笠ヶ岳 笠新道〜抜戸岳〜大ノマ岳〜弓折岳縦走


- GPS
- 13:42
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 2,590m
- 下り
- 2,598m
コースタイム
- 山行
- 12:12
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 14:06
天候 | 日中曇り、夕方やや晴れ間が見えるが18時以降にわか雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車台数は1時の時点で5台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
左俣林道を笠新道登山口まで約5勸貉間の林道歩き。※途中熊出没ポイント有 笠新道は杓子平まで休憩ポイント無しのひたすら急登。きついです。整備されていますが、かなり大きな石でも油断して足を乗せるとぐらっと動く箇所が何か所も有り、注意が必要。 杓子平から稜線までは高山植物の花が見頃。疲れを忘れて歩ける。 笠ヶ岳山荘手前に雪渓が有りますが、傾斜も緩く踏み跡もしっかりしているので滑り止めは不要です。 抜戸岳手前まで戻り笠ヶ岳方面との分岐から抜戸岳に向かいましたが山頂から稜線ルートに下りるルートがハイ松の藪に覆われてやや不明瞭です。 弓折乗越までの稜線ルートは展望が良く爽快ですが大ノマ岳と弓折岳周辺は藪が深い場所が多少有ります。ただし他のレポを見てもこの区間では雷鳥の目撃例が多いようです。 弓折乗越〜鏡平〜林道までの小池新道は裏銀座までのメインルートとしてよく整備されており、距離は長いものの快適に歩けます。 |
その他周辺情報 | 近くに温泉、宿泊施設多数有り選り取り見取りですが、下山が18時を超えてしまい、日帰り入浴は軒並み終了していました。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ダウンジャケット薄手
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ファーストエイドキット
エマージェンシーシート
ナイフ
保険証
携帯
モバイルバッテリー
タオル
カメラ
ヘッドライト
予備電池
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感想
焼岳から見た笠ヶ岳のカッコよさ、その先の稜線が気持ち良さそうなのでいつかは歩こうと思っていたが、笠新道はきつく、鏡平までは遠く、ハードルが高かった。
八ヶ岳、白山と迷ったが、天気予報はどこも良さそうなので、日々のトレーニングと黒戸尾根日帰りに自信をつけたので長丁場に挑戦することに決定。
駐車場に1時に入りいったん仮眠。しかし星が見えない。
7月はまだ日が上るのが早く四時には周囲が明るくなり始めるが空には雲がかかっている。結果的に天気予報は外れ微妙な雲行きだったものの、雨が降り出すことは無くまずまずの天候だった。
すでに萎えるが、天気が回復すること祈ってスタート。時折雲間が切れるものの、杓子平から先の笠ヶ岳まではかなりのガスガス。夏の盛りの花畑は堪能できたものの、笠ヶ岳山頂は360°真っ白で残念過ぎる登頂。
この時点では稜線歩きは諦めて笠新道ピストンして帰ろうかと思っていたが、笠新道分岐に戻る途中から稜線上の雲が取れ始めたので予定通り鏡平まで縦走決行。
結果的にこれが大正解で日差しは弱いままながら標高2700m近くの長い稜線歩きを堪能し、念願だった雷鳥とも遭遇、鏡平では西面から見た槍の雄姿も拝め、大満足の山行が出来た。
ところが駐車場に向かう林道の最後の最後にまさかの熊出没のアクシデント発生。
「熊の目撃情報があるので注意するように」と注意喚起のパトカーが走り去った直後に目の前で熊がウロウロすることになるとは。
しかも待っていてもちっとも退く気配が無い。
結局、110番してパトカーに熊を追い払ってもらいやっと駐車場まで下山できた。
お巡りさん曰く、今年親離れした成獣ではないか?、縄張りがまだ取れずにウロウロしているのでは?とのことでした。
今後もこの近く(新穂高〜笠新道入り口の間の中間地点)ではしばらくの間うろついているかもしれません。
教訓は、
1.熊避け鈴は目の前にいる熊には何の効果も無い。
2.警察によると今年は熊の目撃情報多いそうなのでもしもに備えてクマよけスプレーは買っておくべき?
3.下山が遅すぎると人の気配が絶えて熊も油断して出てくるのであまり遅くならないようにする
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