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Yamareco

記録ID: 449940
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂高・奥穂高〜涸沢テント泊デビューして北穂と奥穂制覇!〜

2014年05月12日(月) ~ 2014年05月15日(木)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
38.7km
登り
2,614m
下り
2,600m

コースタイム

12日
上高地BT0730−0812明神0828−0910徳沢0920−1012横尾1020−1132本谷橋1145
−1350涸沢ヒュッテ
13日
涸沢テント場1120−1128涸沢小屋横通過−1345北穂高頂上1350
ー1355北穂高小屋1415−1420北穂高頂上−1520涸沢テント場(シリセード多用)
14日
涸沢テント場0605−0820穂高山荘0845−0945奥穂高山頂1030−穂高山荘1145
−1315涸沢テント場
15日
涸沢0945−1045本谷橋1050−1210横尾1230−1330徳沢1340−明神1430
−1530上高地BT
天候 12日晴れ時々曇り後雨
13日雨後晴れ時々快晴
14日晴れ
15日雨後曇り後雨
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
平湯あかんだな駐車場から濃飛バスで上高地
コース状況/
危険箇所等
明神〜横尾、道の両脇に所々、二輪草が群生し白い花を咲かせている。
徳沢ー横尾、途中から河原の道。
本谷橋〜涸沢、アイゼン装着。
涸沢〜北穂、涸沢〜奥穂はアイゼン+ダブルアックス。ヘルメット、ゴアテックスグローブ、バラクラバ必携。
平湯のあかんだな駐車場。
06:50発の濃飛バスに家族連れと自分の5名乗車、上高地まで乗ったのは自分1人。
2014年05月12日 06:33撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 6:33
平湯のあかんだな駐車場。
06:50発の濃飛バスに家族連れと自分の5名乗車、上高地まで乗ったのは自分1人。
バスの車窓から大正池と穂高を望む。
2014年05月18日 23:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/18 23:22
バスの車窓から大正池と穂高を望む。
07:30上高地BT出発。8か月ぶり2回目の上高地。
2014年05月12日 07:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 7:32
07:30上高地BT出発。8か月ぶり2回目の上高地。
天気は今一だが、穂高はくっきり見える。
2014年05月12日 07:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
5/12 7:32
天気は今一だが、穂高はくっきり見える。
誰もいない河童橋より穂高を望む。
2014年05月12日 07:33撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 7:33
誰もいない河童橋より穂高を望む。
08:12明神着。20堋兇┘競奪重過ぎ〜
でトイレ休憩。
2014年05月12日 08:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 8:17
08:12明神着。20堋兇┘競奪重過ぎ〜
でトイレ休憩。
見事な明神岳。
2014年05月12日 08:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 8:17
見事な明神岳。
明神〜徳沢の道中、早速、二輪草見っけ。
2014年05月12日 08:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 8:44
明神〜徳沢の道中、早速、二輪草見っけ。
2014年05月12日 08:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 8:45
徳沢から横尾に行く途中から夏道積雪が多いため、左折して河原の道を歩かされます。
2014年05月12日 09:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 9:55
徳沢から横尾に行く途中から夏道積雪が多いため、左折して河原の道を歩かされます。
2014年05月12日 09:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 9:55
2014年05月12日 09:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 9:55
横尾の吊橋。
2014年05月12日 10:27撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 10:27
横尾の吊橋。
屏風岩が見えてきた。
2014年05月12日 10:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 10:32
屏風岩が見えてきた。
2014年05月12日 10:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 10:32
2014年05月12日 10:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 10:52
まだ塔の立っていないフキノトウ発見。
2014年05月12日 11:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 11:23
まだ塔の立っていないフキノトウ発見。
11:32本谷橋着。11:45まで休憩。先行者はアイゼン着けないで行くそうなので、取り敢えず自分も着けないで行く。
2014年05月12日 11:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 11:34
11:32本谷橋着。11:45まで休憩。先行者はアイゼン着けないで行くそうなので、取り敢えず自分も着けないで行く。
2014年05月12日 11:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 11:35
屏風岩を裏側から見る。
2014年05月12日 11:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 11:35
屏風岩を裏側から見る。
2014年05月12日 11:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 11:35
このあたりでアイゼン装着。
2014年05月12日 12:36撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 12:36
このあたりでアイゼン装着。
2014年05月12日 12:36撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 12:36
2014年05月12日 12:36撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 12:36
13:00涸沢ヒュッテの吹き流しと屋根が見えてきた。
2014年05月12日 13:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 13:07
13:00涸沢ヒュッテの吹き流しと屋根が見えてきた。
2014年05月12日 13:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 13:07
2014年05月12日 13:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 13:37
かわいい道しるべ。
2014年05月12日 13:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 13:37
かわいい道しるべ。
13:30雨が降ってきたのでハードシェル着込んでザックカバー装着。
2014年05月12日 13:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 13:37
13:30雨が降ってきたのでハードシェル着込んでザックカバー装着。
13:50涸沢ヒュッテ到着!
