1泊2日 扇沢〜五竜遠見
- GPS
- 20:39
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 3,898m
- 下り
- 3,800m
コースタイム
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:46
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:00
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
00:29 立川 JR ムーンライト信州 (白馬行) 05:30 信濃大町発 バス・アルピコ交通 (扇沢行) 06:10 扇沢着 ■■■ 帰り ■■■ 16:20 アルプス平 五竜とおみテレキャビン →とおみ駅 16:35 エスカルプラザ〜神城駅 無料シャトルバス 16:46 神城 JR →信濃大町 →松本 →甲府 →大月 →国分寺 22:41着 |
ファイル |
(更新時刻:2014/08/10 20:25)
|
写真
感想
上高地から白馬までを分割して縦走する計画で今回はその2回目。
前回は上高地から槍ヶ岳に登り、そこから針ノ木峠までを歩いた。
今回は4連休を取得し3泊4日で針ノ木峠から栂池まで縦走するつもりだった。
しかし、出発の時から天候が悪く、台風が近づいているとの情報もあった。
歩いてはみたものの好転する気配は感じられず、2日目にリタイヤ
五竜山荘から下山した。
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●●● 8/4 1日目 雨のち曇り ●●●
00:29 立川からムーンライト信州にのり信濃大町へ
今回は隣が空席だったため横になって眠れた。
信濃大町では臨時の扇沢行きのバスで移動
06:10 扇沢に到着。既に少しだが雨が降っている。
のんびりと支度する。
06:45 扇沢を出発
大沢小屋の手前で雨が強くなってきた。
大沢小屋の中で合羽を着て出発。
前回に続き、今回もまた合羽を着ての登りだ。
針ノ木雪渓を登るのは蒸し暑く苦痛だった。
雪渓が終わる頃に雨は止んだ。
10:13 針ノ木小屋に到着
ここで早めの昼休み、ラーメンを注文。
麺類は体が温まるし、食べるのは楽だし、
水分補給も出来るのが良い。
30分休憩して出発する。
岩場の道だが比較的歩きやすい、
植物を見ながら登り続ける。
11:28 針ノ木岳
スバリ岳まではガレ場が続く。ペンキのマークを頼りに
進んでいく。途中分かりづらい箇所もあり
踏むたびに地面が崩れるなぁっと思っていたら
コースミスをしていた。
途中、左側には黒部湖が見え隠れする。
12:15 スバリ岳
小スバリ岳山頂は気づかずに通り過ぎてしまったようだ。
尾根道は明瞭
相変わらずの曇りだが見通しは良くなってきた。
多少のアップダウンを繰り返しながら赤沢岳、鳴沢岳を
通り過ぎると、やがて新越山荘が見えてきた。
14:48 新越山荘
今日の山小屋は新越山荘到着が15時前なら種池山荘
過ぎていたら新越山荘と決めていた。
まだ15時前だったので通過して種池山荘へ向かう。
なだらかな登り下りの歩きやすい尾根道
途中、おにぎりやカロリーメイトを食べながら進む。
15:27 岩小屋沢岳を通過
種池山荘の赤い屋根が見えてくる。
途中、種池山荘に滞在するパトロールの方が新越山荘から
種池山荘に向かう登山者を双眼鏡で見守っていた。
私の到着予想時間を教えてくれた。
16:31 種池山荘到着 宿泊手続きをする前に外で休憩していたら
少しだけ青空が覗き、明日登る爺ヶ岳が見えるようになった。
部屋は2階、和室に布団の相部屋、ゆったりできた。
廊下の幅が広く、余裕でザックを置ける。
夕食後に外で時間を過ごすが、夕陽・夕焼けは拝めなかった。
