花と静寂の北岳、間ノ岳(テントを背負って)


- GPS
- 21:05
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,530m
- 下り
- 2,519m
コースタイム
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 3:40
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 3:52
- 合計
- 12:28
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 6:22
天候 | ・DAY1(8/26)曇り一時晴れ(夜半一時小雨) ・DAY2(8/27)曇り朝のうち晴れ(夜半小雨、風強く) ・DAY3(8/28)曇り一時小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・芦安⇆広河原はバス(一般車は立ち入り不可) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○「広河原(標高約1,500m)から白根御池小屋(約2,200m)」「御池小屋から稜線(約3,000m)」「天空の稜線」と変化に富んでいました。 (以下は個人の感想です) ・トレイルは「急登」「トラバース」「(天空の)稜線歩き」、の3種類に大別されます、 ・広河原→御池(も)なかなかの急登です。御池から肩の小屋まで(草すべりコース)はもっと急登。足場としてはどちらも通過が難しい場所はありません。 ・稜線上は高山病症状に悩まされながらもアルプスならでは。ガレ場たくさんですが、平坦なトレイルも。 ・トラバースは小刻みなアップダウンが続きます。岩や木の根を迂回したり。意外と歩きにくかったです。 ・吊り尾根の八本歯のコルまでは岩ばかりのガレ場。 ・八本歯のコルから大樺沢二俣までの左俣コースは丸太の階段など急登から沢沿いをいきます。沢底は左岸を。途中道が分かりにくいところがあり注意です。 ・八本歯のコルと左俣コースを歩くと、急登だったはずの広河原御池間がやさしいピクニックコースに思えます。 |
その他周辺情報 | 金山沢温泉(850円)は芦安駐車場から車で1-2分。ぬるい露天と暖かい屋内のコンビネーションが良かったです(日曜日にもかかわらず独り占めでした)。 |
写真
感想
急遽の予定変更で3日間お休みとなりテン泊2泊を計画。でも天気がよろしくない、ということではありますが、日本百名山でもある南アの北岳、間ノ岳に行きました。山頂はいずれもガスで『北岳に来ただけ』とも言われるようなお天気。でも、タカネビランジほかたくさんの花に癒されて、静寂のなか山鳥と戯れたり。足をのばして間ノ岳を訪ねられたのも良かったです。『北岳に行っただけ』でももうけもの。充実の山行になりました。
初日は翌日に備えてゆるりと白根御池山荘へ。池のほとりのステキなテント場でした。星もきれいでした。
2日目、北岳と間ノ岳へ。急登と聞く草すべりでは沢山の花に励まされました。稜線はこれぞ南アルプス。豪快で静寂な縦走路。富士山、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、鳳凰三山たちを見渡せました。
でも、北岳登頂のころにはすっかりガスの中。でもでも、ふと足元を見ると白のタカネビランジ! 北岳山荘にテントを張った後、先にある間ノ岳をピストン。3,000m超の日本一長い縦走路。晴れていればまさに「天上の散歩道」です。白峰三山の真ん中にある間ノ岳は、静岡県の最北端。地図でも上に尖がっていて、分かりやすいですね。
3日目は広河原へ下山。八本歯のコルまでの北岳トラバースルートではたくさんの鳥に迎えられました。八本歯のコル・西俣コースはガレ場あり、急な階段あり、急坂あり。御池山荘経由で広河原に下りました。
北岳山荘では北岳のバッジをゲットしました。ほぼ半世紀前、亡父が登山帽子に北岳バッジをつけていたのを見て、北岳とは何か?を調べ、子どもながらに大変なところに登ったんだなあ、と感じていたことを思い出しました。そんな思い出にふけりながら、下山後、超気持ちいい温泉で長湯しました。
【テン泊22】
[日本百名山47座目、48座目]
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