取り敢えず、これでしょ!
2014年05月12日 14:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 14:04
13:50涸沢ヒュッテ到着!
取り敢えず、これでしょ!
涸沢ヒュッテの夕食。メンチカツとカレイの煮付け。
2014年05月12日 17:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 17:02
涸沢ヒュッテの夕食。メンチカツとカレイの煮付け。
石塚真一先生の色紙が展示されていた。もちろん岳は全巻持ってますよ。
2014年05月12日 17:26撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 17:26
石塚真一先生の色紙が展示されていた。もちろん岳は全巻持ってますよ。
はい、朝05:30の外の景色。どんよりしていて、
今日はテント泊にするか、山小屋連泊するか悩みます。
2014年05月13日 05:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/13 5:41
はい、朝05:30の外の景色。どんよりしていて、
今日はテント泊にするか、山小屋連泊するか悩みます。
涸沢ヒュッテの朝食。なんと大好物の目玉焼きが付いている。感激!
2014年05月13日 06:00撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/13 6:00
涸沢ヒュッテの朝食。なんと大好物の目玉焼きが付いている。感激!
昨日アンザイレンして奥穂登頂された方たち。夕食の時、ビールとワインで盛り上がってました。
2014年05月13日 07:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 7:59
昨日アンザイレンして奥穂登頂された方たち。夕食の時、ビールとワインで盛り上がってました。
少し空が明るくなってきました。
2014年05月13日 07:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 7:59
少し空が明るくなってきました。
昨日、撮るの忘れた涸沢ヒュッテの玄関。
2014年05月13日 07:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 7:59
昨日、撮るの忘れた涸沢ヒュッテの玄関。
2014年05月13日 08:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 8:00
吹流しアップ。
2014年05月13日 08:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 8:02
吹流しアップ。
昨日の大雨強風に耐えたテント泊の方たち。あんたたちはエライ!
2014年05月13日 08:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 8:02
昨日の大雨強風に耐えたテント泊の方たち。あんたたちはエライ!
なんて言ってたら、一気に雲が抜けて待望の青空〜
2014年05月13日 09:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 9:30
なんて言ってたら、一気に雲が抜けて待望の青空〜
北穂方面。
2014年05月13日 09:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 9:30
北穂方面。
奥穂方面はまだ雲が少し流れている。
2014年05月13日 09:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
5/13 9:30
奥穂方面はまだ雲が少し流れている。
2014年05月13日 09:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 9:30
2014年05月13日 09:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 9:31
2014年05月13日 09:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 9:31
涸沢小屋。
2014年05月13日 09:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 9:31
涸沢小屋。
マイテント!
2014年05月13日 09:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 9:55
マイテント!
2014年05月13日 09:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 9:55
2014年05月13日 09:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 9:55
2014年05月13日 09:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 9:56
2014年05月13日 09:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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マイテント!
2014年05月13日 10:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/13 10:23
マイテント!
2014年05月13日 10:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 10:24
奥穂をバックにマイテント!
初張のヒルバーグ ソウロ。自立型、ダブルウォール。フレーム3本で風にも強かったし、翌朝-2℃だったが、結露も皆無。
2014年05月13日 10:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 10:24
奥穂をバックにマイテント!
