旭岳〜トムラウシ山縦走
- GPS
- 23:19
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 2,257m
- 下り
- 3,193m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:22
- 山行
- 10:18
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 10:39
天候 | Day1晴れ Day2-3曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2022.9.15〜17
北海道遠征登山⛰
旭岳〜トムラウシ山縦走
ひさびさのソロ。
テント装備と食糧と水を背負って
修行やったけど、
色んな人とお話しできて楽しかった♪
Day1
旭岳へはロープウェイで🚡楽々〜
頂上の展望は素晴らしい✨
遠くにトムラウシ山、
手前に広がる高原のような山並み。
こんな景色みたことない〜
宿泊は白雲岳避難小屋。
偶然、登山道整備をしている
山守人の宴会にお誘い頂き、
松茸すき焼きをお腹いっぱい食べた😆
ご馳走様でした。来年もまた来ます(笑)
Day2
トムラウシ山への縦走路は遠い💦
南沼までテント装備と水4リットル担いで
11時間ぐらい歩いた。
なめてましたすみません。
途中で熊の匂いがあちこちで。。
熊スプレー持ってたけど
ちょっと怖かった😅
Day3
天気予報が台風の影響か?急速に悪化。
十勝岳まで行く予定を変更して
トムラウシ温泉で下山♨️
雨予報なのに登ってくる人がいっぱい。
トムラウシって人気なんやな〜
以下、日記形式
9/15
旭岳〜白雲台避難小屋
朝5時に札幌市のホテルを出て車で3時間弱
旭岳ロープウェイへ
今回は旭岳登山口から十勝岳登山口までマイカーを回送してもらうので山岳スキップという業者さんに依頼。ロープウェイ乗り場近くのスペアキーを近くのか山荘に預けておく。
8時20分のロープウェイで標高1600mの姿見駅へ。まずは旭岳頂上へ500mぐらいの登り。火山岩のザレた斜面をゆっくり進む。北よりの風がかなり強く、汗はほとんどかかない。風は10m近くあったと思う。木曜日の平日なのに20名以上の人が登っている。旭岳の中腹からは水蒸気が噴き出していて硫黄の強い匂いがした。旭岳の南側斜面では紅く色づき始めていてキレイだった。頂上に着くとこれから進む北海岳や白雲台へ続くトレイルや、遠くにトムラウシの稜線がはっきり見えた。
旭岳頂上でお昼を済ませ、下りに入ると急なザレた滑りやすい斜面。ここを越えるとややアップダウンのある稜線歩きだが、遠くまで続く山並みが美しくて歩いていても飽きない。間宮岳で声をかけてくれたReiさんと話をしながら進む。私の大きなザックを見てどこまで行くのか興味があったみたい。彼女は黒岳でテント泊して明日下山するとのこと。北海岳でお互いに写真を撮りあってバイバイした。その後、チングルマの綿毛のお花畑を通り、白雲岳へはザックをデポしてピストンした。白雲岳避難小屋には午後3時に到着。一昨年建て直した綺麗な小屋で素泊まり3000円。寝床は2階。東側の雪渓から水を汲んだ。夕食の時間に1階の登山道整備のグループがすき焼きをご馳走するからどうぞとのことで、遠慮なくご馳走になることに。年に1回の宴会らしい。牛肉や美瑛豚をお腹いっぱいいただいた。うすばきちょうを研究しているおじさんもいてた。この建物は環境省が建てたもので、運営は登山道整備のNPO法人が環境省からの委託を受けて行っているとのことだった。明日からの縦走について色々教えてもらった。
9/16
白雲岳避難小屋から南沼へ
天気は曇り時々雨。朝5時スタート。気温は肌寒い程度で視界は良好、風もほとんどない。時々小雨がぱらつく程度でアウターも時々着るぐらい。これから向かうトムラウシとチングルマの綿毛のお花畑の風景が素晴らしい。コースは基本稜線歩きだが広い高原を歩いている感じ。平日だが何度かハイカーとすれ違った。同じ方向には向かう中年夫婦はヒサゴ谷、若手男性は赤沼が目的地だった。若手男性は旭川在住で最近登山を始めたらしい。途中の分岐で迷っていたので教えてあげた。今日の行程は午後2時ぐらいには着く予定だったがテント泊装備のザックの重さが堪えてきて、休憩を何度か入れた結果、4時ぐらいの到着となった。トムラウシに向けての登りは大きな岩の瓦礫帯で時間がかかったのと、北沼で4リットルほどの給水に時間がかかったのもある。北沼の水はきれいでそのまま飲めそうだが、エキノコックスが怖いので浄水器と煮沸が必要だ。赤沼では既にテントが6張りでほぼ埋まっていたが、なんとか張ることができた。テントを張ってひと息つくと携帯が通じることが判明。天気予報をチェックすると明後日の18日の午後が8ミリの大雨になっていたので、明日17日にトムラウシ温泉への下山に変更。車の回送業者に電話するとオッケーだったのでよかった。17日は朝6時に出発して12時に温泉に到着予定とし温泉に入って車の回送を待つことにした。テント場にはトイレが無く、携帯トイレの使用小屋のみが建っている。
9/17
赤沼テント場からトムラウシ温泉へ
天気は曇り時々雨。夜にシトシト雨が降っていたが朝方には止んでいた。びしょ濡れのテントを撤収し朝6時スタート。周りのテントはほとんどなく出発済み。こちらはトムラウシ温泉の営業が12時からなので、やや遅め。不要となった水を捨てて少し身軽になった。出発時はガスガスだったが、下っていくと徐々にクリアに。下りと言っても標高を1500m近く下げるので決して楽ではない。下り始めは大きな岩がゴロゴロで歩きにくい。しかし、驚いたのは、悪天候の中、登ってくる人が多いこと。土曜日と言うこともあるが50名ぐらいはすれ違ったと思う。トムラウシは人気のコースなんだ。すれ違いで、登る人達が上の様子を聞いてくるので、少し気がまぎれる。標高を下げるにつれて、樹林帯となり道の勾配もゆるやかになって歩きやすくなる。トレイル上にも木道が敷いてあって、整備が行き届いている。トムラウシ温泉には予定通り12時に到着。しかし、実際は13時営業開始で少し待つことになった。車の回送は既に来ていて、かなり朝早くから移動させてくれたと思われる。いいサービスだった。
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