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Yamareco

記録ID: 467916
全員に公開
ハイキング
奥秩父

サラサドウダンとオオバアサガラを見に滝子山へ

2014年06月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:43
距離
14.1km
登り
1,134m
下り
1,147m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

笹子駅発: 9:30
寂ショウ庵: 10:14
林道出合: 10:40
寂ショウ尾根核心部: 11:47
滝子山山頂着: 12:45
滝子山山頂発: 13:06
大谷ヶ丸分岐(防火帯上): 13:18
難路分岐: 14:08
道証地蔵: 15:38
桜森林公園(休憩): 16:11
笹子駅着: 17:08
天候 曇り時々雨、のち薄日射す
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR笹子駅発着
コース状況/
危険箇所等
登山届は笹子駅前の交番で受け付けてもらえると思います。

滝子山南稜 (寂ショウ尾根):
ポール片手でも登り切れますが、それは個人の判断で。岩の左側を巻く時に非常に足場が狭い(靴一足分ぐらい)場所が一か所だけあります。左はかなりの急斜面ですが、落ち着いて通過するイメージを固めて臨めば大丈夫です。私は高いところが苦手ですが、楽しめる範囲で登れました。先日歩いた丹沢の同角山稜の方は、緊張を強いられる場所が幾つもありました。

ずみ沢ルート:
沢沿いの難路は、時折り現れる砂地の部分での崩壊や細いトラバースがあります(写真44、48)が、慎重に歩けば問題無いと思います。ただ、砂地ですので大雨の後などは崩壊が進んで通過に支障が出るような場合も考えられますので、避けた方が無難かもしれません。

大雪による倒木で登山道が崩壊している場所や、橋が潰れている場所もありますが、通過は可能です。
山梨名物、ハッピードリンクショップ(注: 全部が激安ではありません)

水筒には氷だけ入れて出発、飲み物は現地調達…地産地消ね!
山梨名物、ハッピードリンクショップ(注: 全部が激安ではありません)

水筒には氷だけ入れて出発、飲み物は現地調達…地産地消ね!
甲州街道と別れ滝子山方面へ。ここからはまだ見えません。
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甲州街道と別れ滝子山方面へ。ここからはまだ見えません。
ヒルザキツキミソウ。吉久保集落にて
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ヒルザキツキミソウ。吉久保集落にて
アカバナユウゲショウ。吉久保集落にて
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アカバナユウゲショウ。吉久保集落にて
う〜〜ん…

スプレー菊の類でしょうか。
吉久保集落にて

追記:う〜〜ん…やはり判らない。カミツレってのがこんな感じの花みたいですが、葉が全然似てないです。これの葉は普通に花屋で売ってる菊と良く似てます。ヨモギにも似てます。”みん花”で聞いてみようかな。
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う〜〜ん…

スプレー菊の類でしょうか。
吉久保集落にて

追記:う〜〜ん…やはり判らない。カミツレってのがこんな感じの花みたいですが、葉が全然似てないです。これの葉は普通に花屋で売ってる菊と良く似てます。ヨモギにも似てます。”みん花”で聞いてみようかな。
滝子山が見えてきましたが…頂上はガスってますね〜(・ε・)。今日登る寂ショウ尾根が良く見えます。
滝子山が見えてきましたが…頂上はガスってますね〜(・ε・)。今日登る寂ショウ尾根が良く見えます。
大鹿林道に入ってすぐに寂惝庵の入り口。こちらに向かいます。
大鹿林道に入ってすぐに寂惝庵の入り口。こちらに向かいます。
大きなホオノキがあります。
大きなホオノキがあります。
寂惝庵の玄関前から登りはじめます。
寂惝庵の玄関前から登りはじめます。
送電線を超えて…
送電線を超えて…
一旦林道に出ます。すぐ右から登山道が続きます。ここで小休止。
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一旦林道に出ます。すぐ右から登山道が続きます。ここで小休止。
コナラの林。
ヤマボウシが咲いていました。
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ヤマボウシが咲いていました。
岩場が出て来ました。この岩場はすぐに終わります。

