イハイガ縦走風雲録(綿向山-イハイガ岳-雨乞岳)
- GPS
- 06:42
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,566m
- 下り
- 1,114m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:41
天候 | 曇(のち晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
御幸橋の駐車場は、無雪期なので7時前でもゆったりでした。 アプローチは無雪期だとともに問題ないのですが、新名神で「制限速度より20km/hrくらい遅い速度で追い越しをかけるトラック」に3台遭遇し、なんだかなあと思いました。追い越しの間だけでも制限速度まで上げてくれるかしてくれればいいのに。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【綿向山】わかりやすい道で、危険箇所はありません。夏道を通る限りは、最後の階段以外はきつい登りはありません。ただ、ppさんがヤマビルに襲われました。 【イハイガ岳】頂上より西側は大したことありません。下りの勾配も知れてます。標識はほとんどなく、テープも樹林帯に入るまではあまり目にしませんでしたが、踏み跡は明瞭です。一方、頂上から東側は急勾配です。踏み跡はそこそこはっきりしていて、テープも多めについています。キャプションに書いておきましたが、道が崩れているところがあって、そこを無理に通ろうとして滑りました。ここは巻き道を通った方がいいと思います。ここに限らず、道が湿っていると滑りやすそうで注意が必要でした。 【清水ノ頭】大峠からの登りは結構しんどいです。急登と言うほどではないにせよ、広い尾根なので踏み跡が薄く、また手がかりの乏しい箇所もあります。もし滑ると止まりにくいかも知れません。テープは比較的しっかりついていますが、ないところには全然ありません。山頂を過ぎると笹が増えてきます。踏み跡はそこそこ明瞭ですが、分岐を間違えないようにしましょう。 【南雨乞-東雨乞】とにかく笹です。特に南雨乞から雨乞は丈も高く、人が見えなくなるくらいです。笹を踏むと滑ることもありますし、粘土質の地面も滑りやすいです。踏み跡はなんとなくわかりますが、笹に隠れてはっきりしません。雨乞から東雨乞は、笹は多いですが、道はよく見えています。 【東雨乞-武平峠】道はほぼ明瞭ですが、渡渉箇所などでは注意が必要。危険箇所はありませんが、とにかく長いです。くたびれました。 |
写真
感想
私のレポートタイトルには時々元ネタがあるものが混じっていて、大概は気付いて貰えないか、気付いても無視されているのですが、これも元ネタありのものです。でも、ほとんどの人はわからんだろうな・・・
今回、petit-princeさん(以下ppさん)、あきさんと、鈴鹿を中心に行き先を練った末、以前から時々話題にしていた、綿向-雨乞の縦走に行ってきました。天気予報では、日付が変わるくらいまで小雨。9時くらいから雲が減って、午後から快晴の筈。武平トンネル東側の駐車場に集合し、ppさんの車で御幸橋の登山口へ移動。ここからスタートしました。
綿向は6回目ですが、無雪期に来たのは初めてになります。ただまあ、例によってちょうどよい斜度の道を登って行者コバまで。ここからはいつもは冬道を登っていましたが、今日は夏道。これまでと同じような道でした。綿向は、あまりしんどい思いをせずに登れるのがいいですね。山頂の祠にお参りして食事。ここからが今日の本題。
ただ、この頃から雲が晴れて眺望が楽しめると思っていたのに、雲が厚くて真っ白。雨乞すら見えません。しかも風が激しくて、寒いくらいです。西尾根を通ってイハイガ岳を目指したら少し風が緩むかと思いましたが、今日は雨乞を過ぎるまではずっと強風の中でした。
イハイガ岳まで激下りかと思っていたら、大したことはありませんでした。しかし問題はここからで、イハイガ岳から大峠までが下りは激しい上に、ぬかるんで滑りやすく、なかなか苦労しました。さらに、恐らく道の崩落箇所を巻いて通ればよかったのに、「行けるだろう」と通り抜けたのはまだよかったのですが、その次にもう少し難しい箇所が待ち構えていて、滑りそうな所をなんとか切り抜けようとして滑りました。2mほど滑って、身体にはダメージはありませんでしたが、シャツが泥だらけに。
その後、大峠からの登りがなかなかきつくて、なんとか清水の頭に到着するも、ここもガスの中で眺望は得られず。景色じゃなくて鹿の糞を見に来たみたい。さらに進むと次第に笹が増え、しばしば道が見えなくなります。さらに、水を含んだ笹でズボンが水浸し。景色も見えないのにこんな所で苦労しているのは自分らだけか---と思ったら、南雨乞の山頂に3人の方がおられました。大峠から登ってきたとのことで、ほかにも苦労してる人がいたんですね。これ幸いと雨乞山頂まで後ろを歩かせていただきましたが、身体が隠れるくらいの笹で、苦労しました。
さすがに雨乞山頂では、先着者・後着者などたくさんの方々。ただし、ここでもガスの中。リスタートして、東雨乞まで行って、ようやく鎌ヶ岳がまともに見えました。その後は、七人山山頂に立ち寄りつつ、長い長い下山路。かなりくたびれました。また、先週痛くなった左膝が、この下山中に再燃してきて、沢谷峠あたりからかなり苦しみました。下山後、おふたりからは鎌ヶ岳を誘われたのですが、ここで無理をして来月のお楽しみに障るとよくないので、今日は自重しました。鎌の頂上から武平の間が抜けているので、チャンスだったんですけどね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する