赤石岳、荒川岳〜沼平から自転車一泊二日 9歳夏休みの冒険⑨

2022年08月19日(金) ~ 2022年08月20日(土)

• GPS: 22:12
• 距離: 61.7km
• 登り: 4,090m
• 下り: 4,085m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 2:07
• 合計: 10:06

距離 28.5km 登り 2,816m 下り 1,142m

5:56 畑薙ダムゲート前
6:17 6:18 青薙山登山口
6:38 6:39 中ノ宿吊橋
7:23 聖沢登山口
7:30 聖岳東尾根入山口
7:37 牛首峠
9:08 9:09 カンバ段
9:30 休憩ポイント
10:46 11:03 赤石小屋
11:24 11:29 富士見平
11:59 12:08 北沢源頭
12:45 12:56 赤石岳・小赤石岳間分岐
13:08 13:44 赤石岳
13:49 14:12 赤石岳避難小屋
14:15 14:26 赤石岳
14:41 14:50 赤石岳・小赤石岳間分岐
14:58 15:00 小赤石岳
15:08 15:09 小赤石岳の肩
15:43 大聖寺平
16:02 荒川小屋

2日目

• 山行: 9:34
• 休憩: 2:17
• 合計: 11:51

距離 33.3km 登り 1,294m 下り 2,957m

5:50 荒川小屋
6:29 お花畑（荒川前岳南東斜面）
6:54 7:06 前岳
7:18 7:19 中岳
7:26 荒川中岳避難小屋
8:38 9:20 悪沢岳
9:40 丸山
10:21 10:30 千枚岳
10:57 11:38 千枚小屋
12:00 駒鳥池駐車場
12:06 12:10 駒鳥池
12:42 見晴岩
12:46 12:47 蕨段
13:05 13:16 清水平
13:50 小石下
15:00 15:01 滝見橋
15:12 15:25 椹島ロッジ
16:00 16:01 牛首峠
16:05 聖岳東尾根入山口
16:12 16:13 聖沢登山口
16:48 中ノ宿吊橋
17:14 青薙山登山口
17:36 畑薙ダムゲート前
17:41 ゴール地点

天候

1日目、快晴
2日目、曇り→冷たい風、小雨

アクセス

島田金谷ICから、コンビニは確か4件あった。ガソリンスタンドは夜間営業はなかった。

白樺荘の日帰り入浴は18時まで。
以降は川根温泉の道の駅が可能だった。

沼平の駐車場は限りがあるが、その手前車で5分くらいの大駐車場は台数十分。

沼平から椹島まではバスがメジャーのようですが、軽いギアが使える手頃なクロスバイク等を用意してみると、その後の生活含めて世界が少し変わってくるかもしれませんよ。

コース状況／危険箇所等

崩落地等、目立った危険箇所なし。

その他周辺情報

水場は8/19,20時点では地図上の水場はどれも水量たっぷり。
赤石小屋から赤石岳まで沢水が何箇所か取れる。
荒川小屋から前岳に少し行ったところにあり。
そこから千枚小屋まではなかったと思う。

時計回りが反時計回りかは、どちらでもよいのかな。
そういう目で見てきましたが、赤石岳への急坂を登りか下りかどちらで使いたいか。
稜線は時計回りだと荒川三山や南アルプス北部、富士山を眺めながら、反時計回りは遠くに北、中央アルプスと小赤石岳の堂々とした姿を眺めながら、の比較では、僕は時計回りの方かな。

沼平〜椹島
自転車はフラットダートと舗装路のアップダウン。
自転車乗りはこのためだけにトランポするような道だけど、それ用の自転車でないと登りがキツく楽しめないかも。
パンクやチェーン落ち、ボルト緩み対策の整備をしっかりとしたうえで。
歩きの方もチラホラと見かけた。
(以下自転車乗りのために)
名前だけスペシャライズドのフレーム柔で足回り重く全然進まんクロスバイクでインナーロー(24×32)多用。全行程フロントトリプルのインナーのみ使用。
子供用自転車はカゴやフェンダーなど外せるもの外し軽量化、アルテグラのシューに交換。
エアは560kpaとまる330kpaで問題なし。
そこそこ脚は削られた。

椹島〜赤石岳
歩きやすいけど結構な急登続き。
実は赤石岳登頂時点で脚はけっこう持っていかれていた。

赤石岳〜千枚岳
絶景の稜線歩き

千枚岳〜椹島
比較的歩きやすい。
上の方はなだらか、下の方は急坂も結構あり。

写真

8/19 5:33

沼平まで自転車を運んできました。
椹島までのフラットダートは自転車乗りにとっては魅力的なグラベルロードです。
途中で不具合やパンクしないよう、しっかりと整備して臨みます。

