塩見岳 ~ 雲海に浮かぶ富士にご来光、しかし山頂は遠かった ~
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- GPS
- 31:42
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,639m
- 下り
- 2,620m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 7:12
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 3:21
- 合計
- 13:16
天候 | 1日目:晴れ → ガス 2日目:晴れ → ガス → 小雨 → 曇り 気温、記録し忘れた。。。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点ゲート、登山口にポストあり。 登山口から三伏峠、よく整備されて歩きやすい。 登り出しが特に急坂。 木製の橋が随所に。濡れてるときはスリップ注意。 三伏峠から塩見小屋、アップダウンの繰り返し。 所々に倒木あり、通行には支障なし。 ヘッデンでも問題なく歩けます。 でも、開けた場所では慎重に。 塩見小屋から先は岩々してます。 三点支持で確実に。 |
その他周辺情報 | 信州まつかわ温泉 清流苑 大人¥400 |
写真
感想
久しぶりにテント担いで歩きたい、お山に泊まりたい。
でも、長い間まともに歩いてないし、歩けるか不安・・・。
色々と思案して、塩見岳に行き先を決定!!
テント場までそこそこ。
軽荷での行動時間が長い。
疲れたら引き返せるピストン。
本谷山まででいいや。
なんてことを考えてたら、churaさんから探りのメッセージが。
同行者に迷惑を掛けるから、自分から誘うのを控えてたことを伝えると、
山でのんびりしたい、その思いは同じですから・・・との返信が。
それではと、同行をお願いしたのですが、一緒に行くと決まると豹変!!
「 いっそのこと、山頂で御来光を拝んで、
日付の変わる頃には、ごそごそし始めることになりそうです。」
なんと恐ろしい計画、どこが同じ思いなんだ ・・・。
が、
結果的に、とても素晴らしい2日間を過ごすことが出来ました。
360度の大展望、雲海に浮かぶ富士、柱状の虹に影富士、絶景の中に自分がいる。
塩見岳、大好きなお山になりました。
日帰りはもちろん、5時間で三伏から往復なんてできません。
今まで通りのんびり、自分の歩ける範囲で楽しもうと思います。
yutakさん、maronさん、楽しい時間をありがとうございました。
美味しいキュウリにバナナ、どちらも冷え冷えで美味しかったです。
頂くばかりで、お返しできるものがなく、すみませんでした。
次はそんなことがないよう、地道に体力強化に努めます。
同行下さったchuraさん、行き帰りの運転含め、ありがとうございました。
一人だったら、山頂まで行かず、眺めるだけで帰ってきたと思います。
終始、僕のノロノロペースに付き合って頂き、ご迷惑をお掛けしました。
またこれに懲りず、ご一緒頂けたら幸いです。
さてさて、次はどこのお山に行こうかな。。。
2日、3日と塩見岳へ
金曜日出発して、2日に日付が替わった頃に松川ICを下りる。
30%引きになったのは、ほんとに残念。
目指すは、鳥倉林道駐車場。2時過ぎに到着したころには、上の駐車場はほぼ満車。
何とかスペースを見つけて駐車できた。
御在所岳のローカルルールで白線はみ出しは駐禁切符。
ここは長野だけれど、白線からはみ出さないように、明るくなってから駐車しなおして出発。
ジャンボタクシーの運転手さんの話では、ずいぶんバックでもどらないと方向転換できないぐらい路肩駐車が並ぶらしい。これでも、ましなほうだとか。
下山後、ゲート前の路肩にとめてある車があった。
路線バスが入るの分かってるのに、迷惑な車だ。
1日目は、三伏峠小屋のテン場まで、CT3:45。
登山口からの出だしと三伏峠手前に急登がある。
途中には、味のある木の橋、階段があり、少しアスレチックな気分も楽しめる。
久しぶりに歩くnobuchiさんのペースがちょうどいい。
あせらず、あわてず、小さな1歩の積み重ね。
水場で、ハイドレーションやプラティパス、水筒などに4Lほど水をいただいた。
ここまで、ペットボトルのお茶600ml1本と緊急用のペットボトル水500mlだけ歩荷にしたのは正解。行動用には、ペットボトルのお茶600ml1本で十分でした。
結局帰りは、ペットボトルのお茶600ml1本と緊急用のペットボトル水500ml、ハイドレーションに500ml弱残っていた。お天気やコースの特徴を考えて、ギリギリの判断とあとは小屋を利用してお金で解決できれば、まだもう少し軽くできそうだ。
