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Yamareco

記録ID: 490478
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

憧れの鋸岳!/北沢峠⇒甲斐駒ケ岳⇒鋸岳⇒八丁坂⇒北沢峠

2014年08月02日(土) ~ 2014年08月03日(日)
 - 拍手
tanukimi その他1人
GPS
27:13
距離
15.3km
登り
2,188m
下り
2,199m

コースタイム

1日目: 長衛荘 13:00 - 13:00 北沢峠 - 13:00 仙丈ヶ岳二合目登山口 - 13:15 長衛小屋(旧北沢駒仙小屋)
2日目: 長衛小屋(旧北沢駒仙小屋) 04:30 - 04:45 仙水小屋 04:55 - 05:30 仙水峠 05:45 - 07:00 駒津峰 07:15 - 08:35 甲斐駒ヶ岳 09:05 - 10:20 六合石室 10:30 - 12:25 三ッ頭 12:30 - 14:00 中ノ川乗越
3日目: 中ノ川乗越 05:30 - 05:30 第2高点 - 07:30 鋸岳 08:00 - 08:10 角兵衛沢ノ頭 08:20 - 11:00 角兵衛沢渡渉点 - 15:20 北沢峠
4日目: 北沢峠 - ゴール地点
天候 8/2:早朝から快晴。昼過ぎに一時雨、その後、回復。
8/3:早朝から快晴。午後は、高曇りの空に。
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
南アルプス林道が崩壊しているため、行きは甲府から奈良田経由で北沢峠入りし、
帰りは、ゆったり伊那経由で帰宅。

往路:甲府駅⇒(バス/奈良田経由)⇒広河原⇒⇒(バス)⇒北沢峠
復路:北沢峠⇒(バス)⇒仙水峠⇒(バス)⇒高遠⇒(バス)⇒伊那市⇒(高速バス)⇒新宿
コース状況/
危険箇所等
■六合石室の水場について
・水場は、石室の周囲にはありません!!
石室から鋸方面に10分ほど歩いた場所にあるので、要注意です。(写真参照)
・水場の水は、伏流水の染み出しです(雨の降らない時期だけなのか、これが平常なのかは分かりません)。そばに、漏斗とホースの入ったビニール袋があるので、それをお借りして、地道に汲み上げることが必要です。

■コースについて
・北沢峠⇒甲斐駒ケ岳間は、一般縦走路のため、特に危険個所はありません。ただし、水場が限られているので、夏場は水の確保が必須。
・甲斐駒ケ岳⇒鋸岳は、ルーファイ、ガレ場歩き、クライミング力など総合力が求められる場所です。特に、夏場は水場が枯れ気味のため、持久力(体力?)も必要になると思います。
その他周辺情報 ・伊那市駅前から周遊バスで「見晴らしの湯」へ。
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd6/index.php?id=2

