高妻山、信州山の日・一時の晴れ間で笑顔が戻った百名山行!
- GPS
- 10:59
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,290m
- 下り
- 1,296m
コースタイム
駐車場5:11−5:35登山口−6:45滑め滝通過
-7:07氷清水-7:34一不動(避難小屋)7:48
-8:02二釈迦-8:15三文殊-8:34四普賢-9:00五地蔵
-9:10六弥勒9:15-9:26七薬師-9:54八観音
-10:11九勢至…(急坂)-11:24十阿弥陀
-11:34高妻山山頂12:12
-13:57六弥勒(弥勒新道)-16:20駐車場
>百名山の原点に敬意を表し、
yumeさんの提案。深田久弥氏が辿った道(途中断念)が
一不動から五地地蔵山(避難小屋まで)らしいです。
このコースを歩くことのなりました。
天候 | 晴れのち曇り、そして雨・あめ・・・山頂では奇跡の晴れ間。下山途中から曇り。☆長野新潟の県境の山は天候変化が激しいなぁ!!! |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
プロローグ
7月20日 11:00頃 hagure1945さんから電話が入り、この3連休はどうしているの?
どこか歩いている?。 >これから結婚式です。この時期ちょっと忙しくて…。
H氏:高妻山へ行きたいんだけど計画立ててくれない? >了解しました。
先日、友達登録していただいているkintakunteさんが高妻山へ行ったレコをあげていたので
早速お借りして、登山計画を立てました。(hagureさんの都合をよく聞かず)
yumesoufさんが計画にすぐ反応して下さりいつもの3名での山旅になります。
計画を立てていたら、その日はhagureさんがお見送りに成田へ行ってからの合流。
えっ、そんなハードなら無理せず次回へまわしますか?
天気予報もいまひとつ思わしくなくなってしまったので、無理はしたくないんですが…・。
そんなこんなでも、どうにか決行と相成りました。
kintakunteさんからもアドバイスいただき、暑さ対策・コース検討しました。
ありがとうございます。
7月26日(土)
予定より早めにお二人が到着。車を一台にして早速戸隠キャンプ場へ向かいます。
信濃町・野尻湖ICが最寄りなのですが、
買い物しながらということで、長野ICで降りて夕食をスーパーで購入し、
21:00には到着。テントを張ったり車内をお休みモードにしたりして22:00には
消灯とあわててみたものの、暗闇での作業で目の上をキリ出血といったハプニング。
まぁたいしたことがなかったので、ほっと一息つけましたが、ご心配かけました。
こういう時ってアルコールは良くないのですが、たしなむ程度ですませます。
30年も前の4人用の登山テントで軽く宴会をして、3人分かれて就寝です。
結構遅くまでマイクロバスや乗用車が出入りしたり、到着したりして、
道路脇の駐車場の出入り口は静かにはなりません。
7月27日(日) 4:20起床
持っていたパンや自家製のミニトマト&キュウリで朝食を済ませ5:00には出発できるよう準備を整えます。
熊本ナンバーと男性と百名山の話で意気投合して、hagureさんの口がなめらかになります。
前日の猛暑日の高妻山は360度見渡せるほどの好天気で大満足の様子でした。
今日は天気が悪くなりそうなので、火打山&妙高山は翌日にまわして疲労回復にあてるそうです。
さて、いよいよ登山開始。マイクロの団体さんは一足早く来るまでキャンプ場の車止めまで向かいます。
こちらは、一歩一歩歩きながら体を登山モードにしていきます。
オートキャンプ場は賑やかそうでした。トイレも整備され、体調を整え登山口へと進みます。
朝日に浴びた戸隠山がとてもきれいでした。
一不動への登山道は沢沿いですので涼しく、楽しさもありました。
途中3名の方に追い抜かれ、早くも2名の方が下山してきます。
座り込んでいた70代のご老人は、昨晩鎖場で暗くなり身の危険を感じて
そこで一泊してきたとのこと・・。コースタイムの設定ミスか?
それほどまでに過酷なのか!!!!?
