野坂岳〜三国山〜マキノ高原・若越国境縦走☆ブナ林よ永遠に
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- GPS
- 10:06
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,529m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 9:58
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
近江塩津7:25〜北陸本線〜7:37 敦賀 7:47〜小浜線〜7:58 粟野 |
コース状況/ 危険箇所等 |
野坂のいこいの森〜野坂岳〜山コース分岐は良好に整備された一般登山道、 分岐〜三国山は薄い踏み跡のバリエーション・ルートだが、藪は切り払いされている。 新庄乗越への下降は登山道が分かりにくい箇所あり 三国山への登りは明瞭な堀割の古道あり |
写真
みなさんからのスイーツに癒されました♪一気に食べつくしちゃった笑(8)
暑い日になるかと冷たくしてきましたが。。。温かいものが恋しいくらい涼しかったですね(h)
感想
yamanekoさんにお声をかけていただきこの機会に巡り合うことができました。
未踏の山が多く、よく知らない山域ですが
今回歩いた野坂岳から赤坂山の縦走路は素晴らしすぎました。
初めましてのナツエビネにはじまり、美しいブナの森の大縦走♪
(どこまでも続くブナの森は素晴らしく感動しっぱなしでした)
ランチタイムはyamanekoさんのフェイジョアーダをいただき
(yamanekoさんのお料理食べてみたいなあ〜と思っていたのでラッキーでした!笑)
みなさんもちよりのスイーツで幸せいっぱい笑
熱中症にならないか不安もありましたが、幸いにもこの日は前半くもり。
ブナの森は優しくて時折さわやかな風が流れてくれるので心地よく快適でした。
また、yamanekoさんはじめ、奥さまやみなさまとは初対面でドキドキでしたが
快く迎えていただき、歩きやすいペースどりをしてくださったので
山も花もメシもすべて楽しませてもらうことができました。
みなさま気さくで和やかな雰囲気で素敵なお仲間さんだと思いました。
素晴らしい山行をご一緒させていただきありがとうございました。
遠方ですが、機会あればまたご一緒させてください。
これからもどうぞよろしくお願いします
皆様には心から感謝です。
野坂岳のニノ岳から始まるブナ林は、遥か先の三国山まで延々と10劼曚匹眦喟擇譴襪海箸覆続くブナ回廊である。数年前までは藪道だったが近年は歩く人が増え、正にブナフェチにとっては堪らないコースとなっているのだ。
今まで縦走することは体力的に叶わないので分けて歩いていた。今回は健脚ぞろいの方達の心優しいサポートに甘え踏破することが出来た。お初のyukkyさんは遠路をありがとうございます。hanaさんとの会話は熊も近づけないほどでした。感動と癒しの山旅を体験させてくれた皆さんに深く感謝いたします。
一方、庄部谷山から芦谷山南尾根の風力発電計画は着々と進行していることを目の当たりにした山行でもあった。この美しいブナ林が寸断されてしまうことは、あまりにも悲しく残念でならない。
天使の梯子が舞い降りてキラキラと輝く琵琶湖と対岸の伊吹山のシルエットを今津町の湖岸で眺めていたりしたら、充分すぎるほど早起きをしたにもかかわらず待ち合わせの時間に遅刻しそうになる。
6月以来ひさしぶりにいつもの山友さん達と山行を共にできる喜びと、新しい仲間と出逢える期待感、そして憧れだった長大な稜線の踏破に挑戦できる高揚感に胸をワクワクさせながら、いつもより強めにアクセルを踏み込んでメタセコイヤ並木が真っ直ぐに続く道をマキノ高原へと滑り込んだ。
先に到着されていたhanabanaさんと再会の挨拶を交わし近況を話しているところにyamanekoさんご夫妻が到着される。するとなんと、我々の後ろで早くから待機されていた姫路ナンバーの車の主がyukkyさんだったようで、ヤマネコさんから紹介を受けて驚いた。
私とハナさんの姿を見て「この2人健脚そうだから今日いっしょに歩く人たちで無ければいいのに」と思っていたのだと後にyukkyさんが仰ったのだが、実は超弩級の健脚の持ち主はハナさんだけなのである。そして逆にこの新しい山友yukkyさんの豪脚ぶりを後に目の当たりにすることになる。
近江塩津駅でnaojiroさんと合流したあと、敦賀駅で小浜線に乗り換えて粟野駅にて下車する。粟野駅は小さな無人駅だが駅舎は比較的新しい。トイレを済ませたらいよいよ出発、長い山行の始まりだ。
野坂いこいの森への舗装路を徐々に登っていくと、やがてキャンプ場の中を歩く道へ入る。テント場では親子連れのキャンパーが朝のひと時を過ごしておられる。テントのポールを慣れない手付きで一生懸命に片付けようと悪戦苦闘している男の子の様子が微笑ましい。夏休み最後の週末、きっと素敵な思い出が出来たことだろう。
私自身はこのような両親との思い出は少ない。そしてまた我が子供たちに良き思い出を残してあげることも忙しさのあまり殆ど出来なかったことを今更ながら後悔する。
8月も後半になり朝晩はめっきり涼しくなり過ごしやすくなってきた。この日も比較的涼しく過ごしやすいかと思ったが、登山口からの序盤の上り坂では蒸し暑さを感じる。先頭のyamanekoさんは今日はかなりスピードをセーブしてくださっているようなのに、息が上がり大汗が流れる。早速に現れた橡の木地蔵の水場の清水で喉を潤すと生き返った。
一ノ岳を過ぎニノ岳の手前ぐらいからブナの樹が現れ始める。野坂の山の楽しみはいつも美しいブナを見ることなのだが、この季節の目的は言わずと知れたあの花に出逢うことである。登山道脇には早速にもあちらこちらにその可憐でキュートな薄紫色の花々が姿を見せてくれる。なっちゃん!ナツエビネ。今夏も出逢えて感激だ。
この花を初めて観るというyukkyさんも大喜び。ドレスを纏ったお姫様のようだと、のちにインスタグラムで表現されていた。
三ノ岳の壮麗なブナの林に突入してゆく。まっすぐに伸びたブナが林立しとても美しい場所だ。何度訪れても清々しく気持ちがいい。いつしか蒸し暑さも忘れていた。
野坂の山頂にはたくさんのハイカーさん達が集まっておられ、涼しい空気と晴れ渡った空の下で360°に広がる絶景を眺めたりしながら思い思いに時間を過ごされている。前回この地を訪れたのは今年3月の残雪期の山行だった。左手の骨折の快復を皆さんに祝っていただいた日のことが思い出される。
南を見ると野坂南部から三国山への稜線が連なるのを見渡せる。遠い。あんなに先まで歩けるのだろうかと不安になる。しかしこの若越国境ルートを踏破することは宿願であった。ソロで挑戦するには交通機関での移動を考えると難しく車をもう一台使えることが必要だ。そして何より共に歩き励まし合える仲間が必要だ。さぁ、その仲間たちと長大なる憧れの道へ。
春には灌木の下にたくさんのカタクリの花が咲くのだとnaojiroさんが仰る野坂平を過ぎる。灌木はリョウブの樹が多いのだが花期はすでに終盤だ。それら樹々を手摺り替わりに捕まえて滑りやすい登山道を下ってゆく。
やがてブナの大木が立ち並ぶ稜線になる。山ルートへの分岐の前後は立派な樹が多くて圧巻だ。ブナフェチには堪らない場所だ。
通過点のようなピークの茶屋谷山を過ぎると芦谷山への上り坂が続く。ピークが見えるが山頂ではないようだ。意外に辛い坂道だ。次に見えてきたピークも芦谷山山頂ではなかった。ようやく辿り着いた芦谷山からは木立の隙間から野坂岳の雄姿が望めた。この方向から見る野坂は新鮮だ。どっしりと貫禄がある。そして何より、よくもあんなところから歩いてきたものだと感慨に耽る。しかし実はまだ全行程の凡そ半分なのだ。
芦谷山ではyamanekoさんご夫妻よりランチを振る舞っていただく。ウインドシェルを羽織るほど涼しく感じる山上では温かい料理が嬉しかった。クミンの香りが何とも言えないフェジョアーダを美味しくいただいた。
yukkyさんからのピオーネは甘酸っぱくて疲れた身体に沁み渡る。ハナさんの凍ったゼリーは後の楽しみに残しておこう。
芦谷山を出発し稜線を緩やかに下ってゆくとやがて庄部谷山への分岐点に到達する。この辺りのブナ林はひときわ素晴らしく壮麗で息を呑む。
だが若狭ウインドファームの風力発電計画は着々と進んでいる。愛しきブナの美林を切り倒し、いずれ巨大な風車が何機も立ち並ぶことになるようだ。計画遂行のための作業道を引くのだろうか、明らかに登山道の目印とは趣きの違うピンクリボンテープがあちこちでヒラヒラと風に揺れていた。
庄部谷山への分岐を過ぎると一気に標高を下げてゆくのだが、突如古道の名残りと見える掘り割れた道が現れた。見えたり消えたりする古道を辿り、最低鞍部の新庄乗越(標高566m)まで下る。
次に目指す三国山まで300m以上の登り返しだ。今回の山行の核心部だろう。頑張るしかない。しかし九十九折れの掘割式の古道の上り坂は勾配が比較的緩く、あまり辛さを感じないまま明るく広く展望の広がる稜線上へと登り上がった。さあ三国山はすぐそこだ。
二次林と思われる若いブナが綺麗に立ち並ぶ森を抜け、小さな池塘の横を通り過ぎると、三国山の山頂へと飛び出す。山頂に他のハイカーさんがいたら、こんな方から人間が現れたらさぞかしビックリされることだろうとnaojiroさん。しかし時刻は15時半を回っている。こんな時間にハイカーさんが居るわけはない。樹々に囲まれて眺望が効かない山頂だが、冬期は一面の雪原となり素晴らしいのだとyamanekoさん。ぜひ雪の三国山に訪れたいものだと思った。
