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Yamareco

記録ID: 4747524
全員に公開
ハイキング
奥秩父

9歳児と臨む人生最高快晴絶景の甲武信ヶ岳〜雁坂峠縦走【日本・山梨百名山】

2022年10月01日(土) ~ 2022年10月02日(日)
 - 拍手
子連れ登山 シューP その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:51
距離
22.0km
登り
2,025m
下り
2,017m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:54
休憩
0:08
合計
7:02
距離 7.0km 登り 1,403m 下り 140m
8:25
8:26
17
8:49
8:50
6
8:56
8:59
171
11:51
11:53
189
15:02
15:03
9
15:11
15:13
15
2日目
山行
8:11
休憩
1:32
合計
9:43
距離 15.0km 登り 639m 下り 1,895m
15:28
21
5:49
5:51
13
6:03
6:27
17
6:43
6:44
58
7:41
8:02
50
8:52
9:00
30
9:30
9:34
74
10:48
11:10
28
11:38
11:44
43
12:27
12:29
47
13:15
13:17
34
13:50
13:50
41
14:56
14:57
8
15:04
15:05
4
15:09
15:09
1
15:10
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西沢渓谷駐車場
コース状況/
危険箇所等
・徳ちゃん新道:危険箇所ほぼなし
・戸渡尾根:上のほうにガレ場
・木賊山〜甲武信小屋:ザレの降下あり
・甲武信小屋〜甲武信ヶ岳山頂:きれいな道
・甲武信小屋〜破風山避難小屋:ややザレのところもあるけれど基本的には歩きやすい
・破風山避難小屋〜西破風山:岩の急登、滑落の危険はあまりないけれど息をととのえて
・西破風山〜雁坂峠:気持ちのよい尾根歩き