昨年、白馬、朝日岳を周回したときは、水場の情報がよく分からなくて、たくさん持ち歩いた。
同行していただいたマイミクさんは、上手に沢などで給水をこまめにされていた。
この経験を少し生かせてよかった。
5時半に出発して、9時20分ごろに4時間弱で到着。
テン場も余裕があり、上段で塩見岳も見える位置に張ることができた。
ここでyutak25さん&maron9393さんを発見!声をかけてごあいさつをしたら、
キュウリと味噌をいただいた。お返しできるものを持ち合わせていなくてごめんなさい。
疲れもあったので、烏帽子岳はあきらめて、すこし、昼寝をして、水場とお花畑の観察に出かける。
もどってからも、少し頭痛がしたので、薬を飲んで、ツェルトのなかで昼寝をした。
nobuchiさんの話では、即行3分で大きないびきだったそうだ。
しかし、テン場あるあるで、あちこちの山談義がもりあがり、ずっとそれをラジオ代わりに聞いていた。記憶している話と一致したので寝ていないことになるんだけど。
深夜11時半ごろ、星空が広がったので、のぶちさんは写真撮影。
このために、1kgもある三脚を担いでこられた。
そのあと、荷物を少しまとめて、塩見岳へ向かう。
ヘッデンをつけて、行動開始。途中夜景を撮影したりしながら、山頂を目指す。
日の出には、かなり余裕がるので、時間調整をかねて、ゆっくりすすんだ。
後ろから音がするなぁと思ったらyutak25さん&maron9393さん。
かなり速いペースで歩かれているので、あっと言う間に音が聞こえなくなった。
途中、広い尾根では、テープをさがし慎重にすすんだ。
塩見小屋に着いて、風が弱かったのでベンチを借りて、仮眠休憩。
3時過ぎ、山頂アタック開始。
ここからは、鎖こそないが、危険マークの悪場。
天狗岩を巻いて、西峰をめざす。
ペンキマークでルートを確かめて、慎重にすすむ。
途中×マークで行き詰まったが、nobuchiさんが、GPSにログを取り込んでおかれて、方向を確かめることができた。ここはトラバースだったようだ。少し回りこむと、ペンキが確かめられた。
西峰にくると視界がひらける。
東峰からyutak25さん&maron9393さんの声もする。
山頂では、バナナ&ドーナツをいただく。
東峰では360度のパノラマ。
御来光までの景色をたのしみ、写真を撮る。
おととし登った仙丈ヶ岳、南アルプスの女王と呼ばれる美しさ。
間ノ岳はどっしりと構えている。富士山は言うまでもなく、美しく雲海の中に浮かんでいた。
振り返ると影富士をみることができた。
北岳にはdolceさんが登っているし、白馬岳には、職場の後輩くんがいる。きっと富士山を見つけてながめているので、こっちを見ていることだろう。
1時間以上山頂で景色を堪能して下山する。
はるか彼方に三伏峠小屋が見えている。
先ず、塩見小屋までの悪場を安全に下りなくてはならない。
登りより下りの方がどちらかといえば苦手。
あかるいので、マークはよく見える。思ったより安全なルートが設定されていた。
塩見小屋で、バッチを見たりして休憩。
今日は、下まで降りるのでゆっくりあるく。
膝が笑いそうになる1歩手前のギリギリな感じ。
本谷山や三伏山の登り返しがきつかった。
テン場にもどって、すでにここまでで行動時間10時間過ぎ。
帰りの車の運転もあるので、少しでも休憩仮眠。
ぱらぱらと少しだけ、雨に降られた。
荷造りをあらかた済ませておいたので、ギリギリまで横になっていた。
撥水が効いているので、バサバサと振ってツェルトをたたむ。
お世話になった三伏峠小屋のおじさんにお礼を言って、下山開始。
森の中はひんやりと気持ちがよい。蒸し暑くないのは、やはり2000m以上の高地だからだろう。
鳥倉林道も高曇りのおかげで楽をさせてもらえた。
帰りは、IC近くの清流苑でお風呂に入った。
露天風呂で足をのばしてゆっくりつかる。
ついでに、セルフ整体でしっかり弛めておいた。
腰はちょっとヤバイが、足は大丈夫そう。
お土産の桃を買って、恵那峡SAでは、くるみ蕎麦をいただく。
帰ってきたら、アルプスのパンフレットやガイドブックで次の山を探し始めた。
churabanaさん、こんにちは。
ハードな山行、お疲れ様でした。2日目の長丁場には驚きました。
次は女王様もいいですね。次回の山行も頑張って下さい。
早くは歩けないので、余裕を持って、早立ちしました。
時には、早さも自分の命を守ることにつながるのですが、これから徐々に鍛えていきます。
しばし、台風の通過待ちです
nobuchiさん
nobuchiさんが元気に山を歩いている姿が見れて良かったですよ!
