月山 花いっぱいの弥陀ヶ原コース

2014年07月06日(日) [日帰り]

• GPS: 16:00
• 距離: 10.9km
• 登り: 589m
• 下り: 658m

コースタイム

7:20：八合目駐車場〜7:40弥陀ヶ原中の宮〜9:44仏生池小屋10:00〜11:10月山山頂11:55〜13:00仏生池小屋〜13:50弥陀ヶ原（散策）〜14:25八合目レストハウス

天候

晴れ、登り始めると雲が上がり始め、雲に包まれる。下山後晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八合目駐車場。結構止まれるが、7時時点でほぼいっぱい。
ハイシーズンに入ったため、観光バスなども次々上がってくるので、途中の曲がりくねった細い道路で、すれ違いに苦労する。

コース状況／危険箇所等

登山コースは全体に整備され、問題ありません。岩や石が多く、ごつごつしているので、足をひねらないように。雪渓は2箇所ほど。ロープもあり問題ありません。
トイレは八合目、仏生池小屋、山頂にありますが、使用した場合、100円以上の協力金をお願いしています。
下山後の温泉
やまぶし温泉ゆぽか；http://www16.ocn.ne.jp/~yupoka/
大人430円（八合目レストハウスに割引券あり）
田園の中のモダンな建物で、浴槽も広く、ジェットバスなど疲れが取れます。

