また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 4521423
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山縦走+旭岳、おまけで鑓温泉

2022年07月24日(日) ~ 2022年07月25日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
17:11
距離
21.4km
登り
2,562m
下り
2,558m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:42
休憩
1:58
合計
8:40
6:44
48
7:32
7:32
3
7:35
7:35
113
9:28
9:34
27
10:01
10:02
60
11:02
12:01
47
12:48
12:58
60
13:58
13:58
17
14:15
14:49
12
15:01
15:09
15
2日目
山行
7:07
休憩
1:18
合計
8:25
4:48
4:48
56
5:44
5:50
62
6:52
7:03
21
7:24
7:29
22
7:51
7:52
58
8:50
9:31
21
9:52
9:53
18
10:11
10:11
2
10:13
10:14
4
10:18
10:20
18
10:38
10:38
38
11:16
11:26
35
12:01
12:01
19
12:20
12:20
11
12:31
12:31
31
13:02
天候 24日 晴れ、山頂部は午後に時々ガス
25日 くもり、7時頃から山頂部がガスに包まれる もっと天気良いと思ったんだけどねー^^;
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
【往路】新宿23:05-(高速バス)→5:44白馬八方6:00-(バス)→6:22猿倉
 ☆今日の猿倉行きは白馬八方のバスセンターで100名ほど並んでたので臨時便を含めて2台出た。土曜日があまり良い天気ではなかったのと、夏休みシーズンのため、日月曜の1泊2日が多かったらしい。(私もですが)

【復路】猿倉13:15-(タクシー、3,450円)→白馬八方15:15-(高速バス)-20:23新宿
 ★猿倉発バスの早い時間帯をうろ覚えで13:45と思い込み、鑓温泉にのんびり入ってしまい乗り遅れ。次のバスまで2時間近くあるので、ぜいたくにタクシーを使ってしまったが、とても快適だった!
コース状況/
危険箇所等
【白馬大雪渓】雪解けが進んでるようで、白馬尻からしばらく右岸側の秋道を歩く。ただ、その後はクラックもなく雪の状態が安定してた。小雪渓もちゃんと残ってたので、面倒だけど軽アイゼンを再度つけて歩いた。

【鑓温泉直上のクサリ場】鑓温泉直上のクサリ場は滑落注意。「ストックをしまって下れ」の標識を舐めてはいけないことを痛感した。滝を形成する一枚岩(古生層の緑色岩なのかな? 濡れてるととにかく滑る)の幅狭いテラスをクサリを使って下ったりトラバースしたりでスリル満点だった。このルートは登りに利用すべきで、下りでは極力通りたくないと思った。

