名郷〜ウノタワ〜大小持山〜雄山〜大塚山
- GPS
- 07:33
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,534m
- 下り
- 1,436m
コースタイム
10:16 ウノタワ
10:59 大持山
11:42 小持山
12:27 タワ尾根分岐
13:24 武士平分岐
13:42 雄山
14;28 大塚山
15:40 大神楽沢橋バス停
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●武士平分岐〜雄山 初めは緩い尾根ですが、しばらく行くと急登になります。あまり入る人がいないので踏み固められていませんが、薄い踏み跡、目印はあるので問題ありません。 ●雄山〜大塚山 ルートは武士平分岐からの延長上にあるので道迷いの心配はありません。踏み跡はほとんどないので、適当に登ってください。 ●大塚山〜大神楽沢橋バス停 一番難儀したのは、この区間です。林業作業道、鉄塔巡視路、昔からの登山道が薄く入乱れており、どれもあまり信用がおけません。大塚山の山頂でコンパスをセットしたら、その方向に進むのがよいのかと・・・多少のずれならば、標高差350m下ると、舗装道路に出ます。 |
写真
感想
仕事の失敗はすぐに忘れてしまうけど、山での失敗は好きなだけあって、引きずってしまう。
2週間前大塚山で道を間違え、違った尾根を登ってしまったが、日が経つにつれて大塚山の存在が自分の中で大きくなっていくのは不思議である。山行前夜に思いつきで決めた山なのに・・・
なので、再度懲りずに行ってきました。今回はさくら湖からルートは避けて、名郷、ウノタワからのコースにしました。ウノタワにも1年以上行っていないし、特に途中の苔生した沢は大のお気に入り。
武士平分岐までは暑い中そこそこ歩けていましたが、これから未踏の雄山、大塚山に向かうというところで体に異変が・・・目まいと吐き気がする。こんなこと今までになったことがない。家でネットで調べたところ、熱失神という熱中症の初期症状であるとのこと。体の水分がなくなったために、脳の中の血液が体の方に回り、結果貧血状態が起きるらしい。
水は3L用意してきたので、タオルを水で濡らし首に巻き、頭を低くして安静にしていたら回復しました。本当は1時間以上安静にしてなければいけないのですが、そんなに休んでたら、ぬくもり号に乗り遅れてしまう。
ぬくもり号の30分前にバス停に到着。するとバス停前の家の方が、水道を貸してくださり、バスの時間までお茶でも飲んでいけと・・・遠慮なくおじゃまさせていただきました。この山摑地区、大雪の時は完全な孤立状態になってしまい、このお宅にTV局の取材が入ったそうです。
年配のかたは若い時からこの地区にお住いのようで、今回の大塚山についても色々と教えていただきました。昔は五月五日のこどもの日に、なんと大塚山山頂で祭りが開かれ、あの急登を太鼓を担ぎながら大勢で登ったそうです。でも今はたくさんあった民家も、この家含めて2件だけだそうです。
話は尽きることはなかったのですが、ぬくもり号の音楽が聞こえてきました。最後は「また、遊びにおいで」とこえをかけていただき、バスに乗り込むまで見送っていただきました。
今日は山よりも人との出会いの方が印象に残った日でした。
気分悪くも気分良いリベンジ
読んでいたコッチもスッキリした気持ちになりました
思わぬ地元の人とのふれ合いも良かったですね
もともともっている人間の自然な優しさを学べますネ
お茶ではなくビールは・・・とは言えませんよネェ
大塚山山頂での祭りの話しみたいな話しはたくさん聞いてみたいですね
グッと遡ってここは元は平家の・・・みたいな
浦山大日堂 近辺ではこの村は7軒といってましたが、数百mしか離れていない
こちらの地区とは違う集落という考えなんですね
でもここは、「秩父市内なんだよ」と胸を張ってましたが
五色岩滝道標の辺りは下草を刈ってあって
どうぞ入ってくださいと誘っているんじゃないの〜
ビギさん こんにちは
今回の山行での熱中症にはまいりました。
武士沢分岐から先は、ほとんど貧血状態で・・・
給水配分には注意していたのですが、それを妨げたのは虫の多さ。
塩をなめに来る小バエなら何匹止まっても問題ないのですが、ブヨはかんべん。
立ち止まるとすぐに止まるので、結果給水回数が少なくなり、飲むときはがぶ飲み
今回お世話になった山摑地区は、大日堂から徒歩20分位のところです。
この周辺は過疎化がかなり進んでおり、廃屋がかなりあります。
山里や昔からの伝統行事がなくなってしまうのは寂しい限りです
五色岩滝はどこにあるのでしょうか?
ネットでは全く情報ないし、いい名前なので少々気になります。
行ったら1m位の滝だったりして・・・それも面白い
薄く踏み跡が見えていましたが、武士平の途中なのでそんなに遠くではないでしょう。
秋ごろに行ってみようかな〜
こんにちは。
絶対、また行くと思ってましたよ。
リベンジ成功、おめでとうございます。
目的をクリアできないことが心残りとなって、また行かなければと思う気持ち、私も2,3回そういうことがあったので、よくわかります。
ただ、私の場合は正直に言うと、自分がリベンジする前に誰かに先を越されやしないかという、何ともさもしい理由でしたが。
下山後のホッとする出会いは、warutepoさんの人徳でしょう。
夏本番です。お互い基本単独でもあるので、暑さに注意し楽しみましょう。
お疲れ様でした。
kinoeさん こんばんは
人徳なんてとんでもない。下山したときは、貧血で(おそらく)真っ青な顔をして道路に横たわっていましたから・・・助けていただいたと思っています。
熱中症の対策と応急処置は頭に入っていたものの、まさか自分がなるとは思ってもいませんでした。初めに足にきました。下りの踏ん張りが利かなくなって・・・
給水ペースは大量の虫たちに見事に狂わされました。あまりの暑さのために1時間程半袖になったのですが、その間だけで10か所程、腕や顔をブヨにくわれました。(ウノタワ〜大持山間)
貧血状態の時に足を高く上げ、頭を低くして何とか回復したのですが、最近kinoeさんが使っているハンモック体勢こそが、山中での究極の休憩方法かもしれませんね
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