【槍穂縦走】新穂高温泉〜上高地

2022年08月13日(土) ~ 2022年08月14日(日)

• GPS: 18:35
• 距離: 38.4km
• 登り: 3,352m
• 下り: 2,952m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:04
• 合計: 6:02

10:14 新穂高登山指導センター
10:30 10:30 小鍋谷ゲート
10:54 10:55 穂高平小屋
11:29 11:30 白出沢出合
12:26 12:27 滝谷避難小屋
12:32 12:32 藤木レリーフ
13:15 13:15 槍平小屋
14:52 14:52 飛騨沢千丈乗越分岐
16:05 16:06 飛騨乗越
16:15 16:15 槍ヶ岳山荘
16:16 槍ヶ岳

2日目

• 山行: 10:49
• 休憩: 1:07
• 合計: 11:56

5:14 槍ヶ岳
5:17 5:18 槍ヶ岳山荘
5:22 5:23 飛騨乗越
5:34 5:34 大喰岳
5:55 5:56 中岳
6:23 6:24 天狗原分岐
6:37 6:38 南岳
6:42 6:48 南岳小屋
7:45 7:51 長谷川ピーク
8:50 8:50 北穂高小屋
8:58 8:58 北穂高岳北峰
8:59 9:00 北穂高小屋
9:05 9:12 北穂高岳北峰
9:20 9:21 北穂高岳・天場
9:42 9:48 ドームの頭
11:09 11:16 涸沢岳
11:28 11:41 穂高岳山荘
12:03 12:07 穂高岳
12:28 12:34 穂高岳山荘
13:09 13:09 ザイテングラート
13:23 13:24 パノラマ分岐
13:37 13:38 涸沢小屋
13:42 13:42 涸沢
13:47 13:47 涸沢ヒュッテ
14:03 14:03 Sガレ
14:13 14:13 大崩落地
14:38 14:39 本谷橋
15:03 15:03 横尾岩小屋跡
15:15 15:15 横尾
15:46 15:47 新村橋
15:57 15:57 徳澤園
16:32 16:33 徳本口
16:37 16:37 明神館
17:02 17:02 小梨平
17:06 17:06 河童橋
17:10 上高地バスターミナル

天候

1日目　晴れのち雨
2日目　晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

帰りはバスで新穂高RW駐車場(鍋平公園前に駐車したので歩き)まで戻りました。
・17時30分（平湯方面は最終）上高地〜平湯温泉
・18時40分　平湯温泉〜新穂高RW
車はジャパンレンタカー

コース状況／危険箇所等

大キレットから奥穂まで、滑落すると命にかかわる緊張感のある箇所が数か所ぐらい。

その他周辺情報

・1日目は、槍ヶ岳山荘に宿泊
・2日目夜は、新穂高RW近く、ひがくの湯と登山者食堂に初めて行ってきました。食事も遅くまでやっていたので助かりました。携帯の充電もOK。

写真

8/13 10:56

晴れて気持ち良い道

8/13 12:14

予想以上の天気です

8/13 12:21

川沿いを歩いていますので少し逸れて写真

8/13 13:19

槍平小屋の水場
この水場を頼りにしています。

8/13 14:48

薄い紫ピンクのハクサンフウロ。
かわいい感じです。

8/13 15:05

ミヤマアキノキリンソウ
どんな漢字か検索したら深山秋ノ麒麟草でした。

8/13 15:11

トリカブトをよく見かけました。

8/13 15:28

ミヤマダイコンソウ

8/13 15:32

今日も見かけた雷鳥さん
今の時期は子どもを連れています。

8/13 16:16

一瞬の晴れ間に槍ヶ岳

8/13 16:26

ガスの晴れ間は一瞬。
何も見えなくなって行きます。

8/14 4:46

【2日目】
槍ヶ岳から見た笠ヶ岳と山荘と月

8/14 5:02

槍ヶ岳山頂

8/14 5:04

薬師、水晶、立山

8/14 5:04

白馬、鹿島槍から燕

8/14 5:04

朝陽が大天井の向こう側出てきます。
右手浅間山が際立っています。

8/14 5:07

朝陽で笠ヶ岳の影が雲に映し出されてます

8/14 5:08

モルゲンロートの穂高連峰

8/14 5:18

槍と朝陽

8/14 5:26

朝陽を浴びながら気持ち良すぎの稜線でした

8/14 5:27

西鎌尾根から双六、鷲羽、薬師方面

8/14 5:55

中岳山頂

8/14 6:14

槍ヶ岳を振り返ります。

8/14 6:19

南岳の方
大キレットが見え隠れ。期待感が増してきます。

8/14 6:27

南岳は東と西面で表情が違います。

8/14 6:37

南岳

8/14 6:37

南岳山荘と奥に大キレット

8/14 6:53

大キレットを見渡します

8/14 7:01

下り部分も撮りたかったので、再写真

8/14 7:18

歩みを一つずつ進めていきます。

8/14 7:27

南岳側振り返り

8/14 7:28

左手ピークは北穂だろうか？ここからが本番

8/14 7:44

北穂高岳への道
ここからが核心部

8/14 7:49

長谷川ピーク
切れ落ちたところが怖め

8/14 7:49

長谷川ピーク。
大キレット〜奥穂高岳の中で一番怖かったです。動きをマスターすればそれほどではないかもしれません。長谷川ピーク、というのはお会いした方から教えてもらいました。