【鑓温泉〜杓子沢出合】雪渓を何度も横切るのだが、雪の状態で刻々とルートが変わるようで、ピンクテープをしっかり捉えながら歩かないとあらぬ方に行ってしまう。雪渓をV字状に横断するところも2〜3箇所あった。鑓温泉小屋のスタッフが維持管理されているようで、下った際にも若いお二人が作業をやられていて頭が下がる想いだった。
その他周辺情報 白馬八方温泉 八方の湯 https://hakuba-happo-onsen.jp/happo/
・入浴料800円
・露天風呂や休憩スペース、軽食コーナーあり
・登山者が多く、ザックは入口左の靴箱付近に置くスペースあり
登山客で混み合っていた猿倉荘を早めに出発し、まずは白馬尻へ
青空と小蓮華岳の眺望に前を歩いていた登山者から歓声が上がる
4
登山客で混み合っていた猿倉荘を早めに出発し、まずは白馬尻へ
青空と小蓮華岳の眺望に前を歩いていた登山者から歓声が上がる
白馬尻の先の秋道で渋滞発生(;_;)
4
白馬尻の先の秋道で渋滞発生(;_;)
ようやく大雪渓の取り付き部までやってきた
相変わらず人が多い!
6
ようやく大雪渓の取り付き部までやってきた
相変わらず人が多い!
チャッチャと軽アイゼンをつけて、いざ大雪渓へ
涼しくて気持ち良い(^^)
5
チャッチャと軽アイゼンをつけて、いざ大雪渓へ
涼しくて気持ち良い(^^)
葱平の急登部から大雪渓を振り返るとアリの行列状態
2
葱平の急登部から大雪渓を振り返るとアリの行列状態
天狗菱を背景にクルマユリ
5
天狗菱を背景にクルマユリ
小雪渓も軽アイゼンを付けて通過した
1
小雪渓も軽アイゼンを付けて通過した
ミヤマキンポウゲ
葱平にはこれが一番多かったかな
3
ミヤマキンポウゲ
葱平にはこれが一番多かったかな
少し登るとシナノキンバイが出てきた
2
少し登るとシナノキンバイが出てきた
頂上宿舎が見えてきた
3
頂上宿舎が見えてきた
テガタチドリにハクサンフウロ
3
テガタチドリにハクサンフウロ
イワオウギ?
花畑から振り返ると、杓子と白馬鑓がガスに浮かんでた
5
花畑から振り返ると、杓子と白馬鑓がガスに浮かんでた
頂上宿舎まであと少し
ここからがきついんだよね
3
頂上宿舎まであと少し
ここからがきついんだよね
ウルップソウ
残ってて良かった!
5
ウルップソウ
残ってて良かった!
頂上宿舎にテントを張り、今日の主目的である旭岳へ
3
頂上宿舎にテントを張り、今日の主目的である旭岳へ
コバイケイソウの群落
7
コバイケイソウの群落
旭岳を背景に
こちらはチングルマの大群落
7
こちらはチングルマの大群落
まずは雪渓のはしまで登る
5
まずは雪渓のはしまで登る
ここにもチングルマの群落
3
ここにもチングルマの群落
ようやく山頂をロックオン
右の岩峰のすぐ左側が山頂らしい
3
ようやく山頂をロックオン
右の岩峰のすぐ左側が山頂らしい
白馬岳を振り返る
4
白馬岳を振り返る
山頂へのビクトリーロード
4
山頂へのビクトリーロード
旭岳に登頂!
杓子〜白馬鑓は残念ながらガスに覆われてしまった
2
杓子〜白馬鑓は残念ながらガスに覆われてしまった
次は白馬岳へ
雪渓を越えると花畑
4
雪渓を越えると花畑
アオノツガザクラ
3
アオノツガザクラ
ハクサンイチゲ
白馬岳を背景に
ありがとう!旭岳
3
ありがとう!旭岳
白馬山荘は登山者でごった返していた
4
白馬山荘は登山者でごった返していた
登山者が一瞬途切れた際に山頂の証拠写真
7
登山者が一瞬途切れた際に山頂の証拠写真
しばらく山頂で待っていると、左側に劔岳が顔を出した
6
しばらく山頂で待っていると、左側に劔岳が顔を出した
さらに待つと立山連峰まで見えてきたが、これが限界
3
さらに待つと立山連峰まで見えてきたが、これが限界
白馬鑓と杓子も再び顔を見せ始めた
6
白馬鑓と杓子も再び顔を見せ始めた
