櫛形山（中尾根登山道↑北尾根登山道↓）

2022年11月19日(土) [日帰り]

• GPS: 07:50
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,355m
• 下り: 1,352m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:39
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:48

距離 16.5km 登り 1,355m 下り 1,359m

7:38 伊奈ヶ湖駐車場
7:45 7:45 菖蒲池駐車場
7:55 7:56 伊奈ヶ湖駐車場
10:15 10:24 ほこら小屋
11:08 11:08 櫛形山
11:20 11:24 櫛形山
11:36 11:42 櫛形山
12:13 12:53 裸山
13:06 13:10 アヤメ平
14:25 14:31 見晴らし台
15:28 伊奈ヶ湖駐車場
15:28 ゴール地点

天候

晴れ　
風はほぼ無し
登山口朝7時半時点で気温3℃位
午前中はずっと5℃以下
午後気温が上がって来ても10℃行くか行かないかの寒さ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県民の森グリーンロッジの駐車場を利用
※無料　トイレあり

コース状況／危険箇所等

・中尾根登山道
全体的に斜度はキツめ。
下部は針葉樹林のハイキングコース、標高を上げると落葉した明るい紅葉樹林の登山道となる。
分岐が多いが標識は豊富なので案内に従う。
途中櫛形山ほこら小屋という避難小屋があり、水場とトイレもある。
登山口から避難小屋まで2時間20分、
避難小屋から山頂（奥仙重）まではさらに50分程かかる。

・奥仙重〜櫛形山〜裸山〜アヤメ平
櫛形山はどっしり大きな山体を持つ台形の山で、上に出るまでは急登だが、登り切ってしまえば緩やかな山歩きとなる。この区間はアップダウンも緩い。
櫛形山からは富士山の、裸山からは白峰三山や鳳凰三山などの眺望が楽しめる。
アヤメ平にも避難小屋があるが、戸の立て付けが悪すぎて中に入るのは断念した。

・北尾根登山道
アヤメ平から降り始めると北尾根登山道に入る。
落葉の急斜面で滑り易く、葉の下に隠れた石や枝で歩き難い。
途中尾根側の道とトラバース道に分かれるが、後に合流する。
合流後少し先にみはらし台がありここは富士山のビュースポットだ。
これ以降は樹林下の眺めの無い面白味の無い道を30分ほど降ると北尾根登山口にでる。
アヤメ平よりの下りコースタイムは2時間ほど。

その他周辺情報

やまなみの湯　大人2時間600円　受付21時まで

写真

11/19 7:41

県民の森グリーンロッジの駐車場に車を停め準備を整える。
腹の具合がイマイチで計画より時間が遅れてしまったが、7時半頃出発
あまりに天気が良いので南伊奈ヶ湖に足を伸ばす。
風も無く湖面は鏡の様に空を写していた。

