三嶺〜四国剣山縦走2泊3日
- GPS
- 19:53
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 2,277m
- 下り
- 2,263m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:59
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:45
- 山行
- 2:52
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:15
9:00三嶺登山口スタート
9:50林道横断
11:00ダケモミの丘付近
13:05三嶺ヒュッテ
13:35三嶺1893m
14:50韮生越(にろうごえ)
15:50白髪山分岐
16:00白髪避難小屋(テント泊)
30日
7:00白髪避難小屋スタート
8:40中東山分岐
9:10高ノ瀬山1740m
10:20丸山避難小屋
11:15丸山1683m
11:40スーパー林道分岐広い鞍部(昼食・20分)12:00
12:55水場
13:25二郎笈(じろうぎゅう)1929m
14:55剣山(太郎笈)1955m
15:50リフト西島駅・西島キャンプ場(テント泊)
31日
6:30西島キャンプ場スタート
7:00剣山登山口
8:45奥祖谷かずらばし前
9:15名頃ダム
9:30三嶺登山口名頃駐車場ゴール
天候 | 3日間とも快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口までのアクセス】 国道ながらカーブの多い狭い山道の運転が一番疲れた。 【名頃〜三嶺】 重いザックを背負っての山道はなかなかしんどい。 特に山頂直下の急登はこたえます。 【三嶺〜白髪避難小屋】 山頂直下の急坂&岩場。鎖もあって自分的にはしんどかった。 白髪避難小屋までのアップダウンが疲れた体にこたえました。 白髪避難小屋近くの水場はアクセスが大変との情報で4.5Lの水を背負って 行ったので水場の状況は不明。 避難小屋に宿泊の山ガール3名は水場を利用したと言っていた。 【白髪避難小屋〜丸石避難小屋】 広々したクマザサの稜線歩きが楽しめた。 丸石避難小屋までに一か所ロープが設置された途急な下りがあった。 丸石避難小屋は樹林の中にあった。 【丸石避難小屋〜次郎笈〜剣山】 丸石から次郎笈への広いクマザサの稜線は気持ちいい。眺めも最高。 しかし鞍部(コル)からの登りは疲れた体にしんどかった。 次郎笈への急登手前のトラバース道を200mほど進むと水場。 冷たく美味しい水が飲める。空っぽのペットボトルを満タンにした。 次郎笈から剣山(太郎笈)への稜線歩きは下って登る道だが、眺めが疲れを 忘れさせてくれる。 【剣山〜西島キャンプ場〜見ノ越】 遊歩道的な登山道が整備されていて特に問題なし。 |
写真
感想
NHKBS「にっぽん百名山」で三嶺剣山縦走を見て以来、どうしても行ってみたくなった。問題は登山口までのドライブ。ヤマレコや山仲間に道路状況などをアレコレ聞きまくった。天気もよさそうなので予定を前倒しし2泊3日で出発。午前3時半自宅出発。美馬市から見の越、名頃までの狭い国道もなんとかクリア。名頃駐車場に午前8時半に到着できた。
1日目
装備を整え、名頃の三嶺登山口から出発。次郎笈下の水場は確実だったが、三嶺から白髪避難小屋近くの水場が不安だったため、水4.5Lとビール&ウイスキー1L合わせて5.5Lが肩に食い込む。しかし事前に金剛山でのボッカトレで肩ベルトやウエストベルトの調節をしていたのでそれほどの苦痛はない。三嶺がしだいに迫ってくる。三嶺直下の急なガレ場を慎重に登り終えると、池の向こうに三嶺ヒュッテが見えた。室内はきれいで、まだ木の香りがし快適に泊まれそうだった。三嶺山頂からは360度の展望。はるか遠くに次郎笈、その奥に剣山(太郎笈)がかすんで見える。あすこまで行けるのかちょっと不安になるような距離。東京からの登山者にャッターを押していただく。
三嶺からは急な下り。途中岩場を巻くクサリ場もあり、そうでなくても下りが苦手なkatatumuriにとっては重いザックを背負っているので足がすくむ。ゆっくりゆっくり下る。白髪山分岐までは何度もアップダウンを繰り返しながら進む。遥か下に白髪避難小屋が見えてきた。思わず足取りも軽くなる。白髪避難小屋には三嶺の登りで出会った山ガール3人組が先着。小屋泊まりらしい。テントを設営しまずは無事到着を祝ってひとりビールでカンパ〜イ!!目の前に雄大な三嶺を眺めながら牛すき焼きで夕食。至福のひととき。食後ウイスキーを持って避難小屋の山ガールを表敬訪問。しばし歓談。シカの鳴き声も聞かずに寝入ってしまった。
2日目