テント場に戻るとかなりの数になってた
以前は自分と同じモンベルの黄色のフライシートばかりで、探すのが大変だったが、最近はバラエティーに富んで黄色は少なくなった。
8
テント場に戻るとかなりの数になってた
以前は自分と同じモンベルの黄色のフライシートばかりで、探すのが大変だったが、最近はバラエティーに富んで黄色は少なくなった。
夕方に丸山へ登り、白馬岳を望む
3
夕方に丸山へ登り、白馬岳を望む
こちらはガスがほとんど取れた杓子と白馬鑓
5
こちらはガスがほとんど取れた杓子と白馬鑓
雲海の向こうに立山・劔連峰と右側の毛勝三山
5
雲海の向こうに立山・劔連峰と右側の毛勝三山
立山・劔をズームイン
5
立山・劔をズームイン
旭岳の右側に朝日岳と鉢ヶ岳
3
旭岳の右側に朝日岳と鉢ヶ岳
【二日目】テント場にはお世話になりました。朝方に一瞬だけ小雨が降り、若干だが出発が遅くなった
3
【二日目】テント場にはお世話になりました。朝方に一瞬だけ小雨が降り、若干だが出発が遅くなった
杓子と白馬鑓はくっきりと姿を見せていた
6
杓子と白馬鑓はくっきりと姿を見せていた
劔・立山の山頂部はガスに覆われていて、少しだけ嫌な予感
1
劔・立山の山頂部はガスに覆われていて、少しだけ嫌な予感
毛勝山はくっきり
1
毛勝山はくっきり
丸山付近のタカネツメクサ
7
丸山付近のタカネツメクサ
今日は雲が多く、思ったほど朝焼けしなかった
2
今日は雲が多く、思ったほど朝焼けしなかった
朝日が当たり始めた杓子岳をコルから
4
朝日が当たり始めた杓子岳をコルから
山頂手前には急登が待ち受ける
4
山頂手前には急登が待ち受ける
杓子岳登頂!
頂稜北側から白馬岳と小蓮華岳
3
頂稜北側から白馬岳と小蓮華岳
清水岳〜旭岳〜白馬岳
3
清水岳〜旭岳〜白馬岳
南側は鹿島槍まで望めた
3
南側は鹿島槍まで望めた
頂稜東側は断崖絶壁で杓子沢へと続く
5
頂稜東側は断崖絶壁で杓子沢へと続く
誰もいなくなった杓子岳山頂を振り返る
白馬岳にガスが掛かり始めた
3
誰もいなくなった杓子岳山頂を振り返る
白馬岳にガスが掛かり始めた
次は白馬鑓へ
コル付近は花畑
まずはミヤマクワガタ
4
コル付近は花畑
まずはミヤマクワガタ
テガタチドリ
少し登ると石灰岩となり、ミヤマオダマキが目立ってきた
2
少し登ると石灰岩となり、ミヤマオダマキが目立ってきた
ミヤマムラサキ
杓子岳と白馬岳
結局、これが見納めだった
7
杓子岳と白馬岳
結局、これが見納めだった
旭岳〜清水岳方面
1
旭岳〜清水岳方面
白馬鑓山頂をロックオン
1
白馬鑓山頂をロックオン
岩場にシコタンソウ
3
岩場にシコタンソウ
白馬鑓へのビクトリーロード
この時点ではまだ視界が効いたのに・・・
2
白馬鑓へのビクトリーロード
この時点ではまだ視界が効いたのに・・・
白馬鑓ヶ岳登頂
一瞬だけ天狗山荘方面が見えたが、あっと言う間にガスに覆われてしまった(;_;)
8
白馬鑓ヶ岳登頂
一瞬だけ天狗山荘方面が見えたが、あっと言う間にガスに覆われてしまった(;_;)
杓子岳はガスでもう見えない
2
杓子岳はガスでもう見えない
鑓温泉分岐、ガスが晴れそうにないので下山路へ
2
鑓温泉分岐、ガスが晴れそうにないので下山路へ
砂礫地にコマクサの群落
6
砂礫地にコマクサの群落
コマクサ2
少し下ってから稜線を振り返る
2
少し下ってから稜線を振り返る
大出原の標識地
背後の白馬鑓頂部はガスで見えない
2
大出原の標識地
背後の白馬鑓頂部はガスで見えない
チングルマの群落が多かった
4
チングルマの群落が多かった
傾斜はそれなりにあるが、快適な花畑を下る
3
傾斜はそれなりにあるが、快適な花畑を下る
ガスの白馬鑓を背景にチングルマ
4
ガスの白馬鑓を背景にチングルマ
鑓温泉直上の鎖場が始まった
3
鑓温泉直上の鎖場が始まった
岩場にはニッコウキスゲが多かった
