烏帽子・赤牛・祖父・南真砂☆信百93座・百高96座とレッドステージ達成した北ア裏銀ピストン欲張大冒険は贅沢5日山行で七倉より自身最長60kmガッツリ歩き尽くせたけど長かった😵

2022年09月04日(日) ~ 2022年09月08日(木)

• GPS: 36:35
• 距離: 59.9km
• 登り: 4,289m
• 下り: 4,354m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 4:10
• 合計: 12:07

距離 13.6km 登り 1,800m 下り 332m

5:06 七倉山荘
5:08 七倉登山口
6:08 6:09 高瀬ダム濁沢登山口
6:16 高瀬ダム濁沢登山口
6:27 高瀬ダム テント場
6:55 6:58 ブナ立尾根取付
7:35 7:36 権太落し
9:58 三角点
11:13 11:15 烏帽子小屋
11:20 15:00 テント設営しまったりと
15:37 15:38 前烏帽子岳
15:44 烏帽子岳山頂分岐
15:56 16:05 烏帽子岳
16:16 烏帽子岳山頂分岐
16:28 16:35 前烏帽子岳
16:51 16:56 烏帽子小屋
17:05 烏帽子ひょうたん池
17:11 17:12 烏帽子小屋
17:13 烏帽子ひょうたん池

2日目

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:32
• 合計: 7:40

距離 8.7km 登り 759m 下り 382m

2:34 烏帽子ひょうたん池
6:11 6:13 野口五郎小屋
6:37 6:47 野口五郎岳
7:13 真砂岳
7:18 真砂岳分岐
8:43 9:03 東沢乗越
10:14 水晶小屋

3日目

• 山行: 0:59
• 休憩: 0:17
• 合計: 1:16

距離 2.1km 登り 127m 下り 118m

7:32 水晶小屋
8:03 8:20 水晶岳
8:48 水晶小屋

4日目

• 山行: 10:59
• 休憩: 1:03
• 合計: 12:02

距離 15.3km 登り 1,023m 下り 1,173m

2:33 水晶小屋
3:26 水晶岳
4:32 4:37 温泉沢ノ頭
5:41 5:42 南赤牛岳
6:18 6:34 赤牛岳
7:04 7:05 南赤牛岳
8:03 8:04 温泉沢ノ頭
9:06 9:07 水晶岳
9:29 水晶小屋
9:58 9:59 ワリモ北分岐
10:03 10:15 岩苔乗越
10:55 11:15 祖父岳
13:07 13:12 水晶小屋
13:51 東沢乗越
14:35 宿泊地

5日目

• 山行: 8:42
• 休憩: 0:44
• 合計: 9:26

距離 20.2km 登り 627m 下り 2,385m

5:10 宿泊地
5:39 5:44 真砂岳分岐
6:30 6:44 南真砂岳
7:43 7:44 真砂岳分岐
7:47 真砂岳
8:17 8:18 野口五郎岳
8:27 野口五郎小屋
10:25 烏帽子ひょうたん池
10:36 10:44 烏帽子小屋
11:19 11:20 三角点
12:18 権太落し
12:47 ブナ立尾根取付
13:05 高瀬ダム テント場
13:15 13:25 高瀬ダム濁沢登山口
14:29 七倉登山口
14:30 14:34 七倉山荘
14:36 ゴール地点

3日目の6日は強風で赤牛は行けず水晶のみで急遽連泊の方も多く山行日程に余裕がないと北アの最奥部は天候急変も想定しスケジュールを組みましょう。
と言うものも当初は2泊3日で計画しておりテン泊重装備では無茶でした。
2日目か3日目になんとか祖父岳行っていれば4日目が楽になったのだが

天候

4日晴れから曇り
5日晴れ
6日晴れだが台風による強風で水晶迄かろうじて再訪でほぼ休息日
7日雨から曇りだが風は余りない
8日終日小雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

七倉山荘無料駐車場は日曜日なので朝はほぼ満車
水洗トイレ紙有り24時間
トイレの水は飲料不可で持参されたし

コース状況／危険箇所等

烏帽子から野口五郎岳間と湯又温泉分岐から水晶小屋間は岩ゴロで注意
水晶岳手前の岩場やヤセ尾根は慎重に
赤牛、祖父、南真砂はサブザックの軽荷ピストンなれど山頂はほんと遠かった
南真砂への崩壊地やヤセ尾根は慎重に

今回のコースは健脚者で小屋泊なら2日か3日、テン泊なら水晶小屋も入れ3泊4日が普通でしょうか
読売新道や竹村新道の過酷さを避け全てピストンにしたが北ア最奥部を安全にガッツリ歩きたい方には裏銀は静かでオススメ