天気予報の時間になるとロビーのTVに大勢が集まる。
前線が日本海上にあり高山の天気予報は雨
台風が沖縄に近づいていた。
夜になると部屋の窓からは大町だろうか、街の明かりが見えた。
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●●● 8/5 2日目 晴れのち曇り、時々雨 ●●●
4時に起床、曇り、明るくなるのを待つ。
朝食はなし、代わりに弁当を頼んでおいた。
05:15 種池山荘を出発
雲は多いものの青空も見える、まずまずの天候。
風が涼しく気持ちいい。
最初は爺ヶ岳までの登り、のんびりと歩く。
05:47 爺ヶ岳南峰
展望の良い山頂、遠くまで見通せる。
鹿島槍ヶ岳、剱岳、針ノ木岳などの山頂は雲の中、残念。
次に爺ヶ岳中峰を通過、
爺ヶ岳北峰は道が閉ざされていた。
その後はしばらく高度を下げ続ける。
06:53 冷池山荘を通過
ここから鹿島槍ヶ岳山頂まで約500mの登り
ほとんど雲に隠れていた鹿島槍なので
登るに従い、視界も悪くなってくる。
布引山を通過した時点で殆ど展望なし
08:19 鹿島槍ヶ岳
やはり何も見えず、とりあえず証拠写真だけ撮っておく。
鹿島槍ヶ岳北峰はやはり雲の中だったので割愛。
八峰キレットへと標高を下げると再び視界が戻ってくる。
途中、吊尾根付近で雷鳥の親子を見ることが出来た。
親1羽、子5羽、保護色なので写真でみると解りづらい。
八峰キレットへの下りでまた少し青空が見えたが
これが今回の最後の青空だった。
09:47 八峰キレットを通過
よほど危険なのかと思っていたが、梯子や鎖が整備され
不安なく通れた。
10:00 八峰キレット小屋
ここで食事休憩、西側の景色を眺めながら種池山荘の弁当を食べる。
剱岳はずっと雲に隠れたままだった。25分休憩し出発した。
五竜岳までは、まずガレ場の登り、その後に岩場の
アップダウンを数回繰り返す。
13:18 五竜岳
残念ながら、ここも展望なし
山頂付近は五竜山荘からピストンする登山者で賑わっていた。
五竜山荘へ下る途中で雨が降り始めたので合羽を着用。
14:08 五竜山荘に到着
山荘に到着した時には雨は止んでいたが、雲は厚い。
明日以降は待望の不帰の剣や白馬岳だが天候は期待できない。
体調は良好なのだが、そんな理由でモチベーションが
上がらない予定を変更しここで下山しようかと思案する。
五竜とおみテレキャビンの最終は16:30だそうで、
間に合うかどうか、かなり際どい時間だったが
怪我をしなければ絶対間に合わせると信じ、下山を決定。
14:16 白岳
ここから五竜遠見の尾根に入る。
雨が降ってきたが、合羽を脱いだり着たりする時間も
惜しいため着ないまま歩き続けた。
そのため、靴の中までずぶ濡れになってしまった。
仕方ないと思うものの、やはり気持ち悪い。
14:45 西遠見山
この辺りから傾斜は緩やかになり障害も少なくなってきた。
安全と思う場所は走って下りた。
15:27 中遠見山を通過
小遠見山への登りの道が見えていて面倒だと思っていたら
都合よく巻道があったので迷わず巻道を選択。
ここで、ゴンドラに間に合うと確信しペースを落とす。
下の町の風景は眺められるが、五竜岳の方を見ると
相変わらず厚い雲の中だった。
16:05 地蔵の頭
周辺はゴンドラ駅からの散歩周回コース
16:15 五竜とおみテレキャビン・アルプス平駅に到着、間に合った。
ゴンドラ駅からは神城駅までの無料送迎バスがあった。
衣服が濡れているため、体が冷えきっていたのだが
交通が順調につながっていた為なかなか着替えられず、
松本駅でようやく着替えることが出来た。
白馬までの行程は次回へ繰り越しとなったが
まぁ、今回も無事で何より。
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