・雁坂峠〜西沢渓谷:
もともとはよくできた道だったと思われるが、雨風をうけての崩落箇所が多い。沢に沿うところはかなり破壊されていてピンクテープをよく見ながら進む必要がある。気をつけて臨む必要のある渡渉が3〜5ヶ所くらいある。これらのことから、地図などにあるコースタイムどおりには歩けないことも
その他周辺情報 道の駅みとみ
客の多くが登山客、山で見かけた方にまた会える
おもちゃのフエの調子をととのえてスタート
2022年10月01日 08:18撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/1 8:18
おもちゃのフエの調子をととのえてスタート
なんかかわいいのがいた
2022年10月01日 08:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 8:26
なんかかわいいのがいた
お空は真っ青
山日和だね
2022年10月01日 08:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 8:28
お空は真っ青
山日和だね
「ねとりインフォメーションセンター」
ここでトイレをすませておきます
2022年10月01日 08:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 8:43
「ねとりインフォメーションセンター」
ここでトイレをすませておきます
秋の野いちご、バライチゴ
きれいだけどすっぱい
2022年10月01日 08:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 8:47
秋の野いちご、バライチゴ
きれいだけどすっぱい
戸渡尾根登山道=近丸新道はパス
今日は徳ちゃん新道で行くよ
2022年10月01日 08:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 8:50
戸渡尾根登山道=近丸新道はパス
今日は徳ちゃん新道で行くよ
なかなかよいきのこ
今日はきのこにたくさん出会えそう
2022年10月01日 08:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 8:52
なかなかよいきのこ
今日はきのこにたくさん出会えそう
ミニミニかえるくん
2022年10月01日 08:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 8:53
ミニミニかえるくん
いい沢の流れ
さすが西沢渓谷
2022年10月01日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 8:54
いい沢の流れ
さすが西沢渓谷
さあ
いくぞ
2022年10月01日 08:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 8:58
さあ
いくぞ
最初はのんびり林のなか
2022年10月01日 08:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 8:58
最初はのんびり林のなか
山栗がたくさん落ちてる
落ちたばっかりでつやつやだ
2022年10月01日 09:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 9:05
山栗がたくさん落ちてる
落ちたばっかりでつやつやだ
きのこさん
ハナイグチっぽいね
2022年10月01日 09:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 9:06
きのこさん
ハナイグチっぽいね
さあ斜度が出てきたよ
きついと言われる徳ちゃん新道
心していこう
2022年10月01日 09:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 9:08
さあ斜度が出てきたよ
きついと言われる徳ちゃん新道
心していこう
かわいらしいふたごこドクツルタケ
2022年10月01日 09:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 9:18
かわいらしいふたごこドクツルタケ
でっかいぜ
2022年10月01日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 9:26
でっかいぜ
きれいな赤い実
山はすっかり秋だね
2022年10月01日 09:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 9:36
きれいな赤い実
山はすっかり秋だね
これぞって感じの急登がきたよ
2022年10月01日 09:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 9:41
これぞって感じの急登がきたよ
急登アタック前にひといき
2022年10月01日 09:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 9:43
急登アタック前にひといき
ガンガンいこうぜ
鬼頬山より赤鞍ヶ岳よりマシだ
2022年10月01日 09:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 9:56
ガンガンいこうぜ
鬼頬山より赤鞍ヶ岳よりマシだ
ベニタケのなかま
いつ見てもかわいいね
2022年10月01日 10:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 10:04
ベニタケのなかま
いつ見てもかわいいね
紫の実と赤い実
2022年10月01日 10:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 10:10
紫の実と赤い実
しわしわの破壊の天使
2022年10月01日 10:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 10:11
しわしわの破壊の天使
カバイロツルタケの赤ちゃん
タマゴから出たばっかり
2022年10月01日 10:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 10:13
カバイロツルタケの赤ちゃん
タマゴから出たばっかり
急登のあと
気持ちのよい森
2022年10月01日 10:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 10:18
急登のあと
気持ちのよい森
これはイノシシのヌタだね
2022年10月01日 10:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 10:19
これはイノシシのヌタだね
イノシシの毛がたくさん
彼らの名湯なのかもね
2022年10月01日 10:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 10:19
イノシシの毛がたくさん
彼らの名湯なのかもね
ちょいとひとやすみ
名古屋名物なごやんを食べます
2022年10月01日 10:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 10:30
ちょいとひとやすみ
名古屋名物なごやんを食べます
どこまでも気持ちのいい森だね
2022年10月01日 10:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 10:49
どこまでも気持ちのいい森だね
鶏冠山
さすが山梨百名山の四天王
2022年10月01日 10:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 10:50
鶏冠山
さすが山梨百名山の四天王
またしてもヌタ
でも人が踏み込んだ後があるね
2022年10月01日 10:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 10:52
またしてもヌタ
でも人が踏み込んだ後があるね
これがシャクナゲトンネルなのかな
咲いてるときに来てみたいね
2022年10月01日 11:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:07
これがシャクナゲトンネルなのかな
咲いてるときに来てみたいね
センチコガネさん
もう秋だから動きがにぶくなってる
2022年10月01日 11:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:12