2
岩場にはニッコウキスゲが多かった
鎖場を終えて一段落し振り返る
岩が滑りやすく怖かったが、この写真では迫力は伝わらないね
2
鎖場を終えて一段落し振り返る
岩が滑りやすく怖かったが、この写真では迫力は伝わらないね
鎖場の直下はこんな感じの崖
これなら少し恐怖感が伝わるかな??
6
鎖場の直下はこんな感じの崖
これなら少し恐怖感が伝わるかな??
雪渓の左にようやく鑓温泉小屋が見えてきた
1
雪渓の左にようやく鑓温泉小屋が見えてきた
小屋に到着
小屋直下にある有名な露天風呂
緑色の美しいお湯
7
小屋直下にある有名な露天風呂
緑色の美しいお湯
せっかくなので入浴
月曜で時間が早いので貸し切り状態
かなり熱めだけど、気持ち良いです(^^)
6
せっかくなので入浴
月曜で時間が早いので貸し切り状態
かなり熱めだけど、気持ち良いです(^^)
お世話になった露天風呂の入口
すっかり汗を流せたけど、この後の下りで再び汗だくになった
6
お世話になった露天風呂の入口
すっかり汗を流せたけど、この後の下りで再び汗だくになった
温泉からの下りでは何度か雪渓を通過する
ここは雪の状態で一旦下り、再び登るV字型の横断
2
温泉からの下りでは何度か雪渓を通過する
ここは雪の状態で一旦下り、再び登るV字型の横断
雪渓通過後に登山道メンテの小屋の方々(右の2名)とすれ違った
2
雪渓通過後に登山道メンテの小屋の方々(右の2名)とすれ違った
もうすぐ杓子沢出合
向こう側の急斜面中腹にトラバース路がみえる
2
もうすぐ杓子沢出合
向こう側の急斜面中腹にトラバース路がみえる
杓子沢出合
中間部の雪渓は崩壊しているので、ここもV字型(一旦下ってから登り返す)に雪渓を横断する
1
杓子沢出合
中間部の雪渓は崩壊しているので、ここもV字型(一旦下ってから登り返す)に雪渓を横断する
V字型雪渓横断の全貌
対岸側のトラバース路には先程の小屋のお二人が長い木板を運ばれているのが見える。大変な作業に頭が下がります。m(_ _)m
1
V字型雪渓横断の全貌
対岸側のトラバース路には先程の小屋のお二人が長い木板を運ばれているのが見える。大変な作業に頭が下がります。m(_ _)m
小日向のコルへの登りから鑓温泉小屋を振り返る
雪渓の上部、ガスの直下付近に小屋が見える
3
小日向のコルへの登りから鑓温泉小屋を振り返る
雪渓の上部、ガスの直下付近に小屋が見える
最後は腰痛と戦いながら、何とか鑓温泉分岐(猿倉)に到着
4
最後は腰痛と戦いながら、何とか鑓温泉分岐(猿倉)に到着

感想

 3年ほど前から考えていながら悪天候で実現しなかった白馬三山縦走のプランを、今年は海の日の三連休に予定していたが、再び天気が悪かったので、たまたま空いた翌週に変更。ただ、土曜日は白馬岳頂上宿舎のテント場が満員で予約が取れなかったので、空いていた日曜に予約を入れて、有休を含めた日〜月曜のプランにした。これがたまたま天候的には当りで、2日目は予想よりかなり早めに稜線がガスに覆われたものの、何とか天候が持ってくれた。(^o^)

 白馬岳は相変わらず大雪渓を登り終えてからが長く、テント場につく頃にはかなり疲労していたが、自らを叱咤激励して百高山の旭岳と二度目の白馬岳を連登した。

 二日目は百高山の杓子岳と白馬鑓を登頂し、有名な鑓温泉でひと風呂浴びて下山という贅沢な内容だったが、鑓温泉ルートの下りは思っていたよりかなりハードだった。このルートを下りに使ってはいけないですよ(;_;)。鎖場が手強いです。

 おかげで今日現在、久しぶりにパンパンの筋肉痛と戦っています。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:316人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら