立山（日帰り立山三山縦走、室堂から周回コース）

2014年07月30日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.4km
• 登り: 998m
• 下り: 1,001m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 1:12
• 合計: 6:28

9:00 室堂
9:36 9:43 一の越山荘
10:26 10:44 雄山
11:02 11:15 大汝休憩所
11:29 11:32 富士ノ折立
11:00 真砂岳
12:29 13:00 別山南峰
13:16 剱御前小舎
13:16 浄土橋
14:56 室堂

登り
室堂ー雄山　1：26
雄山ー別山　1：45
下り
別山ー室堂　1：56

歩行時間　　4：51
総行動時間　5：56

天候

午前快晴、午後晴れ時々曇り、

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き　世田谷自宅　2：45
　　　扇沢　　6：10　
駐車場はガラガラ、下の無料にも空きあり。平日始発7：30、チケット発売は6：50からです。
扇沢　始発7：30ー7：45　黒部ダム（トロリーバス）黒部湖駅まで徒歩10分ほど
黒部湖　臨時便8：15−8：20　黒部平　（ケーブルカー）
黒部平　臨時便8：30−8：37　大観峰　（ロープウェイ）
大観峰　臨時便8：45−8：55　室堂　（トロリーバス）

帰り
室堂　15：15−15：25　大観峰
大観峰　15：30−15：37　黒部平
黒部平　15：40−15：45　黒部湖
黒部ダム　16：05−16：21　扇沢

穂高の蕎麦屋に立ち寄り、買い物後
安曇野IC　18：00
世田谷自宅　20：40　渋滞なし、（IC入った際には小仏トンネル13K渋滞表示も通過時までに解消）　

コース状況／危険箇所等

○室堂ー一の越
整備された石畳の遊歩道左右はお花畑、左に重要文化財の立山室堂を見送ると雪渓が現れ何度か越えるたびに斜度をあげます、その後つづらに切った道を登ると一の越です、危険個所なし、
○一の越ー雄山
一の越から雄山に向きを変え眼前に迫る急斜面を登る、道幅も狭くなるため中央の小仏トンネルのように渋滞します、途中若干緩い斜面を越え最後にまた岩場の急斜面を登りきると山頂です。危険個所、先行者が多いため落石には気を付けます。
○雄山ー別山
雄山からザレた斜面をおり何度か岩場の多少のアップダウンを繰り返すと前方に大汝小屋の青い屋根が見えそこから右に少し登ると立山の最高峰の大汝山に着く。大汝からは緩やかな稜線を進み右にごつごつした高みが見え、縦走路から少し外れて右の岩場を上り詰めると富士ノ折立です、一旦先ほどの縦走路まで戻り、さらにザレて滑りやすい斜面を降ります、下りきりなだらかになると大走りの分岐で少し進むと真砂岳、別山へはさらに多少のアップダウンをしながら最後に左への巻き道を分け登り詰めると硯ヶ池のある別山山頂です。
危険個所なし
○別山ー雷鳥沢テン場
別山からなだらかな縦走路をすすむ、わずかで剣御前小舎です、そこから雷鳥沢に向かいザレた急坂を下ります、花畑のガレ場も通りこのコース唯一の低木の中に入るとすぐに雪渓に出ます、雪渓上を下降し幅の広くなった夏道を進むと沢の音が大きくなり左前方に橋が見えてきます、渡り階段を上ると広い雷鳥沢テン場となります。
危険個所なし
○雷鳥沢テン場ー室堂
テン場から最後にきつい階段登りが始まります、雷鳥荘、ミドリガ池、みくりが池と整備された石畳みを登ります。地獄谷からの硫黄臭がすごいです。みくりが池を過ぎれば室堂はすぐです。
危険個所なし、

