悪天候の鷲羽岳

2014年08月13日(水) ~ 2014年08月14日(木)

• GPS: 59:10
• 距離: 37.9km
• 登り: 2,657m
• 下り: 2,729m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:26
• 合計: 9:27

距離 13.9km 登り 1,635m 下り 131m

6:13 スタート地点
7:16 7:17 笠新道登山口
7:36 7:59 わさび平小屋
8:21 小池新道入口
9:12 9:13 秩父沢出合
9:44 チボ岩
10:52 10:53 シシウドヶ原
11:43 12:31 鏡平山荘
13:36 13:47 弓折乗越
14:02 14:03 花見平
14:20 くろゆりベンチ
15:40 双六小屋

2日目

• 山行: 2:33
• 休憩: 0:16
• 合計: 2:49

距離 4.3km 登り 282m 下り 285m

7:08 双六小屋
7:27 双六岳巻道分岐
8:59 三俣峠
9:35 9:51 三俣山荘
9:57 宿泊地

3日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:04
• 合計: 5:37

距離 6.2km 登り 592m 下り 660m

6:11 宿泊地
6:49 6:50 鷲羽岳
9:38 9:39 三俣山荘
10:18 10:19 三俣峠
11:37 11:38 双六岳巻道分岐
11:48 双六小屋

4日目

• 山行: 6:16
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:36

距離 13.4km 登り 142m 下り 1,646m

7:01 双六小屋
7:37 7:38 くろゆりベンチ
7:49 7:50 花見平
8:04 弓折乗越
8:42 8:57 鏡平山荘
9:41 9:42 シシウドヶ原
10:38 10:39 チボ岩
10:52 秩父沢出合
11:34 小池新道入口
12:10 わさび平小屋
12:27 笠新道登山口
13:09 13:10 新穂高温泉駅
13:37 新穂高温泉無料駐車場
13:37 ゴール地点

天候

13日：曇り
14日：雨
15日：雨
16日：雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・東海北陸道 飛騨清見IC〜高山清見道路（無料区間）高山IC下車
　高山国府バイパス（国道41号）高山方面へ
・高山国府バイパス（国道41号）冬頭町交差点左折、国道41号 富山方面へ
・国道41号下切町左折、県道89号 乗鞍平湯方面へ
・県道89号直進（町方交差点から国道158号に変わる）乗鞍平湯方面へ
・国道158号 平湯IC口交差点左折、国道471号へ
・県道475号栃尾交差点右折、新穂高方面へ
・県道475号トンネル途中の左側に深山荘入口が有り、そちらに入る
・進んだ先に新穂高無料駐車場あり

新穂高無料駐車場の詳しい情報は↓↓こちらにて。
http://www.kitaalpsgifu.jp/parking_info.html

コース状況／危険箇所等

・新穂高〜双六小屋
　登山道は素晴らしく整備されており、とても歩き易い
　ただ雨天時は、秩父沢含む前後の沢が増水し渡渉困難に
・双六小屋〜三俣山荘（裏道）
　こちらも登山道自体は問題なし
　ただ雨天時は増水した沢の渡渉や、ちょっとした滝のような登り降り箇所もあり
・三俣山荘〜鷲羽岳
　こちらも問題なし
　悪天時は強風に注意！

その他周辺情報

【山小屋情報】
双六小屋（テント場）
詳しくは↓↓こちらにて。
http://www.sugorokugoya.com/sugoroku/ryokin/sugoroku_ryokin.html

三俣山荘
詳しくは↓↓こちらにて。
http://kumonodaira.net/mitsumata/index.html

鏡平小屋
詳しくは↓↓こちらにて。
http://www.sugorokugoya.com/kagami/shokai/kagami_shokai.html

わさび平小屋
詳しくは↓↓こちらにて。
http://www.sugorokugoya.com/wasabi/shokai/wasabi_shokai.html


【今回の温泉情報！】
アルプス街道平湯 3階パノラマ大浴場
大人一人：600円
詳しくは↓↓こちらにて。
http://www.nouhibus.co.jp/alps/furo/index.html

写真

8/13 6:13

13日登山初日、天気は快晴！気分良く出発！！

8/13 6:23

新しくなった新穂高登山指導センター
ここで登山届を提出する。
あっ、岐阜県は登山届けが義務付けになりましたので
必ずて提出しましょう！

8/13 6:33

林道ゲートを潜り、さらに先を進む
ここにも登山届ポストがあります

8/13 6:57

この日は沢山の登山者がいました。さすがハイシーズン！(笑)

