意が必要です。 ☆整備された遊歩道で歩きやすい ★一部で斜面崩落箇所あり ☆崩落した橋があるけど渡渉しやすいように石が置かれている ★ルートの内、大安町内はソフトバンク圏外 【東海自然歩道】水晶キャンプ場〜宇賀渓キャンプ場 水晶キャンプ場から宇賀渓キャンプ場駐車場までは国道421号線に併走して綺麗に整備されているので迷う事なく歩きやすいですが車がそばを通り整備されすぎてる事で逆に情緒はありません。 宇賀渓キャンプ場の駐車場へは国道を渡る必要があるので注意が必要です。落合橋の無料駐車場を利用してる場合は国道を渡る必要はありません。 ☆登山道ではなく整備された散策道なので歩きやすい。 ☆宇賀渓から水晶キャンプ場までは国道421号線と併走 ★旧登竜荘で一度国道に出る必要あり ★宇賀渓キャンプ場から東海自然歩道へは国道を渡る必要あり 落合橋駐車場からは不要 【飲食店 in 宇賀渓内】 ☆みどりさん ・うどん・玉子とじうどん・肉うどん・鍋焼きうどん ☆カフェ&ギャラリーコナラさん http://konara2005.blog110.fc2.com/ 水木定休 タコライス・カレー・ホットサンドetc... ☆グリーンハットさん ☆寿司小料理の春美さん http://foodpia.geocities.jp/walemokoo/ 各種定食、寿司、鍋etc... ☆涼風軒さん 色々 うどんならみどりさん、軽食ならコナラさん、がっつりなら春美さん、幅広く涼風軒さん。 営業時間、定休日が決まってない店がほとんど(笑 気になった店の戸を開けて、開かなかったら営業してないって事(笑 最初は入りづらいと思うかも知れないけど思い切って入ってみて。どれも素敵な店だから。 【飲食店 other】 ☆パティスリーカフェこんま亭 http://www.konmatei.com/ 宇賀渓から国道421号線を桑名方面へ5分ほど下ると右手に見える。水谷食品さんの向かい。イートインもできるスイーツ店。 ☆アミアン(カフェ、スイーツ) 宇賀渓からR306で北勢町へ行く途中にある、イートインが出来る店。 ☆醬(中華) https://ja-jp.facebook.com/inabe.jan ☆饗庵(そば、ランチ営業のみ) http://www2.cty-net.ne.jp/~kyouan/ ☆八石亭(そば、うどん) http://ageki.mitarashidango.com/ 三岐鉄道北勢線阿下喜駅そばの小さな店。大晦日も22時まで営業してくれていた ☆半蔵(らーめん) https://www.facebook.com/ramen.hanzo 【温泉 in いなべ市】 ☆いなべ市内に「阿下喜温泉 あじさいの里」車で10分 *木曜定休 http://ajisainosato.com/ ☆いなべ市内「六石温泉(六石高原ホテル)あじさいの湯」車で15分 *曜日により営業時間が違う http://www.rk-hotel.com/hotspring.html 【温泉 in 滋賀県】 ☆滋賀県に「永源寺温泉 八風の湯」車で30分 http://www.happuno-yu.com/ 【温泉 in 菰野】 ☆三休の湯(菰野町、朝明渓谷) 車で20分 http://www.sankyu-no-yu.jp/ ☆菰野町内に湯ノ山温泉。例「アクアイグニス」車で40分 http://aquaignis.jp/ 【銭湯 for 桑名,名古屋】 永楽のゆ 星川店 車で30分 http://www.eirakunoyu.com/index2.php |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 2 Gentos, Panasonic
予備乾電池 4 eneloop
1/25,000地図 2 国土地理院, iPhoneAPP(FieldAccess,山と高原地図)
GPS 1 Garmin GPSmap 62SCJ
カメラ 2 NEX-5, TG-1
交換レンズ 2 18-55, 16mm+Fish
カメラ用予備バッテリー 5 NEX用x4, TG-1用x1
携行食 5 朝のYoo Stick, SoyJoy, スポーツようかん
医薬品 5 絆創膏, 消毒液, ポイズンリムーバー
携帯 1 iPhone
雨具 1 mammut, goldwin
防寒着 1 インナーダウン(TNF Light Heat Jacket)
時計 1 Nixon
携帯用座布団 1
飲料 1 1L
携帯用予備バッテリー 2 cheero, move on7000
サングラス 1 オークリー(Racing Jacket:偏光)
予備グローブ 1 TNF(オーバーミトン)
予備靴下 1
予備インナーグローブ 1 TNF(Etip)
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---|---|
共同装備 |
エマージェンシーシート 1
|
感想
静ヶ岳への縦走と、三池岳への縦走とどっちにしようかと悩んでたけど、三池岳にはまだ一回しか行ってないし、初冬だったし、だから春の三池の様子も見てみようと三池岳への縦走に。
縦走じゃなくて三池に直接行ってもいいのにわざわざ縦走を選ぶあたりがMっ気にあふれてるw
前回縦走したときに軌跡を見たら竜ヶ岳から三池へ縦走すると境界線に沿って大安町を外周するみたいな感じだった。
初雪の竜ヶ岳から初の三池岳縦走
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-371905.html
あの時は金山尾根から登って完全な外周ではなかったから、今回は登山道としては一番外回りの遠足尾根旧道から登る事に。
