七ッ石山・雲取山・三ッ石・飛龍山・前飛竜・熊倉山・丹波天平(山梨百名山 87座目 甲州百山 82座目 甲斐百山 62座目 日本百名山28座目)
- GPS
- 14:12
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,955m
- 下り
- 2,967m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:07
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:56
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
今回は、テント泊第3弾。七ッ石山・小雲取山・雲取山・三ッ石・飛龍山・前飛龍・熊倉山・丹波天平を、1泊2日で回る盛沢山コース。
2日目がかなり長いので、道の駅たばやまへエスケープして、バスを使って、丹波山村村営駐車場へ戻ることも想定。
そして、1人テント泊デビュー戦。土日の天気予報が良かった為、勢いで、テント泊1泊2日を2連続で決行。
丹波山村村営駐車場: 7時頃、丹波山村村営駐車場へ到着したが、満車。路肩スペースには、僅かに空きがあったが、さすが、百名山の雲取山。舐めていた。帰ろうかとも思ったが、鴨沢バス停付近を登った付近にベンチのある駐車できるスペースがあったので、そちらに駐車させてもらった。
七ッ石山: 鴨沢バス停付近の駐車スペースから、奥多摩湖を左手に見ながら、丹波山村村営駐車場を目指す。登山道沿いに鬼滅の刃をモチーフとした、のぼりが立ててあり、今どきで面白かった。舗装路から山道に入り、丹波山村村営駐車場までは、20分ほど。初日の方が、行程が短く、2日目に、丹波山村村営駐車場まで登らなくて良いので、幸運だったかもしれない。
丹波山村村営駐車場から、舗装路を僅かに歩いて、山道に入る。堂所までは、比較的緩やかな沢沿のトラバース路。涼しく歩くことができた。
堂所から、斜度がきつくなり、七ッ石小屋。七ッ石小屋では、富士山を眺めることができた。そして、七ッ石小屋から七ッ石山山頂を目指す。九十九折りで、こちらも斜度がきつめ。途中に七ッ石神社があった。七ッ石山山頂は、開けており、眺望あり。富士山を綺麗に眺めることができた。
特に危険個所なし。
雲取山: 七ッ石山山頂からは、尾根歩き。一旦、下って、比較的なだらかなアップダウンを繰り返す。ヘリポートを越えた付近から急登が出てきて、ヨモギノ頭を登りきると、次は、小雲取山。小雲取山山頂は、登山道からは、僅かに外れており、眺望なしだった。小雲取山山頂からは、比較的、なだらかな尾根歩き。途中、南アルプスの山々を見ることができた。さらに進むと、雲取山避難小屋が見えてきて、雲取山山頂まで、あと僅か。雲取山山頂直下が、僅かに急登で、登りきると、雲取山山頂となった。
山梨百名山の標柱は、雲取山避難小屋横の岩近辺にあった。
雲取山避難小屋の裏を抜けると、百名山と東京都・埼玉県の標柱ピーク。七ッ石山では見えていた富士山が、隠れてしまっていた。
特に危険個所無し。
雲取山荘: 百名山標柱のピークから、ひたすら、林間の中を九十九折りで下ると雲取山荘。雲取山荘のテント場は、13:00頃の到着時点で、ほぼ空きスペースなし。雲取山荘のホームページでは、予約の必要なしとのことだったので、油断していた。なんとか、斜めの斜面にテントを張って、テント内で、ザックで傾きを調整し、就寝スペースを確保した。
下りがきつめなので、スリップ・転倒注意。
三ッ石: 雲取山荘のテント場でテント泊し、4時頃、目が開いたので、1時間前倒しして、出発の準備に取り掛かる。日の出の頃になったので、水場で水を補給しに、小屋の前まで行くと、見事な日の出を見ることができた。
5:00に、雲取山荘を出発。雲取山山頂まで、昨日来た道を引き返す。雲取山山頂では、昨日、見ることのできなかった、富士山を眺めることができた。
雲取山避難小屋まで戻り、奥多摩主脈縦走路を飛龍山方面へ向けて出発。
三条ダルミまでまずは、降下。途中途中で、木々の間から、景色が見えた。三条ダルミは、開けており、こちらでも、富士山を綺麗に眺めることができた。