8/13 7:25

笠新道登山口
ここを進むのはまだ無理っす！(笑)

8/13 7:25

とまぁ〜 そんな事を思いながら先へ進みます

8/13 7:29

こんな天気の中を歩くのは本当に気持ちがいい！って下山時に痛感しました(笑)

8/13 7:37

わさび平小屋に到着

8/13 7:45

果物や野菜が湧水で冷やされてます

8/13 8:01

てか団体さんがいらっしゃったんで先を急ぐことに（苦笑）

8/13 8:06

はい、ブナの森です

8/13 8:16

雪渓が残ってました
日当たりもよく標高も低い方なのに

8/13 8:21

奥丸山分岐　ここから小池新道へ進み鏡平へ

8/13 8:22

ここから眺め、何気に好きだったりします(笑)

8/13 8:23

威風堂々的な立ち枯れもカッチョイイ！(笑)

8/13 8:57

ちょっと進むと槍が見えてきた！！！

8/13 8:58

小池新道は整備が行き届いてて素晴らしいの一言です！！

8/13 9:13

秩父沢に到着　ここでちょっと休憩

8/13 9:43

チボ岩　チボってどんな意味だ？？？

8/13 10:06

イタドリヶ原に到着

8/13 10:07

特に何する事もなくシシドウヶ原を目指すことに

8/13 10:31

がっ！ヘリに何度も心奪われる(笑)

8/13 10:44

シシドウヶ原に到着　うん、ナイスビューっす！

8/13 11:21

熊のおどりばに到着　正直、ダンシングベアってのも見てみたいもんです(笑)

8/13 11:21

中央の岩に書いてあった「鏡平500m」って文字に心が折れかける(苦笑)

8/13 11:33

ですが「あと5分」って文字に折れかけた心が持ち直す(笑)

8/13 11:41

鏡池に到着！雲が多かったけど良い景色でした！

8/13 11:45

てな訳で鏡平小屋に到着！

8/13 11:51

デッキには沢山の登山者が休憩されてました

8/13 11:57

私は宇治金時なんてものを食って寛いでみました(笑)

8/13 12:13

「ヘリが飛んでくるので離れて下さぁーい！」って言われ、デッキにいた人達は小屋の中や小屋の裏に避難させられる

8/13 12:15

ヘリ到着！てか爆風が凄まじい！！口の中が砂だらけになってまいました(笑)

8/13 12:22

再びヘリがやってきた！！

8/13 12:24

そして去っていく。ヘリと槍・・・ 何か語呂がいい(笑)

8/13 12:30

ヘリも堪能出来たので出発する事に！

8/13 12:54

この弓折乗越までの登りが中々しんどい

8/13 13:24

ちょっと登ったところから見る鏡平
某天空の城にも負けないくらいの素晴らしい眺望です(笑)

8/13 13:31

てな訳で弓折乗越に到着！

8/13 13:40

弓折乗越からの眺望　ただただ槍穂が素晴らしい！

8/13 13:59

花見台に到着！ここからやっと鷲羽岳の姿が！！

8/13 14:00

花見台ってだけあってたくさんの高山植物が咲いてましたぜ！

8/13 14:00

花見台から見る槍

8/13 14:00

花見台から見る穂高

8/13 14:02

花見台から見る双六岳

8/13 14:12

8/13 14:13

西鎌と北鎌

8/13 14:13

燕方面

8/13 14:20

鷲羽岳の下に双六小屋が！！てかこのヘリ、岐阜県警のヘリ？

8/13 14:22

くろゆりベンチに到着

8/13 14:22

ここも沢山の高山植物が咲いてました

8/13 14:23

高山植物と雪渓と槍　ベテランぽいカメラおじさんが撮ってたのでマネしてみました(笑)

8/13 14:28

小屋に大分近づいてきた！てかテントめっちゃ多くないか！？

8/13 14:54

やっぱテント多いわぁ(苦笑)

8/13 15:17

何とかテントを張れる良い場所を探し設営完了

8/13 15:41

双六小屋にてテントの受付を済ませ

8/13 15:44

こいつを頂く！(笑)

