椹島から悪沢岳ピストン
- GPS
- 33:01
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,503m
- 下り
- 2,489m
コースタイム
- 山行
- 10:27
- 休憩
- 3:27
- 合計
- 13:54
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
→椹島まで東海フォレスト送迎 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○椹島〜蕨段 →夏道ですが、枯葉が積もりアルプスの一般道としては不明瞭に感じる部分も多少あります ○蕨段〜駒鳥池 →残雪出てきますがツボ足で充分 ○駒鳥池〜千枚小屋 →残雪多くなり膝(深みにはまると股)程度の踏み抜きが増えますがワカン等は必要無し ○千枚小屋〜千枚岳 →傾斜がキツいので雪質が締まっていれば前爪付アイゼンが無難(アイゼン&ストック使用) 夏道は殆ど雪に埋もれていてほんの一部ハイマツ漕ぎが必要になります ○千枚岳〜丸山 →今回のルート核心部…といってもアイゼンを引っ掛けて転倒したりしない限り確実に歩けば特に難しい所はありません。 岩場の巻道(夏道)に一部雪が被っていますので慎重に通過しましょう。 それと画像アップしたトラバース区間は難しく無いのですがアイゼンワークは確実慎重に! ○丸山〜悪沢岳 →アイゼン外して歩きました。 危険箇所はなく夏道より歩きやすいかもしれませんが岩場での転倒注意。 |
その他周辺情報 | ○携帯電話電波情報(docomo) ・以前と違い椹島付近は街レベルで4G入ります。 2年前の記憶だとauも普通に使えました。 ・千枚小屋も電波入りました ・森林限界上は概ね電波状況良好 ・樹林帯ではほぼ全域で圏外(途中ギリ電波入るところもありましたが圏外だと思った方がいいです) ○椹島ロッヂ ・一泊でもすれば行き帰り送迎して頂けます ・私は一泊夕食のみ9,000円でした ・着替えなどの荷物はスタッフの方にひと声掛ければロッヂ内にデポ可能。(名前や下山予定日等を明記するタグを貰えます) ・お風呂は夕方から入れます ・レストハウス営業は16時〜18時まで ○千枚冬季避難小屋 ・水は小屋から千枚岳方面へ少し進んだ沢から取れます(水場周りは鹿のフンだらけなので精神的に気になる方は浄水器利用薦めます) ・トイレは男性小のみドア開きました。大はドアが開かず(建て付けの問題?)→携帯トイレ持ちましょう ・冬季小屋は階段上がった2階部分 →物干し竿やハンガー多数あり、皆さん綺麗に利用されていて快適。 ○水場情報 清水平で美味しい南アルプスの天然水が取れます。 前述した通り千枚小屋付近の沢でも取れます。 |
写真
感想
昨年から練っていたGW連休の悪沢岳山行。
昨年はなぜ中止にしたのか思い出せないのですが、今年こそは狙おうと事前に椹島へ宿泊予約を入れ、半ば強引にアタックする決定をしました。(妻には「なに勝手に予約いれてんだよー、とか散々言われましたが…笑」)
一度、2年前秋のように沼平から椹島まで徒歩ピストンすることも考えましたが、20kg以上の荷物背負って林道だけで往復34km近く歩くのはもう懲り懲りだと思い東海フォレストさんの送迎にお世話になることに。
プランは、
椹島へ前泊〜翌日悪沢岳アタックから千枚冬季小屋泊〜最終日に千枚岳へ登り返してご来光&撮影し椹島へ下山
という流れでした。
前泊すれば装備を軽荷にして悪沢日帰りも可能ですが、日程に余裕を持ったのは撮影山行という目的もあった為です。
そして荷物に関しては基本的に冬季避難小屋泊であってもツェルトやテントは担ぐべきという自身の考えなのでテント一式も担いで撮影機材(交換レンズや三脚含む)と合わせ25kg前後の荷物に。
昨年3月上河内岳以来となる重い荷物は普段軽量ハイクしかしていない身には応えました。
ましてや今年に入り先月末の男体山へ登るまでは筑波山しか登っていなかった為尚更、、
結果、無理なく無事悪沢岳まで登ることが出来ましたが稜線の雪は思ったより雪解けが進んでいて少し物足りなさもありました。
これからは日に日に雪解けも進み益々歩きやすくなるでしょう。
そして、なんといっても今回は沢山のライチョウと出会えたことが山行に華を添えてくれました。
南アルプスの稜線では何回もライチョウを目撃したことがありますが千枚〜丸山のエリアで遭遇したのは初めて。
いつか真っ白の冬毛ライチョウも見てみたいものです。
最後に…
プロフィール欄にもあるように、家庭の事情もあり頻繁に遠征山行は出来ませんが、今回は天気に恵まれたり東海フォレストスタッフ方々の親切な対応もあって内容が濃く思い出深い山行にすることが出来たので暫くは筑波山でのトレーニング登山に励むことができそうです。
GWの椹島、シーズン中とはうって変わってひっそりしてるのが意外な感じだったんでわ。
各小屋のスタッフさんが詰めていてシーズン中の小屋だと忙しくて話せない方がリラックスして話しできたりとか。
大盤振る舞いの遠征大成功で何よりです。
確かに登山道自体は黒戸尾根より気軽に歩けますね。(うんざりするほど長いですが 笑)
私もまさかGWの椹島がここまで静かだとは予想していなかったので驚きでした!
私の他は自転車趣味の人(二軒小屋まで行くと言ってました)しか宿泊していませんでしたねー。
難易度的にはさほど難しくも無い山行でしたが天気にも恵まれ数少ない遠征チャンスをものに出来た大成功の山行でした!
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