燕岳〜赤岩岳〜西岳[北ア] 合戦尾根↑ 槍沢・上高地↓〜槍を眺める稜線歩き
- GPS
- 18:44
- 距離
- 40.9km
- 登り
- 2,762m
- 下り
- 2,729m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 5:47
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:06
天候 | 1日目:霧雨〜晴 2・3日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
復路:上高地バスターミナルからバスで新島々へ。さらに電車(上高地線)で松本へ、松本から大糸線で穂高駅へ向かい(計3,040円)、車を回収。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所1:喜作レリーフから大天井ヒュッテまでの巻道は、クサリの連続。今回は薄雪が残っている箇所もあった。 危険個所2:西岳から水俣乗越までは、クサリ・ハシゴが連続する急な下り。 |
写真
感想
この時期になっても営業している山小屋を考えて計画。快晴に恵まれ、燕岳〜西岳まで槍ヶ岳を見ながらの稜線歩きを楽しむことができた。最後、槍沢に下ってしまうところは自分の体力を考えてのこと。
初日、合戦尾根の登りは霧雨の中、標高があがると笹の上に雪が残っていてどうなることかと思ったが、天候は回復し合戦小屋あたりで青空がのぞいた。燕岳を往復し、燕山荘に宿泊。50〜60人ほどの宿泊客で賑わっていた。
翌朝は冷え込んだが、早朝の展望を楽しんでから稜線を歩く。稜線の西側は風が冷たいが、東側に移ると風が遮られ日差しが暖かい。歩きやすい表銀座縦走路。右手後方は立山・剱・裏銀座方面の山並。大天井岳北西側のトラバースは、鎖場に薄雪が残っているところもあり嫌な感じ。大天井ヒュッテ(今期、営業終了)からはしばらく歩きやすい道。
縦走路は赤岩岳の左下を巻いてしまうが、山頂への踏み跡を見つけて超急坂をよじ登る。木枝につかならないと身体を持ち上げられないような急登。三角点のある山頂からは目の前に槍。縦走路は岩場を越えて西岳ヒュッテへ(今期、営業終了)。西岳へは明瞭な登山道を往復する。西岳山頂では槍ヶ岳がこれまで以上に近い。東鎌尾根と槍沢を従えた姿が見事。左手には穂高連峰の連なり。
これで絶景の稜線歩きは終わり。この先は連続するクサリや長いハシゴのある急な下り。いったん小鞍部に下った後も痩せ尾根の登り下りが続く。北の方向には黒部湖と剱岳が見え、水俣乗越に到着。大天井からここまでですれ違った登山者は3人だけ。ジグザグの道を大曲に下り、槍沢沿いに歩いて槍沢ロッヂに宿泊。槍沢ロッヂは宿泊者5人だけ。翌朝、上高地へと下山した。河童橋周辺は夏場ほどではないが、多くの人で賑わっていた。
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