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Yamareco

記録ID: 47929
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(赤岳・阿弥陀岳)@美濃戸

2007年08月10日(金) ~ 2007年08月11日(土)
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usagi2kame その他1人
GPS
14:00
距離
13.1km
登り
1,491m
下り
1,473m
天候 1日目 快晴→曇、2日目 快晴→晴
過去天気図(気象庁) 2007年08月の天気図
アクセス
2007年08月10日 06:30撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/10 6:30
2007年08月10日 06:30撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/10 6:30
2007年08月10日 09:22撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/10 9:22
2007年08月10日 10:40撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/10 10:40
2007年08月10日 10:57撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/10 10:57
2009年04月16日 23:42撮影
4/16 23:42
2007年08月10日 11:06撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/10 11:06
2007年08月10日 11:56撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/10 11:56
2009年04月16日 23:44撮影
4/16 23:44
2007年08月10日 12:47撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/10 12:47
2007年08月11日 05:28撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/11 5:28
2007年08月11日 05:33撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/11 5:33
2007年08月11日 06:49撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/11 6:49
2007年08月11日 07:23撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/11 7:23
2007年08月11日 07:31撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/11 7:31
2007年08月11日 09:16撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/11 9:16
撮影機器:

感想

●登山
本に従い北沢コースを進む。初めは車が通れる林道である。林道が終わると、沢を何回か渡る気持ちがいい沢沿い歩きになる。早朝のせいか不思議と虫も少ない。天気は快晴である。
横岳の大同心が見えてくると程なくして、赤岳鉱泉に到着する。3パーティぐらいの先客がいるが、空いている。ここで、ゼリーをおいしく飲む。
中休止の後、行者小屋に向かう。
一山越えると行者小屋に到着する。ここも6パーティぐらいの先客である。日陰の机で朝食のカレーとお汁粉を食べる。ビールも迷ったが、それは頂上までお預けとした。こあと核心の急登が待っている。目の前には、赤岳がそびえている。稜線上の天望荘も見える。大休止のあと、ハイライトの地蔵尾根に取り付く。
初めはなだらかな樹林帯の登りであるが、次第に急登にかわる。中盤は、ガレ場のクサリ・ハシゴ場である。一箇所70度ぐらいのクサリの岩登りがある。チョット緊張する。
この尾根のコースタイムは2時間10分であるが、1時間15分で登ってしまった?
しかし、その間にそれまできれいに見えていた赤岳や横岳は山梨側からガスが沸き、半分ホワイトアウトしてしまった・・。あと一時間待ってくれればいいのに・・・

主稜線に出ると人でにぎわっている。しかし、横岳方面も赤岳方面も山半分がガスの中で、ますます広がってくる。
宿泊場所の一つの候補である天望荘には難なく着き、その横で中休止する。ここからは、本日最後の赤岳頂上までの登りが待っている。ガスが一瞬でも晴れるのを待ち、写真を撮り登り出す。ガレ場の急登であるが、ジグザグに道がきってあり、危険はない。

●小屋
頂上小屋の前には6畳ほどの木のテラスがある。そこには10人ぐらいの人が休んでいる。
時間的にはかなり余裕があるが、(いざとなれば日帰りも可能かな)ここが予定での最終宿泊地なので予約をし、場所取りをする。思った以上にきれいかな。
食事は、これまでの経験に基づき、夕食のみで朝食なしその代わり弁当とした。

早速、空身で山頂に向かう。山頂は目と鼻の先である。天気は相変わらず、山梨側がガスで長野側は晴れである。その分余計に阿弥陀岳が雄大に見える。「明日はあいつを征服だ!」
主稜線一本のためか、下界の登山道が手に取るように見えるのは楽しい。
山頂にはこれでもかの祠がある。チョット派手で雰囲気が壊れる。

その後、明日の下山道である、文三郎道の取り付きを偵察にいく。ハシゴを二本降りるとガレ場の急降下の取り付きに着く。ここからは、スリリングな風景が広がる。目の前には龍頭峰、そこには二人の登山者がピークを独占して空を仰いでいる。気持ちよさそう!
目の前には、文三郎に続くガレた岩肌の急降下が広がっている。そこを、点々と人が上ってくる。その先には、阿弥陀岳!

登ってきた60ぐらいの男性と話が弾む、大阪の人で、登山のために退職し北海道から相当なペースで登山している。今回は、八ヶ岳と北アルプスを連登しているとのこと。
登山に深くはまる人が多い、そして話が好きだ。
偵察が終わり、山頂そして小屋に戻る。小屋に入ると宿泊客が増えている。隣の夫婦は、四国の徳島?から来たとのこと。話が弾む。
やっと、お待たせのビールTIME、メニューは最低限であるが、問題ない。ビールと肉じゃがをつつきながらテラスでくつろぐ。
先ほどの大阪の男性に加え、龍頭峰で優雅に休んでいた男性2名の内1名も加わる。
この男性2名は、相当のツワモノであり、北鎌尾根を17時間かけて踏破したとのこと。

●登山(下山) 
今日は、中岳→阿弥陀岳→行者小屋→美濃戸 の予定である。阿弥陀はオプションで無理はしないこととした。
やはり、一足早い出発は正解である。だれもいない山中をトボトボを歩く。最高の気分である。
赤岳直下は、足元が悪い急降下で三点支持を降りてゆく。すれ違いがないので、その分楽である。
文三郎分岐を直進し、中岳手前のコルで小休止。ここは四方が山並みでとても気分がいい。
赤岳は険しい岩壁、シルエットで大きい。
中岳は短いがそれなりに急登、頂上は小さいが一山独占した気分である。
ここから、太陽が降りそそぎ急に暑くなる。
中岳のコルにザックをデポし、呼吸を整えて、阿弥陀に取り付く。
確かに、ガレていて登りづらい、休憩しつつガツガツ高度を稼ぐ。その際にも、後でここを下るのか・・・と心配がよぎる。
頂上はこれまた、独占で神様になった気分である。快晴であるが、チョット透明度が悪い。南アルプスが霞んでいる。とにかく、これでこれまで下界から指をくわえて見ていた2峰を制した!
下りなると、6人ぐらいの人とすれ違う。朝食食べての出発組みである。小学生の女の子とお父さんのペアも登っている、頼もしい。

中岳のコルには6人ぐらいが休憩している。
ここで、朝食の弁当を食べるが、これがなかなかいける。ちらし弁当であるが小屋の食事よりこの方がおいしい。
その後は、次第に高度を下げて樹林帯を下降し、行者小屋に到着する。昨日に比べて、土曜と言うこともありかなり賑わっている。特に、家族連れと学生が多く見られる。
アイスを食べて、中休止したあと、南沢コースで下山する。

曜日と時間帯がハイタイムゾーンなのか、登ってくる登山者に多く出会う。

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