険しい岩々が露わに剥き出しになり荒涼とした雰囲気が格好のいい明王の禿までくると強風が吹き荒れている。岩場の上から東側を覗き込みに行きたいが風に煽られそうで怖いのでやめておく。ハナさんとyukkyさんは楽しそうに果敢にチャレンジされている。
長いルートを歩いてきて最後のピーク赤坂山が目の前となると、疲労もピークを迎える。ダラダラとした上り坂が脚に堪える。前を行く4名の仲間は全く疲れ知らずのようで羨ましい。後続のnaojiroさんはかなり疲労困ぱいのようだが、頑張って登って来られている。毎回、不安や弱音を吐きながらも最後まで踏破されるnaojiroさんの姿には感服する。
追いついてみえるのを少し待って、赤坂山山頂へは私より先に登頂していただいた。
山頂は明王の禿よりも爆風だった。皆で記念の集合写真を撮ろうと目論んでいたが諦める。風に煽られながら暫し休憩。naojiroさん差し入れの蕎麦饅頭を食べて最後のエネルギー補給。
さぁラストスパートだ。琵琶湖の絶景を眺めながら広大な草原を粟柄越へ。そして夕暮れ迫る歩きやすい登山道をやや足速にマキノ高原へと下山していった。
マキノの広々とした草原で再チャレンジの集合写真。何故か一瞬だけ吹いてきた風に三脚が倒れてしまうハプニング。思い出深い写真をありがとうございました。
それにしても念願だったルートを踏破できたことは感動的だ。いつも歩いたルートを赤線で繋ぐことにはそれほど拘らないのだが、今回野坂山地を南北に走る赤いラインを引けたことは何故だかとても感慨深い。
計画いただいたyamanekoさんはじめ、一緒歩いて勇気づけてくださった山友の皆さんに心より感謝します。
yamanekoさんより今回の計画をお聞きして何日も前からワクワク、ソワソワ。
一度歩いたルートではあるもののブナが素敵なとても良いルートなのでもう一度歩きたいとずっと思っていました。
そして大好きななっちゃんにも逢えそう♪
そして何より皆様に久しぶりに逢える〜〜😊
今回はじめましてのyukky888さんはとても元気で明るく楽しいお方。
皆んなで楽しく和やかに歩けました。
野坂岳のなっちゃんは沢山咲いていたのでビックリ。
なっちゃんといえば二の谷山だと思っていたのですが、来年からは野坂岳に会いに来ようと誓ったのです。
そして何よりブナがとても素敵な縦走路。
このブナ達はこのままの姿で残っていてほしいのですが。。。
風力発電の計画は着々と進んでいるようです😔
今回もyamanekoさんには計画から段取り、そして山ゴハンまでお世話になりっぱなし。
本当にありがとうございます。
そしていつも一緒に歩いて下さるメンバーの方、はじめましてのyukky888さん、楽しい素敵な時間を一緒に過ごす事が出来て私は幸せだ〜〜💚
毎年、8月もお盆を過ぎると夏海老根の花が気になる。以前よりレコでコメントを応答させて頂いているyukky888さんが関西100名山の一つでもある野坂岳にご興味を示されておられることを知ったので、それでは夏海老根が咲く季節に・・・ということでお互いの都合のつく8月の最終週に山行を計画することになった。
Yukkyさんが遠いところをこの野坂岳までいらっしゃるなら「三国山までの若越国境稜線の縦走は如何でしょう」とご提案させて頂いたところ、以前の私のレコのことを覚えて下さっており、この尾根を縦走してみたいと思っておられたとのことだった。いつものメンバーにも声をかけると、それではuriuriさんの都合の良い日曜日に・・・ということになった。
この尾根のほぼ中央にある芦谷山から庄部谷山にかけては大規模な風力発電の計画が着々と進行しており、野坂山地の中でも屈指のブナの美林もまさに風前のともしびのような状況だ。これまでに二度、縦走しているが、車をデポしたところで、車を回収する距離が長いので縦走は容易ではない。今回は下山予定のマキノ高原から車で近江塩津に移動して、そこから電車を乗り継いで粟野に向かうことにした。
早朝、琵琶湖の湖岸を北上すると、雲の合間から黄金色の薄明光線がこぼれ落ちる。すぐに太陽は雲の中に姿を隠し、一瞬ではあるが、小雨がぱらつく。ひと気のないメタセコイア並木を通り抜けて集合場所のマキノ高原に向かう。温度はそれほど高くないが、空気には夏の名残りような湿り気を帯びているように思われた。この日は日本海側を移動性高気圧が進むせいで午後は晴天と湿度の低下が期待されるが、空には雲が多く、気圧の谷による湿った空気が残っているのだろう。
近江塩津の駅の駐車場でnaojiroさんと合流する。近江塩津は北陸本線と湖西線が合流する地点であるが、駅は無人であり、その周辺は驚くほど寂れている。まもなく定刻通りに米原始発の北陸本線が到着する。
敦賀駅で小浜線に乗り換える。粟野駅は交通系ICカードは使えないので、近江塩津から粟のまでの乗車券は敦賀駅で購入する。粟野の駅で降りるのは我々だけだ。無人駅ではあるが、非常に綺麗だ。
