前劔からご来光と劔岳登頂☆
- GPS
- 09:59
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,281m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:00
3:59 一服剱
5:01 前剱
5:37 平蔵の頭
5:53 カニの縦バイ
6:06 カニのハサミ
6:33 剱岳
9:11 剱澤小屋
9:18 剱沢キャンプ場
11:45 剱御前小舎
12:44 浄土橋
12:49 雷鳥沢キャンプ場
12:59 雷鳥沢ヒュッテ
13:10 雷鳥荘
13:28 みくりが池温泉
13:37 みくりが池
13:40 室堂
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・剣沢テント場から剣山荘まで暗いうちは多少迷う可能性あり。ペンキや旗を見失わないように。 ・剣山荘からは、下山するまで気を抜けない険しい道が続きますが、鎖場はどこも足場や手をかけるところがしっかりあり、三点支持を厳守すれば難易度はそこまで高くありません。 ・最も注意すべきは前劔からの急斜面の下りです!ガレてて、浮石も多いので、鎖場が終わったからといって気を緩めると落石起こしたり、滑落します。登山届を出す時にも遭難多発してるのでとにかく前劔からの下りだけは気を付けるようアドバイス受けました。 ・カニの縦ばいは、前の人と同じ鎖をつかむことがないよう焦らず間隔を空けましょう。三点支持厳守で。 ・カニの横ばいは、一旦鎖場を少し下りると、取り付き点にペンキで目印があり、鎖をつかんだら勇気を出して少し岩場から身体を離すと最初の右足を下ろす位置がよく見えます。しがみつくほど見えなくなり怖さが増します。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
前日は雨で濡れたせいか頭痛がして夕方からたっぷり寝たので深夜1時半には起床☆外に出てみると、雨もあがり、一面の星空!!朝ごはんを食べてトイレに行き3時前にテント場を出発☆剣山荘までは若いお兄さんと一緒に行きましたが、暗いので目印探しながら岩場を歩いたり雪渓を横断したので長く感じました。
初めての劔岳でワクワクする一方でカニの縦ばいや横ばいなどの難所は写真で見れば見るほど怖そうで遺書でも書いていこうかと思うくらい不安でもありました(^_^;)
ただ、前劔で五竜岳方向からのご来光を見た時は不安も何もかもが吹っ飛んで、ただただ呆然と感動的な絶景に見とれてしまいました。一服劔でご来光が定番なのかなと思っていたのですが日の出の時刻よりも早く着いたのと登山者が夏のピークで渋滞すると聞いていたので先に進んで正解でした!
鎖場が沢山ありましたが、結構思ってたけど以上に距離が短くて、足場もしっかりしていて三点支持で難なく通過できたので安心しました(^_^;)カニの縦ばいも長い距離絶壁を攀じ登るのを想像してましたが割りとあっという間だった気がします。
それでも劔岳頂上に登頂した時は感動しました(^O^)達成感もありました!頂上からは360度遮るものもない絶景で富士山、八ヶ岳、槍ヶ岳、後立山連峰全て見えて下りたくなくなりました!劔岳は怖くて難しいイメージがありましたが、そんなイメージも関係なくなるほどの絶景に言葉を失うばかりでした。
3時前に出発したおかげでほとんど渋滞に巻き込まれることなく歩けたのも時間に余裕もできて良かったです☆
下山は難所と云われるカニの横ばいがいきなり待っているので、ベテランさんの後ろに着いていこうと思ったら自分の前に誰もいない!しかも後ろにはカップル登山客が続いてます(^_^;)ということで覚悟してカニの横ばいに取り付きました!
カニの横ばいについてはネットで「最初に右足を置く一歩目」の情報を集めましたが、実際に通過してみるとなんてことなかったです(^_^;)鎖をつかんで体を岩壁から大きく離してみるとはっきりと一歩目の右足の置く位置が見え、右足をすんなり下ろせました。2歩目はすぐ隣に置場がありました。
カニの横ばいや平蔵の頭を通過し鎖場がほぼ終わり、前劔からの下りの始まり。遭難多発のガレた急斜面を前にもう一度自分に気を抜くな下山するまでが登山だと言い聞かせて落石起こしたりしないように優しく足を岩の上に置くようにして下りました。
一服劔からの斜面を下り終え剣山荘に着いた時にようやく「あー!劔岳に登頂できたぁ!いい山だった(*^。^*)」と一息つけました☆
テントに戻り、ビールとご飯を食べ、少し横になって休憩してからテントを回収して室堂に向かいました。室堂まではあまりアップダウンがない道なのかなと思っていたら雷鳥沢まで一気に下るので脚が痛くなるし、雷鳥沢からは地獄谷からの硫化水素ガスで目が痛いし、長い登り階段は劔岳登山よりも辛かったかも(^_^;)雷鳥沢から室堂まですぐかなと思ってたけど遠く感じました(^_^;)
室堂からの帰りのトローリーバスは座れたので助かりましたが黒部ダムから扇沢駅までのトローリーバスはすごい数の乗客で大渋滞でした。
この2日間、立山縦走にテントから見た星空に、前劔でのご来光、そして劔岳登頂と天気に比較的恵まれて本当に充実した山旅になりました☆
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