全体的に特に危険な所は少ないが兎に角長くて体力勝負ですね

写真

9/4 5:06

日曜日の朝来ては車停められないと思い深夜到着し車中泊
4時起床し朝食の焼きそばを食べ山に安全登山を祈願しいざ出陣
2泊3日予定だがテン泊装備だから如何なりますやら
必ずここに戻るぞ

9/4 5:50

何回か来とる高瀬ダム
タクシーが7台位途中で追い抜いていきましたが歩く人は見かけません
お金節約や朝のウォーミングアップに良いと思うけどな
タクシーなら約10分、歩けば1時間位だよ

9/4 6:13

コバルトブルーの高瀬ダムと裏銀座稜線
今度帰る日は何時になるのか
タクシーが見えるがテン泊装備は重し
稜線は見えどオラの脚では4.5時間かかるんだよな

9/4 6:22

ここは怖くない吊り橋だよん
やはり畑薙大吊橋が川からの高さも有って1番怖いよ

9/4 6:30

今日明日はいい天気だから期待しませう
明後日が心配ぞな
台風逸れて欲しいぞな

9/4 6:37

裏銀登山口の高瀬ダム登山口で休憩
要体力の文字が不気味なるも本日は烏帽子小屋迄だし2回目だから気分は楽
明日は水晶小屋予約してまっせ

9/4 6:37

さあ2回目のブナ立て登るの巻
前回は野口五郎日帰り30km15時間もかかってまった

9/4 9:58

やっと三角点
テン泊装備重いでかん

9/4 11:21

烏帽子小屋で受付しテン場を見るも綺麗に整地され嬉し
石は動かしてはダメでペグ使用とのこと
ここ迄綺麗に整地されたテン場初めてでマット持参せずに安堵

9/4 15:55

のんびり昼寝して烏帽子に参ったが鎖有るに

9/4 15:59

信百93座目の烏帽子岳とったど
信百未踏は鳥甲山、佐武流山、堂津岳、東山、西岳、餓鬼岳、霞沢岳の7座だがいずれも一癖ある難関ばかりだよな

9/4 16:02

頂上タッチしようとしたが恐がくて退避
よく立ってる人見るがよく立てるよね
中アの宝剣岳もこんな感じだに

9/4 16:25

行きは真っ白で見えんかったが烏帽子振り返らば幻想的だがね

9/4 16:25

前烏帽子から段々とガス取れようぞ

9/4 16:32

烏帽子全貌現る
数ある烏帽子でもここはピカイチのハンサム

9/4 16:34

高瀬ダムに七倉ダムに大町市街
やはりブルーだね

9/4 16:34

烏帽子は色々登ったが1番イケとるがや
烏帽子奥には南沢岳が見えるがチト怖いが何処周回してみたいのー

9/4 16:44

裏銀稜線の三ッ岳、野口五郎岳

9/4 16:50

烏帽子小屋前はまだ綺麗に咲いとるに

9/4 16:57

小屋前から明日登る予定の赤牛岳を見るが行けるかな？不安いっぱいだでかん

9/4 17:05

テン場前のひょうたん池をパチリ
明日早出だでのう

夕食食べマイ別荘をば
この日は3張りのみ

9/5 5:24

北アのマジックアワーを観ながら久々日清カップヌードルで朝食だが昔から味変わらんな
最初に食ったのは40年以上前のヤングおー！おー！の頃じゃね

9/5 5:24

アッ出ちゃった

9/5 5:25

大天井岳横に富士見っけ

9/5 6:12

野口五郎小屋と太陽
小屋泊で最初ここに泊まれば2日目が楽だけど

9/5 6:38

7月以来の野口五郎岳
前回何も見えず今回視界ばっちしで槍、穂高連峰

9/5 6:38

鷲羽、ワリモ、水晶小屋、水晶も見えまっせ
全部登ったけどまだ遠いぞよ

9/5 6:39

赤牛の裏にはデカい薬師岳
空の雲もいいんでないかい

9/5 6:39

水晶小屋を目指していくよん

9/5 6:52

野口五郎を振り返るが裏銀静かすぎ
表銀は賑やかだろう

9/5 6:57

南真砂岳
竹村新道を下りるかピストンかまだ未定
安全策ならピストンだが天候、体力次第だね

9/5 7:25

槍と硫黄尾根の対比がいいね
硫黄岳に行ける方を超尊敬します
北アでも最も登山者少ないのでは

9/5 7:25

鷲羽も余裕あらば再訪したいが

9/5 8:25

水晶小屋はまだ遠いし身体だる重😵

9/5 8:39

下って登ってえんやらやっと

9/5 8:43

やっと東沢乗越
エライから今日は赤牛はやめようか

右の緑と対処的な荒々しさ

9/5 11:24

赤牛は行かず今日はもう歩かないと決めたので昼食にビールと水晶名物力汁1000円で生き返る
野菜たっぷりで大きめのお餅2個入りでお出汁も美味しく行動食にもオススメ
餅はいいね