午前6時、剣山までの縦走に出発していく3人組を見送り、ゆっくりと朝食。前日よりも天気がよさそう。午前7時白髪避難小屋出発。水の残量は2Lを切っていた。次郎笈の水場までもつかちょっと不安。ウィダー飲料もある。クマザサが広がる稜線の縦走路をひとり歩く。360度誰もいない山道。気分も晴れ晴れ。感動だった。丸山までも何度かロープの掛かったきつい下りがあり緊張の連続。水の残量が心細くなってくる。しかし丸山から伸びるなだらかな稜線の縦走路の奥に見える次郎笈の眺めは圧巻だ。広い鞍部で昼食。水をあまり使わないメニューとしてサンドイッチ。薄い食パンにマヨネーズとハムを挟んでクルクル巻くだけにロールサンド。三嶺への急登の手前から200mほど下ると水場があった。冷たい水が美味い。2.5L補給するとザックは再びずっしりとするが水がある安心感からあまり重さも感じない。次郎岌山頂からは360度の展望。縦走路の先にゴールの剣山がドッカ〜ン。嬉しくなる。ザレた下りを名残り惜しい最後の登りへ。ゴールの剣山はクマザサ保護のために木道が張り巡らされいた。せっかくの縦走ゴールとしては少し興ざめかな。山頂下の山小屋でビールを飲もうかなと思ったが、リフト西島駅までガマン。これが裏目に出た。キャンプ場のあるリフト西島駅前に茶店どころか自販機もなく閑散としていた。テント設営後のカンパイが吹っ飛んでしまった。この日もテン場をひとり占め。夕日に染まる次郎笈を眺めながらビールではなくコーヒーで一服。この日もよく歩いたなあ。
3日目
御来光目的の登山者が登ってくる。テントの外から話し声が聞こえる。
「こんなところにテント張ってる」などなど。朝早く目が覚め、朝食後午前6時30分には西島キャンプ場出発。一般登山道を見ノ越へ下る。午前7時剣神社下の登山口に無事下山した。長かった縦走の終わり。感無量。名頃行きのバスは午前11時発。ビールも飲まずに4時間も暇をつぶせないので、駐車場まで10キロ弱を歩くことにする。道路歩きとはいえずっと下り。ザックも軽くなっているので楽ちん。2時間半ほどで三嶺登山口駐車場に到着した。帰りに国道沿いの村営温泉?で汗を流し、野菜料理のバイキングで久々にちゃんとしたご飯を食べた。
とにかく3日間天気に恵まれ充実した縦走を無事に楽しむことができた。
歩数: 歩行距離: 歩行時間:
1日目 18211歩 9.2キロ 6時間
2日目 29555歩 14.0キロ 8時間
3日目 21006歩 11.7キロ 3時間
計 68772歩 34.9キロ
katatumuriさん おはようございます。
登山口までの道路状況も問題なかったようですね。
運転含め長時間・長距離お疲れ様でしたー。
やはりこのルートはのんびり楽しみたいコース。
今年は日帰りでいってしまいましたが
いつかは一泊で、と思ってしまいますね。。。
mosuさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
その節は質問にもお答えいただきありがとうございました。
実際に行ってみてmosuさんのレコが大いに参考になりました。
おかげさまで充実した縦走を楽しむことができました。
暑かったので4.5Lの水も2日でなくなり、次郎笈の水場は大いに
助かりました
念願の三嶺〜剣山縦走完走おめでとうございます。
というか、お疲れさまでした
こまめな準備が奏効して、ほぼ予定通りの運びになってようですね。
2泊となるとやっぱり荷物が大変だってようですが、日ごろ鍛えておられるので無事に貫徹できたのでしょう。
これで縦走PHもすっかり自信をつてられたのではないでしょうか。
しばし休憩されて、また関西の山も目指してください。
こんばんは、s fujiwaraさん!
過分なコメントをいただき痛み入ります。
ほぼ予定通りに縦走できたのがなによりです。
今回とにかく心配だったのは登山口までのアクセスと水。
どちらもいろいろな方々のアドバイスでなんとか無事に
乗り切ることができました。感謝感謝です。
あの山域はやっぱり水ですね。
十分持っていったつもりの水が暑かったので残量がドンドン
少なくなっていき心配でした。
でも今回のソロ縦走でいろいろなことが学べました。
また次に生かしていきたいと思います。
katatumuri さんこんばんは。
昨年夏に剣山を訪れて以降、同じようなルートを妄想していた訳でして。。
色々疑問に思っていた事が、随分クリアになりました。
貴重な情報、ありがとうございました
お天気、何よりですね
…何時の日か、あの稜線を歩き続けてみたいものです
inakabusさん、おはようございます。
コメントありがとうございました。
自分もいざ実施するとなると不安いっぱいで基本的な
ことを皆さんにお聞きしました。
自分のレコが少しはお役に立ててうれしいです。
ぜひいつか歩いてみてください。
きっと大満足される縦走ができると思いますよ
katatumuriさん、ようこそ我が故郷の山に!!
ってまだ こんな縦走したことはないですが、
この記録みて放浪したくなりました。
良い記録です。ありがとうございます・。
kimidoriさん、コメントありがとうございました。
てっきり京都の方だと思ってました
テントと食糧、酒を背負ってきままに歩くのって
楽しいですね。
三嶺剣山縦走おもしろかったです。
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