鳳凰三山(青木鉱泉周回)【滝に打たれて修行山行】
- GPS
- 12:05
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,669m
- 下り
- 2,662m
コースタイム
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:59
あまり参考になりません。
天候 | 快晴→小雨・暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉までナビを設定すると小武川林道を案内されますが、悪路のようです。 国道20号の桐沢橋信号からのアクセスは9割方舗装されていて道幅も広いです。 詳細は↓ http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/data.html ☆駐車場 青木鉱泉に約100台停められます(750円/日)。 10〜20台ほど停められる駐車スペースが敷地内に点在しており、 真っ暗な深夜に到着すると分かりづらいかも。 「駐車券を購入してください」という案内があるが、深夜到着の場合は 帰着後の支払でいいようです。 ワイパーに「未納だ」との紙がはさまれてあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽青木鉱泉→(ドンドコ沢)→鳳凰小屋 スタート直後は護岸工事のため、ドンドコ沢の右岸・左岸を案内通りに通過します。 その後は山道となり、五色滝まではかなり急登が続きます。 南精進ヶ滝・白糸の滝・五色滝はほぼルート上にありますが、 鳳凰の滝はルートから5分ほど外れたところにあります。 全体を通じて特に危険箇所はありません。 ▽鳳凰小屋→地蔵ヶ岳 序盤は樹林帯を行きます。 中盤で左側の白砂地帯に入り、苦しんで登っていきます。 ルートどりによってはかなりの急登になるので、落石には注意。 ▽地蔵ヶ岳→観音岳 赤抜沢ノ頭まで一気に登り、鳳凰小屋分岐まで一気に下ります。 その後、観音岳まで一気に登ります。 ▽観音岳→薬師岳 緩やかな稜線歩き。 白峰三山を眺めながら、恋愛話などをしながら歩きたい。 ▽薬師岳→(中道)→青木鉱泉 中道は、御座石以外特に見所もなく、面白みのない下りが延々と続きます。 ココを登りで使う方は相当のMと思われる。 |
その他周辺情報 | ☆温泉 青木鉱泉(1000円)も入りたかったけど、「石鹸のみ」との事でやめた。 http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/index.html 本日は、白州「尾白の湯」 http://www.verga.jp/?page_id=39 ☆飲食 尾白の湯と同じ施設内の「白州庵」 http://www.verga.jp/?page_id=55 |
写真
感想
今年の5月末、夜叉神峠からテントを背負って鳳凰小屋テン泊を行いました。
その時、皆さん口々に「ドンドコ沢はキツかったー」と。
夜叉神から25kg担いで(しかも残雪)、延々と、かなり辛い思いをして歩いてきた自分にとってその発言は認め難く、
「いやいや、夜叉神の方がキツイと思うよ」
と言いたかったが言わなかった。
百聞は一見にしかず、これは青木鉱泉からの周回コースも歩いてみないと。
結果から申し上げると、
「はい、青木鉱泉からの方がキツイです」
今回は日帰りだったという事を考慮しても青木鉱泉の方が辛いでしょう。
まずはドンドコ沢の登り。
序盤は樹林帯で蒸し暑く、その後、五色滝まで延々と急登が続く。
このコースは、南アルプスとしては登山口の標高が低いらしく、
自分のように暑さに弱い人間にはとても堪えます。
ただし、名瀑揃い踏みなので希望を持って歩けます。
そこらじゅうに南アルプス天然水が無料で流れているし。
鳳凰小屋から地蔵ヶ岳のアリ地獄、観音岳までの猛アップダウンは、
鳳凰三山のハイライトではありますが、かなりキツイです。
観音〜薬師のなだらかな稜線が唯一の心休まる場所。
本日は見えなかったが、白峰三山を眺めながらの絶景稜線は、常念〜蝶の縦走路を彷彿とさせる。
青木鉱泉までの下りは中道を利用。
この道も、夜叉神コースより厳しいと判断できる大きな要因の一つ。
とにかく延々と下ります。
かつてこれほど下り続けた事はないと思うほど下る。
途中の見所が御座石だけというのも辛さに拍車をかけます。水場も無し。
登りが皆無だったことと、所々現れる花々が唯一の救いでした。
訳あって、更に好きになった鳳凰三山。
今後も(厳冬期以外)四季を通じて訪れることになりそうです。
信州山の日でしたが、長野県内の天気予報はイマイチ…。
予定の御嶽山をやめ、比較的お天気の良い鳳凰三山周回になりました。
以前からkazu405さんが計画をしていて、一度悪天中止になっていた山行です。
青木鉱泉に着くと、満天の星空。
寝不足でもテンションが上がります。
と、元気なのもここまで。
ドンドコ沢は大変だと聞いていたものの、歩き始めから予想以上に暑くバテバテに。
大好きな滝が見えると疲れは吹っ飛びますが、急登が続きます。
地蔵岳への砂地の辛い登りの先には、オベリスク。これまた疲れが吹っ飛ぶ景色です。
そして左手を見ると、これから行く観音岳。吹っ飛んだ疲れが戻ります。
お花や景色を見ながら、なんとか観音岳頂上へ。
雲が出て神秘的な薬師岳が見えるこの場所が、今回一番心に残る場所となりました。
帰りの中道は、とにかく長くヘトヘトです。
これからの人生、多少の辛さは頑張れるような気がしてくる、そんな道程です。
頑張れたのは、お花や景色やお菓子そしてパートナーのお陰ですけれど。
また行きたいなぁと思う、良い山行となりました。
同時刻逆向きのコースで鳳凰三山を辿ったyamaikuzouです。
何と到着時間も同じ様な・・・(なんという偶然・・)
ドンドコ沢への下りは激坂でした 、逆回りで良かった〜と
胸なで下ろした次第、、、
夏休みの良き思い出になり満足^^
お疲れさんでした。
コメントありがとうございます。
本当に、スタートもゴールもピッタリですね!
yamaikuzouさんは、中道の登りですか・・・
私のレコの中で「中道を登りで使う方は相当のドM」と書いてしまいました
あの登りだったら絶対にドンドコ沢を登った方が楽だと思います
次は是非逆回り試してみてください。
Kazu405さん、 moricocoさん こんばんは
青木鉱泉からの鳳凰三山周回はいつか行きたいと目標にしていたルートですが、
このレコを見てますます気になってしまいました
素晴らしいルートですね!
特に滝を巡るドンドコ沢の登りは厳しくも楽しそう
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doppoさん、ありがとうございます。
暑い時期はキツイコースかもしれませんが、
壮大な滝が4つもあるため(登りは)楽しく歩けました。
やっぱり水があるコースはイイですね
是非周回コース、歩いてみてください
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