天神平から蓬峠・谷川岳山開き(馬蹄形日帰りを夢見て)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 982m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
-9:40茂倉岳- 11:10武能岳- 12:00蓬峠 -14:20土樽
天候 | 曇り〜晴れ(朝のうちは涼しかったけど暑くなった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。でも所々トレイルが崩落、歩行できないほどではないけれど気を使う。 蚊紋岩はすべるので下りは要注意。 |
写真
感想
自分の山登りのルーツは谷川岳
初めての本格的トレッキングは国道291号の旧道歩きだった。
以降、毎年継続的に谷川岳に来ている。
普段、谷川岳を登るときは朝イチの電車に乗っても9時開始になってしまうけど
山開きにあわせて運行する夜行を使えば早朝から始められる。
ならば、普段出来ないことをやろうと考えてみる。
とりあえず、馬蹄形の未踏区間、茂倉岳〜清水峠を踏破して、調子が良ければ
日帰りで縦走しよう。でも、土合18:30の電車を逃すと、新幹線を使わないと
帰宅できなくなるので七ッ小屋山を12:00に通過できないならエスケープする、
とルールを決める。
時計回りと反時計回りで迷うが現地の具合を見てその場で決めることにする。
土合には3時半に到着し、470段の階段はサクサク登ったものの、とある事情で
すぐに駅舎に入れなかった。
天気は・・・どんより。
諸々の問題で少々気落ちしたので、ロープウェーで天神平へ上がって
時計回りで行ける所まで行ってみることにする。
天神平を出発したのは6時前。
先が長いので、熊穴沢の避難小屋を素通りして先を急ぐ。
天神尾根の途中、見晴のよい場所で見た、あたり一面雲海の風景は見事だった。
これが見られただけでも来た甲斐があったけど、欲を言えば白毛門から谷川岳
が撮影したかったかな。。。
肩の小屋には7:20頃に到着。
小屋のご主人から豚汁をいただきながら休息を取る。
が、どうも調子がいまひとつ。。。少々吐き気がする。。。
すぐに「汗をかく」→「長めの休憩」→「体(特に腹部)が冷える」に気づき
あわてて対応するけれど、低ナトリウム状態も併発していたらしい。
この後、陽が出て暑くなるのと、真水からスポーツドリンクに飲み物を替える
まで、ずっといまいちな状態だった。(汗のかきすぎには要注意)
体調はいまいちだけどなんとかコントロールできているし時間もまだあるので
ゆっくり蓬峠を目標に進んでいく。。
オキの耳を超えるとぐっと人が少なくなる。
一ノ倉岳では清水峠1泊で馬蹄形をするという方と少しお話をする。
茂倉岳をすぎるくらいまで雲が多めだった。
土樽側は晴れ間がでていて土合側はどんより、といったような具合で、天候が
めまぐるしく変わっていくのは谷川岳らしくダイナミックで面白い。
武能岳を通過した頃には天候が回復し、ぐっと気温が上がりだす。
暑い。でも陽にあたったおかげで体が温まってすこし体調が回復。
いろいろロスをしたのもあり、蓬峠到着時点ですでに12時だった。
蓬ヒュッテ備付の温度計をみたら25度を超えていた。やはり暑い。
予定時間をかなりオーバーしているのでエスケープを開始。
蓬新道は過去に一度登りで使ったことがあるけれど久しぶり。
以前登った時は、ただ辛かった記憶だけが残っているけれど、下ってみると、
中盤に細かい九十九折が続いていて、これで高度を稼いでいるのがよくわかる。
(ここをのらりくらり乗り越えれば、比較的楽なのだろう、とか考えていた)
本当はのんびりしたいところだけれど、15時の電車に乗らないと18時まで待つ
ことになるので先を急ぐ。
沢を渡渉して数十分で林道にでて、さらに数十分歩くと舗装路になるけど、ここ
からが意外と長い。
固い路面で足の裏が痛くなってきた頃に土樽駅に到着(14:20)
そういえば、ここの所よく整備されたトレイルばかり歩いていたせいか、少し
軟弱になったかな、と反省。
でもここで、足場の悪いトレイルをこなしたのは、今後にはプラスかな。。。
あと、今回ので馬蹄形の未踏区間はほぼ無くなったので、来年またチャレンジ
してみようと思ったのでした。
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