鈴鹿)イワカガミとシロヤシオ咲く 釈迦ヶ岳 赤坂谷から
- GPS
- 09:35
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 882m
- 下り
- 876m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:29
天候 | 曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して、慎重に歩けば危険箇所はありません。 八風林道は地図よりもかなり伸びていました。その先に登山道は無く、踏み跡を探しながら進みました。所々に道標が登場しますが、道は微かです。赤坂谷は次々と分岐し、時々直角に折れ曲がりながら釈迦ヶ岳の山頂直下にまで続いています。 イワカガミを追いかけているうちに、何回も違う谷へ入り込んでしまいました。 県境稜線ははっきりした登山道です。 北仙香山の手前で登山道は屈曲しているけれど、気づかず直進して少ししてから戻りました。 八風峠からの下りはやや不明瞭な部分はあるけれど ほとんど問題はありません。 |
写真
感想
イワカガミとシャクナゲが見たいと
登山道のない赤坂谷を遡り 釈迦ヶ岳へ行ってきました。
イワカガミ三昧、満腹しました。
シャクナゲは少ないけれど 開花はこれから、
シロヤシオは咲き始め、
足下には、小さなスミレたちがずっと咲いていました。
八風林道が長く延びていて、最初はずっと舗装路歩き。
林道脇にもイワカガミが登場。
林道を外れて、踏み跡を辿ります。
所々で、突然道標があらわれ、
道は微かですが、時々はっきりしたものになります。
昔はもっと歩かれていたのでしょうね。
赤坂谷に入って、イワカガミが頻繁に現れて、
それを撮影しながら、いつの間にか道を失い
違う谷に入ってしまうことが何度も
修正しつつ進みました。
花崗岩地帯特有の明るく広い谷が続きます。
なかなか高度も上がらず
谷は細かく枝分かれし続け
時折 直角に折れ曲がります
ピンクテープや赤テープに助けられつつ
複雑な地形に驚きつつ 稜線へ
いつの間にか青空も広がり
穏やかな風が吹く稜線は別世界でした。
シロヤシオの白い花がたくさん咲いていました。
ツボミだけのものも多く、まだまだこれからという所だと思います。
伊勢湾が最初は霞んでいたのに
いつの間にかはっきりと見えだし
伊勢半島も見えてきました。
県境稜線はゆるやかに上下しつつ続いています。
東側は一気に落ちているのに対して、
西側は平原状の地形を残していて、
この大きな花崗岩体が断層に切られ
大きく上下した 地史を現しているように見えて 少し感動。
アセビの新芽が紅葉のように山を彩り
花崗岩地帯特有の白砂に映えて
とってもきれいでした。
イワカガミをゆっくり撮影しすぎて
時間が押してはいたものの
三池岳まで足を伸ばして、赤線をつなぎました。
三池岳からの眺望は抜群。
伊勢湾から 釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、イブネ、銚子ヶ口
大津と彦根付近の琵琶湖の水面、その奥の比良の山々…
急ぎ足で八風峠から下山。
地図上では破線の登山道で、
幅が広く 明瞭ではない部分もあるものの、
下りで使うには 迷う余地のない登山道でした。
次は紅葉の頃に歩きたいかな。
楽しい一日となりました。
イワカガミやシャクナゲを見に釈迦ケ岳に行きました。赤坂谷から釈迦ケ岳までのイワカガミは素晴らしかったです。日当たりのいい斜面は満開で咲き誇っていました。日陰や標高が高くなるとまだ蕾のイワカガミもたくさんありました。シャクナゲは数が少なく時期も早いようで、あっても蕾が多かったです。釈迦ケ岳山頂から三池岳なでの尾根道は伊勢湾を見ることができ、花崗岩地帯の真砂の箱庭を歩くみたいでした。特に三池岳山頂は伊勢湾と琵琶湖を同時に見ることができ幸せでした。春の鈴鹿を満喫した1日でした。
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