初張のヒルバーグ ソウロ。自立型、ダブルウォール。フレーム3本で風にも強かったし、翌朝-2℃だったが、結露も皆無。
2014年05月13日 10:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 10:25
2014年05月13日 10:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 10:25
涸沢ヒュッテのテラス。
2014年05月13日 10:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 10:26
涸沢ヒュッテのテラス。
2014年05月13日 10:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 10:26
テント設営、テント内も後は寝るだけの準備を終えて、11:20北穂に向けて出発。
一番涸沢ヒュッテに近いのがマイテント。
2014年05月13日 11:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 11:30
テント設営、テント内も後は寝るだけの準備を終えて、11:20北穂に向けて出発。
一番涸沢ヒュッテに近いのがマイテント。
2014年05月13日 11:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 11:31
2014年05月13日 11:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 11:31
初めは先行者のトレースに追従してたんですけど、なんたってこっちは空荷なので、失礼して追い越させていただいた。
2014年05月13日 11:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 11:31
初めは先行者のトレースに追従してたんですけど、なんたってこっちは空荷なので、失礼して追い越させていただいた。
2014年05月13日 11:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 11:31
2014年05月13日 11:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 11:31
2014年05月13日 12:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 12:08
愛用のチタンピックMIZO流星386gとグリベルエアーテックカーボン520g。
北穂はシャフト使い、奥穂はピック多用で登りました。
2014年05月13日 12:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
5/13 12:08
愛用のチタンピックMIZO流星386gとグリベルエアーテックカーボン520g。
北穂はシャフト使い、奥穂はピック多用で登りました。
2014年05月13日 12:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 12:08
2014年05月13日 12:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 12:08
涸沢のテン場があんなに小さく見える。
2014年05月13日 12:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 12:24
涸沢のテン場があんなに小さく見える。
涸沢ヒュッテ全景。
2014年05月13日 12:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 12:24
涸沢ヒュッテ全景。
前穂。
2014年05月13日 12:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 12:24
前穂。
2014年05月13日 12:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 12:24
2014年05月13日 12:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 12:35
2014年05月13日 12:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 12:35
2014年05月13日 12:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 12:35
2014年05月13日 13:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:08
2014年05月13日 13:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:08
2014年05月13日 13:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:08
2014年05月13日 13:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 13:08
2014年05月13日 13:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:08
常念岳と並んだか?
2014年05月13日 13:15撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:15
常念岳と並んだか?
2014年05月13日 13:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:16
2014年05月13日 13:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:16
常念と並んだな。
2014年05月13日 13:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:25
常念と並んだな。
ホント、もうアドレナリン放出しまくりで気分は最高!
2014年05月13日 13:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/13 13:25
ホント、もうアドレナリン放出しまくりで気分は最高!
2014年05月13日 13:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:25
2014年05月13日 13:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:25
2014年05月13日 13:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:37
2014年05月13日 13:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 13:37
松涛岩。稜線に出た途端、20m/sの烈風!
慌ててハードシェル着込んで、バラクラバ装着。
2014年05月18日 23:18撮影 by  iPhone 5s, Apple
4
5/18 23:18
松涛岩。稜線に出た途端、20m/sの烈風!
慌ててハードシェル着込んで、バラクラバ装着。
前穂。ここで頂上を前にして、デジカメの電池が切れる。後の画像はiPhone5Sで撮影。