歩いてきた「甲斐駒ケ岳〜鋸岳」を含め、南アルプスの連山がドーンと広がる最高のロケーションです。食堂のメニューも豊富。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
8/1(金)
甲府からのバス混雑を考慮し、平日の金曜日入りしたけれど、テン場は大盛況!まさに夏山本番!!
2014年08月01日 14:55撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
3
8/1 14:55
8/1(金)
甲府からのバス混雑を考慮し、平日の金曜日入りしたけれど、テン場は大盛況!まさに夏山本番!!
明日からの行程を想い、不安と期待がないまぜ。
どんな山行が待ってるんだろう。
2014年08月01日 15:21撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
11
8/1 15:21
明日からの行程を想い、不安と期待がないまぜ。
どんな山行が待ってるんだろう。
ま、そんなことより、まずは腹ごしらえ!!
ベースキャンプ山行ならではの贅沢な食材で、たっぷり栄養。
2014年08月01日 16:09撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
6
8/1 16:09
ま、そんなことより、まずは腹ごしらえ!!
ベースキャンプ山行ならではの贅沢な食材で、たっぷり栄養。
温泉卵付のグリーンカレー。
甲府⇒奈良田行きバスの休憩場所で購入したトマトが、とっても美味しかった♪
2014年08月01日 16:23撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
6
8/1 16:23
温泉卵付のグリーンカレー。
甲府⇒奈良田行きバスの休憩場所で購入したトマトが、とっても美味しかった♪
8/2(土)
六合石室の水場が涸れているかも、、という情報を得、途中の仙水小屋で水を確保。それにしても、ここの水は、本当に美味しい!
2014年08月02日 04:58撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
2
8/2 4:58
8/2(土)
六合石室の水場が涸れているかも、、という情報を得、途中の仙水小屋で水を確保。それにしても、ここの水は、本当に美味しい!
仙水峠に着くと、甲府盆地の上に広がる見事な雲海!
あまりの美しさにしばし足を止めてしまう。
2014年08月02日 05:33撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
14
8/2 5:33
仙水峠に着くと、甲府盆地の上に広がる見事な雲海!
あまりの美しさにしばし足を止めてしまう。
「仙水峠」からの登りを終えて「駒津峰」へ出ると、そこは360°の絶景が!!
2014年08月02日 07:06撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 7:06
「仙水峠」からの登りを終えて「駒津峰」へ出ると、そこは360°の絶景が!!
女王健在!
2014年08月02日 07:06撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
3
8/2 7:06
女王健在!
富士山もスッキリ
2014年08月02日 07:06撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
3
8/2 7:06
富士山もスッキリ
そして、これから行く「鋸岳」がクッキリと!
あの峰々を越えていくのね。
2014年08月02日 07:07撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 7:07
そして、これから行く「鋸岳」がクッキリと!
あの峰々を越えていくのね。
しかし、この日は暑かった。。
灼熱の甲斐駒ケ岳。
2014年08月02日 08:19撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 8:19
しかし、この日は暑かった。。
灼熱の甲斐駒ケ岳。
これからの行程の無事を祈る
2014年08月02日 08:35撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 8:35
これからの行程の無事を祈る
さぁ、行くぞ!
2014年08月02日 08:43撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 8:43
さぁ、行くぞ!
甲斐駒の頂上を越え、鋸岳への縦走路へ足を踏み入れる。それだけで、なんとなく緊張していた私も、六合石室あたりでようやくリラックスしてきた。石室の裏にも、屋根のあるビバークポイントあり。
2014年08月02日 10:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
8/2 10:22
甲斐駒の頂上を越え、鋸岳への縦走路へ足を踏み入れる。それだけで、なんとなく緊張していた私も、六合石室あたりでようやくリラックスしてきた。石室の裏にも、屋根のあるビバークポイントあり。
この日の暑さで、若干、担ぎあげた水の量に不安を感じたもので、一応、水場に行ってみることに。水場は、石室から10分ほど歩いた整地の隅から入る。(赤丸の場所)
2014年08月02日 11:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
8/2 11:22
この日の暑さで、若干、担ぎあげた水の量に不安を感じたもので、一応、水場に行ってみることに。水場は、石室から10分ほど歩いた整地の隅から入る。(赤丸の場所)
10分ほど下ったところで水場発見。
しかし、そこにあるのは、10cmほどの円の中に溜まった1cmほどの伏流水。これを傍にある漏斗とホースを使って、地道憎み出す。
2014年08月02日 10:49撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 10:49
10分ほど下ったところで水場発見。
しかし、そこにあるのは、10cmほどの円の中に溜まった1cmほどの伏流水。これを傍にある漏斗とホースを使って、地道憎み出す。
もう、最後ははいつくばって飲む!!
2014年08月02日 10:54撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 10:54
もう、最後ははいつくばって飲む!!
水をくみ出し縦走路へ戻ると、雨が降り出した。
2014年08月02日 11:52撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/2 11:52
水をくみ出し縦走路へ戻ると、雨が降り出した。
一気に暗くなる景色と時折強まる雨に不安を感じつつも、ようやく「三ツ頭」に到着。ここまで来れば、今日の行程はあと一歩。
2014年08月02日 12:25撮影 by  iPhone 5, Apple
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8/2 12:25
一気に暗くなる景色と時折強まる雨に不安を感じつつも、ようやく「三ツ頭」に到着。ここまで来れば、今日の行程はあと一歩。
ビバーク予定の「中ノ川乗越」に到着。ありがたいことに、この日は、稜線の風がほとんどなく、こんな風の通り道にもテントを張ることができた。
2014年08月02日 14:23撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 14:23
ビバーク予定の「中ノ川乗越」に到着。ありがたいことに、この日は、稜線の風がほとんどなく、こんな風の通り道にもテントを張ることができた。
雨が降ってる様子を初めて見た!
2014年08月02日 14:32撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 14:32
雨が降ってる様子を初めて見た!
到着したのは14:00過ぎ。テントを張り終えたら、あとはゆっくり時間を過ごします。
2014年08月02日 14:40撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 14:40
到着したのは14:00過ぎ。テントを張り終えたら、あとはゆっくり時間を過ごします。
2014年08月02日 14:56撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 14:56
ハヤチネウスユキソウ