実は一度しか一緒に歩いていない事実に気がつきびっくりしてますが
また、日曜山行にもお付き合いくださいね
churaさん
ちょっと見ない間に成長してましたね〜お・な・か
マジ、やばいですよ
景色もマジ、やばいですね〜
senrakuyaさん、迷コンビの間違いですよ(笑)
元気かどうかは分かりませんが、何とか歩けました
そうか、一度しかないんですね、確かにビックリです
機会があれば、ぜひぜひ、ご一緒して下さい
ほんま、まじ、ヤバイ
その後、腰の調子もよくなりました。
あまりの効き具合に心配しましたが、その後も大丈夫です。
ありがとうございました。
nobuchiさんとの山行、計画しましょうね。
ラーメン
私も夜中の中央道走って、駒ヶ根でソースカツ丼食すのがデフォ
churaさん、小太り隊への入隊希望ですかな??
nobuさん、久々で塩見って…
南ア南部…イイですね〜雄大で山深くて…北アとは違った魅力が素敵です
ラーメン、煽るだけ煽って、自分は控えました(笑)
夜中にソースカツ丼も、パンチ力有りますね
久々で塩見…は、さすがにきつかったです
でも、お山登ってる感は満々に感じられました
南ア、どっぷり浸かれるようになりたいです
utaotoさん、積極的に入隊を希望してはいないのですが、
写真を見て、虫ポーズが土俵入りに見えてしまったので・・・・
自分でも小太り隊
只今、ご飯類をトマトに置き換えて、しぼってます。
深夜の休憩は、自販機しかないPAにしようかな?
churaさん、nobuchiさん、こんにちは〜
久しぶりに歩くのを心配されていたnobuchiさん、このルートを歩ける足で何の不満があるんですか
やっぱり南アルプスの山はスケールがでかいですね。
今年は北アルプスのとんがった山に引っ張られてますが、来年あたりはこのへんをうろうろしてみようかな…
不満じゃなく、不安です
でも、早く歩けるのが羨ましくて…って、やっぱり不満!?
山頂から見える北部も南部も、歩いてみたい山がいっぱい
何日も掛けて、ウロウロできるようになりたいです。。。
monsieurさんならどんな風に感じされるのか、南アのレコ、楽しみにしています
monsieurさん
2日目は、チャレンジでしたが、歩くことができました。
もっと歩き続けることができたら、山の中にひたりたいです。
単独の方が、もくもくと縦走を進めておられる姿にあこがれます。
南でも、駐車場はいっぱいですが、山は静かに語りかけてくれますよ。
楽しく拝見させてもらいましたよ。
息もピッタリのお二人ですね!
しばらくの間、私も自由がききませんのでネットの向こうで
応援しています。
仕事も趣味も全力で! 人生楽しんだ者勝ちです!
>仕事も趣味も全力で! 人生楽しんだ者勝ちです!
takanochi さんもお元気そうでなりよりです。
新車導入で距離も伸びているようですね
身体絞らないとヤバイので、自転車教えてください。
風を切りながら、涼しくやせようとたくらんでいます
最近は自転車にどっぷりですね
久しぶりにお山はいかがですか?
白出沢の宿題が残ってますよ!?
テント担いで頂けたら、なんとか・・・
前回と同じ、今回も9月末かな?
と、勝手に妄想してま~す
花の名前ですが、間違っているかもしれませんので、図鑑等で確認してください。
塩見岳の花
36 カイタカラコウ 写真の葉の形から
37 ハクサンフウウロ
38 シロバナヘビイチゴ 入力間違いか?
42 タカネグンナイフウロ タカネシオガマは花で違います
45 テガタチドリ
73 タカネツメクサでいいと思います
75 ミヤマキンバイ
104 イケマ
105 キリンソウまたはホソバキリンソウ
のような気がします。再度ネットなどで調べてみてください。ご参考までに
sireotokoさん こんばんは
みなさんのレコを参考にさせていただいたり、図鑑を調べたりしましたが、自信はありません。
こうして、いろいろ教えていただけると、助かります。ありがとうございます。
42タカネグンナイフウロ 薄紫の部分が落ちているのですね。
45テガタチドリ 「野草の名前 夏」「高山の花」で確かめることができました。
104イケマ これも図鑑で確かめることができました。
38シロバナヘビイチゴ シロバナノヘビオチゴとノが入ってもよいようです。図鑑によって表記は両者ありました。
73、105は悩んでいます。もう少し調べてみます。
週末は台風が通り過ぎますね。大きな被害がないことを願ってます。
お花の名前、ありがとうございます
僕はさっぱりで、churaさんに任せっぱなしです
花の名前が分かると楽しみも広がりそうですが、なかなか。。。
参考にさせて頂きます
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