小屋でのんびりし待望の夕食のカレーはコクがあり今まで山小屋で食べた中ではお世辞抜きで1番うみゃーに！
ジャガイモもデカいし味噌汁と共に当然お代わりしたに
デザートの寒天？とみかんもよかよか
ほぼ皆さんお変わりしとったね
五竜山荘も美味かったけど水晶のが遥かにうまい

9/6 5:07

6日朝すごい風の中、槍が姿を見せるも赤牛は諦めるか😢

9/6 5:08

今日のマジックアワー

9/6 5:08

北アの夜明けぜよ

9/6 5:11

水晶、赤牛と素敵な空

9/6 5:11

赤牛と色違いの空
急に色変わるの巻

9/6 5:17

まもなく

9/6 5:18

固唾を飲んで

9/6 5:23

あっでちゃった

9/6 5:28

強風は予報通りで水晶小屋では10名以上連泊に変更されて小屋で思い思い過ごして出かける方は少ない
自分も迷ったが赤牛は無理でもこの天気なら水晶は行きたいが無理せず強風でダメなら引き返す決意を固める

9/6 8:05

風速20m以上はあろう中なんとか水晶岳再訪できたが途中5.6回は耐風姿勢で踏ん張って歩いたが吹き飛ばされなくてよかったが雨降りのが遥かにいいと感じました
やはり風は怖いより恐怖ですな

9/6 8:05

水晶山頂から黒部五郎岳と雲ノ平
五郎ちゃんは8年前に新穂高から3泊4日の山小屋泊で黒部五郎、鷲羽、水晶と約53km巡ったから懐かしい
雲ノ平も行きたいな

9/6 8:06

水晶山頂から槍、鷲羽、水晶小屋
爆風吹き荒ぶ水晶の正に北アのど真ん中から眺める景色は最高

9/6 8:06

ちょっくらアップするが水晶小屋は凄い所に建っとる
過去2回吹き飛ばされたのもわかる気がする

9/6 8:07

薬師はやはりでかい

9/6 8:07

明日行く赤牛岳 黒部湖そして1番奥に剱も

9/6 8:07

水晶山頂からこうして見ると赤牛近そうだけど
南アの塩見から蝙蝠岳も近そうに見えて2時間30分位かかったよ
黒部湖も近くに見えるが読売新道や渡船後の木橋のアップダウンは大変そうだからピストンなんだ

9/6 8:10

五郎ちゃんは行ったが雲ノ平ものんびり行きたいな

9/6 8:29

水晶を振り返る
この後水晶小屋に戻り食堂で昼間っから日本酒の大雪渓を呑んでほろ酔い気分で登山本を読んだりまったり贅沢なひと時を過ごすがこれも急遽計画変更で逗留となったおかげかな
たまにはこんな贅沢もええがね

2泊目もカレーだが連泊多いせいかポテサラが付いとる
味わい深く心底美味しくて又おかわりしたよ
聞けばほぼ新穂高や上高地、折立への縦走がほとんどでピストンは自分しかおらん
6時にはもう就寝するが風は聞こえないから熟睡したいな

9/7 2:28

1時起床し水晶小屋玄関でお湯沸かし2時30分出立
雨で合羽にゲイター装着し玄関横の軒先にザックデポし赤牛、祖父とピストンしまする

9/7 4:34

風はあまり吹いてないが小雨
途中何回かルートを見失いヤマレコマップで確認し復帰でき安堵したがナイトハイクは道間違いしやすい
明るくなれば問題ないのだが

9/7 6:18

4時間近くもかかり赤牛までとうとう来ました
七倉からよく歩いたと自分でも複雑な気分
でも祖父岳、南真砂岳も誰かの言葉ではないが行くしかない！兎に角七倉まで歩きまっせ