その他周辺情報

穂高駅前の一休庵（そば）
穂高駅前　肉のマルト　（馬刺し）
穂高駅前　小笠原わさび店　（わさび漬け、生わさび）

写真

7/30 6:05

快晴の朝の扇沢、途中の柏原新道登山口駐車場はほぼ満車に近かった。

7/30 6:05

扇沢の有料はガラガラ、一日千円です。

7/30 6:05

駐車場のトイレ、中はきれいです。

7/30 6:23

6時半近くになると左手のきっぷ売り場に人がちらほら

7/30 7:44

問題、トロリーバスはバスの仲間？それとも電車の仲間？
答え、レールはないけれど電車の仲間なんです。

7/30 7:44

50周年記念バス、ここにもゆるキャラが、

7/30 7:49

トンネルを抜けると絶景だった！タタた立山！

7/30 7:49

ちなみにここからあの雄山まで歩くと7時間ですね。時間があれば歩いてみたい？

7/30 7:49

黒部湖のむこうは赤牛岳

7/30 7:49

7/30 7:49

左から雄山、一番ごついのが大汝山、右は富士ノ折立

観光放水もしているが、先を急ぎます

7/30 7:55

みんな一目にケーブル駅を目指します。

7/30 9:00

扇沢から1時間半ほどで室堂
臨時便が出たおかげで30分早い9時到着でありがたかった。

7/30 9:01

テンション上がるが今日は帰り最終バス16時半のハードルありでストレスあり。

7/30 9:01

屏風のように立ちはだかってます。

7/30 9:02

これは帰りまわってくる別山ですね、この岩はカールのモレーンか

7/30 9:02

ん、左にはいかつい剣が顔をのぞかしてます、

7/30 9:02

奥大日岳

7/30 9:02

縦走する立山、左の真砂岳

7/30 9:02

遊歩道はきれいな石畳、スイスアルプスみたい

7/30 9:04

まだ観光客はいません、登山客ばかり

7/30 9:06

シナノキンバイ

7/30 9:09

日本最古の山小屋、これが室堂

300年前に建てられたそうです。

一の越まで雪渓トラバース何か所かあり

歩きやすいように切ってくれてます、ご苦労様です。

雄山の神社が山頂に見えてきた。

7/30 9:26

7/30 9:26

室堂、奥は大日岳、奥大日岳

7/30 9:26

雷鳥沢方面

7/30 9:26

7/30 9:26

7/30 9:26

7/30 9:29

祓堂、祠には雄山神社ではなく剣岳神社の文字が。

イワツメクサ

7/30 9:37

一の越から南には龍王岳、浄土山がのびやかな稜線をつなげています。

7/30 9:37

8月に入ろうとするのにこの雪、雪の大谷も納得です。

7/30 9:38

おおおー槍が見える、

7/30 9:38

やっぱり、天を突くさまが格好いい、アルプスの宝です

7/30 9:38

槍の手前の稜線は左に特徴的な烏帽子、三ツ岳、野口五郎、

7/30 9:42

一の越山荘は好天のためヘリの荷揚げがひっきりなしです。

7/30 9:42

荷物も順番待ちです。

7/30 9:42

一の越から雄山へは岩場の急登です、本当はきついのぼりですが、渋滞なので疲れません。

ハロルド大忙しです。

7/30 9:47

笠ヶ岳はどこから見ても本当に笠の姿でありがたい、その左は水晶、鷲羽、

7/30 10:14

7/30 10:22

五色ヶ原の向こうは大きな山容、たいそう立派な薬師、その左奥は黒部五郎、

ミヤマキンバイ

7/30 10:26

7/30 10:26

雄山神社到着、ここまで学校登山が多い、小学校高学年が多し。

7/30 10:26

360度の大パノラマ

今から120年ほど前に設置された一等三角点「立山」

白山、日本海、能登半島、富士山などは残念ながら確認できませんでした、朝は富士山が見えていたそうです。

7/30 10:27

夏場の昼に視界はクリアとはなりませんね

7/30 10:27

黒部川向かいの後ろ立山連邦、ひときわとんがっているのは針ノ木岳、

7/30 10:27

こちらからだと双子峰に見えない鹿島槍、左は五竜、

7/30 10:27

7/30 10:30

槍の左には前穂か

7/30 10:30

五色ケ原山荘も見える、薬師行きたい、

7/30 10:30

鹿島槍、五竜間の八峰キレット、

7/30 10:31