この辺りは、お花の宝庫。花を探していると、あっという間に時間が過ぎていきます。
2014年08月02日 15:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
1
8/2 15:11
ハヤチネウスユキソウ

この辺りは、お花の宝庫。花を探していると、あっという間に時間が過ぎていきます。
2014年08月02日 15:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 15:11
2014年08月02日 15:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 15:13
2014年08月02日 15:14撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 15:14
タカネコウリンカ
2014年08月02日 15:14撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 15:14
タカネコウリンカ
2014年08月02日 15:17撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 15:17
2014年08月02日 15:34撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 15:34
2014年08月02日 16:04撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 16:04
そして、、オコジョ!!

視線の隅に、動くものがある。と眼を向けると、そこにこんなカワイイ子が♡一気にリラックスできたよぉ。
2014年08月02日 15:18撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
18
8/2 15:18
そして、、オコジョ!!

視線の隅に、動くものがある。と眼を向けると、そこにこんなカワイイ子が♡一気にリラックスできたよぉ。
オコジョの登場を機に、明日登る第二高点までの道を予習することに。思ったより、石が浮いてなくてちょっと安心。
2014年08月02日 15:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 15:20
オコジョの登場を機に、明日登る第二高点までの道を予習することに。思ったより、石が浮いてなくてちょっと安心。
結構しっかりしていたザレ場
2014年08月01日 19:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/1 19:20
結構しっかりしていたザレ場
と、ゆっくりと天気が回復。雨上がりの光を浴びる美しい山々。
2014年08月02日 17:21撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 17:21
と、ゆっくりと天気が回復。雨上がりの光を浴びる美しい山々。
こんな素晴らしい景色を見ながら眠りにつけるなんて、、あまりの感動に、珍しく、なかなか寝付けなかった。。(本当は、緊張していたのかも、、)
2014年08月02日 18:24撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/2 18:24
こんな素晴らしい景色を見ながら眠りにつけるなんて、、あまりの感動に、珍しく、なかなか寝付けなかった。。(本当は、緊張していたのかも、、)
8/3(日)
翌朝目覚めると、素晴らしい快晴!
2014年08月03日 04:18撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/3 4:18
8/3(日)
翌朝目覚めると、素晴らしい快晴!
よし!これで今日の行程もうまくいく!!
2014年08月03日 04:45撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/3 4:45
よし!これで今日の行程もうまくいく!!
朝陽を浴びる第二高点。
2014年08月03日 04:52撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/3 4:52
朝陽を浴びる第二高点。
朝一でザレた第二高点を登りきると、そこには素晴らしい景色が!雲海に浮かぶ八ヶ岳。
2014年08月03日 05:58撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/3 5:58
朝一でザレた第二高点を登りきると、そこには素晴らしい景色が!雲海に浮かぶ八ヶ岳。
北岳も
2014年08月03日 05:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
8/3 5:55
北岳も
そして、第一高点が近い!!!!!
よっしゃー!いくぞー!!
2014年08月03日 05:58撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/3 5:58
そして、第一高点が近い!!!!!
よっしゃー!いくぞー!!
第二高点を南に下り、ザレザレの巻き道から大ギャップを望む。どうなんだろう〜。冬なら行けるのかね〜。
2014年08月03日 06:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
8/3 6:23
第二高点を南に下り、ザレザレの巻き道から大ギャップを望む。どうなんだろう〜。冬なら行けるのかね〜。
今回の行程で、一番嫌だった「鹿窓」への取りつき。
岩は脆く、掴むとボコッと取れ、ザレ場は落を招く。
鎖場までの取りつきは、右側に行きがちになるが、左側へ行くと、踏み跡あり。
2014年08月03日 06:42撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/3 6:42
今回の行程で、一番嫌だった「鹿窓」への取りつき。
岩は脆く、掴むとボコッと取れ、ザレ場は落を招く。
鎖場までの取りつきは、右側に行きがちになるが、左側へ行くと、踏み跡あり。
鹿窓への鎖場。ココに入ると、岩が少しシッカリしてくるので、長い鎖にぶら下がり続けるよりは、ある程度、自分の手足でクライミングをした方が楽です。鎖には、3点ほど、セルフをとれる場所あり。
2014年08月03日 06:51撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
8/3 6:51
鹿窓への鎖場。ココに入ると、岩が少しシッカリしてくるので、長い鎖にぶら下がり続けるよりは、ある程度、自分の手足でクライミングをした方が楽です。鎖には、3点ほど、セルフをとれる場所あり。
続いて、私もクリア!窓をくぐるこの行程は楽しかった♪
2014年08月03日 06:59撮影 by  iPhone 5, Apple
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8/3 6:59
続いて、私もクリア!窓をくぐるこの行程は楽しかった♪
この場所を通り過ぎた感慨と共に、鹿窓からの景色を望む。
2014年08月03日 07:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/3 7:01
この場所を通り過ぎた感慨と共に、鹿窓からの景色を望む。
鹿窓を越え、すぐの岩を乗り越えると、小ギャップがすぐ。
こちらも、クライミンググレードは、ボルダリングの7級ほど?
2014年08月03日 07:18撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/3 7:18
鹿窓を越え、すぐの岩を乗り越えると、小ギャップがすぐ。
こちらも、クライミンググレードは、ボルダリングの7級ほど?
たまに掴んで、登ります。ここも楽しかった♪
2014年08月03日 07:23撮影 by  iPhone 5, Apple
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8/3 7:23
たまに掴んで、登ります。ここも楽しかった♪
小ギャップを越えれば、第一高点はすぐ!
2014年08月03日 07:26撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/3 7:26
小ギャップを越えれば、第一高点はすぐ!
ついに来たー!
2014年08月03日 07:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/3 7:55
ついに来たー!
よっしゃー!



