記録ID: 4881523
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
【笊ヶ岳】フトオノ尾根〜ランカン尾根
2022年11月05日(土) [日帰り]
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 10:08
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 3,294m
- 下り
- 3,290m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 10:07
距離 35.3km
登り 3,298m
下り 3,300m
天候 | ◎晴れ(稜線東側は曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
◎保の下山地点にMTBをデポ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎稲又谷(フトオノ尾根取り付きまで) 第三堰堤の高巻きは堰堤左岸にある梯子が見えましたが既に崩壊しています。 右岸にある大明神への参道を登り(以前は無かった巡視路がありました)大明神を過ぎた所から河原に降りる巡視路があります。 その後は渡渉が数回ありますが、ずっと河原歩きになり危険箇所はありません。 ◎フトオノ尾根 Evergreen氏の古地図にはこの尾根がフトオノと記されているらしい。(登山体系には奥沢谷右岸尾根がフトオノ尾根と記されている) 取り付きはザレの急斜面で滑ると止まらないので注意。 尾根に乗ると林業で使われていた道が比較的明瞭に残っています。 ワイヤー・集材機などが散乱した地点から馬酔木の藪が欝陶しくなったので等高線2、3本下をトラバースしながら進みました。 資料の無い藪尾根にしては快適でした。 ◎ランカン尾根 岩場を巻く2箇所は注意が必要です。 その他はいわゆる破線ルート(踏み跡・マーキングもほどほど)に感じました。 以前に比べ踏み跡明瞭になりバリエーションルートと言って良いのか分かりませんが笊ヶ岳への1ルートとして価値のある尾根。 ただし、過去に遭難者が出ているので尾根分岐点では現在地の確認をしてください。 |
写真
感想
好天予報の土曜日。
最近は少し緩めの山行が続いているので久しぶりに笊ヶ岳へ。
今回行くのは稲又谷西沢左岸尾根。
フトオノ尾根については2つの説があるようです。どちらにしても以前から行こうと思っていた尾根なのでランカン尾根未踏のSBMXさんを誘って行ってみました。
5時半前に見神の滝をスタート。ロードを走って明るくなった頃に稲又谷から入渓。
第三堰堤は焦りましたが、その後は河原になっているので遡行は簡単。雨畑湖に大量の土砂を吐き出す本当に崩落が激しい沢です。
尾根に乗ると以前道があった事が地面の硬さから伝わってきました。
枝が少し伸びて多少邪魔ですがハマる事なく快適に進み尾根の途中には盛んに林業が行われていた事が分かる集材機が数台放置されたまま残っています。
ここから馬酔木が煩くなりますが、大きな問題にはならず一般登山道へ合流し布引山へ。
ここからは快適に走れるので一流トレイルランナーSBMXさんとランニングして笊ヶ岳へ。
本日は稜線の西側は晴れ、東側はガスとわかりやすい天気で幸いにも南アルプス南部の大展望を見る事が出来ました。
ランカン尾根は3度目。
以前よりマーキングが増え踏み跡も濃くなったように感じます。
危険箇所以外は軽く走って3時間ほどで下山。
今回もご一緒してくれたSBMXさん、ありがとうございました!
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1097人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
自分も近いうちに狙ってみようと思います!
とても歩きやすい尾根でしたが所ノ沢越へのトラバースはまったくわかりませんでした。
行かれる時は探してみてください。
ランカン尾根ヒソダイラでお会いした9人パーティです
フトオノから周回、静岡ときいて、kaikaireiさんを思い出していたのですが、まさかご本人さまだったとは…
以前にも光岳から千頭山周回した時にレコ参考にさせていただきました。ありがとうございました😊
kaikaireiさんとはスピードが違いますが、私たちも笊ヶ岳楽しく堪能しました。
こんな地味な山行ばかりの私なんぞを思い出して頂けるなんで嬉しすぎます!
土曜日の山頂は東側がガスっていたので、この山の代名詞とも言える小笊越しの富士山が見えませんでした。日曜日の登頂は正解でしたね。
最近は私も大人数で山に行く事があるのですが、気心の知れた友人達との幕営&宴会は最高ですね!
またお会いする事もあるかと思いますので今後ともよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する