御前沢カール、昔の人は立山に上ってその後方に初めて見えたので後ろ立山連邦なのでしょうね、視点を長野からにすると前立山連邦なのでしょうけど。

7/30 10:31

雄山神社、立派、ビールも売っています。

7/30 10:32

歴史の重みを感じます

7/30 10:32

7/30 10:33

剣が全容を

7/30 10:39

7/30 10:40

本当の頂上です、500円をお支払するとここまで登れてさらに祈祷していただけます。

お神酒も一口いただけます、（お水かと思ったら本当に日本酒でした、ここで酔うとかなり危険！）

狭いので一度に7，8人ほどずつでしょうか、次の方のため、写真を撮ったらすぐに降りるようにします。

7/30 10:41

こうしてみると狭い山頂に目いっぱい神社が建っちゃっていて意外に休めるスペースが少ない。土日は凄いことになっていそう。

神主さんはお二人いらっしゃいます。毎日ここまで上がるのは大変でしょうね。

7/30 10:42

あの場所で祈祷ですから御利益も期待できそう

7/30 10:42

ここで500円支払いお参りします、ザックはここにおいて上がります。

7/30 10:43

剣完璧

7/30 10:44

晴れた日は北朝鮮まで見えます、うそ。

7/30 10:44

これから進む別山への稜線、楽しそう、

7/30 10:46

山頂を左に巻いております、ここからは人がぐっといなくなります。

7/30 10:53

ヨツバシオガマ

ヨツバシオガマ多かった

お花畑＆雪渓＆槍、

7/30 10:54

次日帰り狙う針ノ木、恰好いい、ますます行きたい気持ち増しますね。

7/30 10:54

黒部ダム、よくまああんなところに戦後間もないころに作ったものです。

7/30 10:54

槍の左は表銀座の面々

7/30 10:55

ミヤマダイコンソウ

7/30 11:00

春を背負っての大汝小屋、

映画になるほど絵になる風景、

7/30 11:01

後立山オールスターズ、

7/30 11:01

五竜、唐松、白馬

7/30 11:01

大町のほうからガスが上がる、

3015m、立山最高峰、大汝山山頂、

7/30 11:02

富士ノ折立の標識に比べさみしい

7/30 11:04

7/30 11:04

雄山からの短くも貴重な3000m稜線ここで終了。

7/30 11:11

やっぱり高いと眺めがいいのは当たり前、

7/30 11:12

剣を下に見下ろすわけです。

7/30 11:14

大汝山から別山、剣を

7/30 11:14

7/30 11:15

天気のいいうちに角度を変えて何カットも撮っちゃうね、

7/30 11:16

7/30 11:16

布団干しにも最高の天気

7/30 11:17

7/30 11:19

定番

7/30 11:23

7/30 11:29

雄山の喧騒がうそのように静かな富士の折立、また名前がいいよね、富士の折立何とも美しい名前です、

7/30 11:30

7/30 11:30

かわいい標識、ライチョウ親子、

標識は三枚あり、ご自由に、雷鳥のが一番かわいいかな。あと1m高ければ3000m峰なのにね、人間だとあと1cmで170だったのにねといったところ？残念！

富士の折立からからは岩場の急斜をおります、結構ガレ、ザレで慎重に、

7/30 11:43

内蔵助カール

7/30 11:43

降りてきた富士の折立

チシマギキョウ

7/30 11:51

7/30 11:55

大走りへの分岐、時間が危なければこちらを降りることもかんがえましたが、進みます。

7/30 11:55

縦走してきた立山三山、

7/30 11:56

真砂岳は平坦で山頂がわからないほど、、その奥の別山へは登り返しあり

7/30 12:04

7/30 12:12

真砂岳を振り返ると左の肩に内蔵助山荘がちょこんと乗っかってます

7/30 12:13

7/30 12:29

別山到着

7/30 12:29

日本第三位の高山湖の硯ヶ池　まだほとんど雪です

7/30 12:30

今日見たい風景��1剣沢と剣岳、ちょうど今月のカレンダーの写真で毎日見ていたせい。

カレンダーのようには撮れませんね

7/30 12:31

7/30 12:36

これがいいかな、涸沢のようにもっとテントがあればアクセントつくんだけどな