8/13 15:51

鷲羽を見ながら飲む生は旨すぎますぜぇー！

8/13 15:51

てか三俣山荘も見えました！

8/13 15:52

この日はテントも多いですが小屋の宿泊者も多かったみたいです

8/13 15:53

二日後にあの山頂に行くと思うと、妙にテンションが上がってくる！

8/13 16:05

再びテント場に戻る

8/13 16:12

ビールを飲みながら、

8/13 16:37

スギモトのハムを炒める

8/13 16:37

晩御飯はパスタ(笑)

8/14 4:51

翌14日　雨は降ってないが雲は多く風が強い

8/14 4:58

小屋にて天気を確認。天気下り坂との事だったので、雲ノ平は諦め・・・

8/14 4:58

取り敢えず今回は鷲羽岳のみにプラン変更する事に
勿論天気が悪化すれば鷲羽すら諦めなきゃね・・・

8/14 4:58

双六はガスの中

8/14 5:31

テントに戻りマッタリしてたら小火騒ぎが。。。

8/14 7:07

とりあえずテント張ったまま鷲羽までピストンすることに
で、天気が悪化してきたら三俣で素泊まりするプランに変更
その為テントは2泊分追加で支払う(苦笑)

8/14 7:07

てな訳で、取り敢えず三俣に出発！相変わらず双六はガスの中

8/14 7:28

裏道の分岐

8/14 7:28

時間短縮する為に裏道を行く

8/14 7:32

この辺りも沢山高山植物が咲いてました！

8/14 7:40

ハクサンイチゲと雪渓とガス

8/14 8:02

巻道から下ってきたところ
ここ、雨だとちょっとした滝になります(苦笑)

8/14 8:04

ここ、天気が良ければ本当に歩いてて気持ちが良いコースなんですけどね・・・

8/14 8:24

硫黄岳の辺りだけ日が差してました

8/14 8:35

ここのカールも凄く綺麗なとこなんですけど
このガスではね・・・

8/14 9:01

三俣峠に到着

8/14 9:01

当然三俣山荘を目指します

8/14 9:22

小屋が見えた！てか鷲羽の上半分見えねぇーじゃん！(笑)

8/14 9:35

三俣山荘に到着！ここ、サマーレスキューのモデルとなった診療所 らしいっすね。てか雨が降ってきたので、この日の鷲羽は断念し、素泊りすることに。。。

8/14 9:53

談話室

8/14 10:03

2階の食堂

8/14 10:03

カウンターに並ぶケーキセット

8/14 10:15

で、オムライスを食ってみた！下手な喫茶店より旨かったですよ！(笑)

8/14 10:16

三俣山荘自慢のコーヒーもいただく

8/14 10:22

コレ見たら飲まないわけにもいかないですよね(笑)

8/14 10:47

改築したばかりの寝室

8/14 11:07

雲の平のうたらしいです

8/14 11:15

鷲羽は諦めたので、早々とこんなのを頂いてみる

8/14 16:34

小屋で知り合った同じ愛知の方と昼頃からひたすらヤマトーーク！
楽しい時間ありがとう御座いました！！(笑)
あっ、顔出しNGだったらまずいので、一応隠しておきました。

8/14 16:58

雨も止んだので散歩でもしてみることに

8/14 16:58

遠くに双六小屋が見えます
んまぁ〜 双六川からも見えてましたしね(笑)

8/14 17:02

テン場まで行ってみた

8/14 17:04

テン場から見る鷲羽岳
天気が良ければヨダレもんの絶景なんでしょうなぁ〜！

8/14 17:07

テン場の脇には雪渓が残ってました
勿論ビールを冷やす事も可能です(笑)

8/14 17:21

何とか鷲羽岳の全貌を見ることができました！
がっ！この時以降見える事はなかったです・・・

8/14 17:22

三俣山荘とテン場

8/14 17:29

鷲羽水晶方面は水場ないらしいので、行く方はご注意を！

8/15 5:53

翌15日　ガスってるけど雨は降ってないので、空荷で鷲羽を目指す事にした！

8/15 5:59

スタートは尾根の長野側を歩くんですが

8/15 6:05

途中から富山側を歩く

8/15 6:10

だんだんと富山側の風が強くなってきた

8/15 6:19

ザレたつづら折りの道が続くが
歩き難くはなかったかっすよ

8/15 6:26

8/15 6:26

8/15 6:27

なかなかの急斜面だったんですね(笑)

