三股から蝶ヶ岳・蝶槍ピストン
- GPS
- 29:18
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,683m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:14
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 5:37
天候 | くもり、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前夜23時過ぎに到着すると、駐車車両は数台でした。過去情報ですと、シーズン中は満車で1km位手前の第二駐車場に駐めたという記録が多くドキドキしていましたが、天候も影響したかもしれません。電気が来ているんで、トイレは照明があります。水場は見つかりませんでした。通信可能エリアにはなっているようですが、駐車場ではDoCoMoの電波入りませんでした。手前の延命水あたりでは入りました。また蝶ヶ岳までの登山道の途中でも何カ所か電波が入りました。 コンビニ: 安曇野ICからは経路上の数軒のコンビニがあります。1番近いのは「セブンイレブン 堀金烏川店」でしょうか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○三股〜蝶ヶ岳 整備された登山道です。道迷いなどはないかと思います。緩急がありますが、多くの急登区間が階段です。階段地獄とも言えます。稜線までは樹林帯で展望はよくありません。時々常念岳が見えます。 途中の水場は2箇所。ガイド地図にも記載がある「力水」は8月下旬でも水量豊富でした。上部の蝶沢は伏流していましたが水の音がします。10mくらい登ると冷たい水流がありました。 ○蝶ヶ岳〜蝶槍 すごく気持ちの良い稜線の登山道です。ガスが無ければ、槍穂の稜線を眺めながらルンルンでしょう。今回、横尾から上がってきた山ガールから「分岐付近に熊がいた」と聞きました。小屋にも熊の情報がありましたので、クマ鈴必須かと思います。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉「ほりでーゆ〜 四季の郷」 登山口から下ったところにある日帰り温泉施設です。数年ぶりに利用しましたが、登山者利用も多いようです。広くてお勧めです。泉質はちょっと消毒臭が強めでが、露天風呂からは展望も良いです。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
行動制限が無い2022年夏。高校生になってなかなかスケジュールが合わない次男が、山か、夕焼けか、朝焼けの絶景を見たいとのことで、未踏だった蝶ヶ岳へ。そして常念岳周回を試みましたが、天候が完全に回復せずに、蝶槍だけにして、三股ピストンとなりました。
普通の登山者なら多少の雨予報でも縦走したでしょうが、楽しくない登山はしないのが、10年前からの父子登山の原則ですので、原則に従ったまでです。しかし、蝶槍での判断の30分間は苦悩しました。。。
初日の登りはコースタイムを大幅にオーバして、ユックリと登ります。階段地獄は筋力が落ちた中年にはテント装備だとツライルートでした。事前調査も不十分で、蝶沢の水場がどうなっているかわからないので、だいぶ下からくみ上げてしまいました。テントを張り、蝶ヶ岳山頂に行くも、ガスで展望なし。ガックリして昼寝としました。
蝶ヶ岳山荘は、ほぼ山頂に立地していて、テンバも超快適です。コロナ対策は徹底してるようです。となりの常念小屋がコロナ閉鎖継続中とのことで、気分的にも大変かと思います。なお、テント代は1人2000円(トイレ料込み)と、数年前の倍になっています。個人的には適正価格だと思いますが、学生とかにはツライでしょうね。
飲料水は、1リットル200円でした。アルコールやソフトドリンクも販売しています(500mlコーラが500円)。自家製ジンジャーエールが500円だったので夕食前に頂きました。美味です。
ガスのなか、フリーズドライではない夕食を作り、19時過ぎにシュラフに入ります。気温も高くてフリースで#5のシュラフだと暑いくらいでした。ウトウトしていると、外から音楽と話し声が聞こえます。うるせーなーと思っていると、息子が「ゆるキャン△の音楽だ、あとキレイとか言っている」と言います。テントから外を見ると、まさかの満天の星!
槍穂の稜線が見える場所まで行くと、数人が写真撮影中でした。月夜ではないので、稜線は見えませんが、ポツポツと山小屋の明かりが見えます。おそらく穂高岳山荘や槍ヶ岳山荘だろうと思いますが、星空と相まって感動的な景色でした。息子も満足げです。スマホしかないので、写真がうまく撮影できずにガッカリするも、普段は私よりも先にテントに戻る息子が、しばらくの間、星空を1人で眺めていました。
翌日、標高3000m付近より上空に雲がかかっている状況で、まずは蝶槍までの快適な稜線を歩きます。アップダウンも少なく、超気持ち良いトレールです。雲があっても写真とりまくりです。すると、単独山ガールが興奮した様子で「熊がいました」とのこと。横尾から上がってきて、稜線にでたあたりだそうです。この方は、蝶ヶ岳にタッチして、常念岳を経て、大天井岳まで行くとのことでした。我々は、蝶槍で天気予報を確認して、30分ほどねばってから下山を決めました。
名残惜しいように、蝶ヶ岳ピークに戻ると、ガスが立ちこめてきました。途中で、ひまわりの花束とウエディングドレスをもったグループとすれ違ったのですが、一瞬でも晴れるとよいなと息子と話しながら下山としました。
蝶沢は、沢を15m位登ると水が流れています。美味しい水でした。下山の階段は登りと同様に足にきました。息子1人だったら、降りで1時間位短縮できたと思いますが、ヒザへの負担を考えてゆっくりめにおります。途中で小雨も確認できましたが、天気は好転したようでした。
駐車場に着くと、足は既に筋肉痛です。日帰り温泉の水風呂で足を冷やし、サロンパスを貼りましたが、長時間運転で足を動かさないと悪化は必須です。穂高駅前の蕎麦屋で遅めの昼食を取り、穂高神社に安全登山のお礼をしてから、帰宅としました。
2年ぶりの山でのテント泊は、絶景こそ無かったですが、極めて満足した山行となりました。これにて、2022年の夏は終了です。
息子さん、もう高校生なんですね。
荷物も背負ってもらえそうで、頼れますねぇ(笑)
餅ラザニア、めちゃくちゃうまそうですね…ナスいれるのがいいですね!
私はメスティン持ってないのですが、最近気になってしょうがない存在です。
コメントありがとうございます。通知が切れていて、書き込みに気が付きませんでした。ごめんなさい。
我が家は、子どもらも、ナス&ピーマンが大好きなのです。写真上げていませんが、もう一品「麻婆ナス」も作って食べました。ごはんが無いので、しょっぱすぎでした。
メスティンは大きさが絶妙ですね。1泊とかだと、食材を中に入れると感動的にコンパクトになります。しかし今回は餅とミートソースがネバついて後片付けが大変でした。テフロン加工のメスティンが欲しいー。
運動部の高校生の体力はすさまじく、今回初めて荷物の重さがたぶん逆転したかと思います。また下山翌日に、普通に部活行っていました。私は筋肉痛でうなっておりましたが。次男とは次は冬休みを予定しているので、どこ行くか楽しみです。
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