まずは登山口までの車道歩きだ。幾度か単独で粟野の駅から歩いてはいるが、いつもは長く感じられる登山口までの道のりも話をしながら歩いていると短く感じられる。
両側にテントが並ぶキャンプ場の中を登り始める。すぐに沢沿いを進むようになる。空気がこもっているせいか、谷の涼しさが感じられない。すぐにも汗が噴き出す。いくつかの渡渉があるが、その度に冷たい沢水で頸(うなじ)を冷やすことが出来るのが有難い。
最後の渡渉地点、沢の左岸の岩の間から冷たい清水が湧き出している。ふと水場の上を見ると小さなお地蔵様の石仏がある。橡(とち)の木地蔵尊と呼ばれる場所のようだ。右岸の斜面を登るようになると早速にも背後から涼しい風が吹き上がってくる。樹林の切れ目からは眼下に敦賀湾が広がる。
九十九折りに斜面を登って行くと、足元の草むらの中に早速にも夏海老根の花が現れるようになる。花は下の方が少し色褪せて変色が始まっているので、花期も終盤に近いのだろう。しかし、その後も登山道沿いには気品のある薄紫色の花をつけた夏海老根の花が次々と現れる。
標高が上がるにつれて樹林の中の空気はますます涼しくなる。一の岳を過ぎて、尾根に乗るとなブナの樹が現れ始める。登山道の右手の疎林の中にも次々と夏海老根の花が現れる。
野坂岳の手前ではブナの林床に紫色のキノコをみつける。ムラサキアブラシメジモドキだ。到底口にしようとは思えぬようなキノコだが、実際は美味しいキノコだ。以前に若越国境を縦走した時にはこのキノコを多く採ることが出来たので、今回の山行でも見つけることが出来ることを秘かに期待していたのだった。
三の岳に差し掛かるとブナの高木の壮麗な回廊が続く。「わぁー、綺麗」というhanabanaさんの声に木霊するかのようにブナ林に差し掛かった後ろの三人の女性からも同様の歓声が聞こえる。
ブナ林は唐突に終わり、低木帯になるとすぐに野坂岳の山頂に飛び出す。山頂は数組のパーティーに加え、一匹の柴犬も訪れていた。この日は山頂からは360度の好展望に恵まれる。南に向かって伸びる稜線の先には芦谷山の彼方にわずかに三国山と赤坂山がなだらかな三角形の山頂を覗かせている。三国山と東にある芦原山の間には黒河峠越しに琵琶湖が見えているが、ここから眺めるその姿はもう一つ茫洋とした白い海のようも見える。
気がつくと雲の合間に青空が広がりはじめており、そのお陰で北に広がる日本海も碧い海をみせている。少し肌寒く感じるほどの爽やかな風はすっかり秋のものだ。先はまだまだ長いので。一息つくと三国山を目指して山頂からの尾根を南下する。
野坂岳の南側の緩斜面は野坂平と呼ばれ、冬は一面の雪原となるところであるが、無雪期は全く展望のない密生した低木の藪の中を進むことになる。やがて急下降が始まると再びブナの樹林の中へと入ってゆく。
ひとしきりの下降が終わり、尾根がなだらかになると、随所でブナの大木が目を惹く。三の岳の壮麗な樹林は箒状の繊細なシルエットの高木が多いのに対して、野坂岳の南陵ではゴツゴツとした印象の大樹が多く、躍動感の感じられる樹影が多い。
野坂岳の山頂から南は急に人の気配がなくなるのだが、それでも山コースから登って来られた数人の単独行の方々とすれ違う。
P797の手前で尾根はほぼ直角に東に曲がることになるのだが、p979のピークに立つ主のようなブナの大樹を表敬訪問する。尾根を南下すると送電線鉄塔が現れ、すぐに山コースの分岐となる。
山コースの分岐を過ぎると広い尾根にはユズリハの藪が広がる。数年前に最初にこの尾根を踏破した時には随所で濃密なユズリハの藪が行手を遮り、当時小学生だった次男が果敢に藪の中に飛び込んでいったことを思い出すが、今や綺麗に切り払いされた登山道が続いていて、藪漕ぎを強いられる箇所は全くない。積雪期にはブナの疎林の間に広がる雪の下にユズリハの藪が広がっていることなど想像し難いところだ。
広々とした尾根を歩くうちに平坦な三角点ピーク△726.9mに到着する。ここは何度も歩いて三角点のある場所をすっかり憶えてはいるのだが、GPSを注意深く見ていない限りおよそ三角点ピークとは認識しないうちに通過してしまいそうな場所だ。最近になって掛けられたものだろう。「茶屋谷」の点名を記した山名標が掛けられていた。
小さな鞍部に降りるといよいよ芦谷山への登りが始まる。標高差はさほどないのだが、急登の尾根を直登することになる。
急登が終わるとなだらかな広々とした尾根を左手に進み、まもなく芦谷山に到着する。ここでランチをとるのは何度目だろう。自然とこのピークでランチをすることが多い。調理にとりかかる前にピオーネをyukkyさんに頂くが、冷えたブドウの粒を早速にも口の中に放り込む。