前日強行スケジュールをこなしてきたhagureさんも元気が出ず、ピッチが上がりません。
何度か休憩を入れ、時には横になる時間を取りながら一不動さまを目指します。
途中このコース唯一水場「氷清水」の水はとても冷たくとってもおいしいものでした。
その後一不動さんの避難小屋に到着です。
ここでもhagureさんはちょこっと横になり体力回復を図ります。
小屋前のコース表の時間が若者用と中高年用に分けて表示してあるのがありがたいですね。
されど出発の頃には暗雲が立ちこめてきました。
この辺りから見られるはずの高妻山も時折一部が見られるものの全容は見られません。
ひとまずここまで・・・。
高妻山は2006年9月に登っている。8年前になる。61歳の時で、5歳年上のYさんと一緒に登ったのだが、Yさんが一不動で体調を崩して、避難小屋で小屋で待つことになり、ただ山頂を踏むという目的のためだけに一不動からピストンしてきただけで、そのコースの想い出などまったくなく、しかも写真を一不動から山頂までのものをものがなくしてしまい、山頂の写真と途中から見えた高妻山の写真2枚しか残っていない。しかもそのファイルまでなくした。
だからどうしてもこの山の映像が撮りたかった。
さらにその後であったが、戸隠スキー場へ出かけた折に、そのスキー場から眺めた戸隠連山のなかで、一際目立っ三角錐の形で高妻山を眺めた時には、その姿に魅了された。
深田久弥も一不動から乙妻山までを目指して、高妻の上りで断念している。8年前には、一不動からの道しかなかったが、鎖場での事故でもあったのか、弥勒尾根の道が開かれて、直接そちらへ登る人が増えているようだ。今回は、AOさんに行きませんかと声かけて、夢さんは白馬行きを中止して参加してくれた。土曜日に妻を成田に見送ってから、5時半に藤岡でユメさんと合流して、6時半にAOさんと合流して、戸隠の駐車場についたのは9時前になった。テントを張って仮眠した。私は催眠剤を飲んで寝たのだが、どうもそれが翌日悪さをしたようだった。
4時半に起きて、テントをしまい、5時過ぎに出発することができたが、
思ったように足が動かず、脳みそと体が眠っているようで、途中で横になって5分ほど寝かせてもらったりした。
途中で、じっと動かない男性がいて、声をかけたら昨夜鎖場の下でビバーグ下のだそうだ。何時に行動していたのだろう。多分、滑滝の下あたりだろう。ともかく、沢沿いの道をボーッとしながら歩いた。
体に力が入らない。平ヶ岳のときとはまったく違うだらし無さだ。最近歌を歌いながら登るということをユメさんと始めた。というのも鼻歌を歌えるのは、心拍数が高くないので、せいぜい110ほどでないと歌えない。
今回はまったく声がえでない。かと言ってどこか苦しいとか痛いとかということもない。歳を取ると分からにことが起こる。一不動には2時間半かかったことになる。8年前は1時間40分であった。小屋で少し横になった。
そういえば、鎖場の下の氷清水はうまかった。
一不動から五地蔵、六弥勒と天気が崩れて雨になる。AOさんはもう今回はやめてもいいか、みたいな気分。雨の中歩くのは嫌だから、普段なら私も下山のことを考えるとやめようというとこなのだが、今回だけは、その気にならなかった。なんとしても山頂まで行こうと思った。再び来れないかもしれないという思いがチラットよぎった瞬間もあるが、具合が悪いのにいけそうな気がしたのだ。雨具をきたが、九勢至につ頃には雨も止んで、最後のきつい登りは、雨中ではない。当然ながら山の姿は見えない。
九勢至から山頂へ8年前は1時間25分かかっていたが、今回も1時間20分程度で登っている。具合が悪い割には頑張っている。(一不動〜山頂、以前は3時間10分)今回は3時間40分ということで、二人に迷惑かけたかな。
山頂で宇都宮から、マイクロバスできたグループが山頂の道標と三角点の場所を占領していて、写真を撮るにも場所をゆずることもなく、マナーの悪さには呆れた。こういうグループを見ると腹が立つのだが、立ててはいけませんね。注意もしませんでしたが、年配者のグループとしては良くないですね。
山頂では、愛知県の蒲郡からきた単独の男性とであった。「蒲郡さん」と呼んでみた。この方が言うには自分がいると必ず晴れる」というのだ。団体さんがいなくなって静かになった山頂が、ぱっと晴れて日が差した。そしてなんと戸隠山の全貌が、さらに乙妻山の方も、遠く北アルプスの山並みも見えた。彼の言うとおりになって展望が得られた。これで二人共満足気分。登って良かった。
下山の途中では高妻山の山容が現れた。また妙高・火打・焼岳が姿を現す。六弥勒から新道を下ると、黒姫山が正面にあって、その死火山の火口が見える。黒姫山と飯綱山とがなだらかな姿を見せている。
この道、かなり急である。それとあまり面白みはない。それと長い・・
たしかに高妻山は2353mと高くはないが、スキー場から眺めた姿から、百名山に挙げられたことに納得する。しかし、その姿をなかなか見ることができないのだ。一不動の道から垣間見る姿もいい。
ともかく、二人に助けれて、目的を達成できて良かった。二人に感謝です。
高妻山へ行きませんかとaonumaからのお誘い、ちょうど深田久弥の「一日二日の百名山」の本を読んでいました、深田久弥も高妻山へは深い思いが残っている山だそうで、戸隠連峰の最高峰でありながら、その姿は戸隠表山の尾根に出るまで見られないそうです。沢沿いの登山道をゆっくりと進みますが、沢の音、鳥の声を聴きながら気持ちいい道もナメに鎖が付いて滑りやすいです。一不動から高妻山のその姿を見られるはずだったのですが、そこに着いた時にはすっかり曇ってしまってました。