9/7 6:20

百高94座目の赤牛岳ゲット
朝食の緑のたぬきの天ぷら蕎麦を食すが周りはなんも見えん
例の飲み物は忘れてまった
今回は読売新道は行きませんよ

9/7 7:01

引き返す途中雷鳥発見

9/7 7:02

やはり天候不順時に現る

9/7 8:15

再び雷鳥

9/7 8:16

雛も大きくなってる

9/7 8:17

何匹おるかわかるかな

9/7 8:35

残雪
この後祖父岳行ったが画像撮ったはずが無いよ
途中三度目の雷鳥に会った
このあと水晶小屋に戻りザック回収、パッキングし直し南真砂岳を目指すが

9/8 5:39

8日朝は分岐から南真砂岳を目指します

9/8 5:57

有明な崩壊地は少し降って上るが慎重に

9/8 6:18

南真砂かな

9/8 6:26

ビクトリー

9/8 6:29

青嵐荘長いですの案内は竹村新道の過酷さを物語る

9/8 6:31

ここも遠かったが百高96座目の南真砂岳到着

9/8 7:13

有明な崩壊場所は下に降りてトラバースするがストックは登山道崩れてしまうので使用しないでください

9/8 10:02

此方は裏銀

懐かしき烏帽子テン場に戻る

9/8 10:37

烏帽子小屋で炭酸ボトルと天水水1リットル購入しブナ立てを下ります

9/8 11:45

ブナ立て尾根の下部は木道の板の抑え棒に黄色のペイントが塗られていいアイデアと前回野口五郎岳日帰りピストンで感心した

9/8 14:36

七倉駐車場に無事帰還
60km何とか歩き尽くせたけど足痛く放心状態で無気力な自分
もう一度と言われたら多分無いと思う
今度やるならやはり未踏区間を入れた縦走でしょうか
七倉からはるばる赤牛迄歩いて又七倉迄戻る人は少ないかな
安全でガッツリ歩きたい方にはオススメ
ただ予備日は余裕持ちましょう

9/8 14:36

この天気だから七倉駐車場はガラガラ
山に手を合わせ安全登山の御礼を申し上げました。

しかし7月下旬の白峰三山縦走もそうだったが3日以上の山行は当初の予定通りにはいかぬもので天候や自身の体力、体調等により大幅な計画変更や時には撤退し早期に下山を余儀なくされることもありましょうから予備日の大切さも再認識しました。
兎に角安全に下山し自宅迄無事に帰るまでが登山山行と考えますのでこれからも安全に楽しく山を楽しみたいですね

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

備考

熊鈴をブナ立て途中で紛失したと思う

レインパンツの下にゲーター付け10時間位歩いた頃に登山靴から雨が染み出し何故だろうと思ったが靴紐部分から侵入した感じでチャプチャプ歩き辛く足がふやけて7日、8日は試練の山行だった
こんな時長靴ならばと思うが足首を挫いたり岩場やガレ場は歩きにくいのでは

感想

飯田🐻

今回の裏銀ミッションは北ア最奥部の未踏百高三座の赤牛岳、祖父岳、南真砂岳のピークハントで自身最長60km越えでレッドステージ突入なるかがカギとなり百高を意識しだした5.6年前からの積年の思いを脳裏に刻みながらの山行となりました。

1日目の4日は0時頃七倉山荘駐車場に到着し車中泊し4時起床し準備して5時30分に出立し高瀬ダム迄7台のタクシーを見ながら羨ましくも自信の目標の60km歩くには七倉からピストンし再び七倉に下山する迄無事に歩き尽くすしかないと誰かさんの言葉のように我に言い聞かせテン泊装備に喘ぎながら進み4.5回の休憩を挟み烏帽子小屋に到着し手続きし2000円払いテン場は綺麗に整地され除ける小石も無く装備簡略でマットは持参せずによかったと感じ昼寝して3時に信百未踏の烏帽子岳を目指し鎖やロープを補助に山頂ゲットするも真っ白ですぐ下山したが前烏帽子手前でガスが取れ始め少し経つとクリアになり烏帽子全貌を手中に収め小屋でビールと天水消毒水を買いテン場へ戻りがらにも無くオートミールにイワシを加えスープ粉末鍋料理で6時に就寝しおやすみなさい

2日目の5日は赤牛にピストンする為1時起床し準備し2時30分スタートし野口五郎岳迄は7月ピストン日帰りしたので懐かしくも重いザックに四苦八苦し野口五郎小屋を過ぎ日の出を見ながらカップ麺を食し野口五郎岳に再訪し槍や水晶、赤牛など7月にはお目にかかれなかった名峰を画像にし怠くて東沢乗越過ぎ大休憩し赤牛は諦め水晶小屋で本日は終わりにしようとなんとか小屋に着きビールと力汁の昼食で元気になり明日の赤牛を眼前に近そうと思いながら1泊夕食10600円払い受付し小屋でのんびりくつろぎ5時からの夕食は自分でご飯とルーをよそい味が染み込んだ味わい深きカレーでお世辞抜きでうまく過去食べた中では1番と思わせる一品でじゃがいもや鶏肉も大きく味噌汁と共にお代わりしデザートの寒天もおいしかったな