この場所の少し麓寄りの右(東)側は凄い絶壁になってました。
岩場が出て来ました。この岩場はすぐに終わります。

この場所の少し麓寄りの右(東)側は凄い絶壁になってました。
岩場が続き始めました。楽しめる範囲でしたが、転倒には要注意です。
岩場が続き始めました。楽しめる範囲でしたが、転倒には要注意です。
岩場が一段落すると見晴の良い場所に出ますが、今日はダメ。浜立山と同じぐらいまで登ってます。
岩場が一段落すると見晴の良い場所に出ますが、今日はダメ。浜立山と同じぐらいまで登ってます。
サラサドウダンの花が沢山落ちてます。上を見ると…咲いてました (´∇`*)

もっと近くで見たいな〜
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サラサドウダンの花が沢山落ちてます。上を見ると…咲いてました (´∇`*)

もっと近くで見たいな〜
岩場が終わるとイワカガミが沢山出てくるなんて、憎い演出ですね〜♪
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岩場が終わるとイワカガミが沢山出てくるなんて、憎い演出ですね〜♪
ホントにイワカガミだらけです。来年は来てみよう。
ホントにイワカガミだらけです。来年は来てみよう。
サクッと浜立尾根に合流しますが、まだ岩場はありますよ。油断しないように。
サクッと浜立尾根に合流しますが、まだ岩場はありますよ。油断しないように。
もう殆ど終わってますが、ベニバナツクバネウツギも少し残っていました (´∇`*)
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もう殆ど終わってますが、ベニバナツクバネウツギも少し残っていました (´∇`*)
近くにサラサドウダンがありましたよ♪
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近くにサラサドウダンがありましたよ♪
いいですね〜 (´∇`*)

見に来た甲斐がありました!
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いいですね〜 (´∇`*)

見に来た甲斐がありました!
ヤマツツジは山頂近くに少し残っていました。登ってくる途中ずっとミツバツツジの葉を見てきたので、花期には綺麗でしょうね〜
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ヤマツツジは山頂近くに少し残っていました。登ってくる途中ずっとミツバツツジの葉を見てきたので、花期には綺麗でしょうね〜
山頂に着きましたが、今日は景色はダメ。目的は景色じゃなかったので、気にしません^^
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山頂に着きましたが、今日は景色はダメ。目的は景色じゃなかったので、気にしません^^
何故標高が違うのかな??
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何故標高が違うのかな??
パワーの出そうなおにぎりを買いましたが、口に合いませんでした。

ちょっと気持ち悪くなった…
(x_x)
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パワーの出そうなおにぎりを買いましたが、口に合いませんでした。

ちょっと気持ち悪くなった…
(x_x)
団体様のご到着です。お昼も一服も済んだし、おいとまします。
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団体様のご到着です。お昼も一服も済んだし、おいとまします。
藤沢の方に降りたところにオオバアサガラが生えているのは知っていましたが、ずみ沢の方で探してみる事にします。
藤沢の方に降りたところにオオバアサガラが生えているのは知っていましたが、ずみ沢の方で探してみる事にします。
鎮西ヶ池
防火帯を降りて行きます。
防火帯を降りて行きます。
調査中。ガマズミの類でしょうけど、葉にツヤが無い。

追記:葉柄が長いのでコバノガマズミでは無いです。ミヤマガマズミかガマズミかは、もっと細かいところを観察しなければ判別できそうにありませんね〜 (^^;)
調査中。ガマズミの類でしょうけど、葉にツヤが無い。

追記:葉柄が長いのでコバノガマズミでは無いです。ミヤマガマズミかガマズミかは、もっと細かいところを観察しなければ判別できそうにありませんね〜 (^^;)
調査中。ガマズミの類でしょうけど、葉にツヤが有る。