11/19 7:42

南伊奈ヶ湖には白鳥がいるらしい

11/19 7:44

白鳥居ないな〜
とりあえず湖一周してみるか

11/19 7:46

あ、白鳥居た！

11/19 7:47

湖付近は結構紅葉していた

11/19 7:49

カメラを構えた人が集まっており、なんだなんだと覗いてみると、白鳥撮影回が行われていた。
白鳥、人に慣れすぎじゃない？

11/19 7:49

先が長いのでそのまま通り過ぎたが、撮影回参加してみたかったなぁ

11/19 7:56

ここからが中尾根登山道。
ここを入らず車道を先に進むと北尾根の登山口にたどり着く

11/19 8:04

標識は多い。
山頂までの登りは2時間半から3時間くらいかかる様だ

11/19 8:09

道はよく整備され歩き易い。
登山開始暫くは針葉樹林下の道で眺めも無い

11/19 8:30

山林整備道がいくつも交錯する

11/19 8:30

30分ほど登ると登山道に日が差して来た。
一旦急登は終わりか（もう少しかかった）

11/19 8:53

針葉樹から広葉樹林と変わり落葉の明るい道を歩く。
斜度は中々弛まず急な登りが続く

11/19 8:56

道は完全に落ち葉で隠れてしまっているが、V字谷みたいになってるしこれに沿って進めば良いんだよね！

11/19 9:02

最近登山し過ぎなのか登山開始時点から右膝が痛い。
無理せず進もう

11/19 9:13

お、林道との交錯に着いたみたいだ。

11/19 9:14

途中あった標識では林道出合まで1時間40分とあったが、1時間10分で着いたな。

11/19 9:14

山頂までは何分なんだ？？

11/19 9:17

林道出合を過ぎても斜度は弛まず！
ひたすら急登が続く…

11/19 9:36

20分ほどで急登は終了。
ここからはなだらかな道かな？

11/19 9:54

奥秩父、金峰山辺りが樹々の隙間からチラリ

11/19 9:55

こちらは八ヶ岳

11/19 9:58

11/19 10:00

富士山も見えたぞ

11/19 10:08

あちらは石和、大蔵経寺山辺りだな。

11/19 10:11

平らな道を暫く歩く

11/19 10:13

突然森が開けキャンプ適地っぽい平地が現れた。

11/19 10:14

地図では祠頭と記された地点へ到着。
トイレと避難小屋が見えて来た

11/19 10:14

櫛形山ほこら小屋。
少し休憩しよう

11/19 10:18

パンを食べつつ小休止。
綺麗な小屋で水場もあるし余裕で泊まれそう。
ロングな縦走する人が利用するのかな。

11/19 10:24

小屋内で気温5℃だった

11/19 10:31

休憩を終え山頂へ向かう。
また登りが始まった。

ほこら小屋を過ぎて本日初めての登山者とすれ違う

11/19 10:33

木々にサルオガセがかかっているのが目立ち始めた

11/19 10:37

またまたサルオガセ

11/19 10:38

山頂を巻いて池の茶屋登山口へ繋がる道との分岐

11/19 10:48

裸山〜アヤメ平への道と櫛形山山頂への道の分岐。
当然櫛形山への道を行く

11/19 10:48

このまま平らなまま山頂つかないかな

11/19 10:55

バラボタン平

季節によっては薔薇や牡丹が咲き乱れるのか？

11/19 10:56

またまた分岐。
裸山への道は帰りに使おう

11/19 10:58

前方に見えるのが山頂か？
分岐から山頂意外に距離あるな

山頂迄の間に1人の登山者とすれ違った。
本日三人目。
あまり人と会わないな。登山者少ないのか？

11/19 11:05

最後の登り！

11/19 11:07

着いた〜

11/19 11:07

櫛形山山頂到着。
山頂標識立ち過ぎ！w

山梨百名山なんだな。
笹子雁ヶ腹摺山辺りの山にあった白い柱の標識もあるな。

11/19 11:09

特徴的な形の巨木が多いな
さらに先にある真の山頂？（奥仙重）を目指し出発

11/19 11:11

時々眺望が開ける東側は富士山ビュースポット
竜ヶ岳や天子山地の山々

11/19 11:15

南アルプスの街並み

奥仙重迄の間に親子連れとすれ違う（後に裸山山頂で再会）

11/19 11:20

お、着いたか？

11/19 11:20

ここ奥仙重が櫛形山最高峰らしい

山頂で池の茶屋登山口から来た男性とすれ違った。

11/19 11:23

手書きの標識があった。
標高2052m

11/19 11:37

櫛形山山頂まで戻って来た。
山頂からの富士山

11/19 11:45

さて、次は眺めが良いという裸山へGO！

11/19 11:50

分岐を裸山方面へ。
25分か、近いな

11/19 11:52

裸山まではなだらかな道が続く

11/19 11:57

ここら辺は道が錯綜していていくつも分岐が現れた

11/19 12:02

またまた分岐通過

11/19 12:05

奥仙重が見える

11/19 12:05

サルオガセだらけの森だな

11/19 12:10

裸山を前に久しぶりに二人組とすれ違う。
裸山周辺は植生保護の為か柵やフェンスなどやたら整備されていた。

11/19 12:12

櫛形山

11/19 12:13

山頂手前はこんな感じ

11/19 12:16

裸山到着。
ここで昼飯とする。

11/19 12:16

裸山からみた白峰三山！
近すぎてビビる

11/19 12:17

鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、高嶺

11/19 12:17

いや〜絶景絶景

11/19 12:17

裸山三角点

11/19 12:20

裸山からは富士山は頭しか見えない

11/19 12:27

今日の昼飯はシーフードヌードルとおにぎり

11/19 12:42

来年こそは白峰三山縦走してみたいな

11/19 12:53

さて、中々長く休憩してしまったが、13時前に下山開始。
下山し始めたら2組の登山者とスライド。
この分岐を左に折れアヤメ平方面へ。

11/19 12:55

サルオガセだらけ。
秩父のじゃなくてこちらの方が霧藻ヶ峰だよなぁ

11/19 13:01

またも分岐。
アヤメ平迄五分？直ぐだな

11/19 13:05

鹿柵を潜る

11/19 13:07

アヤメ平到着。
一時期鹿の食害で姿を消していたというが、鹿柵の効果か、あやめの花がまた復活して来ているという。

11/19 13:08

あやめ平避難小屋は立て付け悪すぎて中に入るのは諦めた

11/19 13:10

アヤメ平から北尾根に向かう。
ここら辺りはシーズンには花が咲き乱れるのだろうか。

11/19 13:11

昼過ぎで気温も5℃位まで上昇したが、地面には霜柱がまだあった。

11/19 13:13

すごいサルオガセだな

11/19 13:17

北尾根は結構斜度があり、落ち葉に隠れた石や枝で歩きにくいわ滑り易いわだった。

11/19 13:29

電波が僅かに入る場所だったので立ち止まりスマホゲーのイベントなどを10分弱してしまう。

11/19 13:29

この反対側にこちらに気付かずカモシカがのんびり歩いていたが、写真取りそびれた。

11/19 13:37

天気も良く富士山はまだ見えている

11/19 13:39

北尾根の尾根沿いの道とトラバース道の分岐。
自分はトラバース道を選択

11/19 13:42

写真だと分かりにくいが、道幅はあまり広く無く足元も良くない急な下りだ

11/19 13:47

甲府盆地が見えてる

11/19 13:58

これは普通の岩じゃ無いらしい

11/19 14:11

ここらで道を見失い別の尾根を降りてしまいまた登り返した。
危ない危ない

11/19 14:17

北尾根の別れた道と合流した。

11/19 14:18

ここら辺は今回の山行で初の紅葉だった

11/19 14:19

11/19 14:24

車道が見えた！
ゴールは近いのか…？

11/19 14:25

みはらし台に寄ってみよう

11/19 14:26

お、眺め良いね〜

11/19 14:26

関東の富士見100選だって

11/19 14:31

まだ登山口まで1時間くらいある。
少し時間も遅くなってるし、急がなきゃな。

11/19 14:50

こちらのルートはまだ紅葉あるな

11/19 14:53

11/19 14:56

面白味の無い樹林下の急な下りが暫く続いた

11/19 15:05

この左側の細い方が北尾根登山道

11/19 15:06

北尾根登山口まで降りて来た

11/19 15:07

グリーンロッジまで22分か…

11/19 15:08

帰りの車道歩きもそれなりに紅葉していた

11/19 15:27

登りで使った中尾根登山道の入り口まで戻った。

11/19 15:28

グリーンロッジの駐車場に帰還！
お疲れ様でした。

11/19 16:18

日帰り温泉で汗を流す

11/19 17:02

日暮に浮かぶ櫛形山

11/19 17:31

蕎麦を食ってから高速で帰還した。

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

kukaminn

5月に甘利山と千頭星山を縦走し下山中、南側の眺望が開けた時遠くに大きな山体が見えた。
下山後気になり調べたらそれが櫛形山だった。
そこまでハードではなく南アルプスの眺めも良いらしいので、毎年友人と行っている忘年山行の案のひとつとして提出してみたが、そちらは他の山が採用されたのでソロで登ってしまおうとやって来たのが今回の山行だ。

櫛形山は山頂に近い位置まで車で行けてしまう様だが（池の茶屋登山口）、あまりに短いハイキングはやる気が出ないので県民の森側からの登山を計画。
ヤマレコでもよく歩かれている中尾根と北尾根コースを使っての周回とした。

南アルプス市街地を走るとどっしりした山行が見えてくる。
山頂付近は平でなんとなく台形の様な形。
しかし稜線に出るまでは急登、そんな山だ。

登山口にある伊奈ヶ湖の紅葉を堪能した後8時前に登山開始。
当日はよく晴れたが、中尾根コースの途中にあるほこら小屋まで2時間以上1人もすれ違わず、（あまり人気のない山なのかな…？）など独り言。
気温は2〜3℃でかなり肌寒かったのでその所為もあったかもしれない。
その後も山頂まで5人くらいしかすれ違わず、静かな山行を楽しめた。

櫛形山山頂は眺望は微妙だったが、裸山から見る南アルプスはまさに絶景で、こんな近く見えるのかと感動。
白峰三山や鳳凰三山が良く見えた。
また、櫛形山には広くサルオガセが分布しておりそれを眺めながら歩くのも良い。
下山途中にある見晴らし台から富士山も良く見えた。

登りも下りも軽すぎず適度に歯ごたえがあり、また見所も幾つもある。
今はシーズンオフなのかもしれないが、花の季節や紅葉の時期にはかなり混み合うのかもしれない魅力のある、そんな山でした。