2014年05月13日 13:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/13 13:45
前穂。ここで頂上を前にして、デジカメの電池が切れる。後の画像はiPhone5Sで撮影。
13:50頂上に着いたのに標識がないと思ったら穴の中にありました。
2014年05月13日 13:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/13 13:55
13:50頂上に着いたのに標識がないと思ったら穴の中にありました。
北穂高小屋テラスにて槍ヶ岳バックに先行者の方に撮っていただきました。
2014年05月13日 14:05撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/13 14:05
北穂高小屋テラスにて槍ヶ岳バックに先行者の方に撮っていただきました。
2014年05月13日 14:05撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/13 14:05
槍が岳。
2014年05月18日 23:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/18 23:14
槍が岳。
槍ヶ岳から大キレット。
2014年05月18日 23:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/18 23:13
槍ヶ岳から大キレット。
北穂高小屋。有名なパスタを注文しようとしたら
昼食の注文は13:00までとのこと。
2014年05月13日 14:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/13 14:11
北穂高小屋。有名なパスタを注文しようとしたら
昼食の注文は13:00までとのこと。
北穂高小屋から頂上に向かう階段。
左側奥がトイレ。
2014年05月13日 14:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/13 14:11
北穂高小屋から頂上に向かう階段。
左側奥がトイレ。
仕方がないので珈琲。
2014年05月18日 23:12撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/18 23:12
仕方がないので珈琲。
14:20頂上から下山しようとしたら、先程追い抜いた方が丁度稜線から登ってこられたので頂上で撮影会。槍ヶ岳バックに北穂頂上で写真撮れて良かった。
ありがとうございました。
2014年05月13日 14:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/13 14:49
14:20頂上から下山しようとしたら、先程追い抜いた方が丁度稜線から登ってこられたので頂上で撮影会。槍ヶ岳バックに北穂頂上で写真撮れて良かった。
ありがとうございました。
15:20涸沢テン場着。初のシリセード体験。
おもろかった〜
で、お決まりのビールセットを直ぐに飲もうとしたのだが、30cm埋めたはずのスノーアンカーが強風で浮き上がってきていて、やり直したり、防風壁の補強をしたりして飲めたのは17:00。
2014年05月13日 16:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/13 16:39
15:20涸沢テン場着。初のシリセード体験。
おもろかった〜
で、お決まりのビールセットを直ぐに飲もうとしたのだが、30cm埋めたはずのスノーアンカーが強風で浮き上がってきていて、やり直したり、防風壁の補強をしたりして飲めたのは17:00。
夜といっても19時か20時頃だと思うが、近所の方の満月が見えるよという声でテントから顔を出したらぽっかりと満月が見えた。700g弱の三脚持ってきたけど。結局1回も使わなかった。
2014年05月13日 20:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/13 20:53
夜といっても19時か20時頃だと思うが、近所の方の満月が見えるよという声でテントから顔を出したらぽっかりと満月が見えた。700g弱の三脚持ってきたけど。結局1回も使わなかった。
2014年05月14日 04:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 4:57
朝、モルゲンロートは見れず。
でもいい天気。
2014年05月14日 04:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 4:57
朝、モルゲンロートは見れず。
でもいい天気。
2014年05月14日 04:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 4:57
2014年05月14日 04:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 4:57
05:00今日登る奥穂方面。ザイテングラード取付き部に早くも登山者の姿が。
2014年05月14日 05:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 5:25
05:00今日登る奥穂方面。ザイテングラード取付き部に早くも登山者の姿が。
06:05涸沢テン場出発。
途中にでっかいデブリ。
2014年05月14日 06:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 6:45
06:05涸沢テン場出発。
途中にでっかいデブリ。
2014年05月14日 06:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
5/14 6:45
2014年05月14日 06:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 6:59
ザイテングラード取付き部。
2014年05月14日 06:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 6:59
ザイテングラード取付き部。
ザイテングラード取付き部から涸沢テン場を振り返る。
2014年05月14日 07:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
5/14 7:00
ザイテングラード取付き部から涸沢テン場を振り返る。
霞む常念岳。
2014年05月14日 07:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 7:00
霞む常念岳。
雷鳥と思われる大型鳥の鳴き声はすれども姿は見れず。
2014年05月14日 07:22撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 7:22
雷鳥と思われる大型鳥の鳴き声はすれども姿は見れず。
白出のコルに続くトレースが何本もあり、どれを辿ればいいか迷うが、一番左のトレースに追従。
2014年05月14日 07:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 7:23
白出のコルに続くトレースが何本もあり、どれを辿ればいいか迷うが、一番左のトレースに追従。
08:15白出のコル着。
2014年05月14日 08:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 8:16