追記:葉を良く見るとガマズミの類の葉では無いですね。花を拡大すると花弁は4枚のようで、これでヒットしました。ミズキ!
調査中。ガマズミの類でしょうけど、葉にツヤが有る。

追記:葉を良く見るとガマズミの類の葉では無いですね。花を拡大すると花弁は4枚のようで、これでヒットしました。ミズキ!
マムシの由縁
防火帯ですが、とてもいい雰囲気の場所です。
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防火帯ですが、とてもいい雰囲気の場所です。
片方はブナ林で
反対側はカラマツ林です。

紅葉の時期は綺麗でしょうね〜
反対側はカラマツ林です。

紅葉の時期は綺麗でしょうね〜
先週見損ねたマタタビの雄花を見つけました。
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先週見損ねたマタタビの雄花を見つけました。
良かった!クリンソウに間に合いました。

数年前までは一株しか無かったと思いますが、数が増えているようです。嬉しいですね〜
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良かった!クリンソウに間に合いました。

数年前までは一株しか無かったと思いますが、数が増えているようです。嬉しいですね〜
今年の大雪で潰れてしまった作業小屋。
今年の大雪で潰れてしまった作業小屋。
賑やかなフタリシズカ。

属するセンリョウ科は被子植物の中でも原始的なグループだそうです。
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賑やかなフタリシズカ。

属するセンリョウ科は被子植物の中でも原始的なグループだそうです。
難路とありますが、幾つかの滝が見たければこちらへ。砂地で崩れかけている場所もありますが、そこまで神経質になるような道でもありません。
難路とありますが、幾つかの滝が見たければこちらへ。砂地で崩れかけている場所もありますが、そこまで神経質になるような道でもありません。
分岐のある場所にお気に入りの休憩場所があります♡
分岐のある場所にお気に入りの休憩場所があります♡
こんな感じで崩落してるところもあります。
こんな感じで崩落してるところもあります。
ナメ滝。
水がきれいです。
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水がきれいです。
まだミヤマキケマンが残っていました。
まだミヤマキケマンが残っていました。
砂地のトラバース路。

こんな感じの難路です。
砂地のトラバース路。

こんな感じの難路です。
マルバウツギ
綺麗な滝。これがモチガ滝かな?
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綺麗な滝。これがモチガ滝かな?
タンナサワフタギだと思います。
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タンナサワフタギだと思います。
その幹。
派手にブッ崩れてますね〜

ここは高巻きします。
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派手にブッ崩れてますね〜

ここは高巻きします。
沢の対岸にオオバアサガラを発見!ちょうど見頃ですが遠い〜

もっと登山道の近くに生えてないかなぁ…
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沢の対岸にオオバアサガラを発見!ちょうど見頃ですが遠い〜

もっと登山道の近くに生えてないかなぁ…
滝がいくつもあります。
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滝がいくつもあります。
ガクウツギ。芳香があるとの事で嗅いでみました。

・・・臭い。
ガクウツギ。芳香があるとの事で嗅いでみました。

・・・臭い。
対岸に白い物があるので望遠で撮影したら…

まだ残雪があります〜!
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対岸に白い物があるので望遠で撮影したら…

まだ残雪があります〜!
三丈の滝のプレート(by笹子小)。このあたりで雨が強くなり暫し雨宿り。
三丈の滝のプレート(by笹子小)。このあたりで雨が強くなり暫し雨宿り。
渡渉地点ですが、この橋も雪に潰されたようですね。
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渡渉地点ですが、この橋も雪に潰されたようですね。
三丈の滝がある場所のはずですが、こんな事になってます。
三丈の滝がある場所のはずですが、こんな事になってます。
道を塞いでた倒木の片づけもボチボチ行われているようです。

ご苦労様です。
道を塞いでた倒木の片づけもボチボチ行われているようです。

ご苦労様です。
日が射して来ました♪
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日が射して来ました♪
サンショウ。葉を一枚失敬してリフレッシュさせてもらいました。
サンショウ。葉を一枚失敬してリフレッシュさせてもらいました。
道証地蔵に出ました。ここから林道歩きです。結構長かった。
道証地蔵に出ました。ここから林道歩きです。結構長かった。
調査中。ハタザオの仲間?

