地蔵岳・高嶺・広河原峠(青木鉱泉から広河原)(1泊2日)
- GPS
- 13:37
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,972m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:17
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ 風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(行き) 韮崎駅7:10→青木鉱泉08:05(バス 2000円 7/16〜10/10の土日月祝のみ なお夏期は毎日) (帰り) 広河原13:00→芦安13:30(乗り合いタクシー 1500円) 芦安15:00→竜王駅15:38(バス 790円) 竜王駅15:48→韮崎駅15:56(電車 200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤抜沢ノ頭〜高嶺: 高嶺まではヤセ尾根。高嶺の山頂までは何度かピークを越える。 高嶺〜白鳳峠: 山頂からの下りはガレ場とハイマツの中を急下降。歩く人が少ないせいか、目印が少ない。気をつけないとルートロスをしそう。 白鳳峠〜赤薙沢ノ頭〜広河原峠: 道はハイマツとシャクナゲ他の樹林帯で藪で歩きづらい。赤テープを追っていかないとここもルートロスしそう。 広河原峠〜広河原峠入口: 白鳳峠からの下降路とは異なり、広河原峠入口への下降路は樹林帯で良く道が付けられている。歩き易い。 |
その他周辺情報 | 南アルプス温泉ロッジ・白峰会館(入浴 750円) https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/lodge/ |
写真
装備
備考 | タイムズ韮崎駅前(17台 24時間550円 延長あり) 本町ふれあい広場市民駐車場(14台 1日500円 延長あり) (行き) 韮崎駅→青木鉱泉(7/16〜10/10の土日月祝のみ なお夏期は毎日) 7:10 08:05 9:55 10:50 (帰り) 北沢峠 → 仙流荘 13:10 13:55 15:00 15:45 16:00 16:45 タクシー:高遠・白川タクシー(0265-72-2151 5020円) 、伊那・つばめタクシー(0265-76-5111 8,500円) 高遠 伊那北駅 岡谷駅 韮崎駅 14:50 15:19 16:11 16:59 17:10 18:34 16:00 16:29 16:49 17:33 17:56 19:02 16:50 17:19 17:48 18:31 19:13 20:19 17:55 18:23 18:39 19:15 20:08 21:19 19:20 20:02 20:08 21:19 |
---|
感想
好天の約束された10/3〜4、その翌日は雨とのことなので、1泊2日で一番行きたかった早川尾根縦走コースを選択。
理由は‘本百高山の1つである高嶺の登頂、∪崟繋ぎでアサヨ峰〜赤抜沢ノ頭の縦走、L30年振りの鳳凰三山縦走
青木鉱泉(御座石鉱泉)へのバスは平日は月曜のみ(夏期は毎日)、また仙流荘へのバスは金土日のみでなかなか予定が立たなかった。帰りの仙流荘から伊那北駅までタクシー(8500円)とすることで、今回決行を実施した。
青木鉱泉(御座石鉱泉)へのバスは乗車4名のみ。平日は人は少ないようだ。ただ青木鉱泉には車が20台以上駐車。車でピストン・周遊の人は多い。
バス乗車の人は4人とも青木鉱泉下車。バス終点から少し歩き青木鉱泉へ、そこから樹林の中を歩き始める。しばらくすると堰堤を歩くようになり砂防ダムの脇を登っていく。基本樹林の中の歩きだが、何度が沢を横切る。南精進ケ滝の滝見台には登山道から少し左に入る。鳳凰の滝は見送り。五色ノ滝には滝壺まで降りていける。迫力が凄い。そのあとガレ場を何度か過ぎ、ドンドコ沢の源流の河原歩きへ。地蔵岳オベリスクが見れる。まもなく鳳凰小屋に到着。約30年降りの宿泊である。別館が増築されたようであるが、本館は昔と同じようだ。夕食はカレー、美味しい。2杯お代わりをした。ビール缶は600円、缶はお持ち帰りとのこと。今回は飲まなかった。
2日目は少し夜明け前に出発。樹林の中での日の出となった。やがてザレ場の歩きとなり、地蔵岳のオベリスクが見えてくる。風が強く、砂が飛んできて痛いほど。登りきれば地蔵岳のオベリスクの基部、子授け地蔵の並ぶ賽の河原に着く。ここで始めて甲斐駒が見える。少し登れば赤抜沢ノ頭。仙丈ヶ岳から白根三山まで見える。何と言っても北岳の展望は雄大である。ここから高嶺まではヤセ尾根。高嶺の山頂までは何度かピークを越える。高嶺の山頂からの展望は見事である。山頂からの下りはガレ場とハイマツの中を急下降。白鳳峠へ飛び出す。広河原への道を左に分け、広河原峠へ、赤薙沢ノ頭まで登りきるとアサヨ峰がはるかに高く見えてくる。道はハイマツとシャクナゲ他の樹林帯で藪で歩きづらい。赤テープを追っていかないとルートロスをしそう。こうしているうちに広河原峠に到着。ここが最後のエスケープルートの分岐点になる。コースタイムを確認していくと北沢峠の最終バスに間に合わない可能性が出てきた。明日は天気が悪いので北沢峠での宿泊は避けたい。当日中に確実に帰るため、まだ10時だがここで広河原へ降りることを決めた。アサヨ峰は前に登ったことがあるので、今回は見送ることとした。広河原峠入口までの下降路は樹林帯で良く道が付けられている。歩き易い。広河原峠入口まで下り、あとは林道歩き。広河原まで下り、乗り合いタクシーにて芦安へ。白峰会館で温泉に入り、食事をして、バス・電車で韮崎駅へ戻った。
2日目天気も良く、各ピークで展望を楽しんでゆっくり稜線歩きを満喫。また朝の出発をそんなに早くしなかったこともあり、まだ10時なのに途中で時間切れとしてエスケープルートを降りてしまった。
今回、‘本百高山の1つである高嶺の登頂:〇、∪崟繋ぎでアサヨ峰〜赤抜沢ノ頭の縦走:△、L30年振りの鳳凰三山:〇
アサヨ峰〜広河原峠まで未踏の区間が残ってしまったが、また行ける楽しみが出来たということで、今回は十分に満足できたとしよう。
いいねした人