この時は、いろんな思いが頭をよぎり、なんだか実感が湧かなかったけど、とにかく嬉しかった。
2014年08月03日 07:37撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/3 7:37
よっしゃー!



この時は、いろんな思いが頭をよぎり、なんだか実感が湧かなかったけど、とにかく嬉しかった。
そのあとは、このナイフリッジを越え、悪名高き「覚兵衛沢のコル」を下ります。。

というか、、このコルは、もう二度と歩きたくない場所です。
下りの道で、コルを登って第一高点を目指す登山者が少なからずいらっしゃいましたが、もう、もう、それだけで大尊敬。私には無理だわ、、ってことで写真なし!(分かりやすい。。)
2014年08月03日 07:59撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/3 7:59
そのあとは、このナイフリッジを越え、悪名高き「覚兵衛沢のコル」を下ります。。

というか、、このコルは、もう二度と歩きたくない場所です。
下りの道で、コルを登って第一高点を目指す登山者が少なからずいらっしゃいましたが、もう、もう、それだけで大尊敬。私には無理だわ、、ってことで写真なし!(分かりやすい。。)
疲れ切った顔が全てを語ります。。
2014年08月03日 11:07撮影 by  iPhone 5s, Apple
10
8/3 11:07
疲れ切った顔が全てを語ります。。
ともあれ、ゴール!
2014年08月03日 11:05撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/3 11:05
ともあれ、ゴール!
戸台川へ降り、川の水で脚をアイシング。これがかなり効果あり。

2014年08月03日 11:39撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/3 11:39
戸台川へ降り、川の水で脚をアイシング。これがかなり効果あり。

ふと見上げると、今歩いてきた稜線が、おどろおどろしい姿を見せて、、ひぃー!良く歩いたなぁ、、
2014年08月03日 11:49撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
1
8/3 11:49
ふと見上げると、今歩いてきた稜線が、おどろおどろしい姿を見せて、、ひぃー!良く歩いたなぁ、、
ひとしきり休憩したあとは、八丁坂経由で北沢峠に戻ります。

冬道に使われている、というこのルート。途中、美しい沢あり、静かな苔の森あり、南アルプスを感じる素敵な道でした。
2014年08月03日 11:55撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
3
8/3 11:55
ひとしきり休憩したあとは、八丁坂経由で北沢峠に戻ります。