芦谷山からの南の稜線のブナの疎林はこの国境尾根におけるハイライトといえるだろう。上空を通り過ぎる雲が気まぐれに木漏れ日を森の中に落としてゆく。時折涼しいそよ風が樹林の中を吹き抜けてはブナが梢からささやくような葉擦れの音をたててゆく。全く人の気配の感じられない、どこまでも続くような森閑とした奥深い山の雰囲気もこの縦走路の魅力だろう。
庄部谷山からの尾根のジャンクションは立ち並ぶ大樹が林床を覆う一面の緑の下草と相俟って一幅の絵画のような美しい林相だ。ブナの梢から落ちる柔らかな木漏れ陽がコントラストを添える。しかし、残念なことに樹林の中には連綿と続く不自然なピンクテープが興を削ぐ。一定の幅の間の樹々に悉くテープがつけられているので、作業員が歩くための目印ではなく、近い将来に林道を作ることを目的とした伐採のためのマーキングなのだろう。森の奥から伸びてくる不気味な触手のようにも思われた。
この美しいブナの樹林を破壊することになる風力発電計画に憤りを覚えながら尾根を南下すると唐突に見慣れない広場に出る。広場にはかなり太いブナの真新しい切株、そして無残にも伐採され、細かく寸断されたブナの大樹の残骸が無造作に散乱している。「痛々しい・・・」とyukkyさんが小さく呟く。誰もがこの光景にいたたまれない気持ちを感じたことだろう。伐採広場を過ぎると、尾根にはブナの樹が少なくなるが、先ほどから連綿と続いていたピンクテープがなくなったことに少し安堵を覚える。
尾根にはところどころに掘割の古道が現れる。新庄乗越はこの国境稜線での最低鞍部となるが、尾根の下降が緩やかなので、それほど大きく下降する感覚はない。しかし、下降するにつれて三国山への北斜面が正面に壁のように迫る。
新庄乗越からの登り返しがこの国境稜線の縦走における核心部ではあるのだが、幸いにも九十九折の古道が良好な状態で残っている。古道を辿るうちにいつしか斜度も緩やかになり、送電線鉄塔のある広場に出ると、彼方には上谷山から金糞岳を経て伊吹山に至る江美国境の山々の展望が広がる。あとは三国山までなだらかな尾根を辿る。
三国山の山頂の北側に広がるブナの樹林から唐突に灌木の中の小さな山頂広場に飛び出す。同時に前方に大きく琵琶湖の展望が視界に飛び込む瞬間はいつも感動的だ。三国山から視界のない迷路のような鬱蒼とした低木の樹林の中を進む。明王の禿を下から見上げると、山影に入ったその岩肌はいつになく陰鬱に見える。
赤坂山にかけての小さな登り返しを登りきり山頂に立つと、その途端に日本海からの強烈な暴風に晒されることになる。ここは丁度風の通り道になっており、周囲に大きな樹木が育たないのは典型的な風衝草原だからだろう。西側にはうねうねと波打ちながら続いてゆく高島トレイルの彼方で、台地のような大御影山が大きな山容を広げている。その上では雲に隠れようとする夕陽が儚げな光を投射していた。
ここからマキノ高原にかけて最後の下り。昨年の積雪期に野坂岳から縦走した際は丁度、寒風から周回する登山者達が下山するタイミングと重なったせいだろう、非常に多くの登山者達を追い越すことになったのだが、この日は時間も遅いせいもあり全く他の登山者と遭遇しない。そういえば登山者のみながら、野坂岳の南稜からは夏海老根と紫色のキノコにも遭遇していないのだった。
赤坂山からマキノ高原は距離にして4km以上、それなりの距離があるのだがyukkyさん達とお話をしているお陰もあり距離を感じない。それでもキャンプ客たちのテントがまばらに張られた高原のスキー場に到着した時には既に6時近くになっていた。稜線の上では小さな雲が夕陽を反射して黄金色に輝いていた。
駐車場で皆さんにお別れして京都への帰路につく。琵琶湖の上では夕焼けを映してローズ色の雲が輝いていたが、今津の湖畔に辿り着くころには夕焼けも消えてしまう。充足した縦走山行の余韻に浸りながらも、消えゆく運命にある美しいブナ林のことを思うと同時にやるかたなき虚しさを覚えざるを得ないのだった。いや、ブナ林が失われる前に縦走することが出来たことを感謝すべきなのだろう。お付き合い頂いた皆様、有難うございました。
※ 今年の2月、積雪期の庄部谷山〜野坂岳への山行
最後にフェイジョアーダのレシピを載せています。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3989830.html
コメント
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素晴らしいコースを歩かれたのですね。この日は湿度も低く涼しく感じられ、猛暑から解放されて気持ちの良かった山行だったことが想像されます。
実はこのコース、夏海老根が咲いている間に行こうと企んでいたんです。全く同じコースです。
でも今週末は天候が悪そう&用事も入りそうなので行けないんですね。もうちょっと夏海老根が咲いていてくれたら良いんですが。どうでしょう。まだ終盤という感じではなかったですか?
