檜洞丸(青ヶ岳山荘泊)
- GPS
- 09:58
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 1,682m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 5:05
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:48
天候 | 5/28 晴れだが午後はくもりぎみ 5/29 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新松田〜西丹沢ビジターセンター バス(往復切符で2,180円) バスは臨時便・増発便出ました |
コース状況/ 危険箇所等 |
ツツジ新道は人多い。ツツジは金曜の雨風でほとんど散ってしまった ゴーラ沢が増水してたようで渡渉に難儀した 山頂から犬越路方面へ少し下ったところのミツバツツジはまだ綺麗だった 石棚山稜は人少ないが思ったより多かった。30分に一回ぐらい人とすれ違う感じ。 多少険しいところもあるがよくある登山道。半分は遊歩道レベル |
その他周辺情報 | ★青ヶ岳山荘 1泊2食付き8,800円+暖房費500円 トイレは和式2室・使用済みペーパー持ち帰り 夕食はカレーとわかめスープ、朝食はレトルトおでんとごはん ドリップコーヒー650円、宿泊者限定スペシャルコーヒー1,000円(時価) ★西丹沢ビジターセンターの三ツ矢オレンジ200円 |
写真
装備
備考 | 半袖ドライレイヤー、長袖ウィックロン、蛭ヶ岳Tシャツ、夏用トレッキングパンツが行動着。小屋内はこたつやストーブで暖かかったが、夜トイレに出た時も別に寒くなかった。日没を見に犬越路側の木道に長時間いた時は、フリースとレインウェアの上着を着てちょうどいいぐらいだった |
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感想
( ̄∀ ̄)
先週行こうか迷いながら天気が悪く断念した檜洞丸。
ツツジを見るなら今週が最後だと、意を決して青ヶ岳山荘を予約!
食事はカレー、ペットボトル500円、トイレの紙持ち帰り。
少ない宿泊者でいつも楽しく山談義。
山小屋らしい山小屋、青ヶ岳山荘は3回目の来訪となります!
なんとか早起きして(当たり前)7時過ぎに新松田へ。
すでにバス停は行列ですが、ザックを列に置いて窓口で往復切符を購入。
1割ぐらい安くなります。
バスはぎゅうぎゅう満員の一台を見送り、その次の臨時便に座ることが出来ました。
途中のバス停で降りた人にどこ行くンだろうと思いながら(不老山のようです)70分ほど乗車し、久しぶりの西丹沢VCに到着!
蒸し暑い街ナカと違い、湿気がなく涼しくて快適!夜は寒いかも?
青ヶ岳山荘では6月末まで暖房費を取るそうですが、そんなに寒くなるとは思えず、防寒着はフリースとレインウェアしか持って来なかった!!!(←バカ)
周りが続々と出発する中、私は朝食のパンをゆっくり食べ、人がいなくなってから出発。私、遅いですから。
ビジターセンター前では神奈川県警が遭難防止の呼びかけとマスクケースを配っていたのでもらっておきました。GWから2件の死亡事故、1件の行方不明が発生しているとのことで、私も気を付けなければ!
今回はツツジはもちろん、前から目を付けていた石棚山稜を歩くのがノルマですが、今日はとりあえずツツジ新道へ。キャンプ場からの東沢コースも歩きたいですが、昨日の雨で増水してるかもしれないので、また次の機会に。
しばらく車道を歩き、右手の登山口からツツジ新道へ。
もともと水が流れてるところですが、やはり水量が多いようです。
棒ノ峰の白谷沢ルートを思い出し、ミニミニ沢登り気分を楽しみます♪
しかしやはり晴天、歩けば暑い。登りだすと早々に汗をかきます。
ゴーラ沢まではほぼ平坦な道、気持ちの良い森林浴。
あれだけいた登山者もとっくに通り過ぎ、静かな山歩き♪
順調にゴーラ沢へ。
ゴーラ沢はやっぱり増水していた?
いつもどれくらいなのか知りませんが、ちょっと足が濡れそうです。
とりあえずストックを用意して渡ろうとすると、対岸で休んでたおじさんが渡りやすい場所を教えてくれました(苦笑)。助かった。
今日は小屋まで行けばいいから時間に余裕があるし、沢の水がとても綺麗なので少し休憩します。下山してきた男性も「ここ通るしかないンですかね?」と苦笑してたので、渡りやすい場所を教えてあげました(←お前も教わったンだろ!)
