【ついに憧れ・念願の尾瀬初訪問(^^)/】燧ヶ岳と至仏山 〜試練と忍耐〜クライマックスはその2山の間にありました(^^)///
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- GPS
- 16:20
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,053m
- 下り
- 1,858m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:41
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:52
天候 | 【一日目】曇り→雨→雷雨→雨 【二日目】晴れ(下山後時々雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【下山】至仏山から鳩待峠に下山し、バスで戸倉。さらに乗り継いで大清水へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
泥濘の悪評高き「見晴新道」をとことん避けましたが、果たしてそこまでする必要があったのかは?? 選択した「ナデッ窪」ルートは岩ゴロ急坂の難路で、やはり燧ケ岳の黄金ルートは「長英新道」なのか?! |
その他周辺情報 | 下山後は戸倉BSすぐそばの「健太」でバス待ち時間でお蕎麦とカツ丼 そして車で戻って「尾瀬ぶらり館」で入浴600円 |
写真
感想
みなさん、こんにちは(^^)/
ついについに尾瀬の湿原歩きが実現しました。一日目は雨予報でしたが、天候回復の二日目の湿原歩きに期待して計画通り出発します。そしてその通りになりました。
ヤマレコでの事前学習で、燧ヶ岳の「見晴新道」の泥濘の酷さは分かっていたので、悪天候の予報も加え、そこの通行は避けようと、ナデッ窪の往復を決めました。計算するとCTで20分しか違いません。しかも沼尻平にデポして往復できるので我ながらナイスアイディアだと思っていました。
(でも実は燧ヶ岳の山頂を「俎グラ」だと計算していたので、本当の頂上「柴安グラ」で計算すると、実際には1.5時間も差がありました。これが分かっていれば見晴新道を下山していたと思います)
しかしナデッ窪より先の急坂は大変な道でした。ゴロゴロとした大岩の道は延々と続きました。増して燧ヶ岳登頂直後には雷雨となり、沢と化した岩の登山道は命からがら(?)の下山となりました。
濡れた木道もやはり滑りやすく、気をつけてはいたのですが2回転倒しました。あと少しで宿に着くというところで尻をつき、パンツが真っ黒に! クソっ
さて、大雨が上がらないのでテント泊を諦めて山小屋に飛び込みました。どれにしようかという時に記憶の隅に名前があり、入り口も可愛らしかった「原の小屋」へ。これが大正解!! 素泊まりできますかと尋ねると、別棟に「ゲストルーム」なるものがあり、たったの4千円。布団はありませんが、六畳の和室を独り占めです。広い談話室では火を使うことも可。しかもしかも! 「入浴」までできるのですっっっ!! 知ってりゃテント担いでこなかったわ!
後で調べたのですが、周囲の山荘はどこも素泊まりで7千円ほどです。本当に幸運でした。ここおすすめです!
二日目は積年の夢、湿原歩きです。何度も思い描いた一直線の木道歩き。
振り返って見た、前日泣かされた燧ヶ岳の特徴的な山容がとても印象的でした。
できるだけゆっくり歩いて、何枚も何枚も写真を撮りました。本当の尾瀬の美しさは、花盛る六月にこそ敵わないでしょうが、快晴に恵まれた木道歩き、これ以上は望めないと思いました。
2時間たっぷりと楽しむことができました。およそ7kmの木道歩きでまあまあ疲れ、至仏山の登山も燧ヶ岳同様キツいものとなりました。結局は百名山二座よりも、その間の湿原歩きがクライマックスとなりました。
またクマに遭遇しました!
竜宮小屋へ差し掛かると前方にいる女性が「待て」と手振りをしています。そして「シーっ」て。いぶかっていると今度は頭の上に両手でパーを出して「クマ」と口を動かして知らせてくれたのです。宿のご主人も様子見に出てきました。熊の位置を確認して、こっちへ来いと手招きしてくれます。指示に従ってその場を過ぎ、振り返ると木道からすぐの湿地にはっきりとツキノワグマが見えました。私が不心得にもカメラを構えると、ご主人に、頼むから刺激を与えるような事はしないでくれと諭されました。そうですよね。ごめんなさい。おかみさん曰く、ミズバショウの実を食べに来るそうです。そしてこの先の「山の鼻」には親子連れの熊がいてキャンプ場が閉鎖になっていること、単独の熊よりもさらに危険だから、などというお話を伺い、その場を後にしました。
その山の鼻直前で出会ったご夫婦からは、宿から今朝見えたばかりというその親子熊の写真を見せてもらいました。子熊の遊ぶ様子が愛らしかったと言っていました!
とても楽しい二日間でした
ありがとーございましたー♫
コメント
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私も10日〜11日の予定で、3年ぶりに鳩待峠〜山の鼻〜見晴(泊)〜尾瀬沼〜一ノ瀬を歩く予定でしたが、急遽、霧ヶ峰日帰りに変更しました。
このルートは過去2回妻と娘と歩いていて3人とも大好きなルートです。宿泊は過去2回とも弥次郎小屋でした。感想にあるとおり、尾瀬ヶ原の1本道の木道は、そこでしか出会えない風景ですね。私も初めて出会ったとき、想像以上の風景に感動しました。
それにしても、1泊2日で燧ケ岳と至仏山双方登るとは流石ですな。
そうなんです。尾瀬は山を始める前から訪問を切望していました。一日目とは打って変わって天気にも恵まれ、最高でした。二つの百名山が霞んでしまうほどでした。
二つ登ったのは貧乏性からですよ。
Hiuchiさんは尾瀬歩きを断念したそうで残念でしたね。でもその代わりの八島湿原も綺麗なところで、機会があれば訪れてみたいです。
初めての尾瀬でいきなり燧&至仏ダブル狙いですか⁉️
初日に雨の中ナデッ窪ルートで燧ヶ岳を往復、2日目は竜宮小屋付近でツキノワグマとの遭遇、快晴の尾瀬ヶ原と至仏、充実した二日間でしたね。どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより
やっと尾瀬に行ってこれました。
山登りをする前から、バスツアーで行こうかとか、あれこれ思いを巡らせていた地です。
どうせ行くなら湿原を両名山で繋ぐしかないと欲張ってきました。一日目の悪天候は覚悟していたものの、想像を越える荒れようだったので、燧ヶ岳は辛いだけの登山となってしまいました。また勉強になりました。あれで小屋に泊まれなかったらと考えると恐ろしいです。
湿原はやはり格別でした。やはり百名山はそうでない山と比べて印象の残り方が違うような気がしています。
hareさんも引き続き精力的な夏を元気にお過ごしください!
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