以前は五地蔵山に避難小屋があったそうですが、それが今は一不動に有りました。何かこの日はhagureさんの調子が悪そうです。
天気もどんどん悪い方向に向いています、五地蔵山に着くころは雨になってしまいました。雨具を着ながら晴れ以外の登山はしないことにしているaonumaさんは、もう意識は麓に向かって「今日は中止にしませんか」と
具合が悪そうなhagureさんは「いや行きましょう」と何故か高妻に呼ばれているのか意志が固いです(*^_^*)、五地蔵から九勢至までは深くないアップダウンが長いです。いつ岩場になるのだろう、その頃に雨が上がりましたが、ガスって山頂はおろか少し遠くも見えません、お蔭で余り暑くないです。一目であーここかと分かる岩の角度、ストックを仕舞って、その急登にいどみますが、長い事、長い事、中々楽にさせてくれません。
高妻山は「恐妻、それとも??」そんな事を想像しながら登ること6時間余り、やっとその山頂に足を踏みます、山頂は宇都宮から来た団体さんがいっぱいでしたが、昼食を食べている頃下山を始めて、私たち3人だけの静かな山頂になりました、その後名古屋から来たと言う人が登って来て、話をするうちに、何故か雲がどんどん流れて行きます、晴れ男の名古屋のGMさんのお蔭で、あれ程深かったガスが切れて稜線が見えて来ました。
もう私たち3人皆笑顔満面です。あーこれで苦労して登って来て良かったと、今までの曇りが今の喜びを演出していたようでした。この青空は格別です、山ってこいういう事もあるんですね。
早く降りて、この高妻山を下から眺めてみたいと下山します、九勢至、八観音と降りては振り返り、その堂々とした高妻山の姿、登山道を眺めます。左側の妙高、火打山が姿を現わしました、もうずっと私たちの方が下です。足の速い名古屋んGMさんは私たちに追いついて来ました。いろいろ話をしながら下山をすると、何故か疲れも忘れます。六弥勒で一地蔵へ下ってみると言うGMさんと分かれ、私たちは新しい六弥勒新道を下ります。こちろの登山は踏まれてますがネマガリダケが滑りやすい歩きにくい道です、変化が少なく安心感もあって、長さのみが感じられる道でした。
登りはあれ程辛そうだったhagureさんも下りは楽ちんモードです。
黒姫、妙高の雄姿を見ながら下ると、牧場が近くなった頃またまたガスって来ました。麓の牧場に着いてからもキャンプ場には人がいっぱいです。
夏休みで混んでいるんでしょうね、家族連れで賑わうキャンプ場も子供がいれば楽しそうです。
天気もそうですが一時はどうなるかと思った今回の山行でしたが、無事に帰れて、晴れ間も見られ思い出深い高妻山になりました。
aonumaさんhagureさん今回も有難うございました。
一不動避難小屋と山頂でお会いしました、ソロで登っていた者です。
山頂に着いた時は、あいにくの天気でしたが、その後、晴天になってよかったですね!私も下山中でしたが、立ち止まっていっぱい写真を撮りました。
ここの山は地味ですが、登りがいのある山でよかったと思います。
また、どこかの百名山でお会いしましたら、よろしくお願いします!
三人のみなさま、お疲れ様でした。
mamamiyanさま、はじめまして。こんにちは。
しっかり覚えております。
あいにくの天気で苦労しましたが
あれだけの演出をしてくれたので、
思い出にも疲労にも大きな記憶を残してくれました。
友達登録していただけたら、
埼玉のhagureさん(既に百名山達成。)
の計画もわかるかも???
公共機関だけでは百名山は難儀でしょう。
ヤマレコ仲間の輪を広げるのもいいですよ。
hagureさま、皆さま、こんにちは♪
高妻山、登頂おめでとうございます。
あいにくのお天気でしたが山頂は晴れたみたいで良かったです
うちはお隣の戸隠が大好きで、なぜか2回も行ってるのに高妻山には行ってないんです
戸隠から周回ルートで牧場に下りてくる際に一不動からの下りを使いましたが、
あそこ、登るの大変そうですよね
うちが高妻山に挑戦する時は心して挑みたいと思います
CaTさんならだいじょうぶ軽いよ。
一不動の登り下りの方がいいな。
最近は大人しい山をやられているけど、一息入れたら、またアルプスですね。
楽しんで、頑張ってね。いいいいパートナーがいていいね
感謝感謝だね・・・
皆様今晩はです。それぞれの思いで登られた高妻山は最後は笑顔で迎えられた様でなに寄りでした。確かに登山は一不動コースの方が面白味は沢山有りますね。新道はネマガリダケやネズコの林等を入れるとそこそこ楽しめます。山頂での急な天候回復はサプライズですね。この日の全線は風が強い分足が速かったと思われます。
前日テント泊とすると思い切って戸隠キャンプ場を利用した方が静かだったと思われます。
でも皆様それぞれおつな山行をされています、今後の山行となります。
こんにちは、kintakunteさん
あの天候が急変する同じ日に、西の峰に行っておられたようですね。
高妻山、うわさ通りハードな山塊でした。
それでも山頂での好天はそこまでの厳しさを
一変させる素晴らしさがありました。
黒姫山の西の裾野の眺望もとても見事でした。
次回は乙妻山まで行けるよう準備したいと思います。
でも弥勒新道はどうも私には合わない感じでした。
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