センチコガネさん
もう秋だから動きがにぶくなってる
岩っぽい急登
こういうところは得意な息子さん
2022年10月01日 11:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 11:32
岩っぽい急登
こういうところは得意な息子さん
岩に石英が埋まってる
そういえばこのあたりは水晶の産地
2022年10月01日 11:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 11:33
岩に石英が埋まってる
そういえばこのあたりは水晶の産地
はやくおいでよー
2022年10月01日 11:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 11:35
はやくおいでよー
岩の細尾根っぽいところ
息子さんはガンガン行く
2022年10月01日 11:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 11:37
岩の細尾根っぽいところ
息子さんはガンガン行く
ふう
ひとやすみ
2022年10月01日 11:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:37
ふう
ひとやすみ
富士山が顔出してる
2022年10月01日 11:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 11:38
富士山が顔出してる
岩っぽい尾根道
登りごたえがある
2022年10月01日 11:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 11:42
岩っぽい尾根道
登りごたえがある
近丸新道と合流
けっこうかかったね
2022年10月01日 11:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 11:51
近丸新道と合流
けっこうかかったね
むしろこっちがシャクナゲトンネルなのかな
2022年10月01日 12:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 12:00
むしろこっちがシャクナゲトンネルなのかな
息子のおなかが限界なので
登山道横のスペースでおひるごはん
チャーシューどっさりラーメン
2022年10月01日 12:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 12:55
息子のおなかが限界なので
登山道横のスペースでおひるごはん
チャーシューどっさりラーメン
かわいいキノコとコケ
2022年10月01日 13:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 13:13
かわいいキノコとコケ
花崗岩を登る
2022年10月01日 13:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 13:21
花崗岩を登る
好きなところ歩けるところ
息子さん楽しそう
2022年10月01日 13:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 13:23
好きなところ歩けるところ
息子さん楽しそう
ポル……ニガイグチだね
2022年10月01日 13:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 13:40
ポル……ニガイグチだね
ガレてきた
すべる浮石が多いよ
2022年10月01日 13:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 13:42
ガレてきた
すべる浮石が多いよ
青空の中へ
2022年10月01日 14:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 14:43
青空の中へ
気持ちいいポイント
2022年10月01日 14:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 14:44
気持ちいいポイント
このへんにくると「まだ続くのか」って気分
2022年10月01日 14:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 14:59
このへんにくると「まだ続くのか」って気分
やっときた
尾根到着
あとちょっとだ
2022年10月01日 15:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 15:01
やっときた
尾根到着
あとちょっとだ
合流地点から木賊山へはほとんど平坦
異世界の緑の楽園みたい
2022年10月01日 15:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 15:08
合流地点から木賊山へはほとんど平坦
異世界の緑の楽園みたい
木賊山に登ったよ
2022年10月01日 15:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 15:12
木賊山に登ったよ
ここが話に聞いていた
木賊山のあとの絶景ポイント
2022年10月01日 15:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 15:17
ここが話に聞いていた
木賊山のあとの絶景ポイント
もう寝ちゃう
2022年10月01日 15:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 15:18
もう寝ちゃう
見えたーーーー
2022年10月01日 15:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/1 15:27
見えたーーーー
山小屋到着
みなさんもうくつろいでる
2022年10月01日 15:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/1 15:28
山小屋到着
みなさんもうくつろいでる
甲武信小屋についたよ
今日はここに泊まるよ
2022年10月01日 15:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 15:28
甲武信小屋についたよ
今日はここに泊まるよ
気持ちよく並んだおふとん
2022年10月01日 15:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 15:46
気持ちよく並んだおふとん
午後4時、気温9℃
2022年10月01日 16:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 16:10
午後4時、気温9℃
夕暮れの森
頑張ってきてよかったね
2022年10月01日 16:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/1 16:49
夕暮れの森
頑張ってきてよかったね
甲武信小屋名物、カレーライス
世界でいちばんうまいカレーだった
2022年10月01日 17:00撮影 by  iPhone 7, Apple
2
10/1 17:00
甲武信小屋名物、カレーライス
世界でいちばんうまいカレーだった
はみがきしながら
夕焼けを見よう
そしておやすみなさい
2022年10月01日 17:33撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/1 17:33
はみがきしながら
夕焼けを見よう
そしておやすみなさい
午前4時半起床、午前5時あさごはん
いくらでも食べられそうなごましおごはん
2022年10月02日 05:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 5:00
午前4時半起床、午前5時あさごはん
いくらでも食べられそうなごましおごはん
朝焼けがすごいね
さあ甲武信ヶ岳に登ろう
2022年10月02日 05:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 5:28
朝焼けがすごいね
さあ甲武信ヶ岳に登ろう
富士山が見える
このあたりはもうどこからでも絶景
2022年10月02日 05:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 5:30