3日目の6日は真夜中から台風接近の強風が小屋内にも聞こえ何度か目が覚め1時起床するが強風止まず赤牛は危険と判断し中止し5時迄二度寝し持参カップうどんを食べ様子を見るが天気は晴れて視界はバッチグーで水晶からの絶景を見たく強風の中危険なら引き返す条件で耐風姿勢を何回かとり何とか水晶岳に再訪し赤牛や槍、鷲羽、黒部五郎、薬師、雲ノ平、黒部湖など360度の素晴らしき風景を画像に映し脳裏に刻み水晶を後に小屋に戻り連泊1泊夕食は2000円引きの8600円で小屋食堂でお酒を買い昼前から一杯とこんな贅沢はまず無理だから登山本を読んだり明日の気象情報をチェックしてまったり過ごし他にも団体さんや個人で10数名は連泊に変更され夕食は又カレーなれど自分は大好物なので嬉しく又お代わりし明日への活力を注入し18時に就寝

4日目の7日は予報通り小雨だが風は微風で途中何回かルートが分からずヤマレコマップで助かり水晶過ぎ幾つかピーク超えついに赤牛の山頂に到着したが遠くて流石に北アど真ん中の離れ小島の気分で誰も居らず朝食のカップ蕎麦を食べ何も見えず引き返す途中2度も雷鳥に遭遇し祖父岳に行く途中に3度目の雷鳥にお目にかかり祖父で百高95座目で水晶に戻る途中靴に水が染み出し歩きにくく水晶小屋で荷物を回収し南真砂を目指すが疲れ酷く竹村新道下山も夕暮れヘッデンや過酷な下りは危険と判断し竹村新道分岐手前の岩場の邪魔にならないスペースを見つけ緊急ビバークし簡単夕食で4泊目の就寝

5日目の8日は体調回復し分岐にデポし軽荷で南真砂を目指し崩落地やヤセ尾根を注意して進み幾つかピーク超え遠く感じながら遂に百高96座目の南真砂岳をゲットし分岐に戻り荷物回収し裏銀を下り烏帽子小屋で炭酸水と水を購入し水の染みた登山靴と足のつま先の痛みを堪えながら無事に七倉駐車場に戻る事ができました。

山の神に感謝したいと思います。

1日の停滞が有り予定より2日オーバーしてしまいましたが2泊3日では2日目と3日目が13時間から15時間が予想されテン泊装備ではやはり1日の行動は10時間以内におさめないと危険と感じました。
小屋泊なら軽荷で野口五郎小屋、水晶小屋に泊まれば2泊3日で可能だったかもですが今は放心状態も脱し感慨深く感想を綴っています。
危ない所は少なかったけど兎に角60kmは長くて体力勝負の山行でした。
長文にて失礼しました。

次は何処に行こうか
信百未踏の佐武流山、鳥甲山が第一候補
南アの北荒川、新蛇抜、安倍荒倉の未踏百高三座か北アの未踏百高の赤沢山と未踏大キレットを組み合わせるか
何処にしても天候次第で来年のお楽しみでもいいかな

山は最高じゃあーりませんか！

コメント

ミッドナイトイーグル

iidakuna様
状況に応じた臨機応変な登山スタイルうらやましいです　基礎体力があるからですね　残り4座もしかしたら年内コンプでしょうか

飯田🐻

MNEagleさん

はじめまして
臨機応変と言えるかどうか当初は2泊3日の無茶な計画で1日目と2日目はテン泊装備で疲労困憊し3日目の暴風の水晶ピストンで水晶小屋連泊、4日目と5日目の百高三座は軽荷ピストンで疲れはないが雨で登山靴の浸水が有り足先が痛くて下山が大変で今回のコースでは危険箇所は少ないものの兎に角60kmは長くて暴風、靴浸水と貴重な体験ができ今後の登山人生に生かしていきたいですね
基礎体力はインターバル速歩を時々行なってるせいか山でも登りは標準時間だが下山は早めに降りられるようになり時々の山行の積み重ねが良いのでしょうか
百高残り4座は天候次第で無理せず来年のコンプでもいいかな
この度はコメントありがとうございます