写真

7/6 7:09

八合目に付いたときはこんな天気。鳥海山方向に雲があるものの、今日はいいぞ、と思っていたのだが・・

7/6 7:17

レストハウス。帰りに寄ります。

7/6 7:17

山開きして初めての日曜日。7時で駐車場はこの状態。ずっと奥まで止まってます。

7/6 7:25

弥陀ヶ原へ入ります。

7/6 7:26

マルバシモツケ。このころはまだ朝露がついていました。

7/6 7:27

ハクサンフウロ。山頂辺りではまだでした。

7/6 7:29

ヨツバシオガマ

7/6 7:34

ニッコウキスゲ。駐車場の辺りにも咲いていました。弥陀ヶ原では群生はしていませんが、ぽつぽつ咲いています。

7/6 7:39

弥陀ヶ原にある月山中の宮。鳥居の奥に山頂が。

7/6 7:40

参篭所があり観光客やお参りの人でごった返してました。

7/6 7:41

「なで兎」だそうです

7/6 7:47

チングルマ。今年初めて会えました。

7/6 7:48

7/6 7:50

イワイチョウ

7/6 7:50

数は多くありません。

7/6 7:58

7/6 7:54

ミヤマツボスミレ。上のほうまで、かなり広範囲に登山道脇に咲いています。

7/6 7:56

7/6 8:02

大きな池塘の脇にチングルマやイワカガミが群れて咲いています

7/6 8:03

終わりかけてますね

7/6 8:04

ハクサンチドリ。こちらも駐車場脇にたくさん咲いてました。

7/6 8:09

少し雲がとれ、弥陀ヶ原の向こうに鳥海山も見えてきたんですが・・・

7/6 8:11

弥陀ヶ原を散策する人々の向こうには、一面の雲海

7/6 8:11

ハクサンボウフウだと思うけど・・。こちらもかなり広範囲に。

7/6 8:16

イワカガミ。月山にはヒメイワカガミがあると言うが、どう違うのかよくわかりません。

7/6 8:19

モシャ感を逆光気味に

7/6 8:21

鳥海山や雲海を見晴るかす、弥陀ヶ原の風景

7/6 8:23

ウズラバハクサンチドリがあった

7/6 8:23

ぶちぶちの葉の模様だけど、花はおなじだね

7/6 8:27

ウラジロヨウラク。濃い色が多いようだ。

7/6 8:27

ウサギギク。イエローが鮮やか。

7/6 8:28

7/6 8:30

タカネニガナ

7/6 8:38

弥陀ヶ原の上部あたりまで、ところどころ咲いてました

7/6 8:35

形のいいものをパチリ

7/6 8:41

登山者・下山者で混み合ってます。花ばかり撮っているので、邪魔になるし時間ばかりかかってます。

7/6 8:49

こちらは色の薄いやつ

7/6 8:56

この丸っこい形。色といいタコボウズ。可愛いでしょ。

7/6 9:00

アカモノ

7/6 9:02

ゴゼンタチバナ。大分咲き進んでます。

7/6 9:06

ベニバナイチゴ。晴れた日には撮り難い代表。

7/6 9:10

コシジオウレンですか。Springさんのレコで見ました。

7/6 9:10

雌しべの形、確かにオウレンですね。

7/6 9:11

全体的に終わり近い感じでした

7/6 9:22

山頂近くまで咲いてます

7/6 9:11

ショウジョウバカマもまだ咲いてますね

7/6 9:15

雪渓のあたりで動く人影は筍取りでしょうか。国立公園なんだけど。

7/6 9:17

次第に雲が上がってきてます

7/6 9:18

素敵な模様のシラネアオイ。影だけど。

7/6 9:19

シーズンなので、どの花にも虫が集まってます

7/6 9:24

雪渓を登りますが、ロープもあって難しくありません

7/6 9:40

アオノツガザクラ

7/6 9:41

7/6 9:44

仏生池小屋に着きました。トイレもあるし、食事もできます。

7/6 9:45

お地蔵様と夏の雲

7/6 9:50

ちと早いけどお昼にして、ノンアルビールで乾杯！

7/6 10:06

まだ山頂方面は晴れてます

7/6 10:18

山開き後なので、白装束の人、六根清浄の杖をついた人、老いも若いも次々と登って行きます。

7/6 10:22

ヒナザクラ

7/6 10:21

ちゃんと咲いているのは今年初です

7/6 10:21

花の中心やシベは黄色ですね

7/6 10:24

ハクサンイチゲ。山頂にかけて群落がありました。

7/6 10:25

先端の山頂目指して

7/6 10:26

カタツムリがコバイケイソウの葉の上で

7/6 10:27

ハクサンフウロ

7/6 10:27

鍵形のシベが面白い

7/6 10:29

ミヤマカラマツ

7/6 10:29

この仲間も似たようなのが多くて、同定するのに苦労する

7/6 10:41

少し終わり気味のハクサンイチゲの群落

7/6 10:41

7/6 10:43

奥は葉山。手前にハクサンイチゲの群落。

7/6 10:51

オモワシ山を過ぎて、山頂も一息。

7/6 10:52

ヨツバシオガマ。終わり掛けが多かった。

7/6 10:57

山頂へ向かう登山者の列

7/6 11:04

この雪渓を上がれば

7/6 11:09

三角点です

山頂の月山神社にてお払いを受ける。一人500円。

7/6 11:20

姥沢側も雲の下です

7/6 11:22

ヤマガラシ

7/6 11:22

神社の石壁にたくさん

7/6 11:26

そしてお目当てのクロユリです。

7/6 11:28

久しぶりに会えました

7/6 11:28

ユリの仲間ではなくバイモ属だそうです

7/6 11:31

7/6 11:30

ミヤマキンポウゲ

7/6 10:53

ヒナウスユキソウ。山頂付近にたくさん咲いてました。

7/6 11:33

モシャモシャの毛に覆われて

7/6 12:20

7/6 11:33

ホソバノイワベンケイ

7/6 11:35

あまり多く見つけられませんでした

7/6 11:34

咲き始めのヒメイワショウブ

7/6 11:35

花びら、もといガク片の落ちた後のハクサンイチゲ

7/6 11:49

山頂で飲む珈琲はうまい

7/6 11:52

時折青空も見えるけど

7/6 11:55

辺りはほとんど見えない

7/6 12:10

さあ下りましょう

ハクサンイチゲ三姉妹

7/6 12:27

本当は5枚のはずだが、こんなに花びらの数の多いのも

7/6 12:16

7/6 12:17

キバナノコマノツメ

7/6 12:18

7/6 12:43

マイズルソウ

7/6 12:42

なかなか舞い鶴のわけがわからなかったけれど、右の一番上の花を見るとわかる気がする

7/6 12:54

仏生池小屋まで戻ってきました。下りは早い。

7/6 12:56

ヨツバシオガマ

7/6 12:59

一つ一つの花弁がシブいです

7/6 13:07

7/6 13:09

7/6 13:13

7/6 13:44

7/6 14:02

弥陀ヶ原にて

7/6 14:04

池塘のある湿原を散策中

7/6 14:06

花は少なめ

7/6 14:06

ワタスゲがポツリポツリと

7/6 14:08

緑の草原と空を映す池塘。時間があればゆっくりしたいところです。

7/6 14:08

ミツガシワの花も終わってました

7/6 14:07

7/6 14:11

ワタスゲのモシャモシャで耳かきしたい

7/6 14:23

7/6 14:33

Springさんのレコに在ったレストハウスの肉うどん。柔らかめのうどんとしょっぱそうな汁に惹かれました。

7/6 17:03

下山後の帰り道から見上げる月山はすっきり晴れていました。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X6i Canon

感想

yonejiy

これまで何度か登っている月山だけれど、弥陀ヶ原からのコースは仙台から遠いと言う理由で、今まで登った事が無かった。
ただし随分昔にある因縁で、御田ヶ原の参篭所までは行った事がある。
この間のSpringさんのレコにも後押しされて、初めてのコースを登る事にした。この日は山形に入ると梅雨とは思えない良い天気で、朝日も月山もそして鳥海山も、その残雪を纏った美しい姿を見せていた。さすがにハイシーズンの幕開け、山開き後の最初の日曜日、山は登山者で溢れるようだった。
古からの白装束に身を包んだ若者が、ベテランの先達に導かれ、上り下りする姿もたくさん見かけた。
そして登山口から山頂まで切れ目無く続く花の数々。クロユリがヒナウスユキソウがその可憐な姿で、目を楽しませてくれる。雲が上がってきて下界を隠してしまい、眺望を得る事はできなかったけれど、心華やぐ一日の山旅だった。
下山した後のやまぶし温泉「ゆぽか」も、初夏の美しい田園を渡る風が、湯上りの火照った体を冷やしてくれ、気持ち良い旅の終わりになった。