富士山が見える
このあたりはもうどこからでも絶景
朝日に照らされて登る甲武信ヶ岳
多少急登だけどすぐつくよ
2022年10月02日 05:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 5:40
朝日に照らされて登る甲武信ヶ岳
多少急登だけどすぐつくよ
朝日の中へ
2022年10月02日 05:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 5:41
朝日の中へ
金色の朝日
2022年10月02日 05:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 5:42
金色の朝日
朝日のなかの富士山
なんという絶景
2022年10月02日 05:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/2 5:42
朝日のなかの富士山
なんという絶景
山頂はもう少し先だ
2022年10月02日 05:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 5:43
山頂はもう少し先だ
日本百名山、甲武信岳に登ったよ
2022年10月02日 05:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/2 5:45
日本百名山、甲武信岳に登ったよ
甲武信ヶ岳山頂からの眺め
なんていう世界に来てしまったんだ
2022年10月02日 05:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/2 5:45
甲武信ヶ岳山頂からの眺め
なんていう世界に来てしまったんだ
富士山が美しい
2022年10月02日 05:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 5:49
富士山が美しい
さあ山小屋に戻って出発だ
2022年10月02日 05:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 5:51
さあ山小屋に戻って出発だ
絶景
ほんとに絶景
2022年10月02日 05:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/2 5:53
絶景
ほんとに絶景
朝6時
もうみなさん出発したあと
2022年10月02日 06:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 6:03
朝6時
もうみなさん出発したあと
さあ我々も出発
今日は頑張るよ
2022年10月02日 06:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 6:24
さあ我々も出発
今日は頑張るよ
木賊山まき道は森の中
2022年10月02日 06:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 6:43
木賊山まき道は森の中
木賊山からの道と合流したあとの
ザレ場からの絶景
2022年10月02日 07:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/2 7:10
木賊山からの道と合流したあとの
ザレ場からの絶景
立ち枯れ地帯
これまた異世界みたいだね
2022年10月02日 07:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 7:25
立ち枯れ地帯
これまた異世界みたいだね
立ち枯れのなかの富士山
2022年10月02日 07:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 7:26
立ち枯れのなかの富士山
破風山避難小屋へ
2022年10月02日 07:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 7:34
破風山避難小屋へ
小屋でくつろぐ息子さん
ここは確かに快適そう
2022年10月02日 07:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
10/2 7:37
小屋でくつろぐ息子さん
ここは確かに快適そう
富士山見ながらお茶してこう
息子さんはココア
2022年10月02日 07:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 7:53
富士山見ながらお茶してこう
息子さんはココア
青空のなかの避難小屋
2022年10月02日 08:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 8:02
青空のなかの避難小屋
甲武信ヶ岳のお兄さんが
ハードだよって教えてくれた
破風山へ
2022年10月02日 08:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 8:02
甲武信ヶ岳のお兄さんが
ハードだよって教えてくれた
破風山へ
青空に向かって登る
2022年10月02日 08:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 8:34
青空に向かって登る
来た道には木賊山と甲武信ヶ岳、三宝山が見える
なんて素晴らしい天気!
2022年10月02日 08:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 8:35
来た道には木賊山と甲武信ヶ岳、三宝山が見える
なんて素晴らしい天気!
富士山の美しい姿を味わいながら
2022年10月02日 08:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 8:37
富士山の美しい姿を味わいながら
破風山の道は岩の急登
確かにきついけど瑞牆山ほどじゃない
2022年10月02日 08:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 8:42
破風山の道は岩の急登
確かにきついけど瑞牆山ほどじゃない
急登が終わって振り向いたら
やっぱり絶景
2022年10月02日 08:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 8:45
急登が終わって振り向いたら
やっぱり絶景
山頂まではもう平坦
2022年10月02日 08:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 8:49
山頂まではもう平坦
破風山に登りました
こっちは西破風山
おにぎり食べちゃう
2022年10月02日 08:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/2 8:53
破風山に登りました
こっちは西破風山
おにぎり食べちゃう
平坦でも岩っぽい道をゆく
2022年10月02日 09:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 9:04
平坦でも岩っぽい道をゆく
そしてまた絶景ポイント
こんな素晴らしい天気の日に来れてよかった
2022年10月02日 09:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 9:05
そしてまた絶景ポイント
こんな素晴らしい天気の日に来れてよかった
思わずのんびりしちゃうよね
とんがり頭は黒金山かな
2022年10月02日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 9:09
思わずのんびりしちゃうよね
とんがり頭は黒金山かな
ごつごつ岩の稜線みち
ちょっと楽しいよね
2022年10月02日 09:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 9:25
ごつごつ岩の稜線みち
ちょっと楽しいよね
富士山とオレ
2022年10月02日 09:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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富士山とオレ
東破風山についたよ
2022年10月02日 09:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 9:29
東破風山についたよ
ここから少しくだり