しかしもう一度渡渉があり、こっちは狭いが流れが速く、ちょっと怖い。
躊躇してたらさっきとは別の男性が手を引いてくれました(苦笑)。
ご夫婦で沢登りの方だったようです。ありがとうございました(^0^;)流石
さてここからやっと本格的に登ります。ツツジ新道はわりと急登ですが初級ルート。
ツツジを探しながらのんびり登ります。ナントカクワガタソウや黄色い花はちょこちょこ見かけましたが、ツツジはなかなか出てきません。
やっと出てきたヤマツツジは終わってました。
そのうち終わりかけのミツバツツジが出てきて、ここでアレなら登れば登るほど花は終わってるジャン…とショックを受けていると、やがてシロヤシオが出て来ました。
空はくもってきたので余計暗く見えたのかもしれませンが、やはり元気がない、枯れかけのようです。おそらく昨日の雨風で多くが散ってしまった。
せっかく1万円も掛けた小屋泊登山なのに…(;_;)やっぱり先週行けばよかったと悔やみつつも、なんだかんだとお花を撮影しまくります。
よく見れば綺麗な花もありますし。
足が疲れてきたせいもあって、ゆっくり撮影しながら休み、のんびり山頂へ。
小屋に早く着き過ぎたら困ると思っていたが、普通に2時過ぎになっちゃいました。
くもってるから富士山も見えないし、ツツジも終わりかけ…
少し残念な気持ちになっていたところで、犬越路方面の道をのぞいてみたら、
ビッッッッックリするほど鮮やかなミツバツツジが!!!
空が曇ってるのが残念ですが、あまりにビビッドでドギツいほどです!
興奮しまくって撮影し、山頂で少し昼寝してから、3時に青ヶ岳山荘へ。
チェックインと同時にドリップコーヒーを注文したら、小屋番さんに指示されたさわやか好青年が淹れてくれました。新しい歩荷さんだそうです。とても感じの良い若者で、私の来ている蛭ヶ岳山荘Tシャツ(丹沢遊人)を見て「いいですね、蛭ヶ岳シャツ」と笑い、ツツジ新道で下山すると言って去ってゆきました。残念…あ、いえ(汗)
その後続々と宿泊客が到着、1組だけ若いご夫婦で、あとは単独の男性、計9人。
小さい小屋ならではの、山談義が始まります。
まぁそんな大した話はしてないですけどね(^皿^)エヘ
あそこの山がいいとか、どこそこの山に登ったとか。
小屋番の女性も加わって楽しくお話を聞いていましたが、「夕日を撮影するなら食事を後にして今から行った方がいいですよ」と提案され、皆賛成して、全員で犬越路側へ!
実は小屋番さんが日没予想時間を30分ほど勘違いしていたため、30分ほど待つことになりましたが(笑)さっきと違って富士山も見えていて、時間などすぐに経ちました。少し風があり肌寒かったけど、フリースとレインウェアで十分しのげました。
日が暮れたら小屋に戻り、お待ちかねのカレーライス。
今日はお母さんの手作りカレーではなくレトルトです。
山小屋ではあり得ない7時過ぎという遅い時間の夕食となりましたが、ほぼ全員がごはん大盛りにしてもらい、美味しく頂きました。
その後も皆でお話しし、小屋番さんの、車のトラブルが縁でお付き合いを始めた酒屋さんから仕入れた純米酒丹沢山の話を聞くと、何人かがお酒を注文。
楽しい夜を過ごしました。ちなみに夜景は綺麗でしたが星は見えなかったです。
小屋では炬燵に入ってストーブも点いていたため全く寒くなく、フリースも着ないですみましたが、寝る時は服が汚いからフリースを着て、タオルを敷きました。
布団もほぼかぶらなかった。外トイレに出た時も寒くなかったです。
朝。起きるのが面倒な私は朝焼けの写真はいいや、と思ったけど、結局起きて外に出ました。朝日は蛭ヶ岳の方に出るので小屋前から撮影出来るのです。
山頂に行って犬越路側もまた撮影し、朝食。レトルトおでんです。
欲張ってごはん大盛りにしてもらったものの、おでんのボリュームがけっこうあり、ちょっと苦しくなってしまいました。でもごはんに添えられた塩こんぶが美味かった。ここでしっかり食べたからその後も元気でした★
そして皆が続々出発する中、私はダラダラと炬燵猫。小屋番さんとお話ししつつ、宿泊者限定のスペシャルコーヒーを注文して呑んだり。そのあとも、小屋番さんが自分のために淹れたコーヒーの残りをおすそわけしてもらった(笑)。
さっさと出発すれば午前中のバスに間に合ったとは思いますが、急ぐのもやだし、ゆっくり過ごして7時半ぐらいに出発。じゅうぶん早いです(私にしては)。
もう一度犬越路側へ行ってツツジと富士山を堪能したら、今日は石棚山稜で下山。
このルートはずっと歩きたいと思いながら、人が少なくクマの気配がとか(嬉しいけど怖い)迷いやすい箇所があるとか一部滑りやすいとか、不安な話を聞いていたため、なかなか勇気(?)が出なかったルートです。
でも今日は非常に天気が良いので、きっと大丈夫でしょう!
♪今日の私は機嫌がい〜い♪(この歌キライですが)
歩いてみたら、最初の方は植生保護のロープもあったり、ほとんど遊歩道。
登山者は思ったより多く、やはりツツジの季節だからか、30分に1回ぐらい人とすれ違うような感じで、自分にとっては怖過ぎずウザ過ぎないちょうどよさでした。
ツツジは小屋番さん曰く「ツツジ新道より早めに咲いた」ようで、ほとんど終わってたようですが、森林浴が気持ちよくて本当に快適な道!何も怖いことない!
