子連れ 穂高連峰縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,157m
- 下り
- 2,155m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 5:52
- 山行
- 10:58
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 12:20
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:00
天候 | 7/28 晴れ時々曇り /29 晴れのち曇り /30 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
みなさんご存知の通り 鎖が多いのは北穂〜涸沢間 |
その他周辺情報 | 久々にこのエリアに行きましたが、幕営代金が値上がりしており驚きました。 (涸沢:1000/500 トイレ・水込、岳沢:1000 トイレ・水込) ヘルメット着装推奨地域とかいうことで、5日1000円でした。警備隊に登山道で仁王立ちされたら借りざるを得ない…お金がかかるようにしすぎと感じたけれど、どう思われますか?? |
写真
装備
備考 | 箸忘れた〜! |
---|
感想
本当は槍が岳に連れて行きたかったが、槍沢往復はイケていないし、表銀座から継続は日程がうまく合わないかなぁと考え、2泊で充実させるなら穂高か!?と思い、鎖場経験皆無の彼を引き連れ、入山する。
7/28 自宅を6:00に出発、沢渡を10:30に出パ。平日といえどもなかなかの込み具合。だめなら横尾で全体の行程を縮めればいいかという感じで、林道を快調に飛ばすが、登った分下る林道に嫌気がさしている模様。
1歳3か月の時にキャンプをしにきた徳澤で、あのころは小さくて「どんな子になるのかなぁ」などと思ったものである。
横尾で本人に尋ねれば、まだ行けるとのこと。自販機の値段に驚愕、おじさんに梅の甘漬けをもらいパワーアップしたようだ。屏風岩の説明をするとこれを登ると勘違いしていて、「やばい、やばい」を連呼していた。小屋が見えてくる手前で箸を忘れたことに気付き、枯れ枝で作る。
「曲がってるじゃん!?」
「kazika仙人は魚の串もこうやって作るんだよ』
「マジ??」
こんな会話ののち、涸沢に到着。今年は雪が多い感じ。風も冷たい。
7/29 昨日から鎖場のことをかなり気にしており、夜も寒くあまり眠れなかったようだが出発。涸沢小屋の前で警備隊が仁王立ちで、ヘルメット推奨地区とのたまわっている。「借りないという返事はありませんよ」と言わんばかりだ。仕方なく息子のものだけ借用、ただでさえカツカツのお金で来ているのに…
途中でオコジョにも遭遇、北穂の登りを無難にこなし、北穂分岐に荷物を置いて北穂を往復する。大展望だがこれからの行程がかなり気になるようで、あまり楽しめていないようだ。
確かにここからが核心部、
「落ちたらコンティニューできないよ」
「そんなの馬鹿でもわかるでしょ!!!!」
「ロープ付けるか?」
「うん、やばいよね…」
慎重に慎重を期して進む。やはり自分一人ではないためこちらも緊張する。岩に何度か頭をぶつけていたようで、ヘルメット重要と言っていた。精神的に消耗して涸沢岳到着、ここからは今までほど悪場はないから逆に気を引き締めて歩くように喝を入れる。
穂高岳山荘で足が痛いと言い出すも、敗退したくないといい岳沢を目指すことに。
奥穂はガスの中になってしまう。あまり感動もないようだ。Pに祠ができていてビックリ!!なんか人臭いのが、この山の悪いところかな。
「もう危ないところないの?」と聞かれ、吊尾根は悪場の記憶がなかったが、長めの鎖場が出てきてこんなんだったっけという感じ。疲れも見えるため念のためロープを使用する。すると前方に4人パーティーが見える…ん…かなり小さい子がロープなしで歩いているではないか!!紀美子平で3年生とわかる。前穂はガスの中で父は一番ここが好きなのだが、これを割愛することにする。最後に息子は奮起、重太郎の下りをロープなしでこなすと言い出した。
結構ドキドキだったのが、頭の周りをハエとブヨにたかられ、悲鳴を上げながら払いのける動作を急斜面でやっていたことだ。「落ちるのがいいか、ハエにたかられるのがいいかどっちかにしろ!!!!」とげきを飛ばし、やっとのことで岳沢ヒュッテに到着。
岳沢TSの水場は雪解けのため、夜中から朝にかけては出なくなっているので注意。
7/30 今日は少しの下山のみ、ゆっくりめの出発。昨日からなんであんなところに道を作ったのかと疑問を持っていた様子。でもここからは整備の行き渡った道、パズドラの話なんかをしながら山で恒例の「白玉あずき」を楽しみに歩く。
上高地は山とは言えない暑さで、バス停のベンチへ急ぐ。昨年は水加減に失敗しているため、今年は注意したつもりだったが、また少しゆるくなってしまった。ここでまた気が付く。箸は捨ててきたことを…冗談でインド人ばりに手で食べるといったが、どうやって食べるのか真剣に怒られ散々責められたが、おたまですくって食べるのと、レーションのパンにはさんで食べることで了承を得た。
竜島温泉で入浴し、名物『波田のスイカ』を購入して帰宅する。このスイカはアイスを食べていたにもかかわらず、その甘さを上回りました。
親としてはとても有意義な時間を持てました。いつまで付いて来てくれるんだろう…来年は槍に連れて行ってあげるから…
子供
と思っていたら、いつの間にか大きくなったね
毎年会ってたのに、この所留守だったからね。
相変わらず「とうちゃん」かい
いいコンビだね
なんとかなるかな!?と思って連れて行きました。
相変わらず父ちゃんです。
話もしっかり通じるようになり、一緒に行って楽しいです。
でも、いつまで一緒なんでしょうか!?
人形焼で騙していたあの子が、すでに一人前とは・・・
子どもの成長は本当にアッという間だよ!
思い出作りは今しかない!・・・かな?
追伸・・・
北又は、タクシーじゃなきゃ行かないよーだ
本日、子どもとその他2名で黒戸尾根日帰りしてきました。
あと10分位のところで敗退、計17時間かかりました…( ̄▽ ̄;)
疲れました。
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