白木峰
- GPS
- 05:52
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,088m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:51
天候 | 晴/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大長谷第4発電所取水口からの登山道は最初に数回渡渉がある。尾根に取付くまではトラバースとなり滑りやすい箇所が何ヵ所かある。 |
その他周辺情報 | 飛騨市河合町角川「ゆぅわ〜くはうす」¥500(JAFとmont-bell割引あり¥400) 天然温泉ではないが食堂が良心的で美味しい |
写真
感想
毎年6月第4日曜日に訪れている白木峰。昨年は来れなかったので2年ぶり。一昨年は万波IN取水口OUTのコースで周遊したので、今回は車の停めやすい取水口側からスタートする。
人気のお山ゆえ、岐阜県側万波からの登山道駐車地はいつも満タン。県境を富山県側に入ってすぐの大長谷第4ダム取水口付近は特に駐車場はないものの、道路幅員も広めで車が停めやすいと思ったが、7時に着いた時には既に多くの車が縦列駐車していた。どうやら今年も富山側の林道が通行止で、富山県側からはここからしか登れないらしい。登山道に近いところはピストンする人のために空けておき、100m程岐阜県側に戻った空き地に停めてスタート。周遊するのでどこに停めても距離は同じなのだ。
定点観測的に花を見たいから毎年同じ時期に訪れている。今回は西の池塘からもう少し白木峰に近づいたところにある小さな池塘でトキソウを見ること、まだ見たことのないサワランを探すこと、ニッコウキスゲの咲き具合、草穂の池塘でコバイケイソウを見ること等々を楽しみにしてスタート。浮島から剱や立山も拝めたら最高なんだけど、ガスが多めで無理みたい。
大長谷第4ダム取水口からの登山口は、ダムの施設を通り抜けてスタート。「立入禁止」と書いてあるけど、どう見てもそこからしか入れない。いいのかな?渡渉後、最初の取付きで道を外して無理やり取付いてしまった。反省。尾根に至るまでのトラバースは、けっこう滑りやすいところもあり注意が必要。道が崩壊している所にはお助けロープが設けてある。尾根に取付いてしまえば危険はなくなる。
万波との合流点に近づくと西の池塘が現れる。初めてオポッサム君に連れてきてもらった時、訪れる人も少なく静かな池塘だと教えてもらった。万波からピストンする時でも足を延ばすお気に入りの場所。その少し先にトキソウの池塘と勝手に名付けた小さな池塘があって、ニッコウキスゲの足元に小さいけれど美しい花を見つけることができる。一昨年に比べて花の数は少なかった。これは時期が遅いのか?早いのか?
残念だったのは草穂の池塘のコバイケイソウが全て終わっていたこと。真っ白な花穂が風にゆらゆらしながら水面に映る様子は本当に美しい。でもまあ、コバイケイソウが終わってニッコウキスゲが咲き始めることを考えると、両方がベストな状態を望むのは贅沢ってことですね(;^_^A
太子堂に近づくと圧巻のニッコウキスゲ群落。これほど咲き乱れているのは初めて。そして白木峰山頂から浮島に向かう途中、木道近くでピンクのランを発見。つぼんでいるためサワランかトキソウかよく分からない。いづれにせよ、木道付近でこの類を見たのは初めて。花の最盛期はもう少し後なのかもしれない。今度はしっかり開花している時期に訪れてみたい。
浮島に到着。ここは快晴の青空にも映えるが、霧の中でも幻想的でとても美しい。尾瀬や立山の弥陀ヶ原に比べるとコンパクトだが引けを取らない美しさだと思う。ずっと留まっていたいけど、一昨年は油断していてブヨにやられてしまった。写真を撮ってから山荘に向かう。山荘のトイレは相変わらず使えない。この時期には林道が通れないことが多いから、設備の整備もできないんだろう。使えるとありがたいんですけどね。
山荘で休憩してから地図にも載っている山荘の北側の道に行ってみる。地図だとその道の終了点がピークになっているので展望台でもあるのかな?と思ったが、藪藪して道が終わり何もなかった。戻ってそのまま林道へ下り、いつも1輪だけ咲いているノビネチドリを今年も確認して下山開始。今回も花を満喫できた白木峰だった。
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