三条ダルミから、狼平までは、比較的、傾斜の緩い尾根を避けたトラバース路。日がちょうど差さずに、涼しく歩くことができた。狼平は、開けた草原といった感じ。水場があればテントを張っても良さそうなくらいだった。狼平からは、だんだんとトラバース路が狭くなり、登りの傾斜がきつくなっていく。三ッ石に近くなると、架橋された木道が出てきたり、石積みがでてきたりと、かなりの山奥なのに、整備されていて驚いた。三ッ石のピーク付近は、高度感はそこまでないものの、痩せたトラバース路で、険しかった。三ッ石のピークを巻いて過ぎたところで、一旦、尾根に上がってみると、三ッ石の三角点まで行けそうな雰囲気。荷物をデポしてピストンしてみた。三ッ石山頂は、眺望なしだったが、少し下ったところでは、良い景色を眺めることができた。
三ッ石付近は、狭いトラバース路なので、滑落注意。
飛龍山: 三ッ石山頂から、登山道に戻り、更に進む。北天のタルまでは、これまでと変わらず、尾根を外したトラバース路。変わらず、架橋された木道や石積みで、整備されている。眺望もよく、富士山やその他の山々を見ながら、歩くことができた。
北天のタルを越えると、飛龍山まで、あと僅か。トラバース路を進むと、だんだんと、湿り気が出てくる。山頂近道という道標がでてくるので、そちらから、取り付く。飛龍山山頂までは、九十九折りの急登。登りきると、山頂となった。飛龍山山頂は、昨年の11月に訪問した以来の再訪。木々に囲まれており、眺望なし。ここまで、だいぶ気温が上がってきていたが、飛龍山山頂は、涼しく、快適に休憩できた。
三ッ石から、北天のタルまでは、狭いトラバース路があるので、滑落注意。
前飛竜: 飛龍山山頂から、飛龍権現神社まで、昨年の11月に歩いた道を歩く。石楠花がちょうど見ごろだった。飛龍権現神社から僅かに歩くと、禿岩というビュースポットがあるが、今回は、先を急ぐためパスした。飛龍権現神社から、前飛竜を目指す。出だしが痩せた岩尾根で、なかなか歩き辛かった。下り切ると、尾根を僅かに外したトラバース路に入る。こちらでも、石楠花が所々で咲いていた。
前飛竜山頂は、山頂は狭く、眺望なし。山頂を僅かに下ったところが開けており、富士山を眺めることができた。
飛龍権現神社からの下りは、急めなので、スリップ・転倒注意。
熊倉山: 前飛竜山頂からは、切り立っては居ないが、傾斜きつめの岩尾根の下り。途中、満開のミツバツツジが、目を惹いた。岩尾根を下り切ると、熊倉山山頂までは、林間の広い尾根歩きになり、息を付けた。熊倉山山頂は、狭く眺望なしだった。
岩尾根部分は、スリップ・転倒・滑落注意。
丹波天平: 熊倉山山頂からは、尾根道の下り。どんどん高度を下げると、サヲウラ峠。中川神社という小さな石祠があった。サヲウラ峠から、エスケープして下山も考えていたが、順調なペースだったので、そのまま先に進んだ。サヲウラ峠から丹波天平までは、アップダウンはあるものの、ほぼ平坦。途中、丹波山のピークを踏み忘れてしまった。丹波天平は、登山道から若干外れるものの、三角点があり、そちらは踏忘れずに踏んだ。丹波天平からもエスケープルートがあるが、こちらも使用せず、先に進んだ。
特に危険個所無し。
親川バス停付近まで: 丹波天平から、ずっと下り。保之瀬天平付近から、道が不明瞭になるが、トラロープが木々に渡してあるので、道に迷うことは無かった。沢沿いをしばらく進むと、後山集落跡。石垣が残っていた。さらに進むと、高畑集落跡。高畑集落跡手前は、かなり道幅の狭いトラバース路だったり、斜面が崩れて、土が被っていたりと、歩き辛かった。高畑集落跡付近では、倒壊した家屋があったが、よくこんな山奥に住んでいたなというくらいの場所だった。高畑集落跡からは、林間の薄暗いトラバース路をひたすら下ると親川バス停付近に出た。
保之瀬天平付近から、ロープに沿って歩けば問題ないが、道迷い注意。
高畑集落跡付近のトラバース路は、かなり狭く、土が被さっている部分があるので、滑落注意。
鴨沢バス停付近まで: 親川バス停付近からは一般道を歩く。お祭バス停で、バスの時刻表を見ると、1時間も待ち時間があったので、歩いた方が早いという結論に至った。炎天下の中だったので、身軽にするため、道向こうの人目に付きにくい場所に荷物をデポ。水を空きペットボトルに移し替えて、出発したが、残量が500mlを切っていた。雲取山荘で、3.0L入れていたので、大体予想通りの消費量だった。お祭りバス停から、30分かけて、自動車を駐車したスペースに戻った。途中、自動販売機は無かったので、水を持って正解だった。
特に危険個所無し。一応、自動車注意。
2日目がロングコースなので、テントや多めの水を背負い歩き切れるか心配だったが、予定通りのコースをたどれて満足な山行だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する