大雪山・黒岳〜トムラウシ山縦走(黒岳、北海岳、忠別岳、五色岳、化雲岳、トムラウシ山)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 2,063m
- 下り
- 2,586m
コースタイム
→12:40白雲岳避難小屋(お昼ごはん 30分休憩)→16:15忠別岳(15分休憩)
→17:15忠別岳キャンプ場(泊)
翌日
04:40キャンプ場発→05:30五色岳(10分休憩)→06:45化雲岳(10分休憩)
→07:55天沼(15分休憩)→09:40トムラウシ山(30分休憩)→11:15前トム平
→13:15トムラウシ温泉短縮登山口
天候 | 二日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・黒岳リフト終点の登山口で入山届を書きます。 ・大雪山系はほとんどのルートが森林限界のため、夏晴れていると暑く水が沢山必要です。 ・また白雲岳からトムラウシ山までの間は簡単にエスケープ出来るルートはないため、万全の用意が必要です。 |
写真
感想
昨年の夏に引き続き、子供二人と北海道の実家に帰る日程の中に大雪山系
1泊の登山を計画した。(登山は長男と二人 次男はジジババと温泉へ)
今回は黒岳のリフト終点までみんなで行き、そこで登山組と温泉組に分かれ
翌日トムラウシ温泉の短縮登山口で合流するという計画である。(同じ所
へ戻る必要がない!おじいちゃんに感謝!!)
白老にある実家を4時に出たのだが、層雲峡は遠く黒岳のリフト終点駅に到着
したのが9時少し前だった。この日は忠別岳避難小屋まで行く予定のため翌日
は15時頃合流することとし、急ぎ出発した。
快晴で風もなく暑いため、それほど標高差のない、黒岳への登りが結構きつく
顔から汗が滴り落ちる。黒岳山頂に到着すると、青い空の下に、旭岳まで別世界
の景色が広がった。
北海岳までの道も終始景色が良く、花も沢山咲いている。白雲岳には前回登って
いるので、山頂はふまず、白雲岳避難小屋へ向かう。銀仙台への分岐を過ぎると
今日の目的地である忠別岳と明日登る予定のトムラウシ山が遥か遠くに見える。
(ほんとに明日トムラウシまで行けるのかな?と思ってしまう距離感です)
白雲岳避難小屋周辺は花の種類が多く、キバナシオガマ、クモイリンドウを見る
ことが出来た。
白雲岳避難小屋から忠別岳までは、ほんとに広々とした高原状の道を行く
ルートで、日本でこのような道は他にないなあと話ながら山旅を楽しんだ。
忠別岳避難小屋にはなんとか17時過ぎに到着した。今回暑かったため、持って
いた5リットルの水は二人でほぼ飲み干してしまった。翌日用として4リットル
煮沸して用意したのだが、これが結構手間です。
翌日、隣の学生のテントから「起床!!」という掛け声が聞こえたので時計
を見ると3時だった。うちらも早めに出発することとし、3時に起床!し4時半
過ぎに出発する。
何とこの日も快晴で、ちょうど朝日が昇ってきたタイミングであり、辺りの景色
がオレンジ色っぽく染まる。早出して良かった。学生さん達に感謝!
五色岳まではハイマツの海を朝露でベショベショになりながら進む。
五色岳からはハイマツが低くなり、化雲岳まで絶景の尾根道を喜々として
辿っていく。途中、湿原あり、沼あり、(熊のう○ちらしきものまであった)
ほんとに爽快な景色!
化雲岳からはこれぞロックガーデンという感じの岩、沼、雪渓、花が作るこれまた
なんとも気持ちの良いルートを行く。ゴロゴロした岩の斜面を登り、北沼に到着。
ここから20分程でトムラウシ山に無事到着。
30分ほどのんびりと360度見渡せる展望を楽しんだ。風もあまり強くなく、
最高の登山日和です。
下山路のトムラウシ公園一帯は岩と花が作り出す景色でも北側斜面の少し荒々
しい景色とはまた違い、とても優しい雰囲気で、前トム平までは癒される感じの
印象的なルートをたどっていく。
前トム平からコマドリ沢まで下り、沢の対岸に渡る。尾根まで少し登り返すと
笹原の中のゆるやかな下り道となる。ここからは駆け下り、13時15分に短縮登
山口に到着。
おじいちゃんにはトムラウシ山頂から少し早く到着する予定と連絡しておいたため、
うちら二人に遅れること5分で、おじいちゃん達温泉組が到着するというベストな
タイミングとなり、終わりも完璧。天気に恵まれた幸せな山行でした。
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