8/19 6:22

南アルプスらしい崩落地。

8/19 7:11

赤石ダムの向こうは、赤石岳ではないかな。

8/19 7:37

こちらが今から向かう赤石岳ですね。
･･･あそこへ向かうのか。
さらに荒川小屋はまだ遠い。

8/19 7:47

椹島へ到着。
楽しかった。

8/19 7:57

赤石ダムのへの登山口は少し戻ったところ。
椹島ロッヂはかなり下ったところにあるので寄りませんでした。
椹島で給水は考えない方がよさそうです。

8/19 8:37

赤石小屋までの道は、歩きやすいけど急登続き。

8/19 10:38

ここにもスーパーマリオに出てきそうなキノコ。、

8/19 10:47

赤石小屋到着。
思わず声が出るほどの絶景がありました。
聖岳〜兎岳〜赤石岳

8/19 10:46

赤石小屋のテント場は小さい？他にもあった？

8/19 11:03

聖岳をメインに。
左は上河内岳でしょうか。

8/19 11:25

上の展望台からは荒川三山の姿が美しい。

8/19 11:26

雲海に浮かぶ富士山。

8/19 11:28

展望台からの赤石岳と小赤石岳は、まるで肩を組んでいるよう。

8/19 11:53

小屋の上方には沢がいくつか。
水場としてあてになりそうです。

8/19 12:05

まるが鼻血を出して汚れたのもきれいになりました。

8/19 12:28

千畳敷カールを思い起こさせる。

8/19 12:57

赤石岳と小赤石岳の鞍部に着きました。
荷物を置いて15分、稜線を登り、

8/19 13:11

日本百名山93座目赤石岳登頂！
Σd(°∀°d)ｵｳｲｴ！
百名山ばんざい🙌

8/19 13:12

富士山をバックにガッツポーズ。

8/19 13:14

今日は快晴の大展望、北には南アルプス北部の山々が一望。

8/19 13:14

中央〜北アルプスは雲がかかっていますね。

8/19 13:16

聖岳が低く見える。

8/19 13:17

山頂と避難小屋の位置関係。

8/19 13:22

悪沢岳をバックに撮ってもらいました。

8/19 14:06

少し下った避難小屋の先には、お馴染みの南アルプスの山頂碑。

8/19 14:08

8/19 13:57

もう一つの山頂碑の場所で今日も寝ていく小学生。

8/19 14:13

避難小屋は改修工事中でした。

8/19 14:52

さて、今日の宿泊地である荒川小屋に向かいますが、まずは小赤石岳へ。

8/19 14:58

赤石岳を振り返る。

8/19 15:03

荒川三山と縦走路。
今日の雰囲気がよく出ている一枚。

8/19 15:24

小赤石岳からはいったん下って斜面をトラバースします。

8/19 15:25

下ったところにはビバーク適地っぽいところが。
国立公園内なので原則野営禁止です。

8/19 15:27

高山裏の稜線は凄い崩落ぶり。

8/19 16:36

少し遅めになりましたが、荒川小屋へ到着。

8/19 16:40

水場の水量十分。
冷たい。

8/19 17:06

名物荒川カレー。
これが食べたくて荒川小屋泊にした。
独自のスパイスの配合とあっさりした味が美味しい。
おかわりして2杯食べました。

8/19 18:44

残照に浮かぶ富士山。

8/20 4:33

朝ご飯もしっかり食べるぞ。

8/20 4:37

朝焼けの富士山。
今日は曇り。
まずは荒川三山へ向かいます。

8/20 6:05

小屋からしばらく、水場あり。

8/20 6:55

荒川前岳登頂。

8/20 7:00

悪沢岳と富士山とともに撮っていただきました。

8/20 7:04

高山裏からの稜線路、最後に崩落地を通るのが要注意だそうです。

8/20 7:17

荒川中岳登頂。

8/20 7:17

塩見岳もはっきり。

8/20 7:25

中岳避難小屋は山頂直下。
赤石岳もそうでしたね。

8/20 7:41

鞍部から悪沢岳を望む。
空気が薄く、脚が重い中この道を登り、

8/20 8:18

日本百名山94座目、悪沢岳登頂！
Σd(°∀°d)ｵｳｲｴ！
百名山ばんざい🙌

8/20 8:12

今日も良い場所を見つけて寝ていく小学生。

8/20 9:22

その後急に冷たい風が吹いてきました。
先に進むこととします。
悪沢岳の元となった大岩の転がる山頂部。
この岩場を抜けて行きます。

8/20 9:40

丸山到着。

8/20 9:54

これから向かう千枚岳。

8/20 10:12

千枚岳到着。
富士山をバックに。

8/20 10:50

千枚小屋のの水場も水量十分。

8/20 11:06

テント場はすごく広い。
映ってない場所もたくさん。
しかも傾斜がなくて、どこに張っても当たりの場所。
たぶん張り場所の争奪戦ない。

8/20 11:29

千枚小屋は閉鎖中、避難小屋の百枚小屋が緊急時向けに開放中。