次の雁坂嶺が見えるよ
2022年10月02日 09:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 9:46
ここから少しくだり
次の雁坂嶺が見えるよ
ヤマレコのマップは
なぜかこのへんが東破風山だという
2022年10月02日 09:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 9:50
ヤマレコのマップは
なぜかこのへんが東破風山だという
天国みたいな尾根歩き
2022年10月02日 09:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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天国みたいな尾根歩き
おやつたべよう
2022年10月02日 10:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 10:01
おやつたべよう
すっごいトゲトゲの草
ハリブキというそうな
思わずさわる息子さん
2022年10月02日 10:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 10:09
すっごいトゲトゲの草
ハリブキというそうな
思わずさわる息子さん
富士山と青空と
のんびり登る尾根道
2022年10月02日 10:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 10:32
富士山と青空と
のんびり登る尾根道
雁坂嶺到着
これで今日は山梨百名山を3つゲットだよ
2022年10月02日 10:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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雁坂嶺到着
これで今日は山梨百名山を3つゲットだよ
富士山おにぎり
2022年10月02日 11:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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富士山おにぎり
ここからはもう全部下り坂
ずっとここにいたいくらい気持ちいい
2022年10月02日 11:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ここからはもう全部下り坂
ずっとここにいたいくらい気持ちいい
たまに足を止めて富士山を見る
2022年10月02日 11:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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たまに足を止めて富士山を見る
バッタさんこんにちは
2022年10月02日 11:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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バッタさんこんにちは
峠のベンチが見えてきたよ
2022年10月02日 11:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 11:35
峠のベンチが見えてきたよ
雁坂峠に到着
親切なお兄さんたちに
ヤバい渡渉の話を教えてもらった
2022年10月02日 11:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 11:37
雁坂峠に到着
親切なお兄さんたちに
ヤバい渡渉の話を教えてもらった
さあ下山するよ
富士山またあとでね
2022年10月02日 11:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 11:45
さあ下山するよ
富士山またあとでね
峠近くはきれいな道
さすが信玄公の軍用道路
2022年10月02日 11:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 11:58
峠近くはきれいな道
さすが信玄公の軍用道路
渡渉レベル1
まあこれくらいならふつうかな
2022年10月02日 12:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 12:27
渡渉レベル1
まあこれくらいならふつうかな
トリカブトのお花畑
きれいなお花だね
2022年10月02日 12:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 12:50
トリカブトのお花畑
きれいなお花だね
路肩があやうい
ロープをつかみながら進む
2022年10月02日 12:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 12:52
路肩があやうい
ロープをつかみながら進む
渡渉レベル2
渡してある細い木がまるであてにならない
2022年10月02日 13:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 13:00
渡渉レベル2
渡してある細い木がまるであてにならない
ゴマフアザラシの赤ちゃんみたいだね
2022年10月02日 13:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 13:07
ゴマフアザラシの赤ちゃんみたいだね
白い砂地の路肩がドッと崩落しているところも
2022年10月02日 13:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 13:27
白い砂地の路肩がドッと崩落しているところも
渡渉レベル3
なんじゃこりゃ
コケたらすとーんと谷に落ちそう
2022年10月02日 13:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 13:28
渡渉レベル3
なんじゃこりゃ
コケたらすとーんと谷に落ちそう
林道に到着
峠からここまで2時間かかるとは……
2022年10月02日 13:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 13:49
林道に到着
峠からここまで2時間かかるとは……
ヤマブドウがすずなりだった
2022年10月02日 14:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 14:03
ヤマブドウがすずなりだった
すっかり秋だね
2022年10月02日 14:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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すっかり秋だね
きれいな山栗
2022年10月02日 14:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 14:11
きれいな山栗
コクワ(サルナシ)もすずなり
豊かな山だねえ
2022年10月02日 14:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 14:38
コクワ(サルナシ)もすずなり
豊かな山だねえ
少しわけてもらおう
2022年10月02日 14:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 14:39
少しわけてもらおう
林道から道の駅みとみ方面へ山道
2022年10月02日 14:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 14:51
林道から道の駅みとみ方面へ山道
この橋を渡ればゴールはもうすぐ
しかし超でかいスズメバチの巣が欄干に
2022年10月02日 15:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/2 15:00
この橋を渡ればゴールはもうすぐ
しかし超でかいスズメバチの巣が欄干に
道の駅でゴール
あんなとこまで登ってきたんだねえ
2022年10月02日 15:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/2 15:03
道の駅でゴール
あんなとこまで登ってきたんだねえ