う〜ん…普通にヤマハタザオですかねぇ。
調査中。ハタザオの仲間?

う〜ん…普通にヤマハタザオですかねぇ。
最後のひとウツギ。
最後のひとウツギ。
……! 桑の実だ〜〜♪
(゜ー,゜*)ジュルルル

でも、手が届かない… (TДT)
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……! 桑の実だ〜〜♪
(゜ー,゜*)ジュルルル

でも、手が届かない… (TДT)
これはイヌガヤの実かな?
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これはイヌガヤの実かな?
桜森林公園で顔や手を洗って、ついでに着替えも。

スッキリしました。
桜森林公園で顔や手を洗って、ついでに着替えも。

スッキリしました。
民家の石垣にオカトラノオがもう咲いてました。
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民家の石垣にオカトラノオがもう咲いてました。
巨大アスパラガス!

アツバキミガヨラン。
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巨大アスパラガス!

アツバキミガヨラン。
相変わらずいいお山でした。
また来ます!
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相変わらずいいお山でした。
また来ます!
階段状の水路!
(実益を兼ねた) 大雪被害の応援。笹一の生酒を買って帰りました。

おつかれやまでした(^^*)
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(実益を兼ねた) 大雪被害の応援。笹一の生酒を買って帰りました。

おつかれやまでした(^^*)
参考:2013/6/9撮影のオオバアサガラの花。檜平ルートの下、沢から離れて林道に向かう場所に生えています。
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参考:2013/6/9撮影のオオバアサガラの花。檜平ルートの下、沢から離れて林道に向かう場所に生えています。

感想

去年の同時期に滝子山に行った時に撮影した写真75の花の名前が判らず、最近 ”みんなの花図鑑” というサイトで質問して、ようやくオオバアサガラという木だと判明しました。シャンデリアのように豪華な花で、またじっくり見てみたいと思っていました。

それに加えて、サラサドウダンが見たい! と思いまして、生育地をネットで調べたところ、サラサドウダンは”深山の岩地”、オオバアサガラは”山地の渓流沿いや林道沿いに多く生える「先駆種」”とありました。ああ、滝子山ならサラサドウダンもあるんだなと思いヤマレコでチェック…ありました。サラサドウダンの写真付きレコ。オオバアサガラの方は「先駆種」とあるので、林相が安定してしまっているずみ沢沿いには見られないかもしれません。あるとしても数少ない大きく育った個体が見られるだけかも。それを探してみるのも一興です。間に合えばクリンソウも見たいし。という事で未踏の寂ショウ尾根でサラサドウダン、ずみ沢でオオバアサガラを探すをテーマに滝子山に行く事にしました。

寂ショウ尾根と言えばイワカガミの大きな群落で有名で、シーズンにはハイカーが多いところです。林の中を歩きながら、先日あるいた同角山稜を思い出しました。あちらはブナで、ここはコナラ。下生えは同角の方が豊かだったように思えます。同じ1500m級の山でも随分違うんですね。上級者向けルートという事なので構えて挑みましたが、楽しめる範囲で登れました。核心部の岩場が終わるとイワカガミが現れます。岩場を切り抜けたご褒美のようで、憎い演出ですね〜♡ 花はもちろん終了していましたが、数の多さには驚きました。多くの人が見に行きたがるのも納得。来年はシーズンに来てみようと思います。

イワカガミが出始めたあたりから、登山道にはサラサドウダンの花がたくさん落ちていました。もう終わった??と不安になります。見上げるとわずかに残っている花。もう少し標高を上げればまだ間に合うかもと期待して登ります。浜立尾根に合流して、西峰の近くまで来るとようやく多く花の残ったサラサドウダンを見る事が出来ました。曇り空の柔らかな光の中、ほんのりと紅を引いたような花が綺麗でした。満足です。