08:15白出のコル着。
核心部下の滑落者防護ネット。過去何人かこれで助かった方がいるそう。
2014年05月14日 08:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 8:16
核心部下の滑落者防護ネット。過去何人かこれで助かった方がいるそう。
2014年05月14日 08:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 8:17
2014年05月14日 08:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 8:17
まずは100円払ってトイレ休憩。トイレから戻ってきたらBCの方が到着。スキーをデポして空身で奥穂目指すとのこと。
アイゼンを念入りに装着し直して、
08:42奥穂頂上目指して出発。
2014年05月14日 08:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 8:17
まずは100円払ってトイレ休憩。トイレから戻ってきたらBCの方が到着。スキーをデポして空身で奥穂目指すとのこと。
アイゼンを念入りに装着し直して、
08:42奥穂頂上目指して出発。
涸沢岳。
2014年05月14日 08:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 8:17
涸沢岳。
ハシゴを登った後の鎖場。
2014年05月14日 08:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 8:52
ハシゴを登った後の鎖場。
穂高山荘。
2014年05月14日 08:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/14 8:52
穂高山荘。
鎖場。
2014年05月14日 08:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 8:52
鎖場。
2014年05月14日 08:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 8:52
鎖場を過ぎた核心部は命あっての物種なので、登ることに専念することに。
2014年05月14日 08:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/14 8:52
鎖場を過ぎた核心部は命あっての物種なので、登ることに専念することに。
2014年05月14日 09:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 9:17
クレバス。
2014年05月14日 09:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 9:17
クレバス。
2014年05月14日 09:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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ジャンダルム。
2014年05月14日 09:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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ジャンダルム。
2014年05月14日 09:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 9:18
頂上と間違えて登った峰。BCの方も間違えて登って来られて2人で記念撮影。
まずは奥穂頂上をバックに記念撮影。
2014年05月14日 09:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/14 9:39
頂上と間違えて登った峰。BCの方も間違えて登って来られて2人で記念撮影。
まずは奥穂頂上をバックに記念撮影。
次は槍をバックに。
2014年05月14日 09:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
2
5/14 9:39
次は槍をバックに。
2014年05月14日 09:40撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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09:46奥穂高頂上着。本日3番手。
2014年05月18日 23:10撮影 by  iPhone 5s, Apple
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09:46奥穂高頂上着。本日3番手。
奥穂頂上から槍ヶ岳を望む。
2014年05月14日 09:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/14 9:49
奥穂頂上から槍ヶ岳を望む。
梓川、上高地方面。
2014年05月14日 09:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/14 9:49
梓川、上高地方面。
雪の積もったジャンダルム。
2014年05月14日 09:50撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/14 9:50
雪の積もったジャンダルム。
2014年05月14日 09:51撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/14 9:51
2014年05月14日 09:51撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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2014年05月14日 09:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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2014年05月14日 09:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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憧れのジャンダルム。
2014年05月14日 09:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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憧れのジャンダルム。
2014年05月14日 09:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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頂上の祠。
2014年05月14日 09:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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頂上の祠。