感想

今年こそ富士山に登るんだ!

と意気込んでいた息子なのだが、いろいろあって結局果たせず。

ならばそれに匹敵するようなでっかい山に登ってみよう、ということで泊まりがけの山行を企画してみた。

鳳凰三山や権現岳などと悩んで、甲武信ヶ岳をチョイス。山小屋の評判がよいこと、高度が2400m程度であることなどがその理由だった。

計画を妻に話すと、いやそんなもん土日でできるのかよ、といった反応が帰ってきた。当然である。なんでもGoogleを駆使するなどして調べたらしく、「キツい」「ツラい」とばかり出てくると。でもまあ、きっと楽しいよ!

ということで、前泊のうえ甲武信ヶ岳を目指すことに。超早朝の出発&高速道路はキツすぎるから石和に泊まろう、朝食もついてるし。

ビジネスホテルの朝ごはんはちょっと塩がきつめだった。妻は味噌汁マシンの操作を失敗し、地獄みたいな超濃味噌汁を飲んでいた。これは後で響いてくることになる。

石和から甲武信ヶ岳の玄関である西沢渓谷までは、ちょっとしたルートミスを含めて40分程度。途中のコンビニで水分を買い込み、無料駐車場に車をとめて、スタート!

沢に沿った遊歩道のような道を気持ちよく進むと、なにやら微妙に凝ったトイレがあった。「ねとりインフォメーションセンター」というらしいが実質ただのトイレのようだ。ここでしっかりすませていこう。

近丸新道は「崩落が進んでいる」という話もあるので(とはいえ登ってる人も多いから大丈夫なんだろうけど念のため)徳ちゃん新道で登る。妻がいう「みんなキツいって書いてる」はこの徳ちゃん新道のことのようだ。まあなんとかなるよね。

にょきにょき生えてるキノコを観察し、ちっちゃいカエルを捕獲するなどしながら西沢山荘に到着。旧三富村営だったようだが休止中らしい。ここの横から徳ちゃん新道が始まる。さあ、頑張っていきましょう!

最初はのんびり、だんだん斜度が出てくる。山栗がたくさん落ちていて、息子が栗拾いに心奪われる。いや素手で拾いにいくなよ刺さるだろうよ。

時期柄、キノコもたくさん生えている。美しい白さのドクツルタケ、その茶色バージョンのカバイロツルタケをよく見かけた。

そして話題の急坂へ。確かに壁みたいな急登だ。けれど山梨百名山のマイナー山にはこれよりヒドいところがあったし、ていねいにジグザクをつけてあるので登りやすい。徳ちゃんの優しさを感じつつ登る。

急登を終えるとのんびりした登り、ときにややくだり。ほっとする。平らなところにはイノシシのヌタがあって、毛がたくさん落ちていた。きっと彼らのなかでここは有名な温泉なのだろう。しばらく進むともうひとつヌタがあったが、ハイカーが踏み込んだ足跡があり、息子はなんてことするのかと怒っていた。

シャクナゲのトンネルを抜けたあたりから、岩っぽい急登。手を使うところもわりとある。こういうところは息子は大得意なので、さっさと進んで大人たちをしたり顔で待っている。早く行くと危ないぞ、と言ってやりたいがたぶん我々大人のほうが下手くそで危ない。

岩の細尾根のようなところを抜けて、近丸新道との合流点に到着。ふもとから3時間かかったぜ。でもまだ全然疲れてない。

続いてまたシャクナゲのトンネル、こちらのほうが本格的。シャクナゲのシーズンは混むらしいけど、これは確かに満開のときにいちど来てみたい。

順調に進めば木賊山あたりで13:30、そこでお昼かな?なんて考えていたけど、思ったよりスピードは出ない。これでは息子のおなかがもたない、ので登山道からすこしそれたところでお昼ごはんにする。しょうゆラーメンにチャーシューをどっさり追加。おいしくてしょっぱいラーメンになった。

朝ごはんも塩味強め、昼ごはんもしょっぱめ。そんなわけで我々一行はのどがかわきまくりである。自分が5L、妻と息子がそれぞれ500mlの水やお茶をもって登っていたが、どんどん減っていった。

あまり急登らしいところはなくなったが、急な段差がときどき現れる。実況系ユーチューバーなのか、マイクとカメラをつけたハイカーさんが「ここおりづらくてしょうがねえな」などとつぶやきながら降りていった。

ゆるく広い斜面のところでは道が左右にばらけ、どこを歩いてもいいような形になった。こういうところが大好きな息子さん、ニコニコしながら登る。

平たくて浮石というよりトラップみたいなガレが道を覆いはじめる。こういうところも息子は得意。

急な岩登りのあと、なかなかよい展望個所があらわれた。息子の写真をとったが半目になってしまった。

その後も続いた森の中の道に、みんなさすがにそろそろ終わらないかなと思い始めた。急登より、この長さがちょっと大変な登山道だ。息子がだらだらし始めてあまり進まない。疲れた?と聞くと、「ぼくだってつかれるんだよ」と。いつもなら「つかれてないよ」という息子、まあそりゃそうか。がんばろう。

展望台のところから30分ほど歩いて、ついに木賊山への尾根道と合流。ここまできたら、もうあとちょっとだ。しかしこの30分が長かった!