夏海老根の時期がダメならいっそ秋が深まった頃もいいかなと思っています。
皆さんのレコを参考に計画してみます。
早速にもコメント有難うございます。
この日、HBさんとののさんさんが牛松山で遭遇されたとの連絡が縦走の途中で、早速にもののさんからウリさんに連絡が舞い込んでおり、お二人の遭遇がこちらでも話題になっておりましたが、こちらにいらして下されば、私達と遭遇でしたね。
ナツエビネは既に終盤のものが多く、今週末でも花期の過ぎた花が多いかと思います。
芦谷山〜三国山は紅葉の季節も二度ほど訪れているのですが、ブナの紅葉も素晴らしいと思います。その時までにブナ林の伐採が進行していないことを切に願うばかりです。
HBさんのことなので既に綿密な計画を立てておられることかと思いますが‥
京都からは湖西線の始発では私達が乗った敦賀行きの列車に間に合わないので、米原まで始発のひかりに乗る必要があります。下山の時間にもよりますが、マキノ 高原発が15時台のバスを逃がすと、以降は湖西線経由は非常に接続が悪く、琵琶湖線経由の方が良かった覚えがあります。
車で来られる場合には近江塩津の駅前の駐車場に車を停めて、マキノから近江塩津に戻るのがいいいと思います。
先日のno2さんとHBさんとの遭遇には驚きました!物知り博士どうしの会話は弾み過ぎたのではないでしょうか?私の噂話(陰口)も出てたんでしょうね😁
今回の野坂〜三国〜赤坂の縦走は私にとっては宿願でした。でもソロではなかなかアプローチしにくいので実行に移せてなかったんです。yamanekoさんがコメントで最後にご紹介されている方法がいいですね。私には思いつきませんでした。
なっちゃんはお婆さんになりかけてるのが多かったですから、ブナが黄葉する時分がいいかも知れませんね!
そうなんですよね。アプローチに問題ありなんですよね。京都5時30分発(西大路駅5時16分発在来線で米原乗換で敦賀が7時38分。これだと思っています。
でも塩津まで車はいい案ですね!
秋に行くか来年の夏か、迷います。夏の暑い日の縦走はキツそうなので、ナツエビネとのセットは余程の条件が揃わないと無理かなとも思っていました。みなさんが行かれた日はバッチリ条件だったのですが......
ののさんとは楽しくおしゃべりできました。スケジュールを聞いていた訳じゃなかったので、果たしてと思ってましたが、ドンピシャでした。
なっちゃんはお婆ちゃんになっちゃいますか。もう9月ですもんね。
やっぱりセットで縦走は機会を逃したのかも......
