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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
薬師岳-観音岳-地蔵岳(夜叉神峠ピストン)【憧れの鳳凰三山!】
2014年05月23日(金) ~
2014年05月24日(土)


体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 32:49
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,693m
- 下り
- 2,681m
コースタイム
1日目
3:00夜叉神峠登山口4:20→5:10夜叉神峠(夜叉神峠小屋)5:15→6:20杖立峠6:30
→8:00苺平8:05→8:30南御室小屋8:45→10:30薬師岳小屋10:40→10:55薬師岳11:05
→11:40観音岳12:00→12:15鳳凰小屋近道分岐→12:50鳳凰小屋(テント泊)
2日目
4:55鳳凰小屋→5:45地蔵岳6:00→6:20赤抜沢ノ頭6:35→8:15観音岳8:30
→8:50薬師岳9:00→9:00薬師岳小屋9:05→9:55南御室小屋10:10→10:50苺平11:00
→11:45杖立峠11:50→12:35夜叉神峠(夜叉神峠小屋)12:40→13:10夜叉神峠登山口
3:00夜叉神峠登山口4:20→5:10夜叉神峠(夜叉神峠小屋)5:15→6:20杖立峠6:30
→8:00苺平8:05→8:30南御室小屋8:45→10:30薬師岳小屋10:40→10:55薬師岳11:05
→11:40観音岳12:00→12:15鳳凰小屋近道分岐→12:50鳳凰小屋(テント泊)
2日目
4:55鳳凰小屋→5:45地蔵岳6:00→6:20赤抜沢ノ頭6:35→8:15観音岳8:30
→8:50薬師岳9:00→9:00薬師岳小屋9:05→9:55南御室小屋10:10→10:50苺平11:00
→11:45杖立峠11:50→12:35夜叉神峠(夜叉神峠小屋)12:40→13:10夜叉神峠登山口
天候 | 1日目:晴れ時々ガス 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夜叉神峠に無料駐車場あり。 3時到着時点で先行二台。4時半出発時でも3台。 夏山シーズン中は大混雑のようですが、この時期はまだまだ余裕。 土曜の昼過ぎに戻った時には、増えてはいたがまだ空き有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況(2014年5月23日・24日現在) ▽芦安温泉⇆夜叉神峠登山口 1〜2車線。この時期はまだ訪れる人も少ないからいいけど、夏シーズンは大変そう。 ▽夜叉神峠登山口⇆夜叉神峠 遊歩道。花が沢山咲いているので、観賞しながらゆっくり上がりたい。 ▽夜叉神峠⇆杖立峠⇆苺平⇆南御室小屋 苺平手前から残雪が出てくるが、アイゼンは不要。 ▽南御室小屋⇆薬師岳 南御室小屋から先は暫くアイゼンはいた方がいいと思います。 薬師岳まではずっと同じような感じです。 ▽薬師岳⇆観音岳 雪はほとんどなし。 ▽観音岳→鳳凰小屋(近道コース) 結構厳しい。ルートの九割以上が雪道。所々踏み抜くと股下まで。 踏み外しても樹に引っかかって止まるでしょうが、慣れていない方はやめた方がいいでしょう。 登りでの使用は消耗戦の予感。 ▽鳳凰小屋→地蔵岳(オベリスク) オベリスクからご来光を拝む予定で2時50分に出発。 しかし、雪渓にぶつかったところでルートがわからなくなり、泣く泣く引き返す。 他の人に教えてもらい明るくなってから再出発。雪渓を渡るのが正解。 明るくなって見てみるとなんともないルート。 明るいって重要ですね。 ▽地蔵岳(オベリスク)→赤抜沢ノ頭 雪渓を登る箇所あり。アイゼンは特に不要だが、つけた方が安全。 ▽赤抜沢ノ頭→観音岳 全ルート中で最難関。 赤抜沢ノ頭から一気に下り、その後登り返すのだが、ハイマツ漕ぎ&急な雪渓の登り。 アイゼン必須(10本以上が望ましい)。 私は「どうせすぐ終わるんだから面倒」と、ノーアイゼンで進み、滑落寸前でした。 ここで体力が一気になくなり、観音岳まではコースタイムの2倍弱! ☆登山ポスト 夜叉神峠登山口にあり ☆下山後の温泉 芦安温泉、金山沢温泉があり。 本日は「金山沢温泉」850円 ロケーションもバツグンでとても良かった。 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/onsen-kanayamasawa |
写真
撮影機器:
感想
南アルプスはよく眺めてはいるけど、日向山にしか登ったことがありません。
北沢峠、広河原・・・どこもマイカー禁止だし、アクセスの面で今まで避けていた感があります。
夜叉神峠にせよ、名前が怖くて近寄り難い雰囲気を醸し出している。
しかし、中央道を走っていて真っ先に目に飛び込んでくるのが甲斐駒ヶ岳、
その左には鳳凰三山、奥にはとんがった北岳。ずっと憧れていた。
今回はGW出勤の振休を絡め、一泊二日でついに鳳凰三山を縦走です。
脚力無いくせにテント派の私は今回も20kgの重量となってしまった。
食料をフリーズドライ系でまとめたにもかかわらず何故だろう。
結局読まなかった本、オーバースペック気味の12本爪アイゼン、
重い南部鉄器の熊鈴、、、まあよく考えたら色々出てくる。
ズシリと肩に食い込むザックと格闘しながら、何とか南御室小屋に到着。
夜叉神峠からテントを担いでくる方は、ここにテントを張り観音岳くらいまでピストンするのが一般的。
鳳凰小屋まで行く人はほとんどいません。
事実、鳳凰小屋のテン場や小屋泊の人と話した限り、夜叉神からの人はいませんでした。
皆、青木鉱泉から。
素晴らしい天気の中、憧れの鳳凰三山を縦走できたことには大満足でしたが、
小屋泊にし、身軽な装備で臨んだならば、もっともっと山歩きを楽しめるのではないかと感じました。
テントは自由ですが、動けなくなっては本末転倒。
しかもここ鳳凰小屋のテン場は、ハイシーズンは隣のテントとの距離が10cmと聞きます。
小屋もテントも一長一短。
双方の可能性を追求しながら、今後も山歩きを楽しみたいと思います。
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Kazu405さん こんばんは
久しぶりのテン泊登山でしたか !
お疲れ様でした!!
ご謙遜なさっていますが、20kgを担いでこれだけ歩ければ十分な脚力なのでは
2日目の写真はスゴイ展望の連続ですね
なんという空の青さでしょう!
青を通り越して藍に近くも感じます。
doppo634さん、こんばんは。
いえいえ、本当に馬力が無くて恥ずかしいです
ザックが重いと下りはかえって早くなる気がしますが、
登りは本当にダメです
2日目は確かに「紺碧の空」という感じでしたが、
ちょっとカメラの影響もあるかと思います。
その辺はご了承ください
23日、鳳凰小屋に宿泊してた者です。
たぶん、道中で何度かお話してるかもしれません。
ちなみにテント泊装備で小屋泊してました(笑)
24日は北アルプスも良く見えて、良い天候でしたね。
私は中の道から下山しましたが
薬師岳の山頂直下から2000m前後までは、残雪地獄でした。。。
ヤマレコユーザーさんでしたか!
24日の地蔵岳への登りから、薬師岳まで
何度もお話しさせていただきましたね
中道は残雪地獄でしたか・・・
夜叉神までも長くてつらかったですが、青木鉱泉周回もきつそうですね
次回は青木鉱泉から挑戦したいです!
今後も素晴らしい山行を!
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