滝子山には山頂標のある中央峰、檜平ルートの途中にある東峰(三角点峰)、そして浜立尾根・寂ショウ尾根というバリルートの途中にある西峰の3つのピークがあります。見晴しが良いのは中央峰ですが、狭いので人が多いとすぐにいっぱいになります。当日の見晴しはゼロでしたので、ずみ沢ルート途中の鎮西ヶ池や防火帯でランチ休憩でもいいやと思っていましたが、中央峰で昼食中だったのは5〜6人程だったので、私もランチ休憩としました。この季節は纏わりつく羽虫が鬱陶しいので、手早く昼食を済ませ一服していると5名、15名ほどの団体様が相次いで到着、あっというまに座る場所すら無くなってしまいました (写真28)。そそくさと山頂を後にし、ずみ沢ルートに向かいます。途中でさらに10名程のパーティとすれ違いました。少し気の毒に思いました。

防火帯でも5〜6人とすれ違ったので、山頂は随分混雑したことでしょう。初狩方面に下山する時は山頂から30分程で檜平という開けた広い場所があるので、山頂が混雑してて見晴が無い日はそこでゆっくりランチというのも考えていいと思います。ちなみに途中で男坂・女坂とルートが分岐しますが、この檜平で再合流しますのでどちらを通ってもOKです。

ずみ沢は何度も歩いている道なのでじっくり花を探しながら歩きました。先週の小仏城山に続いて、ここでもマタタビの花が咲いていました。雄花を探してみると…ありました。雄蕊しかない花を付けた株が。クリンソウにも間に合いました。株数が増えているように思えます。このまま順調に増えて、大きな群生地になればいいですね♡。途中パラパラと雨が降りましたが、林の中ですし雨具を用意する程ではありませんでした。大雪の影響で崩壊した植林や橋もありますが、いずれも通行不能というレベルではありません。目当てのオオバアサガラは予想通り大きな株が1本だけ対岸に見えました。もっと近くで見れる個体を期待してましたが、残念ながら見当たりませんでした。でも、これはこれで満足です。

桜森林公園の河原で顔を洗って着替え、すっきりと笹子駅へ。途中の笹一酒造で生酒を買って帰りました。普段山行きでお世話になる事の多い場所なので、僅かですが今年の大雪被害の応援です。雨もパラつく生憎の梅雨空の一日でしたが、とても楽しめました。今日もおつかれやまでした (´∇`*)

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コメント

梅雨時でも山は楽しめますね〜
tokumuraさん こんにちは
滝子山は子供のころに登ったきりです。
ズミ沢がとてもきれいだったことや山頂からの景色 がよかったこと、GWごろに登ったので、ヤマザクラがきれいだったことを思い出しました。
梅雨時でも、たくさんのお花 が咲いているのですね。
今年はちょっと難しいけれど、レコをみて来年はぜひこの時期に登りたいと思いました。
それにしても、大雪はすごかったようですね。
倒木にもびっくりしましたし、いまだに雪があるとは!
私も、笹一で実益を兼ねて大雪の被害の応援をしようかな〜
2014/6/23 16:49
Re: 梅雨時でも山は楽しめますね〜
hyouchanさん こんばんは (^-^)/
滝子山には3度ほど登りましたが、一度も子供連れには会った事がありません。
ずみ沢には笹子小の小学生が作ったらしいサイン板が何枚もありますが、『この山を子供が登るんだ〜』って驚いたものです。私が子供の頃は、春の歓迎遠足で300m、秋の鍛錬遠足で400m程度の登りでしたから…hyouchanさんは子供の頃から鍛えられて(?)るんですね〜

の方は、あと1週間早い方が良かったかな〜って感じでした。でも、やはりここはイワカガミでしょうね。あれだけ多ければ、花期には赤い絨毯が敷かれているような雰囲気になるのでしょう。

笹一はいつも横目に見ながら…でしたが、今回初めて買いました (^^;)
まだ飲んでませんが、楽しみです
2014/6/23 22:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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