金山谷〜源蔵尾根
- GPS
- 07:18
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,592m
- 下り
- 1,589m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ:駐車スペース脇にきれいなトイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
【滝の高巻き】 40m岩壁先にある9m滝は手前右手の小尾根から巻いた。 上がりすぎなければ懸垂なしで滝上に降りられる。 【泳ぎ】 特に必要ではない 【詰め】 金山谷乗越(h1,300m) 最後まで詰めるとザレていて悪い。 乗越手前で半ば強引に右手の尾根から木登り気味に詰めた。 |
写真
感想
天気予報に振り回されたこの連休、結局以前から狙っていた北丹沢の金山谷に行くことにしました。
向かう車中、都内の集中豪雨にめげそうになります。
日陰沢橋先のゲート前は小雨。
翌日の天気も不安定とのことなので、気温の上昇に伴い積乱雲が発達する前に沢を抜けようと3:30に目覚ましをセットして就寝。
時間通り起きてみると星空が広がっていました。すぐに出発します。
檜皮橋を越えると林道が大きく右に曲がる手前に「森林を大切にしましょう」の看板があります。
看板脇に堰堤に下る踏み跡あり。堰堤上を対岸に渡って広河原(h700m)に下ります。
さて、目指すはh1,300mの金山谷乗越です。
沢支度をしていると仏谷へ向かう釣師さんが登ってきました。
遡行ルートと下山ルートをしっかり確認されます。
被らなくて一安心。
気持ちのいい沢登り夢中になっていると、いつの間にか曇り空に。
豪雨に見舞われるとマズイので、休憩は短めにしてさっさと登って行きます。
1カ所だけ高巻いただけでほとんどの滝は容易に越えられました。
詰めは「神ノ川乗越」か「金山谷乗越」の2択となります。
金山谷乗越の詰めは悪いと分っていながらも、金山谷に来たのだからと「金山谷乗越」を詰めました。
下馬評通り悪いです。前日からの雨で幾分ザレも落ち着いていたので何とか突破できましたが、乾いていたらかなり厳しいでしょう。
狙い通り「金山谷乗越」に到着。
檜洞丸方面に少しだけ行くと「源蔵おね」の道標。雨が降る前にさっさと下山開始です。
慎重にルートを見極めながら迷うことなく広河原に下山することができました。
心配された天気も広河原についたころには晴れていて、1滴も雨に降られることなく終了。
最近出版されているガイド本には掲載されていない金山谷ですが、手頃な”長さ”と”登攀性”、”ルートファインディング”、”詰めの選択”など沢登りの要素が凝縮された一本で、「遡行価値の高い初級の沢」といった感じでした。
(「丹沢の谷110ルート」には掲載あり)
同行のお二人さん、お疲れ様でした。
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