冬道に使われている、というこのルート。途中、美しい沢あり、静かな苔の森あり、南アルプスを感じる素敵な道でした。
いっくらでもある沢水。それまでの我慢の蓋が取れて、「南アルプスの天然水」をお腹いっぱい飲みました!
2014年08月03日 13:04撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
2
8/3 13:04
いっくらでもある沢水。それまでの我慢の蓋が取れて、「南アルプスの天然水」をお腹いっぱい飲みました!
北沢峠に着くと、大好きなクリンソウ。
10年前、この場所で知ったクリンソウ。
その姿を見た瞬間、涙が、、、、やったんだ、私。
2014年08月04日 07:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/4 7:14
北沢峠に着くと、大好きなクリンソウ。
10年前、この場所で知ったクリンソウ。
その姿を見た瞬間、涙が、、、、やったんだ、私。
かんぱーい!!
2014年08月03日 15:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/3 15:41
かんぱーい!!
この辺りから、ようやく湧いてきた実感と共に、タコス飯で大反省会♪
2014年08月03日 18:34撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/3 18:34
この辺りから、ようやく湧いてきた実感と共に、タコス飯で大反省会♪
長衛小屋で買った温めていない「おでん」。いっぱい入ってて、美味しくて、これで¥400は安い!!
2014年08月03日 17:48撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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8/3 17:48
長衛小屋で買った温めていない「おでん」。いっぱい入ってて、美味しくて、これで¥400は安い!!
8/4(月)
翌早朝は、雨音で起こされるも、撤収作業をする頃には上がってくれた。クリンソウに見送られ、7:20発のバスで北沢峠を出発。
2014年08月04日 07:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/4 7:15
8/4(月)
翌早朝は、雨音で起こされるも、撤収作業をする頃には上がってくれた。クリンソウに見送られ、7:20発のバスで北沢峠を出発。
仙流荘で、高遠行きのバスを待ちながら蕎麦を食う。うまし!
2014年08月04日 08:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/4 8:27
仙流荘で、高遠行きのバスを待ちながら蕎麦を食う。うまし!
そして、伊那市の「見晴らしの湯」でも蕎麦を食う。うまし!
ちなみに、帰宅後の翌日も、蕎麦を食う。すっかり蕎麦ジャンキー。
2014年08月04日 12:52撮影 by  iPhone 5s, Apple
4
8/4 12:52
そして、伊那市の「見晴らしの湯」でも蕎麦を食う。うまし!
ちなみに、帰宅後の翌日も、蕎麦を食う。すっかり蕎麦ジャンキー。
彼が頼んだ「メガ盛り」。ソースかつ丼が有名なだけあって、美味しい揚げ物満載でした♪
2014年08月04日 12:57撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/4 12:57
彼が頼んだ「メガ盛り」。ソースかつ丼が有名なだけあって、美味しい揚げ物満載でした♪
「見晴らしの湯」の露天風呂からは、ドーンっと広がる南アルプスの稜線を見ることができ、いつまでも飽きることなく入っていたかった。
2014年08月04日 14:06撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/4 14:06
「見晴らしの湯」の露天風呂からは、ドーンっと広がる南アルプスの稜線を見ることができ、いつまでも飽きることなく入っていたかった。

装備

個人装備
ヘルメット ★安環付カラビナ ★シュリンゲ(120 60) ★ビナ数枚 ヘッデン コンパス 筆記具 ライター 保険証 ハイドレーション トイレットペーパー てぬぐい 計画書 ストック シュラフ(カバーなし) ザックカバー 雨具(上下) 防寒着(ダウン) 手袋 非常食(1日分) 行動食 食材 ★セルフ用に用意したが実際は使用せず。
共同装備
テント一式 ガス+コッヘル 医薬品 ラジオ プラティパス 1/50000地形図 1/25000地形図
備考 稜線でのビバークとなるので、薄手のダウンは持参して正解でした。あとは、ガレ場でのビバークを考慮したエアマットがあれば尚よし。

感想

初めて甲斐駒ケ岳に登った時、その先に連なる切り立った山並に憧れた。
あんなところを歩くことができるんだ!

それから10年。
その山に、挑み、無事クリアできた今。
とっても大きなものを得ることができたような気がする。

前回の沢歩きで、少なからず、自信を失いそうになっていた。
体力も、スキルも、今まで何をやってきたんだろうって、、
一時は、この鋸岳計画も、延期にしようかと頭をよぎった。
でも、このままじゃ、どんどん諦める方向に向かいそうな気がして、
敢えて計画通り、挑むことにした。

無事終えることができた今、
これからも、また山を歩ける自信が生まれました。
山の神様、本当にありがとう!
鋸岳、めっちゃ男前な山でした!

よーし!次はどこに行こう!

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コメント

やりましたね!
念願のルートの踏破、おめでとう!
お天気に恵まれ、無事、戻られて良かった、良かった!
今は、達成感で胸がいっぱいでしょう。

愛らしい小動物は、オコジョのようですね。動きが素早く、遭遇してもなかなかカメラに収めるのが難しいのに、よく、写せましたね!
もしかしたら、オスかな? tanukimiさんの魅力に、一瞬、動きが止まったとか・・・
                          mizuki
2014/8/6 15:40
Re: やりましたね!
mizukiさーーーーん!

