霊仙山 〜花の百名山(エビネ、ヤマシャクヤク他)
- GPS
- 01:00
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 975m
- 下り
- 966m
コースタイム
天候 | 空気が澄んだ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・汗拭峠〜今畑登山口の区間の登山道は数箇所崩壊 ・霊仙山は田中澄江による「花の百名山」の一座で、代表する花としてヒロハナノアマナが紹介。エビネがあちこちで咲いていました。ヤマシャクヤクも咲いていました。山頂部はニリンソウが多く咲いていました。山と溪谷社の『花の百名山地図帳』では、霊仙山の花としてリョウノウギク、シシウド、イブキトリカブト、クサボタン、ヒルムシロが紹介されていました。 |
写真
感想
稜線ではやや冷たい風が吹いていましたが、空気が澄んでいて展望が優れていました。白山の上部や北アルプスには雲がかかっていました。琵琶湖全体や伊勢湾などが見渡せました。榑ヶ畑の廃村跡地の谷ルートの最初の部分は工事が行われていました。ヤマビルがいそうな湿った箇所でしたが、今回は被害に遭いませんでした、森の中ではオオルリ、カケス、キビタキ、ミソサザイなどのさえずりが聴こえていて、ミソサザイはその姿が確認できました。山小屋かなやでは、植えられたオオマツユキソウが咲いていました。汗拭峠から今畑への下りは谷が浸食され、数か所で登山道が崩壊していました。廃村の今畑では、色々な花が咲いていました。
山上にはニホンジカと思われる獣道があちこちに付いていましたが今回はその姿は見られませんでしたが、山頂部にニホンザルがいました。朝は山上には雲があったと思われますが、笹峠の先の西南尾根を上り始めると、南側の視界が開け、澄んだ青空に鈴鹿山脈や琵琶湖などがくっきりと望めました。山頂部からは中央アルプスと御嶽山、山頂部に雲がかかった乗鞍岳、白山などが望めました。のんびりと歩いていたので予想以上に霊仙山に滞在することになり、帰りに道草しようと思っていた所へ立ち寄るのを止めました。
今回撮影した植物、イチリンソウ、ウマノアシガタ、ウラシマソウ、エビネ、オオマツユキソウ、オドリコソウ、オニシバリ、カキドオシ、カテンソウ、キケマン、キジムシロ、キランソウ、クサノオウ、クリンソウ、クルマムグラ、コンロンソウ、サワギク、ジャケツイバラ、タチツボスミレ、タンポポ、チャルメルソウ、ツクバネソウ、ツボスミレ、ナツトウダイ、ニリンソウ、ハタザオ類、ヒトリシズカ、ヒメウズ、ヒメレンゲ、フタリシズカ、ヒルムシロ、マムシグサ類、マルミノヤマゴボウ、ミスミソウ、ミヤマハコベ、ムラサキケマン、ヤマシャクヤク、ヤマツツジ、ヤマネコノメソウ、ヤマブキ、ヤマブキソウ、ユキノシタ。サワギク、ヒルムシロ、バイケイソウ、ユキノシタなどの花はこれからのようでした。
【動画 エビネ咲く霊仙山からの展望 Calanthe discolor 】
[b]【 バックナンバー 霊仙山 】[/b]
・[b]2月26日[/b] (2013年)『霊仙山〜 スノーシューで新雪白銀の展望台へ』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-272720.html
・[b]3月2日[/b] (2008年)『霊仙山〜西出商店から往復』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-106928.html
・[b]5月17日[/b] (2014年)『霊仙山 〜花の百名山(エビネ、ヤマシャクヤク他)』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-448671.html
・[b]5月21日[/b] (2012年)『霊仙山 〜山芍薬が見頃 +金環日食の撮影に成功!』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-192958.html
・[b]6月4日[/b] (2011年)『霊仙山・花図鑑 ヒルに脇腹噛まれて出血大サービス』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-114378.html
・[b]11月21日[/b] (2012年)『霊仙山 〜小春日和のカルスト地形の展望周回コース』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-246777.html
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