7/30 12:36

7/30 12:59

7/30 13:05

7/30 13:11

7/30 13:11

別山南峰と北峰

7/30 13:11

7/30 13:11

天気がやばくなってきたな、このコースは樹林帯がまったくないので雷雨は避けたい

7/30 13:16

剣御前小屋から剣沢への降り口

7/30 13:17

剣御前小舎　トイレあり

ミツバオウレン

ツガザクラ

ミヤマキンポウゲ

雷鳥坂はお花畑

7/30 13:30

7/30 13:31

雷鳥沢に向かってガレ場をおります、

クルマユリ

チングルマもこの辺多し

7/30 13:41

7/30 13:42

7/30 13:44

7/30 13:47

イワイチョウはリンドウの仲間

イワイチョウ

7/30 14:08

雷鳥平キャンプ場が見えてきた

7/30 14:09

雪渓を最後に降りる、

7/30 14:11

ツマトリソウ

イワカガミ

7/30 14:13

あれが木製の浄土橋だね

7/30 14:14

かなりの流れ

7/30 14:16

7/30 14:16

テントは30張り程度かな、広いので閑散としてますね

7/30 14:17

降りてきた雷鳥坂

7/30 14:17

右は大走り、左は雷鳥坂、

しぶとくスキーの跡が

7/30 14:26

現在立ち入り禁止の地獄谷、真砂岳まで臭いが届くのが驚き

7/30 14:28

テン場からみくりが池までの登り返し、足にきていて階段がきつい、

7/30 14:39

雷鳥荘とミドリガ池

7/30 14:43

CAUTION!
おならをしても無臭です。

7/30 14:43

初めての立山、山容、歴史、花、展望、と別格の存在感ですね、

7/30 14:44

7/30 14:46

これが超有名なスポットですね。

7/30 14:46

みくりが池温泉、ソフト食べたいけどがまん、がまん

7/30 14:47

逆さ立山見えますでしょうか

7/30 14:47

見えますね、

7/30 14:51

7/30 14:52

40年ぶりに雷鳥と対面、しかし遠すぎて望遠効かず、マサイ族でないとわからないかも。水飲みに2匹ほど写ってます、ほんとよ。

7/30 14:53

湖面に映らないのもきれい

7/30 14:55

室堂帰着

7/30 14:55

7/30 14:55

この時間になると観光客多しです

7/30 14:56

一周しましたね

7/30 14:59

階段登りで汗をかき、この湧水がぶ飲みしました。

7/30 15:38

黒部平からのケーブルカー、

7/30 15:49

虹が出てる

黒部渓谷

7/30 15:50

7/30 15:51

7/30 16:23

問題、トロリーバスはバス？それとも電車？
答えはレールはないけど電車の仲間なんです。

7/30 16:28

4時半の駐車場

7/30 17:42

穂高駅前の一休庵、で一人打ち上げ

7/30 17:51

5時過ぎの時間ですが結構な人気

7/30 17:52

一休庵から目と鼻の先のいつも寄るお肉屋さんで馬刺しゲット、

雄山で頂いたお札、お守り、です。

撮影機器：

COOLPIX P310 NIKON

SO-02C Sony Ericsson

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

reopapa

ついに日帰り富山県、立山、意外にも立山は初めてだった、アルペンルートは高いし、時間もかかると思ってたがヤマレコを参考に綿密に計画、自分のペースも考えもしもの時の大走りエスケープルートもありゴーサインとなった。天気も上々、立山は北アでは少ない3000m峰だけあり、展望も素晴らしく、その山容も堂々としてっさらに花、カール、歴史とどれをとっても一級品、さすがに日本三名山だけあると思った。仕事がらどうしても日帰りになってしまうため、帰りの時間を気にしての行動が残念といえば残念、風もないヘリ日和で私も山頂でのんびりしたかったが、欲を出しすぎず快く？送り出してくれた家族に感謝して次の山行を考ようっと。

コメント

SEIJIKKRW

楽しまれていますね。
おつかれさまです。山旅楽しまれている様子でうれしいです。自分は来週、槍ヶ岳の予定です。9月の北岳レポ楽しみにしてますね。