はい!やりましたー!
そして、沢山のアドバイス、本当に心強かったです!!
特に、水場に関しては、アドバイスを聞いて、
下から担ぎあげて大正解

本当にありがとうございました

オコジョに会ったのは初めてだったのですが、
ナキウサギとも違うかわいさ。もう、メロメロです

mizukiさんのずーーっと後ろをちょこちょこついていくんで
これからも、よろしくお願いしまーす
2014/8/6 18:03
おめでとうございます♪
こんばんは〜

tanukimiさんの夏は日高かと思っていましたが意表をつかれました
書物では読んだ事の有る懸垂下降が必要なP1、P2・・Pn シリーズ ですよね?

鎖で事足りてザイル持参の必要はないのですか?
51枚目、あらためて男らしいっス

61枚目からは食べすぎです

行動力がうらやましい
登山口にたどり着ければスイッチが入るのですが、現地に行くまでが億劫なお年頃です・・

ではでは〜
2014/8/6 20:27
Re: おめでとうございます♪
mumcharlieさん、こんにちは〜

今年も北海道行きたかったんですけどね〜
夏靴やらテントやらを購入してしまったもので、財布が厳しく、
久しぶりに、本土の夏山を楽しんでいます♪

で、で、P1、P2って
実際に歩いてみると、それほどのものでもなく、
岩場に慣れている人ならザイルは必要ありません。
ただ、鎖が若干長いので、どうしてもぶら下がりがちな初心者がいる場合は、ザイルがあると良いと思います。

>51枚目、あらためて男らしいっス
うひひ。この逞しい背中に惚れちゃあ、あかんよ

>61枚目からは食べすぎです
あはははーーーーーーー
軽量化に努めた山行後は、下界におりたら、とまりませーーーんっ♪
しかも、獄暑の東京を抜け出しての贅沢な時間。うきゃきゃ
長野の蕎麦は、やっぱり美味しかった

最後に、雲取山をママチャリで登っちゃう方は、
「行動力がない」なんて言っちゃいけません。 メッ
2014/8/7 11:51
いいなあ
おお〜
すごい眺め、まさに天空の世界ですね。
テント担いでヘルメットして登攀って、なんかすごすぎる。
しかも3000m級は夏でもダウンいるのか・・・(!)
いいなあ、楽しそうだなあ。
天気も良くて、良かったですね!
2014/8/10 22:33
Re: いいなあ
こんにちは〜

今回は、久しぶりに夏山の天気に恵まれた貴重な山行だったのですよ〜。
岩場の難易度は、天気に左右されますからね〜。本当に助かりました ホッ

szkmsyさんも、荷歩(テントなど負荷をかけて歩くこと)をしたり、
ちゃくちゃくと準備を進めているようですが、今年は尾瀬?もしくは、飯豊?

先日、TVで飯豊連峰縦走が放映されていて、もうウットリ
私達も日程が合えば、秋の飯豊を歩きたいです

ところで、ダウンですが。寒がりの私には、必須なのです。
もちろん、薄手のものですが、あるとないとでは安心感が違う。。
下界では35℃と言っている最中でも、稜線上のテントは、
寒いですからね〜。
2014/8/11 17:35
Re[2]: いいなあ
ムフフ
お察しの通り尾瀬に行って参りました。
いまやっと、レコを書き上げたところです。

レコにも書きましたが、tanukimiさんの世界に比べると、こっちはハイキングみたいなもんだな〜って、至仏山の木道階段を見て思いました(笑)

私も念願のテント泊!
あれこれ持って行くものすごく悩みました。
昨年、避難小屋でのtanukimiさんたちのスマートさ(ムダが無く最小限な感じ)を見て、すごく参考、勉強になったことが忘れられません〜
2014/8/13 20:10
Re[3]: いいなあ
今、レコを見てきました!
そして、なんか感動しちゃった

自分の家を背負って、大好きな山を歩けるって、すんごい贅沢ですよね。
平気な顔して歩いているけど、実際は、すんごく重くて肩や腰が痛かったり、
山に入る前に、日々トレーニングを積んできたり、、
だから、そんなことも含めて、登頂出来た時はすんごく嬉しい!

山は、一歩一歩、重ねて&続けていけば、ちゃんと次のステップにつなげることができるから私も続けられているのかなぁ〜と思うんです。

東北はいい山がいっぱいあるからいいなぁ〜。
2014/8/14 11:56
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