2014年05月14日 09:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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2014年05月14日 09:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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2014年05月14日 09:54撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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2014年05月14日 10:03撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/14 10:03
2014年05月14日 10:03撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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なんたってBCの方と自分の2人貸切状態ですから、好きなだけ写真が撮れます。
2014年05月14日 10:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/14 10:04
なんたってBCの方と自分の2人貸切状態ですから、好きなだけ写真が撮れます。
ジャンダルムをバックに。
2014年05月14日 10:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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ジャンダルムをバックに。
登る際に前の人のトレースに追従して乗り越えた頂上直下の雪庇。それを見ていたBCの方に呆れられました。
2014年05月14日 10:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/14 10:39
登る際に前の人のトレースに追従して乗り越えた頂上直下の雪庇。それを見ていたBCの方に呆れられました。
頂上直下の岩に沿って下山。
2014年05月14日 10:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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頂上直下の岩に沿って下山。
2014年05月14日 11:36撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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奥穂を振り返る。
2014年05月14日 11:36撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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奥穂を振り返る。
穂高山荘のラーメン。煮玉子が入っていて美味かった。
2014年05月14日 11:51撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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穂高山荘のラーメン。煮玉子が入っていて美味かった。
最終日朝飯。7時頃からテント内撤収。
8時頃からテント撤収。
2014年05月15日 05:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/15 5:55
最終日朝飯。7時頃からテント内撤収。
8時頃からテント撤収。
屏風岩、岩小屋跡。
2014年05月15日 11:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/15 11:34
屏風岩、岩小屋跡。
2014年05月15日 11:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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2014年05月15日 11:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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徳澤園のカレーライス食べたかったけど、シャリバテで我慢出来ず横尾山荘でラーメン。
2014年05月15日 12:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/15 12:16
徳澤園のカレーライス食べたかったけど、シャリバテで我慢出来ず横尾山荘でラーメン。
横尾〜徳沢の途中でニホンザルと遭遇。
2014年05月15日 13:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/15 13:02
横尾〜徳沢の途中でニホンザルと遭遇。
一面、満開の二輪草。
2014年05月15日 13:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/15 13:02
一面、満開の二輪草。
みちくさ食堂でお約束のソフトクリーム。
徳沢までもってくれていた天気もみちくさ食堂を出てから雨が降り出し、上高地までずっと雨。
2014年05月15日 13:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/15 13:31
みちくさ食堂でお約束のソフトクリーム。
徳沢までもってくれていた天気もみちくさ食堂を出てから雨が降り出し、上高地までずっと雨。
撮影機器:

感想

☆感想☆
今回の山行計画は去年夏に初めての本格的登山、初めての北アルプスで剱岳、槍ケ岳と登って、10月初旬の平日に涸沢から奥穂高を登ろうと休暇を押さえていた計画が週間天気予報が雨となったため、行けなかったことから始まる。単に奥穂に登りたいという欲求から下調べをしていくうちに、どうせ行くならGW明けの時期にテント泊で涸沢デビューし天気に恵まれれば奥穂と北穂の両方登りたいという壮大な目標へと変化していき、それに対する周到な準備と調査を進めてきた。
日程について、本当はGW連休明けの6〜9日か、7〜10日を狙いたいところだったが、17日に親戚の結婚式が入ったため、12日〜16日で休みを押さえた。
昨年1泊2日で槍ケ岳に登った際は山小屋泊でザックの重さは10堋度だったので、徳沢でのトイレ休憩以外休まず、肩の小屋まで苦も無く行けたが、雪山装備とテント泊装備で20堋兇┐箸覆辰榛2鵑離競奪は担ぐだけでも一苦労。
これで涸沢まで歩けるのか一番の不安だった。もちろん今回はノンストップというわけにはいかず、明神、徳沢、横尾、本谷橋でザックを下し、各10〜15分程度休憩を取りながらの山行となった。
今回も1週間前から「てんきとくらす」というサイトで涸沢カールの週間天気予報をずっとチェックしていたが、最終的に4日間とも登山指数Cで最悪!今回も見送って休みを6月に延期しても、雪も融けて折角揃えたアイゼンもピッケルも十分活かせないだろう、それなら天気が悪くても今の方がいいとの決断を下した。それが来てみればどうだ、中2日は快晴、晴れという思ってもみなかった好天、おかげで北穂、奥穂と登りたかった山に好条件で2つ共登ることが出来た。この時期の槍、槍に続く大キレットまでも見れて幸せ。
☆行動の記録☆