北勢町との境界線になる遠足尾根旧道、滋賀県との県境になる表道と三池岳の北尾根、菰野町との境界になる福王山難路。宇賀川水系(宇賀渓、南河内谷)をぐるっと外周してる。
前回は初雪とみぞれと雨で景色は見れないしゆっくり出来ず足早に下山しちゃったから今回はじっくり楽しもうと総長から登山開始。
相変わらずだな、旧道は(笑
いきなりだだっ広い踏み跡の無い急斜面の急登。
浮き岩にとりつくまでに右往左往。目印なんて役に立ちゃしない。
iPhoneの地図アプリ「FieldAccess」に旧道のログを表示させながら、地形を見ながら、点在する目印を参考にしながらスムーズに登れるようにルートを選んだつもりだったけどまだ改善の余地ありだわ。
なるべく右寄りに登って横移動で取り付くのがベターか。
最初の急登さえ綺麗に登れたら登りやすいルートになるんだけどな。
ここ数日は雨が降ってないから足元もぬかるむ事もなかったし歩きやすかったな。
残雪もほとんど消えて湿地と山頂部の北面の谷間くらいか。治田峠分岐に尾長鳥みたいな残雪があった。
展望のいいところでこれから目指す竜ヶ岳と三池岳を見てたら金山尾根と今いる遠足尾根の間の支尾根に4つのカタマリ。あんなところに岩なんてなかったぞ?と思ってたら動いた気がしたから望遠レンズでのぞくと…
鹿
久しぶりに見たなー
トレランしてる人が二人いた。
山頂への最後の急登を駆け上ってたけどすごいね。
その二人以外は誰も見かけなかったな。
天気は良かったけど空気が霞んでてふもとはスッキリ見渡せなかったけど気持ちよかった。
風が冷たくて強めだったからゆっくり腰を下ろしてられなかったけど適度に体から熱を奪ってくれて歩いてる分にはちょうど良かったかな。
三池岳への北尾根はタフなコースだね。高低差はそんなにないクセに小ピークを幾つも越えるもんだから何度アップダウンした事か。
おまけに急登も直登だからふくらはぎが良く伸びてストレッチにいいや(笑
前回は見られなかった景色が見れたのは良かったな。竜ヶ岳の南面は石榑峠付近からしか見た事がなかったから三池くらいまで離れた位置からみる南面もいいね。
三池岳にはカニグチ谷や天狗谷を遡上する方法もあるみたいだけど、三重県側って切り立った急峻なルンゼばっかでこんな急な崖を上がるのか信じ難い…
12と13の間にチャリが捨てて(置いて?)あったのには驚いた…
自転車をかついで登山する人の話しは聞いた事があるけど放置てどないやねん
しかもこのチャリ、MTBでもなくどう見ても山、悪路用ではないしな。
捨てに来るには道路から遠すぎるし謎だなあ
山頂手前、15番で踏み跡が分岐しちゃうんだよね。
山頂はそのまま南進すればいいんだけど天狗谷へ伸びる尾根にも踏み跡が。
少し先まで見てみたけどしっかり踏み跡が続いてる。
地形図で見ると白竜神社まで行けそうな感じ。このルートが使えたら一番最短で宇賀渓キャンプ場まで戻れるかも。
三池岳は山頂と三角点が別になってる。
しかも山頂は標識が倒れてて目立たないから三角点を山頂と思ってる人もいるみたい。
石榑峠ー三池岳の200mPostは山頂が16番目に当たり、16番は無い代わりに「三池岳ー中峠」の1番になる。ここが山頂である証。
119レスキューポイントも「石榑ー三池」だったのが「八風谷ー三池」に代わる。
三角点イコール山頂という考えでいるとここはただの通過点だな(笑
ソフトバンクはアンテナが3本は立ってるのにほとんど通じないよー
山頂から稜線沿いに少し東へ進むと三角点。
標識にも「三池岳尾根道」「三角点」と記載。
さらに「三池岳←」と。ここが山頂ではないという事。
三角点は971.45のはずだけど標識には971.8mと…
さー、下山は福王山難路。
去年まで山と高原地図に記載がなかった(2014年版で破線で登場)難路。
前回は雨に降られててゆっくりじっくり攻められんかったからな。
おまけに迷いかけたし。
今回は地図アプリに前回のログも表示させて再挑戦!!
前回とはだいぶ印象が違う。
天気も違うし暖かいし余裕もあるせいかな?
険しい事に違いはないけど(笑
急な斜面を一気に下ると尾根が広がって迷いやすいヒロ尾根になる。
モミの木があったりしてなんとなくここだなって覚えてた。
尾根が広い上に出口は尾根が二股に分岐するというタチの悪さ。下りは要注意!
前回は左の端に沿って進んで間違えかけたからログを見ながら直進〜
迷いやすいヒロ尾根なのに目印ねーがやー
ログのおかげで(不安にかられつつも)無事に通過!
前回は1時間程だったのを1時間半かけてじっくり攻略!
八風牧場跡は何もない。
そしてここから東海自然歩道までのルートが「山と高原地図」は妙なルートを描く。
八風牧場跡から最短で東海自然歩道に接続するけどそんなルート無いぞ〜
林道の記載自体が間違ってるんだろうな。
見つけにくい程のマニアックルートか?笑
東海自然歩道は大安町にさしかかるとソフトバンクは圏外になる。東海自然歩道の案内板がある辺りが大安町と菰野町の境。
そこから水晶吊橋の手前、石榑トンネル周辺が見えてくる辺りまでソフトバンクは圏外になっちゃうからご注意を。
宇賀渓の桜は今が見ごろ。
さすがにふもととは時期がずれてるね。ふもとは散り始めてるけどここに来ればまだ満開の花見が楽しめる。
春を探すのが目的だったけど大鉢山分岐周辺にショウジョウバカマがたくさん咲いてた。
カタクリはまたも見つけられんかった…
アセビは広範囲で見られる。P964の群生地のは咲き始めだった。上はこれからだね。
石榑峠付近はスミレが咲いてた。
三池岳は北尾根はバイカオウレンがたくさん咲いてた。
福王山難路は花は少なかったな。
イワカガミはまだまだ。
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