お噂はyamanekoさんやuriuriさんから伺っています。この日もno2さんと遭遇された由。かねがねHB1214さんの写真技術に感服しておりました。HBさんのピシッと決まった画像と絶妙な画角には目を奪われるものがあります。ウリさんともそんな話をしておりました。
このコースは紅葉か新緑期に訪れるのが最良に思います。HBさんが天候と時期に恵まれることを願っています。
この縦走路は皆様が仰ってられるように秋の紅葉の時季が良いのではないでしょうか。
キラキラと黄金に輝くブナ林を想像しただけで顔がニヤけてしまいます。
このブナ林が健在なうちに是非歩いて下さい。
フォローもいただきありがとうございます。
山を歩く楽しみは色々とあるのですが、こうしてヤマレコで知り合いが増えて、その方と山で出会うのも楽しみの一つに増えました。素晴らしいことです。
写真はまだまだ中途半端だと思っています。いい写真も撮りたい、でも歩き続けたい、どっちつかずな行動をしているので中途半端なんですね。
このコースは是非歩いてみたいと思います。
素晴らしいコースですね。紅葉時期の風景を想像すると、そうです、ニヤけてしまいます。
ブナ林が健全なうちにとは寂しく残念なことですが、ぜひそれまでには訪れてみます。
yamanekoさんも言っておられるようにキノコもこれからの時期期待できそうですし。
この縦走路はいつか歩きたいと思っていただけに、仕事のせいでご一緒できなくて残念でした。
また、豪脚のyukky888さんも参加されるということで是非お会いしたかったのですが、願い叶わず事務所の窓から青空を見て縦走する皆さんの姿を想像していました。
アップダウンが多い縦走路、思ったより藪は少なかったのですね〜
僕もいつか皆さんの軌跡を辿ってみたいと思います。
お疲れ様でした。
今回はお会い出来なくてとても残念に思っていました。
simonmasakiさんがこの縦走路を未踏な事にちょっと驚きなのです。
この縦走路のブナ林もとても素敵ですよー。
近いうちに是非歩いて下さい✌️
今まで、途切れ途切れに歩いていたコースを一貫して踏破することが出来ました。これも同行者の皆さんのおかげです。通して歩くとその素晴らしさが更に増幅されて脳汁が溢れそうになりました。
野坂を歩き慣れている我々は、北上ではなく南下するコース取りがよいかと。心地よいクライマックス感が味わえると思います。是非これからの紅葉期に歩いてみてください
はじめまして。
この度は、yamanekoさんはじめ、そのお仲間さんたちと素晴らしい縦走路を歩かせていただきました。
おかげで心に残る充実の山行となりました。
それと、。
私は決して豪脚なんてことないですよ笑
いつもカメカメのんびり山行です🐢
今回はみなさんが良いペースを作ってくださったので終始楽しく歩くことができました😊
新庄乗越へ約300m降下したのちの三国山への300mの登り返し、後半ということもありこの山行の核心部だと思っていましたが、古道が明瞭に残っていて歩きやすかったです。
ここは私も一部分しか歩けてませんでしたから、今回通しで踏破できて感慨深いです。
次回の山行ではまたご同行が叶いますように。
敦賀の方にとっては早朝の小浜線に乗って粟野から歩き始めれば、この縦走はさほど難しくなく実行することが可能ですよね。naojiroさんも「感想」に書いておられますが、以前は山コース分岐から茶屋谷山の区間は密生したユズリハの藪を漕ぐ必要があったのですが、今やすっかり切り払いされた道が通じています。
ブナの伐採は既に始まっていますが、伐採が進行して失われる前に是非、いらしてみて下さい。
こんばんは🌠
以前、この縦走を逆パターンの赤坂山スタートで歩いたので懐かしくレコを拝見させていただきました😊
皆さん、早い〜!健脚なんですね!!
このコースはブナが素晴らしいですよね。
できたら秋の紅葉🍁の時期にも訪れたいと思いながら、出来ずに今に至ります😅ブナの森の伐採もやはり、進んでいるのですね。残念だな…。
私たちは、下山後に自転車30キロ漕いでマキノ高原に戻ったのでヘトヘトでしたが、皆さんのラストの集合写真はとても爽やかでイイですね♫
皆さんのおかげで、素晴らしい縦走をご一緒させてもらうことができました😊
なんと!
あやちゃん、逆ルート歩いたことがあるのね♫
しかも。。下山後に自転車で戻るとは恐るべし笑
それにしても、この道はブナの森が延々と続く素晴らしいコースですね♪
感動やまずでした。
きっと秋の紅葉も🍁🍁🍁
ブナの木が消えてゆくのは悲しすぎました。。
あやちゃんのレコは昨年の4月のものでしたね。勿論、憶えておりますよ。
お花が散りばめられた素晴らしいレコでしたが、何しろ粟野から敦賀、国境(くにざかい)を経てマキノまで戻るという常人は考えもつかないような凄いことをされておられましたから。国境まで標高を400m近くも自転車で登るとは!
ちなみにその少し前、私の積雪期のレコがあるかと思います。冬はユズリハや灌木がすべからく雪の下に隠れて、絶好の好展望の縦走路に変わりますが、秋の紅葉の季節も味わい深いものがあると思います。ブナ林の伐採が進行してしまう前に、よろしければwoodさんとご一緒にでも是非、再訪してみて下さい。今度は逆ルートでマキノから粟野まで自転車で戻られるとか
ところでyukkyさんはあやちゃんとも知遇があるのですね。さすがに顔が広いな〜
マキノから縦走されたレコを覚えています。お二人とも自転車で峠越えて帰還されるのも凄いなーと拝見しておりました。ヤマレコの繋がりはいいですね?