富士山もちょいちょい見れるし楽しくて楽しくて仕方ない。
口笛吹いて歩きたい!(吹けないケド)
…と、言いたいところですが、実は、コーヒー呑み過ぎたせいか、少々お腹がアレで…(大汗)
いや、別に痛いとかじゃなくて、大をもよおしているというか…(汗汗汗)
山荘のトイレは和式なので、出来ないわけじゃないけど苦手なンだよなぁ。
しかも、紙持ち帰りだしなぁ・・・(〃_〃)
まぁ下山まで持つだろうと思って出さないで来ちゃったけど(はしたなくてゴメン)やっぱりヤバくなってきた(;>Д<)ヒィィィィ
なので、とてもじゃないけど休憩している余裕はありませんっ!
せっかく気持ちよい道で、菓子パンもいっぱい持って来てるのにぃ!!!!
少しずつ道が険しくなってきますが、それも楽しい。
怖いとか危ないとかいうほどのレベルではないし。
一箇所だけ登山道がわかりづらい所があったけど、一段上ってみてよくみたらわかった。
踏み跡がしっかり固められているのでわかります。
道標も多く、基本的に迷うことは不可能なレベルです。
もしかすると、私が見た誰かのレコの後、さらに整備されたのかもしれない。
やたら短い距離に道標が3つもあった場所があり、道に沿ってロープも張られていたので、もしや道迷いが多かったのかな?
見た感じ、そんなふうには見えなかったけど…
一箇所だけ滑りやすい砂の鎖場があったけど短いし楽しかった。
噂の4段バシゴも大したことないし、渡渉も大股で一歩のレベル。
沢に出た時は気持ちよくてしばらくいたかったけど、なにせトイレ行きたい。
実は何度かお花摘みを考えたけど、やっぱりなるべくやりたくない。
歩いてると便意は引っ込むンだけど、ちょっと休憩しようかなと思うと復活してくる。
一度、段差の大きいところでしゃがんだら、いわゆる用足しポーズに近かったため体がトイレと勘違いしたのか、MAXでもよおしてしまいました(大汗)
まぁとにかく、天気が良く人も少なく快適な下山だったけど、人生いつも完璧にはいかないものれす。
そういえば、登山口からビジターセンターまで、けっこう車道歩くンだよなぁ。
すでにビジターセンターが見える位置に公衆トイレあったけど、和式だったのでやめた。
まぁ、なんとか、間に合ってくれまひた…(そりゃそうだ)
ゆっくり歩いたものの、それでもバスは2時間待ち。
箒沢を眺めるベンチで昼寝でもしませう。
木陰で涼しいのに誰もおらず、どこに座るか選び放題です!
せっかくなのでテーブル付きのベンチを選択、ザックを置いて先ほど買った三ツ矢オレンジを呑みますが、呑み干したのでもう一本買いに行きました。
戻って来たら、私のベンチのすぐ後ろ(隣)に、人が…(゜ロ゜)
私のザックが置いてあるのに、なんでわざわざそばに座るの???
他のベンチ全部空いてるのに、どのベンチも木陰なのに、、、、
すぐにザックを持って移動しましたが、腑に落ちない気分でした。
バスの時間まで1時間を切ったのでバス停へ。
すでにベンチで並んでる人がいたので、あわてて並びました。
(ベンチがあるの知らなかった。最初から座ってりゃよかった笑)
バスは混雑を見越して増発便が来てくれたので、まだ空席もある中、時間より早く出発。途中から乗る人けっこういましたが、私の隣には誰も来ず(まさか汗くさかったンじゃ…?)車窓から箒沢や丹沢湖、丹沢山塊の景色を楽しみました。
新松田から小田急線快速に乗り、けっこうぐっすり眠っちゃった(^ー^)♪
というわけで、ツツジは終盤で期待したほどではなかったけど、
人によっては「綺麗だった!」「感動した!」と言っていた人もいたので
悪くなかったと思います(←自分で判断しろよ!)
でもツツジ新道を登る時はわりと風もあって涼しかったし、
さすがまだ5月、快適な登山を楽しめました。
お楽しみの石棚山稜は思ったよりも人がいて、かといって混んでもおらず
今後の檜洞丸はここをメインルートにしようかと思うほど気に入りました!
(犬越路ルートもお気に入りですが)
来年こそツツジドンピシャの時期に、そして紅葉や雪の時期にも来たいので、小屋番さんに「また来ますね!」と伝えました。
(私いないかも〜と言われましたが笑)
そういえば写真は撮れなかったけど久しぶりにアサギマダラを見ました。
あーやっぱり丹沢は最高だな(^∀^)♪丹沢だいすき大好きだいすき!
今回、塩鮭を持って行ったがすごくウマかった!
だけど油っぽいので袋は二重にしないと(汗)
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