1階に12人、2階に6人。

8/20 11:44

千枚小屋からの下りは赤石小屋方面よりも傾斜は緩い。

8/20 12:07

駒鳥池。
湿地帯への移行中に見えました。

8/20 13:13

清水平で取水。
南アルプスの天然水は美味しい。

8/20 14:01

林道と合流する箇所。

8/20 14:12

岩頭見晴付近はアップダウン。
ここを行くのか？と当初道を間違えたと思いました。

8/20 14:23

鉄塔下を潜ります。

8/20 14:51

吊り橋に来ました。
ほぼ下山です。
なぜか橋のこちら側に自転車が2台停めてありました。
何のためにこの橋を渡ってきた？
まさか乗車して？

8/20 14:53

吊り橋の高度感。

8/20 14:56

8/20 14:58

橋を渡れば事実上下山ですね。
道の反対側には笊ヶ岳への登山口が。

8/20 15:06

自転車まで戻ってきました。
まだまだこれからが本番ですよ。
パンクしたら大変だ。

8/20 15:13

椹島ロッヂに寄って行くことにします。
くたびれたの表情。

8/20 15:26

小雨がぱらついたり。
テントは中に張られていました。
公認のようです。

8/20 17:39

無事駐車場に戻ってきました。
ハードな行程でしたが、今日もよく頑張りました。

撮影機器：

DSC-RX100M5A SONY

感想

Stormybluemica

今年5回目のボス級登山は赤石岳、荒川岳の周回。
当初は荒川小屋テント泊一泊二日の大ボス級を想定してましたが、荒川カレーが食べたく小屋泊という光の玉を使って弱体化させて、それでも結構ハードな行程でした。
これにてまるは日本百名山93,94座目に登頂。
山頂からは360度の大展望、絶景の稜線歩き。
人は少なかったけど、山頂では皆笑顔。
今回も最高の天気の中最高の登山にすることができました。
ありがとうございました。
日本百名山完登まであと6座、百名山ばんざい🙌ができるのもあと6回。
一つ一つを大切にしていきたいと思います。

marugoro

今回の冒険は一泊二日の小屋泊で、自転車で行くのは久しぶり。
今回は今までで一番長く自転車をこぐことになったので、途中でお尻が痛くなりました。
行く道にはいくつも綺麗な道や場所があり、どこも見える景色が違うのがいいなと思いました。
途中にある荒川小屋では、すごく美味しいカレーライスが食べられて、嬉しかったです。
荒川岳からは今までの道のりが見えました。
今回はすごくつらかったけど2座いけたから嬉しかったです。

コメント

マツ

山行お疲れ様でした！
そして赤石岳、悪沢岳の登頂おめでとうございます🎉
百名山ばんざい🙌！
今回の山行は歩行距離、獲得標高の数字上だけ見ても大ボスなのが分かりますが、恐らく登山口までのアクセスや登山道での要注意ポイントなどもかなりの強敵だったのかなと思います、大魔王といっても過言ではないのでは😂
お二人のレコでは珍しい小屋泊についてですが、寝床は快適そうだしご飯も美味しそうだしの至れり尽くせりで、まさに光の玉ですね😁
そして登山道からの展望、特に赤石岳や荒川三山、聖岳など南アルプス南部の山々の勇姿は圧巻ですね！これらの山々は僕がよく行く三河の山々からも見ることができますが、こうして近くで見るとその雄大さに圧倒されそうですね😆
百名山も残りあと僅かですが、今後も百名山ばんざい🙌を楽しみにしてます！
ご都合が合えば、是非ともご一緒させてください🙇

Stormybluemica

matsushi5657さん
どうもありがとう。
そうだね、このコースは事前の準備であれこれと思い悩んでいたよね。
で、行くべき時に機動的に行けるよう日頃から準備を周到にして。
そしてこの素晴らしい山行を経験することができました。
日帰りでも小屋泊でもテント泊でも、それぞれによさがあるよね。
ここには書いてない、小屋や他の方々とのふれあいも貴重な人生の財産。
今の時期は百名山登山が多いけど、まるとの一日一日が二度と戻ってこない大切な日々だから、事前準備から後片付けも含めた全ての行程を素晴らしいものにしていきたいね。
だから僕らはいつも山頂ですごく長い時間停滞しているけど、今回もところどころ立ち止まっていろんなものを愛でていた。
また山行の喜びを分かち合おう！

マツ

Stormybluemicaさん
返信ありがとうございます！
Stormybluemicaさんのコメント、感動しました😭
是非ともよろしくお願いします！お手柔らに😂

Stormybluemica

matsushi5657さん
👍

abmk

悪沢岳の山頂で写真を撮っていただいた者です！
ステキな山行でしたね✨
また、どこかでお会いしましたら宜しくお願いします^ ^

Stormybluemica

EBAmさん
こちらこそありがとうございました。
ハードな山行、無事終えられたようで何よりです。
またどこかでご一緒できましたら、遠慮なくお声がけください。