八ヶ岳【美濃戸-赤岳鉱泉-硫黄岳-横岳-行者小屋-美濃戸】
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,352m
- 下り
- 1,352m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:05
天候 | 晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(5時の時点で満車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な個所はありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
MS CROW GTX(SALEWA)
|
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感想
早い梅雨明けにできず、山行計画を立てられずにいたので、とりあえず日帰りで八ヶ岳のゴールデンルートを計画しました。
美濃戸のやまのこ村のいつもの駐車場に、前夜に着いて車で仮眠をとって、明るくなってから歩き出しました。
歩きやすい北沢の林道を歩きます。ウォーキングアップにちょうどいい林道歩きを30分ほど続けて、沢を渡って登山道に入りました。
北沢の登山道は、勾配が一定で、斜面への登攀などもなく、河原近くを歩き続けるので、本当に歩きやすく、体力の温存ができます。
ほどなくして赤岳鉱泉に到着し、青空に映える横岳が目の前に立ちはだかり、今日の山行がとても楽しいものになると、(この時は)思いました。
赤岩ノ頭までは急な斜面を九十九折で登っていきます。そのため、登山道自体の勾配はきつくはないのですが、450メートルほどの高低差を登ると一気に展望が開け、硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳が目の前に広がります。
稜線の反対側に目をやると、北八ヶ岳の峰々がきれいに並んで見え、さらに北アルプスまでしっかり眺められました。
赤岩ノ頭から硫黄岳の頂上まで岩稜帯を登り、広い頂上は風がなく、とても過ごしやすい硫黄岳の頂上でした。
雲がかかって怪しい感じになってきた赤岳を眺めながら、ゆっくりとコンビニのおにぎりを頬ばって、南八ヶ岳を満喫しました。
硫黄岳からは、今回の楽しみの一つ、コマクサの群落を歩きます。
硫黄岳山荘の立つ大ダルミのちょっと手前から、特徴のある緑色の小さな塊が登山道の脇にポツポツと。
コマクサが満開という時期は外れていましたが、早咲きのコマクサをたくさん見ることができました。
おそらく、あと1週間くらい遅いと、斜面一面に咲くコマクサの群落を見ることができたでしょう。
横岳の奥ノ院に近づけば近づくほど、行く先の登山道が雲に覆われて行き、もう時間との勝負となるのがわかりました。
奥ノ院に到着し、昨年登ることができなかったので、久しぶりの横岳の余韻に浸ることなく、赤岳に向かいます。
三又峰で杣添尾根を眺め、日ノ岳に差し掛かったころ、ポツポツと大粒の雨が落ち始め、あっという間にひどい状態に。
レインウェアを着込んで歩いてるとどんどん雨が強くなって、土砂降りに。
地蔵ノ頭に到着しても雨脚は弱まらず、雲も厚くて黒いので、今回は赤岳は諦めて下山することに。
地蔵ノ頭の急こう配の登山道を慎重に下って行くと、横岳の斜面を水が勢いよく流れ、沢になっているとこもありました。
背後にゴロゴロと雷鳴が聞こえているなと思っていると、すぐに大きな雷鳴が鳴り響き、ここで稜線にいたら地獄だなと思いました。
地蔵ノ頭での判断としては、下山するか、赤岳展望荘に逃げ込むかの二択でした。
行者小屋に下りてくるころには、雨は完全にあがって、西側には青空が広がってましたが、稜線上には雲がかかっていて、完全に天候が回復したわけではなさそうでした。
行者小屋からは、いったん赤岳鉱泉に抜けて、北沢から美濃戸まで下山しました。
今回のコースは、秋にでもまたチャレンジしてみようと思います。
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