5月12日(月)
12日04:00に金沢の自宅を出て06:20にあかんだな駐車場に着いた。丁度始発バスが出発するところで、間に合わずゆっくり身支度することに。ここでヒップソリと山専ボトルは車に置いていくことにして06:50発に乗った。この便は平湯で07:06まで停車したため、上高地到着は07:30。
明神08:12着、08:28発。
徳沢09:10着、09:20発。
横尾10:12着。
本谷橋11:32着、11:45発。
先行者がつぼ足だったので自分も取り敢えずつぼ足でスタート。斜度が急になったところからアイゼンのトレースに変わったので自分もアイゼン装着。
13:00涸沢ヒュッテの屋根と吹流しを発見。そこからが嫌になるくらい長い。嫌になるっていうのはザックを放り投げたくなるくらいのこと。最初に吹流しが見えてから涸沢ヒュッテ到着まで50分かかった。おまけに半ばまで来た13:30頃から雨がポツポツ降り出してきて、自分は直ぐにハードシェルを着込んでザックカバーを掛けて再び歩き出し、13:50涸沢ヒュッテに到着した。テントを張るか、山小屋泊とするか微妙だったので取り敢えずは念願だったビールセット(生ビールとおでん5品)を注文し小屋の中で一気に半分程煽りテラスに持って行ったところ、雨足は激しくなりベンチの所まで吹き込んでくる始末。
ビールを飲み終わった頃には寒さで震えてテントを張る気力は失せていた。ヒュッテで混み具合を確認したところ、14:00現在の宿泊客7名で自分が割り当てられる部屋は自分1人と言われ、即座にお泊り決定し9500円支払って、お部屋は新館の丸山。ザックを部屋に置いてダウンの上下に着替え、ザックカバーやハードシェル上下、タイツ、グローブ、登山靴などをストーブの部屋で乾かす。トイレは別棟、洋式できれい。乾燥室にはどしゃ降りになってから到着した方たちがウエアなどを干していた。中には、奥穂を制覇して下りてきた6名の方たちが居て、様子を聞いたところ、白出のコルから頂上の間はアンザイレンで登ってきたと話していた。
夕食は17:00からで、想像していたより手が込んでいて美味しかった。
夕食後はストーブが焚かれた談話室で岩波の上撰ワンカップを飲みながら上村直己の「エベレストを越えて」を読んでまったりと過ごす。
窓の外ではテント泊の方たちがダウンの上にレインウエアの上下を着込んで雨の中晩飯を作っている。
最終的に、新館には若い女性2名、若い男性2名と自分の計5名だけ。自分以外は東京からの同一グループでその内
女性1名は今回が北アルプスも雪山も初めてで、明日いきなり奥穂に登るそう。「そりゃあ山を舐めてるってもんよ」と心の中で思ったが、北アルプス2年目の自分が言っても説得力なし。(結局、彼女が足を引っ張って穂高山荘までの往復だったらしい)
20:00頃には寝たが、結構雨が屋根を打ち突ける音が聞こえ、テント泊の方達が心配になった。何といっても明日は我が身だから…。
5月13日(火)
朝は05:30起床。外は霧雨、周囲の山は霧で見れず。う〜ん、今日はテント泊、それとも山小屋連泊?なんて悩みながら朝食食べて、女の子と珈琲飲んでお話してたら外が明るくなって、周囲の山々も見えるようになってきた。
08:00過ぎには青空も見えてきて、もう山小屋連泊なんて考えはどっかに吹っ飛んで、テント張ります宣言をして、そそくさと荷物まとめて09:00にテン場に移動。テン場はGW明けだけあって、そこら中に雪壁で囲まれたテントサイトが出来上がっている。
探すまでもなく、涸沢ヒュッテから一番近くて立派な雪壁で囲まれたサイトが空いていたんで有難く拝借。
前住人のテントの形に合わせ張り始めてから、吹きおろしの風が強くなり、テントの横から風を受ける形となったため、ペグを外し、再度固定する前に2回程テントを飛ばされそうになった。ペグは今回のため、山で孟宗竹を切って自作した竹ペグで12本作ったが、余りに嵩張ってザックに入りきらないので6本だけ持ってきて、6箇所12本の張綱にはモンベルスノーアンカーで固定することにした。竹ペグもスノーアンカーも30cm掘って埋め、靴で踏み固めた。
思いのほかテントの固定と風除け用雪壁の補強に時間がかかりお泊り準備完了したのは11:00。
その頃には快晴でお日様カンカン照り。テント内の気温は23℃に上昇し、このままじゃ勿体無いので、今から奥穂は無理だが、北穂なら何とかなるかもと11:20グレゴリーバルトロの雨蓋をウエストポーチに変身させ、行動食、水の入ったナルゲンボトル、手袋、バラクラバ、デジカメを入れて北穂目指して出発。
ザックを担がない登山の楽なこと。涸沢小屋横まで8分、その後、重そうなザックを担いだ先行者に直ぐに追い付き、暫くは追従するも暑くなったところでハードシェルを脱ぎ、挨拶を交わし先に行かせてもらうことに。
青空の下、常念岳と並ぶ頃にはアドレナリン出まくり、気分はハイで最高の幸せを感じながら歩いた。
松涛岩を通過し稜線にた途端に風速20m/sの強風に曝され、慌ててハードシェルを着込み、バラクラバを装着。
なんと頂上を目の前にしたここでデジカメの電池が切れてしまった。ガーン!
13:50北穂頂上に立つ。頂上の標識は雪の中に埋もれていて、引っ張ってもびくともしなかった。誰もいないのでiPhone5Sで何枚か自分撮りするが、いつも決まった画像が撮れたためしがないので、諦めて北穂高小屋に行ってみることに。
ここでは有名なパスタが食べたかったが、昼1時までと言われ、またガーン!
仕方なく次に有名な珈琲を頂くことに。でも槍ケ岳と大キレットが見れて気分は最高!
なんたって、去年槍ケ岳に登った時は大キレットなんて知らなかったからね〜。
知ってたら、去年槍に登った時に挑戦してたよ。
14:20再び頂上に戻って下山しようとしたら、さっきの方が稜線から登ってきたので、これ幸いに二人で撮影会。
帰りは雪が腐ってズボズボになってて、歩き難くて試しにシリセードに初挑戦してみたら、これが快適。
びびりながら、ピックで速度出ないように滑って15:20涸沢テン場着。
直ぐにビールセットをグッといきたいところだったが、朝あれだけ埋めて固定していたスノーアンカーが3箇所半分程姿を現し張綱も弛んでしまっていたので再度埋め直して張綱を張り直していたら17:00過ぎちゃった。
で17:00過ぎにようやくビールセットでカンパーイ!
5月14日(水)
0500さわやかに起床。テントから顔を出すと晴れ、東の空を見ると下の方が雲に覆われていてモルゲンロートは期待出来そうにない。奥穂の方も晴れていて、ザイテングラード下方には豆粒程の人影が一つ。涸沢からザイテンに向かう
所にも人影が一つ。
そうだ、自分も今日は奥穂に登るんだ。どうせ登るなら早い方が雪が締っていて楽だし安全だ!ってことでお湯を沸かしてシーフードヌードルで朝食。
食べ終ってから歯磨き、洗顔、トイレを済ませ、着替えて0605涸沢テン場を出発。
ザイテングラードの取付部までは右側、取付部から左側に回って、途中から右側に回り、上端でまた左側に回り、白出のコルを目指すルートで進み、0815穂高山荘着。
ここでアイゼンを一旦外してトイレ休憩。
トイレから戻ってきて登山靴の紐を結び直して、アイゼンを装着し直していたら、後続のBCスキーを担いでいた方が到着して、この方も空身で奥穂に挑戦するとのことであった。
0842穂高山荘出発。
初めはハシゴ2本、続いて鎖。
鎖場を過ぎた所で今日朝一で登った人が下りてくる。
この方の下りるのを待って、核心部に挑戦。
核心部ではダブルアックス、12本爪アイゼンの前爪を凍った雪壁に差し込みながら、一歩ずつ3点確保で登っていく。ピックはしっかり刺さり、簡単には抜けないくらい雪が締っている。
気分はパタゴニア アルパイン アンバサダーのMATT HELLIKER。
核心部の表面は氷がガラス板のように凍っていて、アックスのピックを差し込むと表面が割れてガラスのかけらのように降り注いでくる。
またここでも体内のアドレナリン大放出。気分はめっちゃハイ!