合流点から木賊山まではほぼ平坦な道、すぐに山頂に到着。甲武信ヶ岳と10mほどしか標高が違わないけれども登山者以外には知られていないちょっとかわいそうなこの山で少し休み、山小屋へ。

木賊山山頂から少しくだると、甲武信ヶ岳と遠くの山々が一望できる絶景ポイントに出た。さすがにこの景色は堪能してからおりよう。ちょいとハードにザレているので、気をつけて歩きながら。

そしてついに甲武信小屋到着、15:30。8時半スタートだから、休憩を含めて7時間かかった。早くはないけれど、頑張った! 息子にはごほうびのおしるこを、我々大人はビールと日本酒を。ビール缶は持ち帰り、日本酒はコップ提供。長野(千曲錦)、山梨(七賢)、埼玉(秩父錦)がそろう。この景色とは、秩父錦がよく合う気がした。

息子にとって、というか我々家族にとって、人生2回目の山小屋である。そして大部屋は初めての体験。甲武信小屋は古い建物だがとてもきれいに保たれている。ここに決めてよかったと思う。

ところで、あずまやについている温度計によれば午後4時の気温は9℃。さすが2400mの世界だ。山小屋にはストーブがたかれていて、この暖かさがなんとも幸せ。

山の夕暮れをひとしきり楽しんで、17時に夕ごはん。甲武信小屋名物のカレー、人生で最高のカレーだと思えるほどにおいしかった。息子は大盛りをオーダーして感心されていた。

翌日のルートを山小屋の方に伝えたところ、破風山の登りが子供にはきついのではないかと教えてくれた。台風のあとに整備に登ったけれど僕でもキツかったですから、と。妻と悩んで、息子にも話して。けれど「じゅうそうできないの?」と言われて、いややはり予定を変えずにいこうと決めた。息子は泊まりがけこそ2回目だけれど、人生のほぼ半分を山登りしてきたのだ、きっと大丈夫。ただあんまり危険そうなら引き返そうね。

消灯は20時、朝ごはんは5時。山の時間は早いが、またそれが楽しい。明日は早起きして、ごはん食べたら甲武信ヶ岳に登ろう。ちょっと早いけど、おやすみ。

と、すんなり寝られたのは息子だけだった。目が冴えたのでトイレに行きつつ星空を眺める。満点の星、ここまでの星空は北海道でも見たことがなかった。天の川が白く光り、いたるところに星雲がくっきり見えた。明日もいい天気になりそう。

***

4時半、大部屋の明かりがつく。起きられるかちょっと心配だったけど、これなら大丈夫。寝ていたみなさんが一気に動き出す。外はまだ暗い。

出発の荷物を整え、着替えて息子さんを起こす。5時のあさごはんを逃すわけにはいかない。歯みがきのために一緒に外に出てみると、遠くの空が真っ赤に染まっていた。息子が思わず声を上げる。もうすぐ日の出、気温は4℃。

朝ごはんはごはんと味噌汁、漬物と茶碗蒸し。子供はふりかけを選ばせてもらえる。食べられるなら何個でも取っていいよ、と言われた息子、なぜか遠慮する。

ごはんをしっかり食べて、荷物をデポさせてもらって甲武信ヶ岳山頂を目指そう。山小屋前からきっちり整備された道をあがってゆく。多少の斜度があるけれど、短いから気にならない。木々を通って金色の光が一帯を照らしている。なんだ、この最高すぎる世界。

ほどなく、岩のポイントに到着。さえぎる木々のない絶景地、ハイカーさんたちが景色を眺めている。陽の光が真っ赤に山を照らす。富士山が少し赤く色づいている。そうか、今回は大変な思いをしてこれを見にきたんだ。しばし酔いしれる。

でもここは山頂ではないらしい。少し奥に行くとまた視界が開けた、日本百名山の標柱がある。ここだ、これが甲武信ヶ岳の山頂だ。こぶしがたけにのぼったよ!