この縦走路を歩いた後に自転車でスタート地点に戻るというとんでもない事を成し遂げられたんですね😲
レコを改めて拝見してみましたら花々が散りばめられたとても素敵なレコですね🌸
ゆっきーさんにしても、あやちゃんにしても行動力があって、とてもパワフルで羨ましいです。
とても真似は出来ないけれど少しは見習わなくてはですね😉
woodtableさんとの山行記録を拝見しては、ほんと怒涛の行動力に圧倒されています。そしていつも写真の美しさに驚愕です。
ぜひまたもう一度、黄葉期の野坂の稜線にお越しになって、山毛欅の美しい風景の写真をアップしてくださいませ。
いいルートですね。一度は歩きたいと思っているルートなのですが、縦走となると「公共交通機関利用」か「チャリデポ」となりますので、巧くプランニングできなかったんです。
うちから湖北は遠く感じてマキノまでは湖西線で行くんですけどね。余呉も電車だったな〜 あそこは山猫さんのレコが参考だったかな。
山猫さん、詳しい情報ありがとうございます。なるほどなるほど。近江塩津まで車で行くと巧く行くんですね。
六甲へも電車を乗り継いで行っていたのですが、川西まで車で行くと時間も上手く使えて最近はこのスタイルがお気に入りなんです。
あら? ウリさんにLINEしたときに皆さんと歩かれていたんだ。びっくりです。
噂してましたよ(笑) 一回り近く歳が違うかな? あの健脚には、ついていけないな〜とかですけど。
naojiroさん、氷ノ山へ行ってこられてたんですよね。tanbazaruさんとのニアミス話見てました。
hanabana31さんは、前日に百里ヶ岳へ登られていたんじゃ? 疲れ知らずですね〜
運動音痴って言っておられたけど健脚だわ。
yukky888さん、先週火打ちと妙高へ上がられていましたよね。行きたくてプランしたままコロナ禍に突入で行けないままなんです。それも高速バスを使ってのアプローチやルートも麻平を通るルート以外一緒でビックリ。長野周りで行かれたんですね。直江津周りでも巧い事行けるんですよ。
あらら、話が脱線ばっかりしちゃいました。
ブナの大木が立ち並ぶ稜線歩きいいですね。初見初聞きの「フェイジョアーダ」 豆がたくさん入っていて身体にもよさそうで美味しそうです。皆さんご一緒だと美味しさも倍増ですね。
ここは2台で車デポという方法もあるのでしょうが、それをものともしないhanaさんのような人は別として移動の距離が結構長いんですよね。山行後に標高400mに近い国境峠を越えてチャリで戻るというayachan, woodtableさんペアみたいな方もおられますが・・・ののさんも山行後にもう一山ヒルクライムに挑戦というのは如何ですか
フェイジョアーダは前回、同じメンバーで庄部谷山〜芦谷山〜野坂岳へと縦走した時に発登場でした。レシピは極めて簡単ですが、前回の山行の最後にそのレシピを載せてありますので、改めてリンクを貼っておきました。
この若越国境稜線のブナ林は実に素晴らしいと思います。皆さんに同様のレスをしてしまうのですが、伐採が進行してしまう前に是非。またHBさんとばったり遭遇するかもしれませんね。
tanbazaruさんとはいろんな山で何度もニアミスしてます。スライドも二回あるのですが、ご本人と話せていません。
no2さんとも巡り会える時を期待しています。氷ノ山ではモンスターをまた見てみたいものです
ハイ、前日に百里ヶ岳登ってました😅
百里ヶ岳のルートはヤマネコさんのルートをそっくり真似させていただいたとても素晴らしいコースでしたよ✌️
山を始めて体力はちょっとだけ自信がついたのですが、運動音痴はそのままですね😅
フェイジョアーダはお豆さんがとても美味しく、ヤマネコさんのレシピで何度も自宅で作っています。
簡単に美味しく出来ますので作ってみてください。
もちろん山で皆様と食べるフェイジョアーダには勝てませんケドね😋
なんか、よく存じ上げてる山友さん同士が私の居ないところで遭遇されるというのは、なんだか不思議なような、嬉しいような、羨ましいような、気色わるいような、へんな気分でした😁
HBさんと、楽しく、ちょっとマニアックな蘊蓄合戦を繰り広げられてたんでしょうね。
ひと回りも違いませんやん!あれ?でも幾つ違うんでしたっけ?私はウリさんですがサル歳なんですよ。
健脚って・・・最近のダメ脚ぶりには目も当てられません😂
あらためて素晴らしいルートを歩かせてもらっての たのだなあとしみじみかんじているところです😊
私にとっては、今回のメンバーさん全員、初めましてだったのでドキドキの参加でしたが
みなさんとても気さくで頼もしい方ばかりで、この出会いに心から感謝。本当に楽しい山行でした。
火打妙高のレコ、見てくださったんですね😊
no2さんもなかなかいけずなのですね。
私も数年前から何度も計画しては悪天候でなかなか行けずで。このままだとずっと行けないぞと思ってお天気悪いと知りつつ今回は強行したのでした笑
no2さんも火打妙高、実現できると良いですね😊
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