もう楽しくて仕方がない。
核心部を過ぎると平坦な登りがあって、暫く行くと第二の核心部。右手に谷底から真っ直ぐ立ち上がったジャンダルムが見える。
先行者のトレースを辿りながら、ダブルアックスで登ってふと上を見上げるとトレースは1mくらい張り出した雪庇を乗り越えている。まじかよ?めちゃくちゃやりおるな〜この人!と思いながらも自分も後に続く。
ふと横を見ると先程のBCの方が岩場のトレースにしがみつきながら、呆れてこっちを見ている。
09:46奥穂高頂上着。自分が先着、本日3人目。30分程2人で槍ケ岳やジャンダルムをバックにしたりして写真撮りまくり、自分が先に下りることに。
帰りは岩場に沿って下りようと注意しながら先行者の足跡をトレースしていたら、またもや、ぐるっと回って同じ所に戻ってきてしまい、BCの方と鉢合わせに。
BCの方が頂上近くの核心部を下り終るのを待ってから、後に続いたが自分が下り終った後にはBCの方の姿は見えなくなっていた。
第2の核心部を無事通過して油断したのか、他の方のトレースは夏道と思われる岩伝いに続いていたが、自分はなぜか稜線付近を歩きたくなった。もちろん雪庇があることは百も承知だが、この時期に10m以上も張り出した雪庇なぞ想定していなかったので、先端から5m以上は空けて誰も踏んでいない真っ白な雪面を気持ちよく歩いていた時、突然体が宙に浮いてというか靴底に手ごたえがなくなり、落とし穴に落ちるように腰まで雪に埋まった。幸いにもへその位置で止まったので慌ててピックを地面のある方に振り出して掛けてなんとか穴から這い出した。後は慎重に慎重に夏場の登山道に沿うようにトレースして最後の核心部に戻ってきた。ここでも登ってきた時の姿勢で、ダブルアックスとアイゼンの前爪を蹴り込んで一歩ずつ慎重に下りた。
1115穂高山荘着。昼食はラーメン。
ラーメンが出来上がるのを待ってる時にそばのテーブルでコンロで何か作っていた3人組のおじさんたちに、
「見てたよ、ダブルアックスで降りてくるところ。カッコよかったよ」
って言われ、嬉しかった!
白出のコルからザイテンに向かう途中、山頂付近稜線を振り返って見たら雪庇が10m以上張り出していたのには、ぞっとした。その下は目測100m下まで何もなく、更に急斜面へと続いていた。
一歩間違ってればあの世だったなぁ!
1315涸沢テン場着。
涸沢ヒュッテで天気予報を見たら、15日は朝から雨となっていたので、テントを撤収して徳沢か横尾まで戻ろうか思案しながらヒュッテのテラスを歩いていたら、北穂に登ったという滋賀県の方に声を掛けられ一緒に飲むことに。涸沢テント泊決定の瞬間。
直ぐにテントに戻り、メリノウールの上下とダウン上下に着替え、テント内は寝れるだけの状態にしてヘッドライトと財布をポケットに忍ばせ、ビールセットと岩波の熱燗を買ってテラスにGO!
ビールセット3日目も超ーうま!
続いて岩波の熱燗、滋賀県の社長さん持参の黒龍大吟醸一升瓶と盛り上がっていたらいつの間にやら、お隣で盛り上がっていた愛知県の岳酒会(山酒会?)と合流することに(混ぜていただくことに)。
5名の皆さんが1人当たり25圓困鎚皺戮靴討たということで、ワイン、焼酎、泡盛、日本酒となんでもあり。料理も本格的で鍋やらフライパンまで持参し、お仲間の還暦祝いのケーキからお好み焼き、てんぷら等々、全部その場で材料から手作りしたのには超感動いたしました。テラス消灯となる21:00まで大いに盛り上がり楽しかったです。
5月15日(木)
06:00起床。外はシトシト雨、取り敢えず五目ごはんとアマノフーズのなめこ赤だしで朝食。全然食材減らんかったな〜。
07:00頃からテント内の片付けやってる内に雨は止んで、08:00から雨に当たらずテントの撤収にかかり09:30完全撤収完了。
涸沢ヒュッテの玄関先まで行ってアイゼン装着。
0945涸沢ヒュッテ出発。
1045本谷橋着。アイゼン外す。
1210横尾着。朝しっかり食べたのにシャリバテで徳沢のカレーライスまで我慢できず、横尾山荘でラーメン。
1230横尾発。
1330徳沢着。みちくさ食堂でソフトクリーム。
徳沢出発時から雨。
1430明神着。
1530上高地BT着。
1530発濃飛バスであかんだな駐車場へ。
その後、ひらゆの森で4日ぶりの温泉風呂にゆったり浸かって汗を流してから帰りました。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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