晴天の立山 景色堪能と雷鳥のヒナ探しの旅

2014年07月26日(土) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 8.3km
• 登り: 391m
• 下り: 387m

コースタイム

撮影枚数：507枚

天候

朝から晴天で素晴らしい天気でした。
しかし風がほとんどない上、気温がかなり高くて半袖Tシャツ1枚でも暑いくらいでした。
（下界は38℃あったそうです）

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

有料駐車場に停めました。
朝1番ということもあり、埋まってはいたが大混雑というほどではありませんでした。
トロリーバスは先頭付近に立ち乗りでしたので、入山者はそれなりにいたようです。

コース状況／危険箇所等

室堂平ハイキングですので、特に危険箇所はありません。
しいて言えば「熱中症に要注意」くらいでしょうか。

その他周辺情報

室堂ターミナル内の喫茶りんどうのシフォンケーキが美味しいです。
大きいので2人で分け合うのがオススメ。

写真

7/26 7:11

今日は先週と違い、しっかりと混んでます。

7/26 7:12

そして先週との違いはこの天気！素晴らしいです。

7/26 7:26

扇沢駅もこの通り。待合室から人が溢れています。

7/26 7:39

おかげで立ち乗りながら、トロリーバスの前の方に乗ることが出来ました。ちょっと楽しいかも。

7/26 7:49

いい感じの観光放水です。角度的に午後は光が入るので虹も見られるはず。

7/26 7:49

まだ前を歩いている人は少なめ。先へ進みましょう。

7/26 8:12

ケーブルカーは混雑していますが、黒部ダムで早歩きをしたおかげでロープウエーの1番整理券をもらえました。

7/26 8:18

黒部平ではニッコウキスゲも見られました。

7/26 8:20

今日は観光客もたくさんいます。

7/26 8:21

クガイソウは室堂平では見ませんね。

7/26 8:34

さっさとロープウエーに乗ります。あとはトロリーバスに乗れば室堂平に到着です。

7/26 9:00

降りたら何かのゆるキャラ風なヤツがいました（笑）

7/26 9:01

いやー、快晴って素晴らしい！

7/26 9:03

剱岳もくっきり。きっと気持ちいいことでしょう。

7/26 9:03

とりあえず人混みを避けてみくりが池方面へと向かいます。いつも雷鳥がいるのはそこです。

7/26 9:06

イワイチョウもまだ新鮮です。

7/26 9:06

こんな高地でもタンポポが咲いてるんですねぇ。

7/26 9:08

チングルマは穂になっていました。

7/26 9:11

天狗平山荘もよく見えます。

7/26 9:12

みくりが池です。まだ雪が目立ちますね。

7/26 9:12

今日も雄山詣での方が大勢登ってます。この写真でも一の越山荘から上に稜線の渋滞が見えます。

7/26 9:14

室堂山荘へ向かう遊歩道はまだ雪が残ってました。

7/26 9:18

花の形がちょっと崩れてますがミヤマキンバイです。

7/26 9:22

それにしても素晴らしい天気！

7/26 9:27

イワカガミも綺麗に咲いていました。

7/26 9:28

沢筋に雪が残っている様がよく分かります。

7/26 9:30

明るいので色が薄く見えますがテガタチドリです。

7/26 9:52

人がたくさん集まっているところには雷鳥がいます。15mくらい先でしょうか。親は周囲を警戒中です。

7/26 9:54

よーく見るとヒナがいます。親は動かないんですが、ヒナはちょこちょこ動いていて遠くても見つけやすいです。

7/26 9:56

ここにもヒナ。全部で5羽いたようです。

7/26 10:02

ミドリガ池の雪はずいぶん溶けたようです。

7/26 10:03

対して、みくりが池は雪が浮島のように湖面に浮いていて、風に乗って動いています。

7/26 10:06

冬場によく見たお立ち台です。今の時期、この辺りに雷鳥の姿はありません。

7/26 10:07

オンタデのようです。

7/26 10:07

望遠で見てみると、大勢登っているのが見えます。

7/26 10:08

ハクサンボウフウのようです。

7/26 10:09

血の池まで来ました。時折流れてくる火山性ガスが地獄っぽいです^^;