8/15 6:33

この辺りから雨が降りだしました

8/15 6:49

山頂が見えてきた！

8/15 6:50

てな訳で今回最初で最後のピークとなった鷲羽岳登頂！

8/15 6:51

はい、記念のアレも(笑)

8/15 6:51

てか吹っ飛ばされるくらいの暴風雨でしたので
滞在時間1分で下山・・・

8/15 7:26

途中ライチョウに出会いホッコリ気分になる(笑)

8/15 7:43

三俣山荘まで戻ってきた

8/15 9:09

ちょっと山荘内でマッタリする

8/15 9:09

暴風雨は止む気配なし

8/15 9:40

雨の中双六のテン場まで戻る事に
巻道で戻ったんですが沢は水量が増しており
渡渉困難な状況でした

8/15 12:06

テン場まで戻ってきた！
暴風雨でしたがテントは無事でした(笑)

8/15 13:42

濡れた物が多々あったので
相方だけ小屋に素泊まりさせ
私一人テントで寝ることに(笑)

8/15 15:56

特にする事もなかったので、早々とお酒の時間にする！

8/15 16:36

この寝てる人岐阜県の山岳パトロールの人！色んな話聞かせてくれました！あざぁーっす！！

8/15 17:00

最後にコーヒーをいただきテントに戻る

8/15 18:59

二人用のテントを一人で寝るってのは
無駄に広く感じるもんですね(笑)

8/16 5:10

翌16日 テント内で朝食

8/16 6:40

雨が止んだ隙にテントを撤収

8/16 6:55

当然この日の双六もガスの中

8/16 6:56

こちらは西鎌方面
昨日出会った山岳パトロールの青年は槍に行くと言ってました・・・
無事着けたのでしょうか

8/16 6:56

7時前にはもう小屋には登山者は居ませんでした
なので私達も下山開始することに！

8/16 7:34

この時は前日より風は弱く雨も降ったり止んだりでした

8/16 7:34

相変わらずの白の世界

8/16 8:42

8/16 8:44

鏡平小屋まで戻ってきた

8/16 9:00

勿論槍穂なんざぁ〜見えやせんです(笑)

8/16 9:16

熊のおどり場辺りから雨も強くなり、雷鳴も聞こえてきました・・・(怖っ)

8/16 10:32

秩父沢手前の沢が派手な濁流で渡渉困難な状況になっていた

8/16 10:52

こちらが秩父沢
何とか橋は無事だったので素早く渡る

8/16 11:57

わさび平小屋まで戻ってきた

8/16 12:03

心身共に疲れたので、ラムネでリフレッシュ！！(笑)

8/16 13:15

豪雨や雷、濁流など緊張がつ続く下山でしたが
何とか登山指導センターまで下山しました！

8/16 13:25

駐車場まで戻ってきたら雨も止み・・・

8/16 13:39

青空が見えてきました(笑)

8/16 15:26

下山後、アルプス街道平湯まで戻り温泉に浸り
1階のレストランにて飛騨牛の牛丼をガッツク！(笑)

撮影機器：

XZ-10 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

makoten

13日〜16日で鷲羽岳に行ってきました。

当初はテン泊5日間で雲の平〜鷲羽・水晶に行く予定だったんですが
事前の天気では崩れそうとの予報だったので
プラン変更も止む無し的に行ってまいりました。

初日は天気も良く槍穂も鷲羽も双六も綺麗に見え
凄く楽しい山旅でした。

がっ！

14日から16日は悪天候が続きました。
なので大幅にプラン変更し日程も一日短くして下山しました。

下山して天気予報を見て判りましたが
前線が停滞してるなんて知りませんでした(苦笑)

てか、梅雨と同じじゃんかーー！！

こんな天気でも何とか鷲羽岳に登頂する事は出来ましたが
やはり天気が良くないと面白くないですね(笑)

ただ悪天時だと、山はここまで恐ろしくなるもんなんだなと実感しました。

この恐ろしさを忘れないようにして
今後の楽しい山旅ライフに生かしていこうと思っておりますよ。

てか、好天時に必ず当初のプランでリベンジしてやるーーー！！！

あっ、でも三俣山荘が気に入ったので
小屋泊プランもありかなと思っております(笑)