8/14 8:02

長谷川ピークを振り返ります。今から行く人たち。

8/14 8:09

写真を縦で撮ると高度感がでます

8/14 8:10

再度大キレット。大キレットに両側のピークは名前があるのだろうか？

8/14 8:23

北穂までは緊張感のある場所が数か所
ただ飛騨泣きとはどこかわかりませんでした。

8/14 8:23

登ってきたピークを振り返ります

8/14 8:24

再度大キレットを振り返ります。
この景色に満足。

8/14 9:00

北穂小屋でカップラーメン補給
ガスに襲われる、、真っ白で何も見えない。来るのが遅かった。。

8/14 9:09

北穂高岳
景色を見たかったですが、分厚いガスの中

8/14 9:58

奥壁バンド
そこまで恐怖感はなかったがルートを間違えそうになった。間違えたら滑落の危険性が高かったと思います。

8/14 10:15

イワギキョウ

8/14 10:33

岩間のような厳しい環境に咲く花が素敵です。

8/14 11:15

涸沢岳
風がだんだんと強くなり爆風

8/14 12:04

奥穂高岳
涸沢から奥穂では危険はあまりなくなりました。ただ雨が降ってきて滑らないように気を付けました。

8/14 12:05

西穂まで行きたいが、これからの雨の天気と私の技術とでは無理と判断し、上高地の方に降りることにしました。

8/14 13:16

涸沢のお花畑

8/14 13:36

涸沢のテント群。雨の中でも皆さん頑張ってられました。ここから上高地までが長かったなぁ。

8/14 17:07

ようやく長い下山ルート完了。
まだこれから雨の中バス2回、新穂高第9駐車場まで歩いて移動です。

感想

toshi-o

【槍穂縦走！】（西穂前穂抜き）

　前回の山行が自分的には半ばで終わらせてしまい後悔。何となく未練がましく北アルプスに行こう、ということだけで来た新穂高RW駐車場［実際は鍋平)。1日前レンタカー屋に電話してみたら空いているとのこと。1週間前ぐらい前には満杯であきらめていましたが、空いてるなら借りていくしかない！と新穂高へ。

【1日目】新穂高RW〜槍ヶ岳
　鍋平駐車場に車を止めたのが9時前。深夜番組を見始めてしまい遅くなってしまった。
　どのように歩こうかな？と迷いましたが、槍ヶ岳山荘が空いているとのことで、まず槍を目指すことに。そんなこんなで10時過ぎにようやくスタート。天気がずいぶん良く、快調に歩き始めました。槍平小屋を過ぎてからは、このルートはこんなに長かったかな？なんて感じながら歩いていました。やはり山頂へ着くのが遅すぎて、ガスと小雨。
　気になって以前のレコを見てみたら、2年前は新穂高から槍ヶ岳までの時間は5時間で、今回6時間。速く歩けてないな、という感覚はありましたが、まさか1時間も遅くなっているとは。。

【2日目】槍ヶ岳〜上高地
　山荘で深夜に爆風と雨で時々目を覚ます。2日目は行動自体できるかどうか不安になりながら起床。まだ早朝の暗い中、外に出てみると、強風のみで意外と落ち着いている。この状況と午後の天気を考えてみて、雲ノ平ではなく素直に奥穂高を目指すことにしました。
　まずは槍ヶ岳に登頂してご来光を拝む。穂高連峰のモルゲンロートが見れて幸せ。槍ヶ岳で一緒になった方がベストタイミングで教えてくれました。
　その後朝陽を浴びながら大喰岳、中岳、南岳をサクサク歩く。このルートも2度目。何度来ても、気持ち良く感じるだろうなと感じる道。さらに大キレット通過まで天気が良く最高の気分でした。
　大キレット〜奥穂までは、自分的には怖い所が数か所。とにかく慎重を心がけて通過しました。午後からは雨で、午前中に通過できたのが良かったところ。
北穂手前からはガス、そして強風。風の強さは自分の中では2回目ぐらいの強さ。冬ではなくて本当に良かった。
　奥穂からの下りは雨の中になる。涸沢経由で上高地までという長丁場。時々ジョギングで急いだ。最終バス17時30分にはなんとか間に合い、ほっとする。
　今回は回避したが、いつか（来年ぐらい？）ジャンダルムを歩きたい。また時間のある時にでもイメトレしておこう。