コメント

toole

花の月山
雲が多くて月山は見えませんでしたが、そちらもお天気はまあまあだったみたいですね

月山といえば、クロユリですね
僕は生で見たことがありませんが、エレガントな花ですね

yonejiy

Re: 花の月山
tooleさま
こちらからも車道を走っているときは、鳥海山良く見えていたんですけどね
この季節、雨に当たらない、風も強くないと言うのは良い天気の部類でしょう
クロユリは名前から受ける印象と違いますが、良く見るとなかなかなんです 機会がありましたら見に行ってください

home1700

弥陀ヶ原
自分にとっても、遠い登山口で、
中々、近づかない場所でしょうね

花はもちろんの事、池塘のある景色っていいですね
そして、あの方はこのコースでカメラを…なんて思い出してしまいました。

yonejiy

Re: 弥陀ヶ原
home1700さま
月山を弥陀ヶ原から登ろうとは、あまり考えていなかったんですよ。Springさんのレコ見るまでは
行って見ると自動車道のおかげか、思ったより早くつけました

一面の緑の中の池塘に空が映るのはいいものです。
本当はもっとゆっくりしたいんですけど、帰りの時間がやはり気になってしまいます

MSFAN

月山、花三昧
月山、花の種類も多いし、池塘も綺麗、南東北はこの時期は月山なんですね
月山はクロユリですか、クロユリは北八の黒百合ヒュッテのイメージが強くてあっちの方の花かと思ってました、もっとも北八には冬しか行ったことが無いのでそこでもクロユリ見たことがありません、今年は行きそびれそうですが、来年は訪れて見てみなければ

yonejiy

Re: 月山、花三昧
MSFANさま
姥沢、湯殿山、弥陀ヶ原、どのコースもそれぞれ特徴があって、面白いですね 　　弥陀ヶ原から登って、山頂小屋で一泊して、湯殿山に下山なんていうのも、よさそうです
クロユリは見られるところは限られるようだし、花の時期も短いようですね 　でもハイシーズンなので人が多いのでご注意を

ゲスト

弥陀ヶ原
姥沢からしか行った事がありません
２０日に里山会で行く予定ですが姥沢からになります。
yonejiyさんのご近所の私ですが、時間的には登山口まで姥沢登山口よりプラス40分位？でしょうか
来年になってしまうかも。。。

yonejiy

Re: 弥陀ヶ原
hana_ffさま
返事が遅くなってごめんなさい。
太白区の私の家を4時30分に出て、7時過ぎぐらいに八合目につきました。
まあ若干飛ばしましたけど
山開き後なので、このコースどうしても登山者は多いみたいです。
早く着かないと駐車場がいっぱいになるようですよ
花はまだまだ咲いているし、秋の紅葉の時期もよさそうです
ご検討ください

Spring

いいなぁ…
はいは〜い！カメラを成仏させたSpringです

多少のガスが掛かっても、ハクサンイチゲの群落を撮れるし、ヒナザクラも開いているし、クロユリも見れるし、いいじゃないですか！！
豪雨じゃ無いし…雷鳴ってないし…

でも、yonejiyさん、山頂から少し姥沢の方に下った方が良かったですよ！
エゾノツガザクラが見られたと思います(私は見ていませんが…)。
私の一番のお目当てなんです

あれ？ホソバイワベンケイは、たたみ石の辺りにたくさん咲いていましたが…終わりましたかね？
一週間でお花も変わってきますものね〜！！

私が見られなかった花々を見せて頂き、ありがとうございました

p.s.肉うどんのつゆ、玉コンぽくありませんでした？

yonejiy

Re: いいなぁ…
Springさま
やはりコンデジは成仏してしまいましたか。
乾かすと復活する場合もあるかも、とか思いましたが。ご愁傷様です
怒られそうですが、まずまず良い花旅でした。おかげさまで
これではケンカ売ってるみたいですね。そんなつもりは無いのですよ

エゾノツガザクラの情報は知らなかったなあ
次回の楽しみにします。

ホソバノイワベンケイはもっとあったのでしょうが、見つけきれませんでした 　

肉うどんの汁、玉コンならもっとスルメだしっぽいかと思いましたが、しょっぱめのうどんの汁でしたね
もしかすると作ってるおばちゃんによって、違いがあるのかも