こちらからは朝日は見えないけれど、赤い光が照らす山々が見える。陽の当たっているところだけが赤く染まり、世界を二分していた。その奥に、富士山。こちらには人は多くないので、のんびり景色を眺める。

素晴らしい景色と登頂の達成感をぞんぶんに味わったら、縦走に向かおう。甲武信ヶ岳を降り、山小屋の荷物を回収してさあ、出発。時刻は6:30。

木賊山の巻き道はやるやかにアップダウンを繰り返していく。こちら側には日が当たらないのか、いちめんに苔が広がっている。そのあいだにキノコが生えていたりしてなんともかわいい。かわいいもの好きの息子さんはそうしたキノコ&コケを見つけては観察している。

木賊山山頂からの道と合流すると、高度が下がりはじめる。なかなか急なくだりなので気をつけて進もう。ハイカーさんとすれ違う、妻が「きつかったですか?」とたずねて「う、うーん、まあそれなりにかな?」と困り気味の返事をいただく。そりゃいきなりきついかと聞かれたらそうなるよね。ただこの方とすれ違ったのが7時。いったいどちらからいらしたんだろうと不思議がりながら進む。

下り坂がゆるんできて、小屋が見えてきた。サイノ河原、破風山避難小屋に到着。富士山を望む空の上の草原に、新しめの小屋が映える。またこれはいいところだね、泊まりに来てみたいね。息子さんはさっそく中に入り込んでくつろいでいる。恐ろしくきれいな小屋である。

小屋の外には立派なベンチテーブルが2つある。せっかくだからここでひとやすみしよう。息子はホットココア、大人はコーヒー。富士山と朝の雲ひとつない青空を眺めながらの一服、たまらん。

さあ、山小屋の方がきついと言っていた破風山に登ろう。派手な登りは今回、これが最後のはずだ。

ごつごつの岩の尾根道がだんだん急角度になる。確かにこれは一般的にはキツい登りかもしれない。しかし、息子はこういう道が大好きなのだ。足の置き場を瞬時に見つけ出して、ひょいひょい登っていく。こういうとき、大人2人はまったく追いつくことができない。

滝子山のジャクショウ尾根、毛無山、十二ヶ岳。日帰りでキツい山にけっこう登ってきた。それがいい練習になっているようだ。

かくして圧倒的1番乗りで岩登りを終えて、向こうを見ている息子。追いついて、どうしたのと聞いたら「頂上じゃなかった」、気が抜けている様子。とはいえこの岩登り到達点から振り返って見える三宝山、甲武信ヶ岳、木賊山の眺めは見事なものだった。

そこから西破風山山頂まではまったくもって気楽な道、のんびり歩いて到達した。(西)破風山、山梨百名山である。ここで息子はたまらずお昼ごはんに買ったはずのおにぎりをいただく。まだ9時前だというのがすごい。

西破風山山頂を過ぎてすぐのところに、この日いちばんなのではないかという展望地があった。富士山がむこうにどーんと見えて、眼下には広瀬湖とどこまでも広がる森。さっき休憩したばかりだがもういちど休憩していこう。

ここから東破風山の山頂まで、多少のアップダウンはあるものの、大きめの岩がごろごろした稜線を進む。富士山と甲斐国を眺めながら空の中を歩くようで、これ以上ないくらい気分がいい。ほどなくして東破風山山頂、ここはひと息ついて次に向かう。

そこから立ち枯れの木の多い笹藪をくだり、雁坂嶺に向かってのぼる。いずれもおだやかな坂道、木々のあいだからは富士山がいつだって見える。夢の散歩道みたいだ。めちゃくちゃトゲだらけの草を発見、息子は大喜びでさわりまくり。ハリブキというそうだ。

ゆったりと坂を登っていけば、雁坂嶺山頂。本日3つめの山梨百名山である。まだ11時前だけど、ここでお昼ごはんにしよう。さっき息子にとられたおむすびをいただく。

あとはもう、のんびりくだるだけ。青空と白い立ち枯れの木々がコントラストを描く、ゆるやかな下り坂。木々の間、そして木のない場所からは、富士山と下界の絶景。こんなところを歩けるというのも、山登りのごほうびのひとつだ。

雁坂峠のベンチが見えてきた。余裕かまして遊び歩いていた息子は転んで笹やぶの中に転がっていった。

雁坂峠に到着。ベンチがいくつかあり、案内板にこの峠の歴史が書かれている。日本三大峠のひとつであり、山梨のスーパースター・武田信玄公が軍用道路として整備した山越えの道。ここを越えて秩父、そして下野上野に攻め込んでいこうとしていたのだという。

でもそれは秩父の人たちからすると迷惑だったみたいですよ、とベンチにいた男性が教えてくれた。なるほど、歴史は一方だけから見てはいけないね。峠で休んでいたら男の子が笹やぶに転がり落ちたので大丈夫かと思っていたという。すみません大変元気です。

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ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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