7/26 10:10

パノラマ撮影してみました。もっと大きい画像じゃないと迫力ないですね。

7/26 10:12

ミヤマダイモンジソウです。

7/26 10:15

こちらはウサギギク。

7/26 10:21

剱岳の山頂が見渡せる所まで来ました。こんなに大勢登ってるんですね〜

7/26 10:25

我々は雷鳥沢ヒュッテの方へ向かいます。

7/26 10:27

葉の形からミヤマカラマツです。

7/26 10:36

雷鳥沢キャンプ場が見えました。テントは少なめです。

7/26 10:37

雷鳥荘横の斜面は荒涼としてます。

7/26 11:05

その先の地獄谷は当然ながら人っ子一人いません。

7/26 11:12

素晴らしい景色です。足が止まります。

7/26 11:13

大走りはまだ雪がたくさん残っているようです。

7/26 11:15

この辺りのオンタデはすでに色付いています。

7/26 11:22

ロッジ立山連峰近くの雪渓です。トンネルが出来ています。

7/26 11:24

このトンネル、意外と大きいんです。そしてヒンヤリ涼しくて気持ちいいです。

7/26 11:25

両脇は雪の壁。なかなか見られない光景です。

7/26 11:33

ここから先は通行止めです。

7/26 11:39

ミヤマキンバイの絨毯が出来ていました。見事です。

7/26 11:40

振り返ると雪のアーチがありました。乗ってみたいですね（落ちるけど）

7/26 11:46

のんびり戻ります。

7/26 11:48

シラネニンジンでしょうか。とても小さな花です。

7/26 11:50

ヤマハハコですが、この株はまだ咲いていません。

7/26 11:51

こちらはミツバオウレンかな。

7/26 11:56

青空、雪渓、白い雲。そして並んで歩く登山者。画になります。

7/26 12:09

タカネナナカマドの花。これでも開花状態です。

7/26 12:09

エゾシオガマです。ヨツバシオガマとは花の感じが全く違うところが面白いです。

7/26 12:14

そろそろ穂が開きかけています。

7/26 12:14

ゴゼンタチバナですが、どの花を見ても小さい感じがします。

7/26 12:23

空を見上げたら雲が湧いていました。それでも崩れるほどではありません。

7/26 12:28

小さなミヤマアカバナです。大きさ5mmくらいです。

7/26 12:35

ハクサンフウロもありました。もう終わりですね。

7/26 12:36

クロトウヒレンかな。開花しないと分かりません。

7/26 12:39

シラタマノキも花が咲いています。実になるのはこれから。

7/26 12:41

少し雲が出て来ました。でも花撮りにはちょうど良いです。

7/26 12:45

色が薄めだけどミヤマリンドウです。

7/26 13:12

ミネズオウです。この辺りの花は白っぽいです。

7/26 13:13

並んだチングルマ。競い合っています。

7/26 13:15

さて、どこまで行ってみようか。

7/26 13:32

上空にはヘリコプター。見回りですかね。

7/26 13:40

これ、何だか分かりますか？　実はワタスゲの花です。

7/26 13:48

物陰に綺麗なアカモノを見つけました。いい形してます。

7/26 13:56

ツガザクラですね。ちょっと薄暗いところで見つけました。

7/26 13:59

雪渓トラバース中です。滑ると川まで一直線です^^;

7/26 14:06

雪解け水が勢い良く流れています。

7/26 14:10

剱岳をバックに記念撮影。そろそろ戻る時間です。

7/26 14:22

アオノツガザクラ。けっこう密集してます。

7/26 14:49

ハクサンイチゲも見納めかな。

7/26 14:59

クルマユリがありました。

7/26 15:00

何だろう？色からしてテガタチドリかな。

7/26 15:01

高山植物は咲くのが早ければ終わるのも早いです。

7/26 15:01

色の濃いミヤマリンドウがありました。

7/26 15:11

綺麗に丸いハクサンボウフウです。

7/26 15:22

そろそろ室堂ターミナルへ戻ろう。

7/26 15:33

まだまだ観光客が多いですね。

7/26 15:33

ここでもぐるっとパノラマ。

7/26 16:46

最後に黒部ダムで、微妙な虹を撮って終了です。

撮影機器：

COOLPIX S9500 NIKON

NIKON D5000 NIKON CORPORATION

NIKON D7100 NIKON CORPORATION

感想

tszk

今年3回めの立山です。
前回、私のカメラが入院してしまったので、窮余の策として嫁さんのカメラを最新のD7100に買い替え、余ったD5000を借りて撮影しました。
正直、ファインダーの見え方や液晶の映りに時代を感じます。
帰ってきてPCに取り込めばちゃんと写ってるのが分かるんですが、現場での確認はほとんど不可能な状態です(-_-;)
輪郭がかろうじて・・・くらいでしょうか。

とはいえ、花や風景を撮る分にはちゃんとしたマクロレンズを使えばD5000でもけっこう綺麗に撮れます。
しかし、遠くにいる雷鳥は望遠レンズを使ってもD7100と同等に撮ることはムリでした。センサー性能の差ってこんなに大きいものなんですね。
それなのに6年間使い続けていた嫁さん。頭が下がる思いでした。
ちなみに、D7100を使った感想は「写真の腕が10倍上がったみたい」だそうです。
たしかに。


さて本題。
この日は景色を楽しむことと同じくらいの重みで雷鳥のヒナを見るというミッションがありました。
結果、会えました。が、遠いんですよ。
もっと近ければ・・・というか、この季節になったら室堂平より上に移動してるはずなので、次回（来年）はもう少し標高が上の場所へ行こうと思いました。
そんなわけでリベンジ確定です^^;